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「フォトシルクプラス」についての記事まとめ

2024/01/11

院長ブログトップ > フォトシルクプラスのさまざまな効果

フォトシルクプラスのさまざまな効果

フォトシルクプラスのさまざまな効果

フォトシルクプラスのそばかすに対する劇的な効果や、赤ら顔が良くなる効果は以前のブログでも詳細に書きました。フォトシルクプラスをそばかすや赤ら顔の治療がきっかけで治療開始し、そばかすや赤ら顔がかなり改善した後も定期的にフォトシルクプラスを受けられるかたが多いのです。これはフォトシルクプラスを継続すると、肌の弾力やハリの改善を実感できるからのなのです。また、フォトシルクプラスを受ける以前は突発的なニキビの発生に時々悩まされてきたのに、フォトシルクプラスを始めてからニキビもできなくなったという感想もしばしばあります。この記事ではフォトシルクプラスのアンチエイジング効果やニキビを抑える効果を中心にフォトシルクプラスによるさまざま治療効果ついて詳しく解説します。

さまざまな効果が発揮される秘密

フォトシルクプラスにはさまざまな効果がありますが、フォトシルクプラスを含むIPL(Intense Pulsed Light)機器が多岐にわたる肌の問題に効果的な理由は、その波長が広範囲に及ぶからです。フォトシルクプラスでは、約500nmから1200nmの広い波長範囲の光を放出します。この広範囲の光により、メラニン(シミの色素)やヘモグロビン(血管)など、異なるターゲットに吸収されるさまざまな波長を含むことができます。また、広範囲の波長を用いることで、肌の異なる層に作用し、浅い問題からやや深い問題まで、多層的なアプローチが可能になります。以上によりフォトシルクプラスには下記にようにさまざまな効果があります。

■色素異常の修正

フォトシルクプラスは、メラニンが関係する色素異常、例えばしみやそばかす、太陽による肌の損傷を軽減する効果があります。IPL技術によって放出される光はメラニンに吸収され、余分な色素を分解し、肌のトーンを均等化します。特に、そばかすに対しては顕著な効果を発揮し、主要な治療法とされています。

■血管・赤みに対する治療

フォトシルクプラスは、赤ら顔や毛細血管拡張症などの血管関連の肌トラブルを改善することができます。IPLからの光はヘモグロビンに吸収され、不正な血管を縮小させたり消去したりします。

■にきびの治療

フォトシルクプラスは、にきびを引き起こす細菌に対して有効で、皮脂の過剰分泌を抑えることでにきびの炎症を緩和します。さらに、皮脂腺の大きさを小さくし、にきびの再発を防ぐ効果も期待されます。

■肌質の向上と若返り

フォトシルクプラスによる光照射は、肌の深部に存在するコラーゲンとエラスチンの生成を促し、しわや細かな線の目立たなくなる、肌の引き締め、そして全体的な肌質の向上へと繋がります。

フォトシルクプラスが肌の弾力やハリをもたらす効果とは

フォトシルクプラスが肌の弾力やハリを出す効果を持つのは、IPL(Intense Pulsed Light)技術がコラーゲンとエラスチンの生成を促進するためです。コラーゲンとエラスチンは肌の主要な構造物であり、肌の弾力性、強度、若々しい外観に関係します。以下にフォトシルクプラスが肌のコラーゲンとエラスチンの生成促進の原理を詳しく説明します。

■熱エネルギーの影響

フォトシルクプラスから放出される光は、肌に吸収されて熱に変換されます。この熱は、肌の深層部にあるコラーゲンとエラスチンを含む組織に達し、その構造に影響を与えます。

■自然な治癒プロセスの刺激

熱エネルギーが肌に吸収されると、肌はそれを小さな傷として認識し、自然な治癒プロセスを開始します。このプロセスの一環として、体は新しいコラーゲンとエラスチンを生成し始めます。

■コラーゲンのリモデリング

既存のコラーゲンは、熱の影響を受けて縮まり、再配置されることがあります。これにより、肌の表面が引き締まり、ハリが出ます。

■長期的な改善

コラーゲンとエラスチンの生成は即時に起こるわけではありません。治療後数週間から数ヶ月にわたり、新しい組織が徐々に形成され、肌の質感、弾力、全体的な外観が改善されます。

■細かい線やしわの減少

新しいコラーゲンの生成により、細かい線やしわが目立たなくなり、肌が滑らかになります。

フォトシルクプラスがにきびを抑える効果とは

フォトシルクプラス赤み除去

フォトシルクプラスにはにきびを抑える効果もあります。この理由は、IPL(Intense Pulsed Light)技術がにきびを引き起こす細菌と炎症に直接作用するためです。にきびは、過剰な皮脂、細菌の増殖、そして炎症の結果として発生します。フォトシルクプラスはこれらの問題に対処するための方法を提供します。以下はその原理です

■細菌の破壊

IPL装置から放出される光は、にきびの原因となる細菌、特にプロピオニバクテリウム・アクネスによって吸収されます。この細菌は光に反応しやすい物質を含んでおり、特定の波長の光を選択的に吸収します。吸収された光エネルギーは熱に変換され、この熱が細菌を破壊します。また、このプロセスは、にきびの炎症を引き起こす化学物質の減少にも寄与します。

■炎症の毛細血管を破壊

赤にきびと言われる、炎症が強く毛細血管が発達しているニキビにおいてはフォトシルクプラスから放出されるIPLの光が毛細血管内のヘモグロビンに吸収され、光エネルギーが熱に変換されることで毛細血管が破壊されます。その結果、にきびを引き起こす炎症物質が運ばれる血流が減少します。これにより、にきびの赤みと腫れが軽減されます。

■皮脂腺の活動調節

IPL治療は皮脂腺の活動にも影響を与えることができます。適切な波長の光が皮脂腺に達すると、その熱効果によって皮脂の過剰な生産が抑制される可能性があります。これにより、にきびの新たな発生を抑える助けとなります。

■肌の再生と治癒の促進

IPL治療は肌のコラーゲン生成を促進し、肌の再生と治癒を加速させます。これにより、にきび跡の修復や全体的な肌質の改善が期待できます。

フォトシルクプラスを受け続けると…

フォトシルクプラスを使い続ける

筆者がこのフォトシルクプラスを診療に取り入れてから約20年が経過しましたが、その間、その一貫した効果に深い信頼を置き続けています。本稿でご紹介した、そばかすやシミを目立たなくする効果、顔の赤みを軽減する効果、にきびの炎症を和らげる効果、そして肌に弾力とハリを与える効果は、明確であり、実際に多くの患者様が実感されています。特に注目すべきは、患者様の高いリピート率であり、これが筆者の信頼を一層強める大きな要因となっています。患者様の中には、最初はそばかすの治療や顔全体のシミ治療のためにフォトシルクプラスを試された方も多いですが、初期の治療目的が達成された後も、肌の状態を維持するために継続して当クリニックを訪れる方が大勢いらっしゃいます。実際、20年近くも継続的にフォトシルクプラスの治療を受けている患者様もおり、その結果として美しい肌を維持されています。また、20年以上も筆者と共に働くスタッフも、定期的なフォトシルクプラスの治療を受けることで、実年齢よりもずっと若々しく、美しい肌を保ち続けています。このような実例が、フォトシルクプラスの信頼性と効果を物語っています。

フォトシルクプラスの効果が発揮されるために

フォトシルクプラスはその実績から信頼される美容機器として知られていますが、その高い効果を実感するためには、以下のような重要な要因が考慮される必要があります。

■正しい診断

フォトシルクプラスは多様な肌の悩みに対応する能力を持ちますが、全てに万能なわけではありません。特に、肝斑と呼ばれる特定のシミや、状態によっては色素沈着を悪化させる可能性があることを理解することが重要です。また、にきび治療においても、状態によっては効果が限定的になることがあります。これらの点を踏まえ、患者一人ひとりに合わせた正確な診断が、成功への第一歩となります。

