投稿日:2019/08/06
(最終更新日:2024/01/31)
ビューホットの「傷跡」について:後遺症についても
わきが治す治療「ビューホット」の傷跡と後遺症についてこの記事では詳細に書きます。切らないわきが治療として非常に人気があるビューホットですが、ビューホット治療にまつわるさまざま疑問や不安について解消できますようにこの記事が役立てば幸いです。
ビューホットの傷跡
「傷跡」と書きましたが、ビューホットの治療後、傷跡は実際のところ残りません。
正確に書くと、一時的な跡は付きます。
ビューホット治療は麻酔したうえで、生け花の剣山のような針で脇の皮膚を刺していきます。
針の先端は皮膚組織を貫通して、皮下にあるワキガの原因となっているアポクリン汗腺に到達します。
この針の先端だけから熱が放出され、アポクリン汗腺を破壊します。
この過程で、皮膚にも剣山のような粒々の跡ができてしまいます。

上記画像は治療直後のもの(上)右わき、(下)左わき
上記の写真は、ビューホット治療直後ですが、このように皮膚に跡が付きます。傷跡というよりも針跡が正確です。
でもご安心ください。時間の経過とともに、跡は薄くなって消えます。

上記画像は治療1か月後のもの(上)右わき、(下)左わき
上記は、ビューホット治療1か月後の写真です。まだ色素沈着の跡が残っていますが、このように薄くなっていきます。

上記画像は治療3か月後のもの(上)右わき、(下)左わき
上記は、ビューホット治療3か月後の状態です。
3か月後も経つと色素沈着の跡は完全になくなります。もちろん、傷跡の目立ち具合には個人差がありますが、最終的にはなくなります。
ビューホットの「傷跡」と大げさな表題をつけてしまいましたが、実際にはビューホット治療の傷跡は最終的には「ないもの」だと考えていただいて大丈夫です。
ビューホットの後遺症について
ビューホットには長期に残る後遺症は報告されておりません。ただ、ビューホット治療を検討するにあたって。下記の合併症に関する知識を持つことが大切です。
■傷跡と色素沈着
このブログの前半で記載した針跡や色素沈着がしばらく残ることがあります。他人に気付かれることがない程度までに目立たなくなるまで約1か月です。その後も目を凝らせば点状のふくらみが残っていることがありますが、さらに術後3か月程度で通常は完全になくなります。ただ、傷跡や色素沈着の残り具合はかなり個人差があります。このような個別の体質により、中に3か月以上残ることもあり得ます。
■腕のしびれ
脇の皮膚の下には腕神経叢(わんしんけいそう)と呼ばれている大事な腕の神経の束があります。治療時にはこの腕神経叢が傷つかないように細心の注意をしながら治療します。ただ、ビューホットのパワーがアポクリン汗腺を完全に焼灼して破壊するほどのパワーがあるだけに、脂肪組織を介してこの熱が神経を刺激することがあります。ビューホット治療中にたまに「びりびり」とした感覚が起こるのはこのためです。このビリビリとした感覚は一瞬で、その鈍い感覚が残ってしまうことはほとんどありません。しかしながら理論的には治療後の腕のしびれが少し残ることはあり得ます。もし腕のしびれが治療後あったとしても通常1週間程度でなくなります。
■ビューホット治療後の長期的な後遺症の有無
ビューホット治療後に生じる可能性のある副反応、具体的には傷跡、色素沈着、腕のしびれについて述べましたが、これらは一時的なものであり、数週間から数ヶ月で自然に完全に解消されます。したがって、ビューホットの治療による長期的な後遺症は発生しないとされています。。これらの情報を踏まえ、患者様はビューホット治療を安心して検討していただくことが可能です。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医として20年以上の経験がある。ビューホットを日本にいち早く導入し、スソワキガに対するビューホット治療を日本で最初に行った。ワキガ、スソワキガの治療例はこれまで延べ1万人を超える。
【関連項目】
わきが 多汗症, 多汗症, ビューホット, ビューホット治療
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