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【若い人に人気!眉下切開が自然に二重幅を広げる】専門医による解説NULL

2024/04/25

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【若い人に人気!眉下切開が自然に二重幅を広げる】専門医による解説

眉下切開術後

眉下切開手術はもともとまぶたのたるみを取り除く手段として開発されましたが、その効果の自然さから、現在では若い世代にも広く支持される美容治療となっています。特に、よりはっきりとした二重を求める若者たちの間で、この手術の人気が高まっています。この記事では、なぜ眉下切開が若い人々にも選ばれる治療となっているのか、その理由と具体的な効果について詳しく掘り下げていきます。

眉下切開が人気なわけ

■自然に二重が広がる

眉下切開手術が若い世代を中心に人気を博している主な理由は、その自然な二重の仕上がりにあります。多くの人々がまぶたの厚さや腫れぼったさに悩んでおり、特にまぶたの皮膚が厚い人にとって、伝統的な埋没法や切開法で二重を形成すると、不自然なほど目が腫れぼったく見えることがあります。これは、まぶたの皮膚が上まつ毛に近い部分で薄く、眉に近づくにつれて厚くなるため、二重の折り返しが厚い皮膚で形成されるとその腫れぼったさが強調されるためです。眉下切開手術は、これらの問題に対する効果的な解決策を提供します。この手術では、眉下の皮膚をリフトアップし、まぶた全体を持ち上げることで、二重の幅を拡げることが可能です。まぶたの腫れぼったさが解消される上に、二重が広がるので、非常に自然な二重の形成が可能になるのです。

眉下切開術前

↑眉下切開治療前の状態

 

■眉と目の距離が縮まる

眉下切開手術は、眉毛と目の距離を自然に縮める効果があり、これが人気の一因となっています。この手術では、眉下の余分な皮膚を除去することで、自然に眉毛が下がり、眉と目の距離が短くなります。一般的に、眉と目の距離が長いことはアジア人特有の顔立ちの特徴であり、幼い印象を与える要因となります。一方、西洋人の顔立ちでは目と眉の距離が短く、これが成熟した、大人びた顔つきを形成する要素です。近年、二重の幅を広げる目的だけでなく、この眉と目の距離を縮めるために眉下切開手術を選ぶ方が増えています。この変化は、顔の全体的な印象をより洗練された、大人の表情へと導くため、特に若い世代からの注目を集めています。眉下切開により、眉と目の距離が縮まることで、より西洋的な顔立ちへと近づくことができるのです。

眉下切開術後

↑眉下切開後4か月の状態

眉下切開で大きくなるのか?

眉下切開手術は目を大きく見せる効果が期待される美容手術です。この手術が目の見た目を大きくする主な理由は、主に以下の二点にあります。

■目の開きが改善される
眉下切開により余分な皮膚が除去されることで、目の開きが良くなります。これは、いわゆる眼瞼下垂(まぶたの重みによる目の開きの悪さ)の症状が改善する効果が眉下切開にあるからです。

■二重の幅が広がり、見える面積が増加する

手術によって二重の幅が広がると、それまでまぶたに覆われて隠れていた目の上部がより露出します。このため、目全体の見える面積が増え、視覚的に目が大きく見える効果が得られます。

これらの変化により、眉下切開は目を大きく見せることに寄与し、多くの方々から支持されています。特に目元の印象を改善したいと考える若い人にとって、この手術は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

出典元:

Cleveland Clinic : Brow lift

眉下切開と埋没法、どちらを先に行うべきか?

まぶたの皮膚が厚い、またはたるみがある場合、余分な皮膚の除去と二重の幅をしっかり広げたいと考えると、どちらの手術を先に行うかという疑問が生じることでしょう。このような場合、一般的には先に眉下切開を行うことをお勧めします。眉下切開手術を先に施行する主な理由は、この手術だけでも二重の幅が自然に広がり、その結果、追加で埋没法を行う必要がなくなる場合があるからです。ただし、元々が一重である場合や二重の幅が特に狭いと感じる場合には、眉下切開と埋没法を同時に行うことも一つの有効な選択肢です。このアプローチによって、より効果的に目元の印象を変え、理想的な結果を得ることが可能になります。それぞれの患者様の目の状態と望む結果に応じて、最適な手術プランを検討することが重要です。

眉下切開で眼瞼下垂は治るか?