■設定値の適正化

フォトシルクプラスの照射効果は、肌の状態や色、問題の種類に応じて、照射設定を適切に調整することで最大化されます。経験豊かな医師による精密な設定値の選択は、治療の成功に不可欠です。誤った設定は、望ましくない副作用を引き起こすリスクを増大させる一方で、治療効果を著しく低下させる可能性があります。

■ 経験豊富な施術者の役割

多くの医療施設で、フォトシルクプラスの施術は看護師によって行われますが、施術者の経験と知識は治療の成果に直結します。信頼できる施設では、十分な訓練を受けた経験豊富な看護師のみが施術を行い、患者様の安全と満足を確保します。

■ 必要なショット数の確保

フォトシルクプラスで顕著な効果を得るためには、適切なショット数が不可欠です。ショット数を削減することでコストを節約しようとする施設もありますが、これは治療効果を損なう原因となります。適正なショット数による治療が、期待される結果を実現します。

■ 機器の定期的なメンテナンス

フォトシルクプラスのハンドピースは定期的な交換が必要な消耗品です。一定のショット数を超えたハンドピースは性能が低下し、効果が著しく弱まります。過去にフォトシルクプラスの治療で効果を感じられなかった場合、ハンドピースの適切なメンテナンスが行われていなかった可能性があります。

まとめ

本稿を通じて、フォトシルクプラスがもたらす多様な効果について深く掘り下げて参りました。フォトシルクプラスはその一貫した効果により、広く信頼されている機器であることが明らかです。しかしながら、この機器の潜在能力を完全に引き出すためには、適切な症状の診断が可能な医師と、施術経験が豊富な看護師の存在が不可欠です。治療の成功は、選択する医療機関の信頼性に大きく依存しています。

フォトシルクプラスは、確かに優れた機器ですが、その真価は患者一人ひとりに合わせた丁寧な診療と、厳格な機器管理のもとでこそ完全に発揮されます。信頼できる医療機関で適切な治療を受けることにより、フォトシルクプラスは皮膚の美しさを劇的に改善し、長期にわたって維持することが可能となります。最終的に、フォトシルクプラスを継続的に利用することで、美しい肌を保持し続けることができるのです。美とエイジングケアを追求する皆様の旅において、フォトシルクプラスが力強い味方となることを心より願っています。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがある。また、そばかす、シミ、にきび、ニキビ跡に対しての肌治療も積極的にさまざまな治療機器を導入し、多角的に治療を行っている。

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2024/01/09

院長ブログトップ > 赤ら顔の原因と治療法

赤ら顔の原因と治療法

赤ら顔

冷たい外気から暖かな室内への移動時に顔の赤みが増す赤ら顔。この現象は、体が気温の上昇に適応しようとする過程で血管を拡張させるために起こります。この血管の拡張によって顔への血流が増加し、肌が赤く見えるようになるのです。男性でも女性でも赤ら顔の方々は、このような温度変化に対して特に敏感で、血管の反応が一般的な人よりも顕著に現れる傾向にあります。しかし、赤ら顔がなぜ起こるのか、そのメカニズムは一体どのようなものなのでしょうか?そして、私たちが日常生活で取り入れられる予防策や、美容外科などの医療機関で受けられる最新の治療法・消し方にはどのようなものがあるのか。この記事では、赤ら顔の原因とその対策方法、医療機関での治療方法について、詳しく解説していきます。

赤ら顔の主な原因

赤ら顔の原因は複数あり、それぞれの原因には異なる程度の科学的エビデンス(医学的証拠)が存在します。以下に、エビデンスに基づく主要な男女の赤ら顔の要因を挙げます。

■遺伝的要因(生まれつき)

赤ら顔や酒さ(酒さ(ロゼアセア))は家族内で発生する傾向があることが報告されており、遺伝的要因が関与している可能性があります。いわば、「生まれるつき」であり、人の顔や体の特長の一つと言えます。一方、特定の遺伝子が直接的な原因と断定されているわけではありませんが、いくつかの研究でHLA遺伝子、Cathelicidin遺伝子、GLT1遺伝子と呼ばれる遺伝子の関連が示唆されています。現在では特定の遺伝子変異や遺伝的傾向が、皮膚の反応性や炎症に影響を与えることが考えられています。

■血管の過剰反応

皮膚の血管は、温度調節や感情の表現などのために拡張と収縮を繰り返します。赤ら顔の人では、これらの反応が過剰になりやすく、環境の変化や感情の変化によって顔が赤くなりやすい状態になります。従って、起床直後は自宅という同じ環境で感情の変化もないため、赤ら顔が目立たない場合が多いです。「朝は白いのに」と悩む赤ら顔のかたは多くいます。赤ら顔の方々は、温度変化、感情の変化、ストレス(詳細は後述)などによって血管が拡張しやすい傾向にあると言われています。赤ら顔という程でもないが、顔が赤くなりやす人は、この血管の反応性が敏感によるものです。このように血管の過剰反応が、顔の赤みを引き起こす主要な要因の一つとされています。

■炎症反応

赤ら顔の中でも特に病的症状が強い酒さ(ロゼアセア)では炎症反応が赤ら顔の一因とされています。炎症性サイトカインや皮膚の免疫応答が関与していることが示されています。

■にきび

にきびの皮膚の炎症反応の一つですが、にきびの悪化や寛解を繰り返しているうちに頬を中心顔の毛細血管が発達してしまうことがあります。この影響でニキビが治った後も赤ら顔が続くこともあります。

■紫外線の影響

長期的な紫外線露出は皮膚の老化を促進し、赤ら顔の要因となることが知られています。紫外線は皮膚のコラーゲンを破壊し、血管の構造を損なうことで、赤みや炎症を引き起こす可能性があります。

■食生活とライフスタイル

辛い食べ物、アルコール(詳細は後述)、カフェインなどは赤ら顔を悪化させることが報告されています。これらの物質は血管を拡張させる効果があり、顔の赤みを引き起こす可能性があります。

赤ら顔の原因はストレス?

赤ら顔の原因に悩む

ストレスが赤ら顔や酒さ(ロゼアセア)の症状に関与しているというエビデンスはあります。ストレスは皮膚状態に多方面から影響を与えることが知られており、以下のような機序を通じて赤ら顔の原因となる可能性があります。

■血管の反応性が敏感に

ストレスや感情の変化が体内でアドレナリンやコルチゾールなどのホルモンを放出させ、自律神経系を刺激し、血管の拡張を引き起こすことがあります。これにより、顔の赤みやほてりが生じやすくなるとされています。

■炎症反応の増加

ストレスは免疫システムに影響を与え、ホルモンやサイトカインの放出により炎症反応を増加させることがあります。炎症は赤ら顔や酒さ(ロゼアセア)の重要な要因の一つです。

■皮膚のバリア機能の低下

長期的なストレスは保湿機能を低下させたり、修復過程に影響を与えたりすることで、皮膚のバリア機能を低下させ、外部刺激に対する感受性を高めることがあります。

■行動の変化

ストレスは不健康な生活習慣(例:不規則な睡眠、不健康な食生活、アルコールやタバコの過剰摂取)を引き起こすことがあり、これらは肌の健康に悪影響を及ぼします。

赤ら顔の原因は肝臓?

