美容外科・美容皮膚科・形成外科
東京・千葉

ワキガ治療後も臭う原因は?効果がない・再発したと感じた時の対応法を解説
更新日:2026/09/08
公開日:2024/01/28

「ワキガ治療を受けたのに、まだ臭う?」
「一度は落ち着いたのに、また気になり始めたかも…」
このようなお悩みはありませんか?治療を受けても、臭いが完全になくなるとは限りません。その背景には、いくつかの原因が考えられます。ご自身の現状を把握し、今後について検討しましょう。
本記事では、ワキガ治療後も臭いが気になる原因を整理し、効果不足や再発を感じたときにどう対応すればよいのかを解説します。
ワキガ治療後も臭うことはある?
ワキガ治療をした後に、脇の臭いが気になるケースもあります。その原因は、けっしてひとつではありません。
治療直後の一時的な残留臭や、そもそも1回の治療で十分な効果を得られなかったとも考えられます。あるいは、受けた治療法自体が症状に合っていなかったのかもしれません。
治療後に臭いを感じたからといって、すぐに「治療に失敗した」「ワキガが再発した」と判断するのは早計です。原因によって受け止め方や今後の対応も変わってきます。
治療からの経過期間や受けた治療法なども踏まえて、まずは「なぜ臭うのか」、原因を整理してみましょう。
ワキガ治療後も臭う3つの原因とは?

