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2024/04/16

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【目頭切開の全て】効果・ダウンタイム・傷跡・デメリットなど

目頭切開のデメリット

目頭切開は、より魅力的で開放的な眼差しを作り出すための美容整形手術として、長年にわたり高い人気を誇っています。この手術では、目の内側、いわゆる目頭部分にある蒙古ひだ(内眼角贅皮)を切開し、目を大きく見せる効果があります。今回のブログでは、目頭切開によって得られる具体的な変化とその魅力に焦点を当てて、詳しく解説していきます。さらに、美容整形を考える際に気になるダウンタイムや手術後の傷跡などのデメリットについても深掘りします。

蒙古ひだ(蒙古襞)とは

蒙古ひだは内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)とも称されますが、目頭を覆うようにある皮膚のひだのことを指しますこのひだの形成には、鼻根部の高さとの顕著な関連が見られ、一般に鼻根部が低いほど蒙古ひだは顕著になる傾向にあります。主に遺伝的な要因により形成されるこの特徴は、特に女性に多く見られ、年齢と共にその特徴が目立たなくなることもあります。蒙古ひだは、東アジアや中央アジアの人々に典型的な顔貌の特徴として認識されており、アメリカ先住民やアフリカの一部の民族にも広く見られます。その生物学的な役割には諸説ありますが、一説には紫外線や雪の反射から眼を守る保護機能を果たしているとも考えられています。しかし、これについてはさまざまな見解が存在し、明確な科学的証明には至っていません。

蒙古襞の写真

出典元:

wikipedia:Epicanthic fold

蒙古ひだと二重の形の関係

二重まぶたの形状には、「平行型」と「末広型」の二種類があります。二重の形状は、日本人の目元の美容整形手術において非常に重要な要素であり、個人の顔の印象を大きく左右しますが、実は蒙古ひだの有無がこの形状に大きく関わっています。

■平行型

平行型の二重まぶたは、まぶたの折り返しが目の内側から外側までほぼ平行に走る形状です。このタイプは目を大きく見せる効果があり、蒙古ひだがない多くの西洋人の目に見られる特徴です。平行型の二重は、アジアの中でも比較的目の開口部が広い人や、蒙古ひだが発達していないアジア人に自然に形成されることもあります。

目頭切開のデメリット

↑平行型の二重

■末広型

末広型の二重まぶたは、目の内側が細く、外側へと徐々に広がりを見せる特徴的な形状をしています。この二重のスタイルは、蒙古ひだが顕著に存在するアジア人の間で特に多く見られ、自然な美しさと柔らかな印象を目元に与えます。特に蒙古ひだが発達している場合、目の構造上、二重まぶたの形成手術を行っても平行型になりにくいという特性があります。一重のまぶたから二重に変える整形手術を受ける際、蒙古ひだの影響で末広型が自然と形成されることが一般的です。

目頭切開手術とは

目頭切開手術は、目の内側にある蒙古ひだを繊細に切開し、取り除くことを目的とした美容整形手術です。しかし、この手術では単に蒙古襞の皮膚を切除するだけではなく、より複雑な技術が必要です。具体的には、蒙古ひだの下に位置する眼輪筋にも精密な切開を加える必要があります。場合によっては、この眼輪筋の一部を除去し、目の開きを大きく見せるための調整を行います。これにより、目頭の周囲の筋線維が適切に周囲から剥離され、内眼角が広がり、より明るく開放的な目元を実現することが可能です。手術が不完全な場合、目頭切開の効果が期待通りに表れないこともあり、皮膚が再び目頭を覆ってしまうリスクもあります。このため、経験豊富な専門医による正確な手技が非常に重要であり、手術を検討する際は、医師の技術や経験を十分に確認することが推奨されます。