赤ら顔と肝機能の悪化との関連は、噂や俗説で言われることがありますが、直接的な因果関係を示す明確な科学的エビデンス(医学的は証拠)2024年に筆者が広汎に調べた限りありません。しかし、肝機能の悪化が赤ら顔に間接的に関係している可能性は下記のいくつかの点で考えられます。注意点としてはこの関連は仮説的なものであり、個々の症状や健康状態によって異なる可能性があります。

■肝臓の解毒機能の低下

肝臓は体内の毒素や廃棄物を処理し、排出する重要な役割を持っています。肝機能が低下すると、これらの物質が体内に蓄積し、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。体内に毒素が蓄積すると、炎症反応が促進され、皮膚に赤みや炎症が現れやすくなり、赤ら顔になる可能性があります。

■ホルモンバランスの乱れ

肝臓はホルモンの代謝にも関与しており、特に性ホルモンのバランスを調整しています。肝機能の低下によりホルモンバランスが乱れると、皮膚の状態に影響を及ぼす可能性があります。特に、ホルモンの変動は皮膚の油分の分泌や血管の反応性に影響を与えることが知られています。

■アルコール関連の肝障害

アルコールの過剰摂取は肝臓に負担をかけ、慢性的な肝障害を引き起こす可能性があります。アルコール性の肝障害は肌の状態にも悪影響を及ぼし、赤ら顔を引き起こすまたは悪化させる可能性があります。また、アルコールは血管を拡張させる作用があり、これが赤ら顔の直接的な一因となることがあります(詳細後述)。

■栄養吸収の問題

肝機能の低下は、脂肪や脂溶性ビタミンの代謝に影響を及ぼし、栄養素の吸収が不十分になる可能性があります。栄養不足は皮膚の健康に直接的な影響を及ぼし、赤ら顔の原因となる炎症や敏感肌を引き起こす可能性があります。

赤ら顔は酒の飲み過ぎ?

赤ら顔の原因はお酒?

慢性的にアルコールを過剰に摂取する人は、アルコールを摂取していない時でも赤ら顔の傾向があるとされています。これにはいくつかのエビデンス(医学的根拠)があります。

■血管の拡張

アルコールは血管を拡張させる作用があります。慢性的な過剰摂取により、顔の血管が常に拡張した状態になりやすく、これが赤ら顔の一因となり得ます。

■皮膚の損傷

長期間のアルコール過剰摂取は皮膚の健康を損ない、特に顔の皮膚は薄く敏感なため、赤みや炎症が生じやすくなります。また、アルコールは栄養吸収を妨げる可能性があり、肌の健康を維持するために必要なビタミンやミネラルが不足することも赤ら顔につながる可能性があります。

■酒さ(ロゼアセア)の悪化

アルコール摂取は酒さ(ロゼアセア)という状態を悪化させることが知られています。酒さは顔の赤みや炎症を引き起こす慢性的な皮膚疾患です。アルコールはこの症状を引き起こすか、既存の症状を悪化させる可能性があります。

■アルコール性顔面紅潮

一部の人々は、アルコールを分解する過程で発生する物質に対して強い反応を示し、これが顔面の紅潮を引き起こします。慢性的な摂取により、この反応が常態化する可能性があります。

赤ら顔のスキンケアとセルフケア

一般的な赤ら顔(酒さを除く)の治療方法は、赤ら顔の原因となる要因に基づいて異なりますが、以下は赤ら顔に対処するための一般的なスキンケア・セルフケアと消す方法のアプローチです。

■スキンケアと保湿、温水での洗顔

アルコールや香料など刺激の強い成分を避け、肌に優しい敏感肌用の製品を選びます。肌を適切に保湿することで、バリア機能を強化し、外部刺激による赤みを防ぎます。また、熱い水ではなく、温水を使用して肌を刺激しないようにします。

■温度変化の管理

急激な温度変化は赤ら顔の症状を悪化させますので、急激な温度変化を避け、なるべく温度と湿度が一定の環境を保つようにします。

■紫外線対策

適切な日焼け止めを使用し、帽子や日傘で直射日光を避けることで、紫外線による肌のダメージと赤みを防ぎます。

■食生活の見直し

辛い食べ物、カフェイン、アルコールなど、赤ら顔を悪化させる可能性のある食品の摂取を控えます。

■ストレスの管理

ストレスは肌の炎症を悪化させることがあります。これについては臨床研究、心理学的研究、生物学的研究など、多岐にわたる分野からエビデンス(医学的根拠)が得られています。ストレスが赤ら顔に与える影響は個人差が大きく、またストレスが直接的な原因であるかどうかは個人差が大きいですが、ストレス管理が赤ら顔の症状を軽減する助けになることは多くの研究で示唆されています。趣味、適切な睡眠、リラクゼーション技法などでストレスを管理することが重要です。

赤ら顔の治療法・消す方法

■フォトシルクプラス

フォトシルクプラス治療光

フォトシルクプラスの照射は赤ら顔の第一選択の治療方法です。即効性もありますが、1回の治療でなく、通常は回を重ねるごとでより効果が現れます。

■レーザー治療

細かい血管が浮き出ているような赤ら顔(毛細血管拡張症)には、レーザー治療が効果的な場合があります。

■外用薬・市販薬

抗炎症クリーム、抗ヒスタミンクリーム、抗生物質の外用薬や市販薬が有効な時もありますが、多くの場合は効果が弱く、効果も一時的です。効果が確実なフォトシルクプラスやレーザー治療をおすすめします。

フォトシルクプラスが赤ら顔によく効く理由

フォトシルクプラスを用いた治療は、赤ら顔、にきび肌の赤み、毛細血管拡張症、酒さ(ロゼアセア)など、さまざまな原因による肌の赤みに対して効果的で、赤ら顔の第一選択の治療法です。フォトシルクプラスが赤ら顔やにきびの顔の赤みを抑える効果を持つのは、IPL(Intense Pulsed Light)技術が赤みの原因となる血管に直接作用するためです。肌の赤みは、拡張した毛細血管や炎症によるものが多いですが、IPLはこれらの問題に対処するのに効果的な方法を提供します。以下はその原理です。

■光エネルギーの選択性吸収

フォトシルクプラスから放出されるIPLの光は、肌の特定の深さに浸透し、血管内のヘモグロビンが特定の波長の光を吸収します。特にフォトシルクプラスでは、赤みを引き起こしている血管をターゲットにする特定の波長を選択して使用します。

■熱による血管の凝固

ヘモグロビンがIPLの光エネルギーを吸収すると、それが熱に変換され、この熱が毛細血管の壁を温めて凝固させます。凝固された血管は、その後代謝で分解され、徐々に消失します。

■炎症の減少

フォトシルクプラス治療によって血管が凝固されると、肌の赤みを引き起こす炎症物質が運ばれる血流が減少します。これにより、炎症が減り、肌の赤みも徐々に改善されます。

■肌質の全体的な改善

IPL治療は、肌のコラーゲン生成を促進する効果もあります。治療を重ねることで肌の質感が改善され、より均一な肌色となり、赤みが目立たなくなります。

まとめ

赤ら顔はしばしば暖かい環境への移動が引き金となり、皮膚の血管が拡張することで症状が顕著に現れます。加えて、暖房による空気の乾燥は肌の乾燥を促進し、これが肌のバリア機能の低下を招き、赤ら顔の症状をさらに悪化させる可能性があるのです。このような不快な状況を回避するためには、急激な温度変化を避け、適切な保湿を心がけ、室内の温度と湿度を適度に保つことが効果的です。それでもなお症状が改善しない場合や、ご自身の肌の状態に不安を感じたら、迷わず医療の専門家に相談することが肝心です。特にフォトシルクプラスなどのIPL治療は、赤ら顔やニキビ肌のあかみ、毛細血管拡張症、酒さ(ロゼアセア)といった様々な原因による肌の赤みに対して高い効果を示すことが知られています。ただし、個々の赤ら顔の原因や状態によっては、他の治療法が推奨される場合もあります。最適な治療方法を見つけるためには、経験豊富な専門医と十分に話し合い、あなたの肌の状態、期待される治療結果、そして潜在的なリスクについて十分に理解し、共に最善の治療計画を立てていくことが重要です。経験豊富な医師ならあなたの具体的な状況に基づいて、最適な治療法を提案し、赤ら顔を改善するためのサポートをします。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがある。また、赤ら顔、そばかす、シミ、にきび、ニキビ跡に対しての肌治療も積極的にさまざまな治療機器を導入し、多角的に治療を行っている。

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にきび治療にもフォトシルクプラス療法

フォトシルクプラスの劇的効果

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2024/01/08

院長ブログトップ > そばかすにはフォトシルクプラス!