この章では、ワキガ治療後に臭う主な3つの原因について説明します。いつ頃にどんな治療を受けたのかを確認しながら、ご自身がどれに近いかを特定することから始めてみましょう。
治療直後の臭いが残る
治療直後には、一時的に臭いが残ることがあります。ワキガの主な原因は、アポクリン汗腺です。たとえば、ビューホットなどの針から高周波を照射し、熱でアポクリン汗腺を破壊するタイプの治療では、治療でダメージを受けた汗腺の残骸が一時的に皮下組織に残るケースも見られます。
治療した後もしばらくの間、この汗腺の残骸で臭いが残っているように感じるのです。これはいわゆる「残留臭」と呼ばれるもので、必ずしも治療の効果が出ていないわけではありません。
体内の代謝によって、残骸が分解・排出されていく過程で自然に軽減するとされています。落ち着くまでの目安は、およそ2週間程度です。ただし、この期間には個人差があります。
1回の治療では十分な効果を得られない
1回の治療では十分な効果を得られないことが、臭いの気になる原因なのかもしれません。治療法によっては、1回の施術でアポクリン汗腺に十分な効果が及ばないケースもあるからです。
特に症状が重い方は、1回の治療では満足するレベルまで臭いを軽減できない可能性があります。理由は、治療効果には皮膚の厚さや症状の強さが関係している場合もあるためです。だからこそ、ご自身の症状に合わせて適切な治療を選ぶ必要があります。
治療法と症状が合っていない
ご自身の受けた治療法が、症状に合っていない可能性もあります。脇の汗や臭いに関する代表的な悩みは、大きく分けて「多汗症」と「ワキガ症」の2種類です。しかし、それぞれ主な原因となる汗腺が異なります。
ワキガ症は、皮膚の深い部分にあるアポクリン汗腺が主な原因です。一方、多汗症は、主に皮膚の比較的浅い部分にあるエクリン汗腺が関係し、汗の量が多くなります。
実際、治療機器のなかには、多汗症の治療を主な目的として設計され、ワキガ症の臭いに対する効果が想定されていないものもあるため、注意が必要です。
そもそも、汗の量と臭いでは、原因や治療の考え方も異なります。「治療を受けたのに、臭いが改善しない」という方は、受けた治療法の目的と改善したい症状とが合っていたのかどうかも確認してみましょう。
治療後にワキガが再発する可能性は?
治療後にワキガが再発する可能性はあるのでしょうか。施術によっては、一度臭いが落ち着いた後、しばらくしてから再び気になり始めるケースも見られます。とはいえ、再び臭いを感じるようになったとしても、必ずしも治療前の状態に戻ったとはいえません。
先述のように、治療法によってはアポクリン汗腺を完全に破壊しきれず、一部が残る場合もあります。施術直後に臭いが軽減しても、時間の経過とともに残った汗腺が機能するようになると、再び臭いを感じることがあるのです。
また、成長期に治療を受けた方は、その後に身体の成長やホルモンバランスの変化でアポクリン汗腺が発達したとも考えられます。一般的に、20歳頃までは身体が変化する時期です。治療後に再び臭いが気になった場合は、このような影響も考慮し、臭いの強い方はクリニックや医療機関に相談しましょう。
ワキガ治療は2回受けても効果がない?
ワキガ治療は、2回受けても効果がないのでしょうか。実のところ、再治療が可能な方と繰り返しても十分な効果を得られない方もいらっしゃいます。ご自身がどちらに当てはまるのか、的確に把握することが重要です。
再治療できるケース
再治療できるケースは、1回目の治療で十分な効果を得られなかった場合です。たとえば、治療後も残った汗腺によって再び臭いが気になるようになった方、時間の経過とともに残った汗腺の機能が回復した方がこれに該当します。
状態によっては、以前に別の治療法を受けた方でも、改めてワキガ治療を受けることが可能です。ただし、過去の治療歴や現在の症状によって対応は異なります。再治療を希望する場合は、医師の診察を受け、ご自身に適した方法を相談しましょう。
効果を得られないケース
効果を得られないケースは、治療法そのものが症状に合っていない場合です。前述のように、治療機器には、多汗症の治療が主な目的で、ワキガ症の対処を想定していないものもあります。このような方は、同じ治療を繰り返しても期待する効果を得にくいでしょう。
「2回、3回治療を受けたのに臭いが改善しない」という方は、回数が足りないのではなく、ご自身の症状に治療法が合っていないのかもしれません。期待した効果を得られていないと感じたら、同じ施術を繰り返す前に医師に相談し、治療法を見直してみましょう。
別のワキガ治療はある?
別のワキガ治療を検討するのも選択肢のひとつです。ワキガの臭いを軽減するには、原因となるアポクリン汗腺へのアプローチ方法が異なる複数の治療法があります。
たとえば、針を用いてアポクリン汗腺にアプローチするビューホットや、皮膚を切開して汗腺を取り除くシェービング法などは、ワキガの代表的な治療法です。特に臭いの強い方は、症状の程度に応じて別の治療法を検討するのもよいでしょう。
どの治療法がご自身に適しているかは、症状の強さや体質、これまでの治療歴を考慮する必要があります。自己判断せず、クリニックや医療機関で各治療法の違いや特徴について十分な説明を受け、納得したうえで適切な治療法を選びましょう。
まとめ
せっかくワキガ治療を受けても再び臭いが気になると、
「治療が失敗したのでは?」
「もう一度治療しても意味がないのでは?」
と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、治療の効果には個人差があり、臭いが再発する原因は人それぞれです。まずは、ご自身の現状を把握しましょう。
当院では、一人ひとりのお悩みやこれまでの治療歴を丁寧に伺いながら、症状を正しく判断したうえで、適した治療方法をご提案しています。すでに他院で治療を受けた方も、再治療によって症状を軽減できるかもしれません。
まずは、カウンセリングでご相談ください。ワキガのお悩みを少しでも解消できるよう、どんな治療法がよいかを一緒に考えていきましょう。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。腋臭多汗症治療はこれまで延べ1万人を超える。
千葉エリアで治療をご希望の方はこちら

〒273-0005
千葉県船橋市本町6-4-15
グラン大誠ビル 2F
責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業
東京エリアで治療をご希望の方はこちら

〒107-0061
東京都港区北青山2-7-26
ランドワーク青山ビル7F
(旧ヒューリック外苑前ビル)
責任者:高林洋一
最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者








フリーダイヤル