目頭切開の効果

目頭切開手術は、蒙古ひだを精密に切除し、その下にある眼輪筋の癒着を剥離することで目の内側を広げ、より開放的な印象を与えることができます。特に、元々二重まぶたの方がこの手術を受けると、二重の折り込みが目頭側からより明確に立ち上がり、目元がはっきりとした平行型の二重に近づきます。これにより、顔全体の印象がシャープで魅力的に変化します。しかし、もともとの二重の幅が狭い場合、目頭切開だけでは理想的な平行型の二重にならないこともあります。そのような状況では、目頭切開と併せて二重の幅を広げる追加の手術が必要になる場合があります。このような複合的なアプローチによって、バランスの取れた美しい目元を実現することが可能です。

目頭切開前後

目頭切開は後戻りについて

目頭切開手術は、目元の印象を根本から変える効果がある一方で、その効果が後戻りする可能性についても理解しておくことが重要です。この手術では、目頭周囲の筋線維の癒着を適切に剥離することが非常に重要であり、この剥離作業が不十分だと、手術後の成果が弱まり、元の状態に近づく「後戻り」が発生しやすくなります。具体的には、手術直後に目頭が横方向に広がって見えるものの、時間が経過するとともにその横方向の広がりが減少することがあります。この後戻りは、特に筋線維の癒着が完全には剥離されていない場合に顕著です。そのため、手術の成功を持続させるためには、筋線維の癒着剥離を徹底的に行うことが不可欠です。

目頭切開に向いている人

目頭切開手術は、特定の条件に当てはまる人にとって特に効果的な美容整形手術です。以下に、この手術を受けることで大きな利益を得られる可能性のある主なケースを紹介します。

■蒙古ひだが発達している人

蒙古ひだが顕著に発達している方は、目頭切開手術によりその部分を繊細に切開することで、目の面積が広がり、より大きく魅力的な目元を実現することができます。この手術により、目元全体の印象が顕著に改善し、視覚的にも目が大きく見えるようになります。

■平行型二重にしたい人

平行型の二重まぶたを望む方にとって、目頭切開は非常に有効な選択肢です。目頭切開を行わずに平行型の二重を形成することも可能ですが、その場合、目頭側の二重のラインが狭くなる傾向にあります。より確実で美しい平行型二重を実現するためには、目頭切開が推奨されます。この手術によって、目の内側の部分が自然に調整され、望む二重の形がより明確に表現されます。

目頭切開に向いていない人

目頭切開手術は多くの人に美しい効果をもたらすことができますが、すべての方に適しているわけではありません。以下のような特徴を持つ方は、この手術が逆効果になることがありますので、注意が必要です。

■左右の目の間の距離が広い場合

左右の目の間の距離が広い(長い)方が目頭切開を行うと、目の間の距離がさらに狭まり、顔のバランスが崩れる可能性があります。このため、左右の目の間の距離が広い場合、目頭切開は推奨されません。

■蒙古ひだが少ない場合

蒙古ひだがほとんどない方が目頭切開手術を受けると、涙丘が過度に露出し、日本人特有の自然な目元の美しさが損なわれることがあります。この結果、不自然に見える可能性が高くなります。ただし、西洋人のように涙丘がはっきり露出した目元を望む方にとっては、目頭切開が適用される場合もあります。

目頭切開後の回復期間とダウンタイム

目頭切開手術は、他の目の周囲の美容整形手術と比較して、比較的腫れが少なく、内出血の発生も少ないため、回復期間が短いのが特徴です。手術後に皮膚を縫合する際に使用される糸は、目頭を囲むようにV字型に残りますが、この糸は手術から1週間後に抜糸されます。抜糸までの間、小さな保護テープが傷口に貼られますが、このテープが特に不快でなければ、日常生活に支障を来すことはありません。そのため、手術直後から通常の生活活動を続けることが可能であり、特に仕事を休む必要は通常ありません。ただし、個人の感じ方や職業によっては、状況に応じて短期間の休息を取ることも考慮されるかもしれません。目頭切開手術を検討している方は、ダウンタイムが比較的短いことを理解し、手術後の計画を立てる際にこれを考慮に入れると良いでしょう。

目頭切開の傷跡

目頭切開手術を受ける際、多くの患者様が気にされるのが術後の傷跡です。この手術の傷跡は、担当する美容外科医の技術水準に大きく依存します。高い技術を持つ医師による丁寧な手術では、傷跡は時間とともに目立たなくなり、数か月後にはほとんど気づかない程度にまで薄れることが一般的です。