そばかすにはフォトシルクプラス!

フォトシルクプラス前後タイトル

美容の世界では、そばかすへの効果的なアプローチとしてフォトシルクプラスが注目を集めています。数あるIPL機器の中で、特にフォトシルクプラスがどうしてこのように高い人気を誇るのか、疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、そばかすに対するフォトシルクプラスの治療経過、ダウンタイム、働きの原理、そしてその顕著な効果について詳しく掘り下げ、その人気の秘密を明らかにします。さらに、検索エンジンで目にすることのある「フォトシルクプラス 効果なし」と「フォトシルクプラス 失敗」といったネガティブなワードに関する真実にも深く迫り、これらの言葉が一体何を意味しているのか、実際の治療結果と共に検証していきます。美容外科医師としての深い知見をもとに、フォトシルクプラスの全貌を解き明かし、読者の皆様がより明確な理解を得られるよう導きます。

フォトシルクプラスとは

フォトシルクプラスは、IPL(Intense Pulsed Light)技術を用いた美容医療機器です。IPLは、特定の波長を持つ光を肌に照射し、さまざまな皮膚の問題を改善するために使用されます。フォトシルクプラスは、IPLの光線を用いて多様な治療を提供することが可能です。

フォトシルクプラスの基本的な特徴と原理

フォトシルクプラスの機器

■多波長の光

フォトシルクプラスは、400nmから1200nmの範囲の光を放出することができます。これにより肌の異なる層に到達し、様々な種類の肌の問題を対象とすることができます。

■選択性のある光線

IPL技術の鍵は選択性です。フォトシルクプラスの光は、特定の色素(メラニン)や血液(ヘモグロビン)に吸収されやすいです。これにより、周囲の健康な皮膚組織を傷つけることなく、ターゲットとする問題点を特定して治療することが可能です。

■カスタマイズ可能な治療

フォトシルクプラスでは、異なる肌のタイプや問題に合わせて、波長、エネルギーレベル、パルス幅などの設定を調整することができます。これにより、患者一人ひとりの具体的なニーズに応じた治療が可能になります。フォトシルクプラスの特徴は用途に応じて波長・パルス幅などを変えることができ、この機能により従来の光・IPL治療機器に比べて、大きな治療効果を発揮します。

フォトシルクプラス治療の種類と効果

■そばかす・シミの改善

フォトシルクプラスはしみ、そばかす、太陽による損傷など、メラニンに関連する色素異常を減少させることができます。フォトシルクプラスからのIPLの光はメラニンに吸収され、過剰な色素を破壊し、肌の色を均一にします。また、フォトシルクプラスは特にそばかすに対して大きな効果があり、そばかす治療の第一選択と言えます。

■赤みと血管性の問題の治療

フォトシルクプラスは赤ら顔、毛細血管拡張症など、血管に関連する肌の問題を改善できます。IPLの光はヘモグロビンに吸収され、異常な血管を縮小または消去します。

■にきび治療

フォトシルクプラスのIPLの光はにきびを引き起こす細菌に作用し、皮脂の過剰な生産を抑制することで、にきびの炎症を減少させます。また、皮脂腺のサイズを減少させ、再発を防ぐ効果も期待できます。

■肌の質感と若返り

フォトシルクプラスの光線は肌の深層部にあるコラーゲンとエラスチンの生成を刺激し、しわや細かい線の減少、肌の引き締め、質感の改善に寄与します。

フォトシルクプラスのそばかす治療

前述のとおりフォトシルクプラスには肌のトラブルに対してさまざまの効果がありますが、そばかすに対して特に有効です。フォトシルクプラスはどのようにそばかすに働きかえるか、詳しく解説します。

■光エネルギーの吸収

フォトシルクプラスから放出されるIPLの光は、肌の特定の層に浸透し、色素細胞(メラノサイト)に含まれるメラニンが光エネルギーを吸収します。フォトシルクプラスでは、特にそばかすの治療に効果的な波長が選択されます。

■熱による破壊

メラニンが吸収した光エネルギーは熱に変換され、この熱が色素細胞を破壊します。結果として、そばかすや他の色素沈着は徐々に薄くなり、時には完全に消失します。

■自然な肌の再生

破壊された色素細胞は、自然な代謝の過程で体外に排出されます。治療後、新陳代謝で新しい肌細胞が生成されると、肌の色が均一になり、全体的な肌の質感が改善されます。

■選択性

IPL技術の利点の一つはその選択性です。特定の波長を使用することで、周囲の健康な肌組織を傷つけることなく、ターゲットとするメラニンのみに影響を与えることができます。これにより、副作用が少なく、安全な治療が可能になります。

フォトシルクプラス治療の流れ

■step1:医師による診察

フォトシルクプラスにはさまざまな肌トラブルに対処できますが、万能ではありません。正しい適用かどうか、医師の肌の診察が最も大切な工程です。

■step2:洗顔

治療前には洗顔が必要です。そのため、フォトシルクプラスを最初から希望されて医療機関を受診される場合は落としやすいメイクだけで済ませて受診されることをおすすめします。

■step3:フォトシルクプラスの施術

フォトシルクプラスの効果は照射強度と照射回数も重要な要素となります。万遍なく顔全体にフォトシルクプラスを効かせるには60ショット以上の回数が必要になります。なお、フォトシルクプラスの痛みは微弱なため、麻酔は不要です。フォトシルクプラスだけの正味の施術時間は15分前後となります。

■step4:ビタミンイオン導入

ビタミンイオン導入の光景

フォトシルクプラス後の肌はビタミンが浸透しやすい状態のため、ビタミンイオン導入を直後に受けられることを推奨します。ビタミンイオン導入によりフォトシルクプラスの治療効果がさらに高められ、肌全体も美白・湿潤になります。

■step5:メイクしてご帰宅

フォトシルクプラス直後は大きなダウンタイムもないので、メイクも可能です。

■step6:その後の通院

フォトシルクプラスは1回でもそばかすが薄くなる効果がありますが、回数を重ねるとさらにそばかすは薄くなります。フォトシルクプラスは治療間隔3~4週間おきに合計5回の治療を受けられることを推奨します。

フォトシルクプラスの経過

フォトシルクプラスの治療後、多くの患者は比較的短期間で回復しますが、個人差があり、肌のタイプや治療の強度によっても異なります。

■直後の反応

・軽度の赤みと腫れ

治療直後、多くの患者は治療部位に軽度の赤みや腫れを経験します。これは、肌への一時的な反応であり、通常は数時間から1日程度で自然に解消します。

・熱感:

治療部位に暖かさやほてりを感じることがあります。これは、肌が吸収した熱エネルギーによるもので、通常は数時間以内に減少します。

■初期の経過

・色素の変化

シミやそばかすを治療した場合、治療後数日で色素が濃くなったり、かさぶたのようになったりすることがあります。これは正常な反応で、1週間程度で自然に剥がれ落ちます。

・肌質の改善

治療後数日から数週間で、肌の質感やトーンの改善を感じることがあります。コラーゲンの生成が刺激されるため、肌が滑らかになり、弾力が増すことがあります。

フォトシルクプラスのダウンタイム

■活動制限

多くの患者は、治療後すぐに日常生活に戻ることができ、ほとんどダウンタイムありませんが、避けるべき活動がいくつかあります。例えば、激しい運動、サウナ、熱いお風呂などは、治療部位の赤みや腫れを悪化させる可能性があるため、24時間程度は避けることが推奨されます。