眼瞼下垂、つまり目の開きが弱いために黒目がまぶたに隠れていて、目が小さく見える状態は、多くの方にとって悩みの一つです。眉下切開手術は、状態によってはこの眼瞼下垂の改善に効果的です。特に、まぶたの皮膚が厚く、その重みによって目が十分に開かない軽度の眼瞼下垂の場合、眉下の余分な皮膚を除去することで、目の開きが改善されることがあります。一方で、くぼみ目の方や目を開閉する筋肉(眼瞼挙筋)の機能が弱い場合、眉下切開だけでは不十分なことが多く、これらの状況では眼瞼下垂の根本的な原因を解決するために、より専門的な手術である挙筋前転法が推奨されます。この手術では、まぶたを開閉する筋肉(眼瞼挙筋)を直接調整することで、目の開きを改善し、より長期的な解決を目指します。したがって、眉下切開が眼瞼下垂に対して適切な治療法かどうかは、個々の症状やまぶたの状態によって異なります。最適な治療法を選択するためには、経験豊富な専門医との十分な診断と相談が必要です。

↑軽度の眼瞼下垂なら眉下切開で改善します。

眉下切開で二重になるか?

眉下切開手術は、特に奥二重の方に対して、はっきりとした二重を形成する効果が期待できます。この手術により、まぶたの余計な皮膚を取り除くことで、二重のラインが自然に広がり、より明瞭な二重に変わることが多いです。奥二重の方がこの手術を受けることで、そのまぶたの隠れたポテンシャルを引き出し、顕著な二重瞼を実現することができます。しかし、完全に一重の方の場合、眉下切開だけでは二重瞼を作り出すことはできません。一重のまぶたの場合はは、眉下切開よりも直接的なまぶたの切開や埋没法など、他の手法が効果です。したがって、完全な一重からはっきりした二重への変化を望む場合には、眉下切開と他の手術方法を組み合わせることが一般的です。

↑眉下切開のビフォーアフター。奥二重が末広二重になります。

 

眉下切開でつり目になるか?

眉下切開手術により、目尻の位置を自然な範囲で引き上げることが可能です。これは、特に垂れ目の傾向がある方にとって、目元の印象を少し引き締める効果があります。しかし、眉下切開自体では、目尻を大幅に引き上げてつり目のような劇的な変化を達成することはできません。もし明確につり目の効果を求める場合、より適切な手段としてコメカミリフトを推奨します。コメカミリフト(コメカミ部分を切開して引き挙げるフェイスリフト)は、コメカミ部分を切開して皮膚を引き上げることにより、より顕著なつり目の効果を得ることが可能です。この手術は、目元だけでなく全体的な顔のリフトにも寄与し、より引き締まった若々しい顔立ちを実現します。つまり、眉下切開は目元の微調整には有効ですが、目を大きく引き上げるつり目効果を望む場合は、他の手術オプションを検討することが望ましいでしょう。

眉下切開は一重のままで受けられるか?

一重まぶたの方でも、眉下切開手術を受けることは可能です。この手術は主にまぶたのたるみや余分な皮膚を取り除くことに焦点を当てています。したがって、一重の方でも手術を通じてまぶたが軽くなり、その結果としてより開放的で明るい目元を実現することができます。眉下切開手術は、必ずしも二重を形成するためだけではなく、目の周囲の皮膚の状態を改善し、より若々しい印象を与えるためにも有効です。一重のままで目元の見た目を自然に改善したいと考えている方にとって、この手術は非常に有益な選択肢となるでしょう。目元の全体的な印象を改善し、よりクリアで健康的な目もとを求める方々に推奨されます。

眉下リフトはバレるか?

眉下リフトは目元の印象を顕著に変化させるため、手術を受けたことが他人にバレる可能性は完全に否定できません。しかし、この手術は二重の切開手術など他の目元手術に比べて、非常に自然な仕上がりとなるため、バレるリスクは比較的低いと言えます。多くの場合、周囲の人々はメイクの変更程度にしか感じないことが多いです。ただし、手術の傷跡が目立つ場合は、手術を受けたことが明らかになるリスクが高まります。そのため、傷跡を目立たなくするためには、経験豊富で技術力の高い医師を選ぶことが非常に重要です。手術を検討する際には、医師の技術レベルや過去の手術例を十分に確認し、安心して任せられる医師を選ぶことをお勧めします。こうした準備が、手術後の自然な美しさと満足度を高める鍵となります。

眉下切開傷跡

↑眉下切開後4か月の傷跡

まとめ

この記事では、特に若い世代に人気のある眉下切開手術について詳しく解説しました。眉下切開は自然に二重の幅を広げることができるため、自身の二重整形を他人に気付かれたくない方にとって理想的な選択肢となり得ます。手術により自然な美しさを引き出すことが可能ですが、眉下切開は比較的目立ちやすい部位に傷跡が残る可能性があるため、実施する医師の技術と経験が非常に重要となります。このブログが、眉下切開を検討している若者たちにとって有益な情報源となり、自分に適した美容手術の選択に役立てることを願っています。手術を検討する際には、信頼できる医師と十分なカウンセリングを行い、最終的な判断を下すことが重要です。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、目元の治療、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。切らないフェイスリフトのウルセラも日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。

【関連項目】

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まぶたのたるみには眉下切開!【症例写真あり】

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