目頭切開前後

 

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目頭切開のデメリット

目頭切開手術は多くのメリットを提供しますが、その一方でいくつかのデメリットも理解しておく必要があります。主なデメリットには、手術に伴う傷跡、必要な回復期間(ダウンタイム)、そして手術費用が含まれます。これらはすべての美容整形のおける切開手術共通の懸念事項ですが、特に目頭切開は、目周りの他の手術に比べてダウンタイムが短いとされています。これは切開範囲が比較的狭いためです。傷跡に関しては、担当する美容外科医の技術に大きく依存します。高い技術を持つ医師によれば、傷跡は術後数か月でほとんど目立たなくなることが期待できます。一方で、手術費用はクリニックによって大きく異なり、一般的には25万円から40万円の範囲内ですが、非常に高額または安価なオファーには注意が必要です。

目頭切開手術の流れ

①デザイン

目頭切開手術を成功させるためには、手術前のデザインが非常に重要です。この段階では、患者様の具体的な希望を詳しくお聞きし、どれだけの範囲で目頭を切開するかを決定します。多くの患者様が具体的な希望を持たずに「医師に任せる」と仰ることが多いですが、その場合でも、私は患者様の顔のバランスを詳細に分析し、最も自然で美しい結果をもたらすデザインを提案します。

②手術

私が行う目頭切開手術は、左右の目頭をそれぞれ約20分ずつ、合計で約40分の手術時間を要します。目頭切開手術は一般的に局所麻酔のみを用いて行われ、患者様に意識のある状態で目を開けたり閉じたりしてもらう必要があるため、静脈麻酔は通常使用しません。局所麻酔は施術開始時に少し痛みを感じることがありますが、その後は痛みを感じることなく手術を進めることが可能です。手術中に患者様に目を開け閉めしていただくのは、目頭の形状を正確に調整し、最も自然でバランスの取れた結果を得るためです。このプロセスにより、手術後の見た目がより自然で満足度の高いものになります。

③目頭切開手術は後

手術完了後、切開した部位を保護するために肌色の保護テープを貼ります。このテープは水に強い素材でできており、1週間はそのままにしておく必要があります。テープが意図せず剥がれてしまった場合でも安心できるよう、予備のテープを提供しておりますので、必要に応じて自身で再貼付することができます。手術後の日常生活については、特に制限はありません。洗顔やシャワーを含む日常の活動は問題なく行うことが可能です。抜糸まで特に通院は必要ありません。

④抜糸とその後のケア

目頭切開手術の重要な最終段階は、手術後1週間で行われる抜糸です。抜糸が完了すると、患者様は目頭部分のメイクを再開することができ、これにより日常生活への完全な復帰が可能となります。抜糸後は特別なケアも必要がないため、特に通院は必要ありませんが、何か気になる点があればいつでもクリニックにご相談されるとよいと思います。

目頭切開前後

まとめ

目頭切開は、長年にわたって多くの人々に選ばれてきた美容整形手術であり、その目的は目元をより魅力的に見せることです。目頭切開では蒙古ひだを切開し、自然で美しい平行型の二重まぶたを実現することができます。本ブログ記事では、目頭切開全般について、その効果、ダウンタイム、手術後の傷跡、そして潜在的なデメリットについて詳細に説明しました。目頭切開手術を検討されている方々にとって、これらの情報が手術の可能性と期待を理解し、適切な判断を下すための有益なガイドになることを心から願っています。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、二重治療、眼瞼下垂治療、逆さまつ毛治療、リフトアップ治療を得意としている。

【関連項目】

目頭切開のご相談はこちら

眼瞼下垂・目頭切開モニターインタビュー【症例写真あり】

眼瞼下垂・目頭切開を受けて喜ぶ森田真奈美さん【症例写真あり】

目頭切開、二重まぶた埋没法手術の5年後【外れない埋没法の実証】

驚異的な変化「目頭切開+二重まぶた埋没法」続編【手術直後写真】

 

 

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