■紫外線への露出

治療後数週間は、直射日光や紫外線への露出を避けることが非常に重要です。日焼けは治療部位の色素沈着を引き起こす可能性があるため、帽子や日焼け止めを使用して保護することが推奨されます。

フォトシルクプラスは効果なし?失敗について

“フォトシルクプラス 効果なし”や”フォトシルクプラス 失敗”という検索キーワードを目にすることがありますが、これらは一体何を意味するのでしょうか?フォトシルクプラスは、そばかす、老人性色素班といったシミ、またニキビ肌やニキビ後の赤みなど、特定の皮膚問題に対して顕著な効果を示す治療法です。しかし、すべての肌トラブルに対して万能な解決策であるわけではありません。例えば、肝斑やにきびの炎症後の色素沈着など、特定の条件下では「フォトシルクプラス 効果なし」と感じることがあり得ます。

このように、治療が「フォトシルクプラス 失敗」と思われる状況は、主に不適切なケースでの使用や誤った期待に基づくものです。フォトシルクプラスが適していない肌のトラブルに対して施術を行っても、望ましい結果は得られず、場合によっては状態を悪化させる可能性すらあります。正確な診断と適切な治療計画のもとで行うことが、効果的な結果への鍵です。したがって、”フォトシルクプラス 効果なし”や”フォトシルクプラス 失敗”という結果を避けるためには、治療を受ける前に熟練した医師による詳細な診察と適切なカウンセリングが不可欠です。医師の診断力と経験が、フォトシルクプラスのポテンシャルを最大限に引き出し、患者さん一人ひとりの肌の悩みに対する最適な解決策を提供します。

フォトシルクプラスでそばかす治療を受けた症例写真

 

フォトシルクプラスのメリット

・そばかすに対して絶大な効果があります。

・しみ・そばかすの治療と同時に皮膚の張り・つやも出す効果あり、皮膚老化の諸症状に対して、総合的なエイジングケア治療となります。
・ダウンタイムがほとんどなく、治療直後からメイクなどほぼすべての日常生活を普段通り行えます。

フォトシルクプラスのデメリット

・フォトシルクプラスは、1回の治療で終わるのではなく、3~4週間隔で3~5回の繰り返しの治療が必要な点です。

・すべての肌のトラブルに対して万能ではありません。適用でない肌のトラブルに対して、フォトシルクプラスを行ったとしても効果はありません。例えば、肝斑と言われるシミや、にきび跡の茶色やくすんだ色の色素沈着には効果なしです。適用ではない肌のトラブルに対してフォトシルクプラスの間違った適用を行った場合は、効果がありません。さらには悪化させてしまう可能性もあります

フォトシルクプラスのよくあるご質問

Q:フォトシルクプラス療法は痛いですか?

A:輪ゴムでパチパチはじかれる程度の痛みがありますが、我慢出来る程度ですので、ご安心下さい。

Q:フォトシルクプラス療法は何回位施術が必要ですか?

A:個人差はありますが、そばかすに対してはフォトシルクプラスは1回の施術で効果を実感できる場合が多いです。そばかすをさらに薄くさせるには、通常3~4週間に1回の間隔で照射し、5回以上の施術が理想的です。

Q:フォトシルクプラス療法後、お化粧できますか?

A:フォトシルクプラス療法後、すぐお化粧しても全く問題ありません。

Q:フォトシルクプラス療法後、注意する事はありますか?

A:お化粧、入浴、スポーツなど、すべていつも通りの生活ができます。ただ、施術後長時間紫外線に当たらないように、日焼け止めなどのUV対策は必ず行って下さい。

Q:妊娠しているのですが、フォトシルクプラス療法は可能ですか?

A:妊娠中の方はフォトシルクプラス療法を受けられません。授乳中の方は可能です。

Qエステで光美肌治療をすすめられ、フォトシルクプラス療法と同じ効果があると言われましたが、本当ですか?

A:フォトシルクプラスはエステには設置できません。また、エステのどんな機器でもフォトシルクプラスと同じ効果は得られません。

まとめ

フォトシルクプラスはそばかすに対しては絶大な効果があります。ただ、そばかすにように見えて、実は違うシミであったり、アザであったりする可能性もあります。このためフォトシルクプラス治療を受ける際には、事前に経験豊富な専門の医師に診察してもらうことが一番大切です。また診察を通じて、ご自身の肌の状態や治療後のケアについて理解しておくことも重要です。さらには個人の肌のタイプやそばかすの程度によって、最適な波長設定や治療回数が異なることがあります。経験豊富な専門医の指導のもとで治療を受けることで、安全かつ効果的な結果を期待できます。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがある。また、そばかす、シミ、にきび、ニキビ跡に対しての肌治療も積極的にさまざまな治療機器を導入し、多角的に治療を行っている。

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2024/01/07

院長ブログトップ > そばかすとの原因と消し方と「そばかすとシミの違い」

そばかすとの原因と消し方と「そばかすとシミの違い」

そばかす

そばかすとは

そばかす(医学用語で「雀卵斑(じゃくらんぱん)」とも呼ばれます)は、主に顔などの露出部分に現れる小さく薄い茶色の斑点です。これらは通常、皮膚のメラニン色素が過剰に生成された結果として現れます。メラニンは紫外線に対する皮膚の自然な防御反応として機能し、紫外線に晒されることでその生成が刺激されるため、そばかすは太陽にさらされやすい人々に特に多く見られます。

そばかすの組織学的構造

そばかすを組織学的に見ると、そばかすはメラノサイト(メラニンを生成する細胞)が活発にメラニンを生成し、それが周囲の表皮細胞(ケラチノサイト)に移行することで形成されます。通常、メラノサイトは均一にメラニンを分布させますが、遺伝的要因、ホルモン、環境的要因(主にUVB放射)によって、一部のメラノサイトが活性化し過剰にメラニンを生成し、そばかすやシミになります。このようにさまざまな要因によりそばかすやシミが多い人とそうでない人の個人差が現れます。

そばかすの原因

そばかすの出現には遺伝が大きく関わっています。これは特に、肌の色やメラニンを生成する能力に関連する遺伝子に起因します。遺伝的要因がどのようにそばかすの形成に影響を及ぼすかを詳細に見ていきましょう。

■遺伝的背景

・MC1R遺伝子

そばかすの形成に最も関連が深いとされるのは、メラノコルチン1受容体(MC1R)遺伝子です。この遺伝子はメラニンの種類を制御しており、特に赤毛や白い肌を持つ人々において変異が見られます。MC1Rの変異は、メラニンのタイプを黒褐色のユーメラニンから赤黄色のフェオメラニンに変えることが知られており、これがそばかすの出現に寄与します。アジア人や日本人においてもMC1R遺伝子の変異はそばかすに影響を及ぼすことがありますが、変異の種類や頻度は地域や集団によって異なります。

・KITLG遺伝子とOCA2遺伝子

これらの遺伝子もメラニン生成に関与しており、アジア人の肌の色やそばかすの形成に関連していると考えられています。特に、OCA2遺伝子はピグメンテーションに大きく関与しており、その変異は肌の色だけでなく、そばかすの形成にも影響を及ぼす可能性があります。

・その他の遺伝子

アジア人におけるそばかす形成に関連する他の遺伝子には、IRF4、SLC45A2、ASIPなどがあります。これらの遺伝子はメラニンの生成や分布を制御する役割を持ち、そばかすや肌の色の違いに影響を及ぼします。

■環境との相互作用

遺伝的要因があっても、紫外線への露出がなければ、そばかすは現れにくいです。紫外線はメラノサイトを刺激し、メラニンの生成を促進します。したがって、遺伝的にそばかすができやすい人でも、紫外線対策を徹底することでその出現を抑えることが可能です。

■親から子への遺伝

そばかすの傾向は親から子へと伝わることがあります。つまり、両親や近親者にそばかすが多い場合、子どもにもそばかすが現れやすいと言えます。しかし、これはあくまで傾向であり、必ずしもすべての子がそばかすを持つわけではありません。

■遺伝的多様性

個人の遺伝的背景には大きな多様性があります。特定の集団(特に北欧の白人など)でそばかすがより一般的であるとされていますが、他の多くの集団でもそばかすは見られます。遺伝はそばかすの形成に重要な役割を果たしますが、それだけではなく、個人の生活習慣や環境も大きな影響を及ぼします。また、遺伝的要因がそばかすの形成にどのように影響するかを完全に理解するには、さらなる研究が必要とされています。

そばかすの消し方

そばかすの消し方、治療方法にはいくつかあります。どの方法も皮膚の表面に存在する過剰なメラニンをターゲットにし、そばかすを薄くするか、完全に取り除くことを目的としています。以下に、それぞれの治療法について詳細を説明します。

■IPL(インテンス・パルス・ライト)療法

カメラのフラッシュのような光(フラッシュ光線、IPL)を繰り返し皮膚に照射することで、そばかすを薄くする治療です。IPL療法は、特定の波長の光を肌に照射し、メラニン色素に吸収させることで熱を発生させ、メラニンを破壊します。治療中、患者は保護眼鏡を装着し、治療部位にゲルが塗布された後、光が照射されます。そばかすに対しては通常5回を1クールとして数週間の間隔を空けて治療を受けることにより、かなりの治療効果があります。治療後、数日から数週間でそばかすが暗くなった後、徐々に剥がれ落ちます。副作用として 軽度の赤み、腫れ、または一時的な色素沈着の変化が起こることがありますが、ダウンタイムが比較的少なく、テープ等を顔に貼る必要がないことから人気の治療です。光・IPL治療で使用するフラッシュ光線を使った医療機器は多数ありますが、筆者は非常に治療効果が高いフォトシルクプラスを推奨しております。ただし、IPL機器はまぶたと眼球のキワなど、照射できない部位もあります。その場合はレーザー治療を併用することもあります。

そばかすのフォトシルクプラス治療光景

■レーザー治療

レーザー治療は、特定の波長の光をメラニン色素に集中させることで、過剰なメラニンを破壊し、そばかすを除去します。よく使用されるのは、Qスイッチヤグレーザーです。レーザー治療は高い効果があり、特に頑固なそばかすに効果的です。通常1回の治療で顕著な改善が見られます。副作用として 赤み、腫れ、ほてり、稀に瘢痕や色素の異常が残ることがあります。テープの1週間程度は患部に貼ることが推奨されてます。

■ビタミンイオン導入

高濃度のビタミン剤(ビタミンC・ビタミンA)を皮膚に直接浸透させる治療方法です。ビタミンC・ビタミンAには美白効果がありますので、この効果が直接そばかすに効いて、そばかすを薄くなる作用があります。そばかす治療において単独でイオン導入だけを行うことはなく、IPLの治療効果を高まれることから、通常はIPL療法と一緒に行います。

ビタミンイオン導入の光景

■外用療法

そばかすやシミの治療には外用療法もあります。これらは皮膚に直接塗布する薬剤で、主にメラニンの生成を抑制し、既存のメラニンを減少させることを目的としています。ハイドロキノン、トレチノイン(レチノイド)、アスコルビン酸(ビタミンC)、アルブチン、ニアシンアミドなどの薬剤が使われます。ただし、アレルギーが起こりやすいこと、治療効果が弱く、毎日継続する必要がある点よりそばかすの治療としては推奨できる治療方法ではありません。

そばかすとシミの違い

そばかすといわゆるシミ(日光性色素班または老人性色素班と呼ばれる)は、見た目が似ているため混同されがちですが、発生原因や特徴、組織学的な構造にはいくつかの違いがあります。ただし、両者ともにメラニンの過剰な蓄積によって引き起こされる点は共通しています。ここでは、そばかすとシミ(日光性色素班)の組織学的な違いについて説明します。

■そばかす(雀卵斑)

・原因

遺伝的要因が大きく、特定の遺伝子(特にMC1R遺伝子)の変異が関与していることが多いです。紫外線への露出によって暗くなることがあります。

・組織学的特徴

そばかすの皮膚では、メラノサイト(メラニンを生成する細胞)の数は通常の皮膚と変わりませんが、メラニン色素が表皮細胞(ケラチノサイト)に多く含まれています。つまり、メラノサイトの活性は高いが、その数は増えていない状態です。

■シミ(老人性色素班、日光性色素班)

・原因

長期間にわたる紫外線への露出が主な原因で、特に中年以降の人々に多く見られます。紫外線によるDNA損傷が積み重なり、最終的に色素沈着を引き起こします。

・組織学的特徴

老人性色素班の皮膚では、メラノサイトの数が増加する場合があります。また、メラニン色素は表皮だけでなく、真皮にも見られることがあります。これは紫外線による損傷が深層まで達していることを示しています。このためIPLによる表皮をターゲットにした治療では取り切れないことがよくあります。

■そばかすとシミの共通点と相違点

両者ともにメラニン色素の過剰な蓄積が見られ、肌の色素沈着として現れます。ただし、そばかすは遺伝的要因が大きく、若年期から現れることが多いですが、シミは紫外線への長期間の露出によって発生し、主に年齢を重ねた肌に現れます。組織学的には、そばかすは表皮にメラニンの分布が多く、シミはより深い層にまでにメラニンの分布があります。総じて、そばかすと日光性色素班は外見が似ているものの、原因、発生する年齢層、組織学的な特徴には差異があります。これらの違いを理解することは、適切な治療法を選択する際に重要です。

まとめ

ドクター写真

そばかす自体は良性であり、通常は健康上のリスクはありませんが、美容的な理由で気にされる方も多いです。また、紫外線への露出が増えるとそばかすが濃くなったり、数が増えたりすることがあります。そのため、予防や対策としては、日焼け止めの使用や帽子を着用するなど、紫外線から皮膚を守ることが重要です。そばかすに対してIPLは非常に治療効果高いため、そばかすでお悩みの場合は積極に治療をおすすめしますが、どのIPL治療機器で行うかも非常に重要です。まずは信頼できる医師の相談されることを推奨します。また、そばかすは肌自体の体質で再発することもあるため、治療後も日常的な紫外線対策が必要になります。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがある。また、そばかす、シミ、にきび、ニキビ跡に対しての肌治療も積極的にさまざまな治療機器を導入し、多角的に治療を行っている。

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2016/05/24

院長ブログトップ > にきび治療にもフォトシルクプラス療法

にきび治療にもフォトシルクプラス療法

ニキビは治療が遅れたり、適切な治療が行われないと、跡が目立ったり、なかなか治らないスパイラルにはまってしまいます。
悪化する前に、適切な治療を集中的に行うのがベストです。
当院では炎症性のニキビ(いわゆる赤ニキビ)に対しては、医療用の光治療(IPLやフォトシルクプラスと呼ばれる治療)を積極的におすすめします。
当院で使用しているIPL治療はフォトシルクプラスです。
フォトシルクプラスは従来の機器と比較してパワーが強く、短期間で少ない回数で治療効果が出せるのが特長です。
それでは当院で赤ニキビをフォトシルクプラスとビタミンイオン導入で治療したモニターをご紹介します。

フォトシルク

写真左側:治療前
写真右側:当院のフォトシルクプラスとビタミンイオン導入を5回受けた後

このモニター患者様は約1か月おきにフォトシルクプラスとビタミンイオン導入を受けただけです。
さらに炎症が強いが強い場合は、2週間おきに回数を重ねることもあります。また内服薬や外用薬を併用することもあります。

最後に患者様のアンケートです。

フォトシルクアンケート

「20代 女性
フォトシルクプラス イオン導入5回
・治療のきっかけ:肌荒れがひどかったため、改善したくフォトシルクプラスをしようと思った。
・クリニックを選んだ理由:近隣だったから。はじめの説明なども丁寧だったから。
・カウンセリングの内容など:わかりやすかった。とても親切にしていただきありがとうございます。
・治療の痛みかかった時間など:フォトシルクプラスの時口まわりに軽度やけどの様になったがすぐ治った。
・施術を受けた当日の様子:初めは効果があるか不安だった。継時的にみて効果を感じた。
・施術後の経過:徐々に効果を感じる事ができた。
・アフターケアの内容と感想:丁寧な説明とアドバイスをいただけて助かった。
・施術結果の感想:改善がみられてすごく嬉しい。今後も生活習慣を整えるとともに、肌の状態を良好に保ちたい。
・メッセージ:効果の出方は人それぞれだと思いますが、丁寧はカウンセリングもありますしオススメです。」

船橋美容HP「にきび治療」
青山美容HP「にきび治療」もご参照ください。

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2014/06/02

院長ブログトップ > フォトシルクプラス&イオン導入で美肌に!

フォトシルクプラス&イオン導入で美肌に!

細かいシミや雀斑には、フォトシルクプラスとイオン導入がおすすめです。

ダウンタイムもほとんどなく、しみ・雀斑が少しずつ薄くなっていくところがメリットです。

シミが薄くなることに加えて、「毛穴が引き締まった」「お化粧のノリがよくなった」「小じわが少し改善した」「肌にハリが出た」という声もいただくことがあります。

2~3週間に1回くらいの割合で1クール(5回)受けることをおすすしております。

それではモニター写真を紹介します。

フォトシルク治療前
治療前

フォトシルク治療後1
1回目治療後

フォトシルク治療後2
2回目治療後

フォトシルク治療後3
3回目治療後

フォトシルク治療後4
4回目治療後

フォトシルク治療後5
5回目治療後

このように少しづつ、シミ・ソバカスが薄くなりますよ。

最後に患者様のアンケートです。
フォトシルク患者様アンケート
「年齢:20代
 性別:女
 手術内容:フォトシルクプラス・ビタミンイオン導入5回セット

子供のころからソバカスがあり、長年気になっていたので治療をはじめました。
1回目はあまり何の変化があったのか分かりませんでしたが、回数を重ねる事に
術後、ボロっと取れる感じがするのが驚きであり、嬉しかったです。
イオン導入も肌の透明感が出るのがハッキリ分かりました。
濃くなる一方のソバカスがかなり薄くなったので治療を行って良かったです。
有難うございました」

船橋美容HP「フォトシルクプラス」
青山美容HP「フォトシルクプラス」もご参照ください。

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2014/01/14

院長ブログトップ > ケミカルピーリングとイオン導入でニキビを撃沈!

ケミカルピーリングとイオン導入でニキビを撃沈!

肌の悩みで今も昔も多いのが、ニキビ(尋常性ざ瘡)です。
頻回の洗顔はかえって、ニキビを悪化させます。
悪化する前に、専門医にご相談ください。
今回のブログは、悪化したニキビがケミカルピーリングとイオン導入で改善したモニターを紹介します。

ケミカルピーリング・イオン導入初回1
ケミカルピーリング・イオン導入初回2
ケミカルピーリング・イオン導入初回3
上記写真:治療前(平成24年5月31日)

ケミカルピーリング・イオン導入2回1
ケミカルピーリング・イオン導入2回2
ケミカルピーリング・イオン導入2回3
上記写真:ケミカルピーリングとイオン導入の2回治療後、3回目の治療前(平成24年6月30日)

ケミカルピーリング・イオン導入4回1
ケミカルピーリング・イオン導入4回2
ケミカルピーリング・イオン導入4回3
上記写真:ケミカルピーリングとイオン導入の4回治療後、5回目の治療前(平成24年8月3日)

ケミカルピーリング・イオン導入9回1
ケミカルピーリング・イオン導入9回2
ケミカルピーリング・イオン導入9回3
上記写真:ケミカルピーリングとイオン導入の9回治療後、10回目の治療前(平成25年3月11日)

ケミカルピーリング・イオン導入10回1
ケミカルピーリング・イオン導入10回2
ケミカルピーリング・イオン導入10回3
上記写真:ケミカルピーリングとイオン導入を10回(2クール)終了後(平成25年6月26日)、治療開始より1年後

最後の写真は、治療開始よりちょうど1年ぐらい経っていますが、かなり改善したことがよくわかると思います。
この患者様は、ケミカルピーリングとイオン導入のセット(5回)を2クール受けました。合計10回です。1クール目は2週間に1回の間隔で集中的に受けていただき、改善したところで、1,2か月に1回の間隔で受けていただきました。
この患者様の治療後の感想です。

患者様アンケートです。
患者様アンケート
ニキビはひどくなったところで諦めてしまい、落ち込んでしまうかたも多いのですが、医学的根拠に基づいて治療すれば必ずよくなります!
専門医に是非相談ください!

船橋美容HP「にきび治療」
青山美容HP「にきび治療」もご参照ください。

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2013/04/02

院長ブログトップ > フォトシルクプラス画像の反響の衝撃!

フォトシルクプラス画像の反響の衝撃!

1ヶ月くらい前のこのブログでご紹介した、フォトシルクプラスのモニター写真がけっこう衝撃的だったようです。
ビフォー写真とアフター写真の変化があまりにも大きく、驚いているということのようです。「何回でソバカスが消えたのか?」、「掲載写真は、何回受けた治療ですか?」など多数のお問い合わせをクリニックにいただきました。
なので、今回は、その経過の写真をすべて掲載いたします。

上から、平成21年2月9日1回目の施術前(ビフォー)、平成21年2月24日2回目の施術前(1回目の施術後)、平成21年3月6日3回目の施術前(2回目の施術後)、平成21年3月26日4回目の施術前(3回目の施術後)、平成21年4月7日5回目の施術前(4回目の施術後)、平成22年3月13日アフター(5回目の施術後)の順番です。

正面
フォトシルクプラスF21.2.9
フォトシルクプラスF21.2.24
フォトシルクプラスF21.3.6
フォトシルクプラスF21.3.26
フォトシルクプラスF21.4.7
フォトシルクプラスF22.3.13

右斜め
フォトシルクプラスR21.2.9
フォトシルクプラスR21.2.24
フォトシルクプラスR21.3.6
フォトシルクプラスR21.3.26
フォトシルクプラスR21.4.7
フォトシルクプラスR22.3.13

左斜め
フォトシルクプラスL21.2.9
フォトシルクプラスL21.2.24
フォトシルクプラスL21.3.6
フォトシルクプラスL21.3.26
フォトシルクプラスL21.4.7
フォトシルクプラスL22.3.13

※フォトシルクプラスによるそばかすの除去 5回 110,000円(税込)
※治療後一時的に、赤みが出ることがあります。

このようにフォトシルクプラス(ビタミンイオン導入も同時に施行)は、2、3週間に1回程度の間隔で5回受けていただくと、かなりの効果が現れます。
ソバカスや薄いシミに対して、効果絶大です。
フォトシルクプラスと同じ種類のIPL機器(オーロラ、ライムライト、フォトシルクプラスなど)は多数存在しますが、フォトシルクプラスほど効果が大きく現れる機器は他にはありません。是非お試しください。またフォトシルクプラスにはシミ以外にもさまざまな効果があります。是非この詳細ついてもブログ記事を読んでください!

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、二重治療、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。ウルセラは日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。レーザーにも精通している。

【関連項目】

フォトシルクプラスのご相談はこちら

フォトシルクプラスのさまざまな効果

にきび治療にもフォトシルクプラス療法

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2013/02/19

院長ブログトップ > フォトシルクプラスの劇的効果

フォトシルクプラスの劇的効果

弱いレーザーを照射して、シミを薄くしていく光治療をIPLと言います。
IPLの治療は、現在フォトシルクプラス療法と呼ばれるのが一般的ですが、いろんな機器があって、どの機器がいいのか、選択が多くて迷われると思います。
その中で最もおすすめするのが、当院で導入しているフォトシルクプラスです。
他の機器とくらべて、1回の効果も強く、回数を重ねるたびに劇的な効果が望めます。

フォトシルクプラス治療前
フォトシルクプラス治療後
写真上:ソバカスの治療前
写真下:フォトシルクとビタミンイオン導入を5回受けた後

フォトシルクプラスは、紫外線によってできた薄く、まばらなシミや、ソバカスに最も効果を発揮します。
通常2,3週に1回程度の間隔で、5回受けられるとはっきりとした治療効果を実感できます。

船橋美容HP「フォトシルクプラス療法」
青山美容HP「フォトシルクプラス療法」もご参照ください。

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2013/01/22

院長ブログトップ > 専門的なにきび治療でにきびはよくなります!

専門的なにきび治療でにきびはよくなります!

にきびは、一朝一夕がでよくなるものではありません。
また、何か治療によってすぐ劇的にニキビがよくなるものでもありません。
ただ、当院には、確実によくなるニキビの治療方法があります。
一般の皮膚科に数年間も通われていたけど、よくならないことはよくあります。
これは、一般の皮膚科で行えるにきび治療というのは、保険診療が認める中での限られた治療だからです。保険診療では、内服薬と外用薬しか認められず、これだけは、活発で活動が激しいニキビを抑えることにはなかなかできません。
当院では、一般的な内服薬と外用薬に加え、ケミカルピーリング、IPL(フォトシルクプラス)、ビタミンイオン導入などの治療を組み合せて、総合的なニキビ治療を行っています。きっと、今まで治らなかったニキビも治ります!

ニキビ治療前
ニキビ治療後
写真:当院での、総合的なニキビ治療のビフォー・アフター

船橋美容HP「ニキビ治療」
青山美容HP「ニキビ治療」もご参照ください。

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2012/04/10

院長ブログトップ > そばかす(雀斑)もきれいになりますよ(第2回)

そばかす(雀斑)もきれいになりますよ(第2回)

今回は、以前も紹介したことがある「そばかす(雀斑)」のフォトシルクプラス療法とビタミンイオン導入による治療です。
「フォトシルクプラス」というのは、ラッシュランプという光(IPL;アイピーエル)を使って肌のシミを薄くする医療器械の商品名ですが、この器械が有名になったために、IPLを使った美肌治療全般が「フォトシルクプラス療法」と呼ばれています。
当院で使用するフォトシルクプラス療法の器械は、フォトシルクプラスという商品名で、これは、従来のフォトシルクプラスと比較して、出力のパワーを強くすることが可能で、よりシミを薄くさせる効果が強い器械です。
今回もそばかす(雀卵斑)が「必ず薄くなります!」と断言して、治療を始めました。

フォトシルクプラス前
平成23年5月21日:1回目の治療前。30代の女性で、典型的なそばかすです。

フォトシルクプラス後1
平成23年6月18日:2回目の治療前(1回目治療後約4週間)

フォトシルクプラス後2
平成23年7月23日:3回目の治療前(2回目治療後約4週間)

フォトシルクプラス後3
平成23年8月27日:4回目の治療前(3回目治療後約4週間)

フォトシルクプラス後4
平成23年10月22日:5回目の治療前(4回目治療後約8週間)

フォトシルクプラス後5
平成23年11月26日:フォトシルクプラスとイオン導入を5回受けた治療後

もう一度、治療前と治療後を比較いたします。

フォトシルクプラス前フォトシルクプラス後5
写真は、そばかすの治療前とフォトシルクとビタミンイオン導入を5回受けた後です。

こちらは別角度から。
フォトシルクプラス前別フォトシルクプラス後5別
同様に、そばかすの治療前とフォトシルクとビタミンイオン導入を5回受けた後です。

そばかすはこのように必ず治療効果を実感できます。


上記は、患者さんが書いて下さった感想です。(クリックで大きくなります)

船橋美容HP「そばかすの治療」
青山美容HP「そばかすの治療」もご参照ください。

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2011/08/02

院長ブログトップ > そばかす(雀斑)もきれいになりますよ

そばかす(雀斑)もきれいになりますよ

そばかす(雀卵斑)は、子どもの時からある場合が多く、治療しても変わらないと思いこんでいる方が多いようです。
美容のプロの立場から言うと、「そばかすは必ず薄くなります!」と断言できます。
確かにそばかすは、肌の体質なので、「全てを跡形もなく消して、再発もさせない」ことは不可能です。
ですが、そばかすは、治療すれば、必ず薄くなり、治療効果が必ず実感できる皮膚のシミの1つです。また、治療後も、しっかりUVケア(紫外線対策)を行うことで、再発しにくくすることができます。
当院では、IPL治療(※)とビタミンイオン導入の組み合わせで、2週間に1回ぐらいの間隔で繰り返し治療することで、そばかすを薄くしていきます。

(※)IPL治療とは、フォトシルクプラス、フォトシルクプラスなどのフラッシュランプという光でシミを薄くしていく治療です。治療直後は、照射部位が少し赤くなる程度で、テープやガーゼの保護が必要なく、日常生活に負担をかけないところがメリットです。

IPL治療前
平成23年2月21日:治療前30代の女性で、典型的なそばかすです。

IPL治療1回
平成23年3月7日:2回目の治療前(1回目治療後約2週間)

IPL治療2回
平成23年3月25日:3回目の治療前(2回目治療後約2週間)

IPL治療3回
平成23年4月8日:4回目の治療前(3回目治療後約2週間)

IPL治療4回
平成23年4月22日:5回目の治療前(4回目治療後約2週間)

IPL治療5回
平成23年5月16日:フォトシルクとイオン導入を5回受けた治療後」

もう一度、治療前と治療後を比較いたします。

IPL治療前IPL治療5回
IPL治療前LIPL治療後L
IPL治療前RIPL治療後R
写真左:そばかすの治療前
写真右:フォトシルクとビタミンイオン導入を5回受けた後

そばかすはこのように必ず治療効果を実感できます。

上記は、患者さんが書いて下さった感想です(クリックすると大きくなります)。患者さんの喜ぶ姿が、僕が仕事していくための活力源です!

船橋美容HP「フォトシルクプラス療法」
青山美容HP「フォトシルクプラス療法」もご参照ください。

美容整形外科・美容皮膚科
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元神賢太

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当院は開設20年以上の歴史を持つ医療法人社団セレスのグループクリニックです。
千葉船橋院:千葉県船橋市(JR総武線・横須賀総武快速線、東武野田線、京成本線船橋駅)、東京青山院:東京都港区北青山(地下鉄銀座線外苑前駅)がございます。
年間で累計約4万人の患者様にご来院いただいており、国内屈指の症例数がございます。
様々な治療のご相談をお受けし、施術を行っておりますのでどうぞ安心してお任せください。

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〒273-0005
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責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業

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フリーダイヤル 0120-010-099

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(旧ヒューリック外苑前ビル)
責任者:高林洋一
最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者

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