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2023/11/16

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ハイフと糸リフトを徹底比較

ハイフvs糸リフト

年齢と共に増えるお肌のたるみは、多くの人が抱える悩みです。特にマスク生活より開放されて、人との交流機会の再開したことより、ほうれい線や二重アゴが気になることが顕著になってきています。この問題に対応するため、多くの人がリフトアップ効果を求めています。市場にはリフトアップを目指すスキンケア製品やマッサージ用具が溢れていますが、セルフケアだけでは満足のいく変化は多くの場合感じることができません、

従来、小顔を目指す美容施術としては、切開リフトアップが知られていました。これは皮膚にメスを入れて引き締め、縫い合わせて固定する方法ですが、ダウンタイムや傷跡が問題となることがあります。対照的に、最近注目されているのが、糸リフトとハイフという、体への負担が少ない施術方法です。これらは美容外科などで受けることができ、より手軽にリフトアップ効果を期待できます。

本記事では、たるみ改善のためのハイフと糸リフトに焦点を当て、特に吸収性の糸を用いた糸リフトとハイフの比較について解説します。これらの施術は、切開リフトアップに比べてダウンタイムが少なく、傷跡の心配も軽減されるため、多くの人に選ばれています。

ハイフとは

「HIFU(ハイフ)」は「High Intensity Focused Ultrasound」の略称で、「高密度焦点式超音波療法」と呼ばれます。この技術は超音波の熱エネルギーを用いて、ダメージを修復するためにコラーゲンの生成や修復が行われる生体反応を利用しています。これにより、肌表面に直接的な負担をかけることなく、非侵襲的なリフトアップが可能になります。この方法は「切らないフェイスリフト」とも呼ばれ、たるみ治療に用いられます。

皮膚は表皮、真皮、皮下脂肪の3層で構成されていますが、その下にはSMAS層と筋肉層があります。SMAS層は、皮膚を支える重要な筋膜です。ハイフはこの深い層に熱刺激を与え、たんぱく質を凝縮させ細胞を引き締めることでリフトアップ効果や小顔効果をもたらします。また、浅い層へのアプローチにより、目元の小じわの改善や肌のハリ、弾力の向上などの効果が期待できます。

ハイフ(HIFU)のメリットとデメリットは、使用される機器の種類によって異なります。医療機器からエステサロン用の出力を抑えたタイプまでさまざまですが、基本的にダウンタイムはほとんどなく、施術後すぐにメイクをすることが可能です。一方で、施術内容や出力の程度により、筋肉痛のような痛みが2〜4週間程度残ることもありますが、時間とともに軽減します。デメリットとしては、肌の乾燥や紫外線の影響を受けやすくなることが挙げられます。施術後は保湿と紫外線対策が重要です。効果は施術後1〜3ヶ月で最も顕著になり、1回の治療で1年以上継続することが多いですが、効果は永続的ではありません。

糸リフトとは

糸リフトは、切開手術を伴わないリフトアップ治療で、様々な種類の糸を用いて行います。糸リフトには大きな分類として「溶ける糸」と言われる吸収性の糸「溶けない糸」と言われる非吸収性の糸があります。スプリングスレッドなどの「溶けない糸」は切開するフェイスリフトと同等の効果があるので、ここではよく比較される吸収性の糸「溶ける糸」のみについて言及します。

溶ける糸リフトでは吸収性の「溶ける糸」を皮下に挿入し、たるみが気になる部位を引き上げることでリフトアップを実現します。この治療法は、体内に吸収される糸を使用するため、身体への影響は少なく、安心して施術を受けることができます。

糸リフトは、専用の糸を皮膚の下に通すことで、メスを使用せずにたるみを改善します。治療に用いられる糸は体内で吸収される構造となっています。糸を使って皮下組織を引っ掛け、土台からリフトアップし、フェイスラインを整えます。さらに、糸リフトはリフトアップ効果だけでなく、美肌効果も期待できる点が特徴です。糸の挿入によってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌のハリや弾力、潤いも向上すると言われています。

糸リフトの施術は約20〜30分で完了し、局所麻酔や静脈麻酔を使用して行われます。施術後の抜糸や通院の必要はありません。ダウンタイムは短く、施術後には軽度の腫れや痛みが生じることがありますが、通常2日から1週間程度で軽減します。内出血や赤い点状の針穴が見られることもありますが、メイクでカバーすることが可能です。溶ける糸リフトの効果は永続的ではなく、糸の種類にもよりますが、通常1年程度で体内に吸収されます。ただし、効果の実感は糸が分解し始める3ヶ月程度で薄れることもあります。溶ける糸リフトを検討する際は、これらの点を考慮することが重要です。

 

ハイフvs溶ける糸リフト

ハイフと溶ける糸リフトのどちらがよいのでしょうか。ここでは、ハイフと吸収性の溶ける糸リフトの比較を行います。

●効果が現れるタイミング:

ハイフ:施術後から徐々にリフトアップが感じられ、約2ヶ月後にはフェイスラインの改善が顕著になります。

吸収性糸リフト:施術直後からリフトアップが感じられます。

●効果の持続性:

ハイフ:ハイフの中でも効果が最も強いウルセラの効果は1年以上と言われています。

吸収性糸リフト:効果は1~3ヶ月と言われています。

●肌の引き締めと美肌効果:

ハイフ:肌は照射後に一時的にダメージを受け、その回復過程でコラーゲンやエラスチンが生成され、肌のハリや潤いが改善します。毛穴の引き締め効果もあります。

吸収性糸リフト:糸が吸収するまでの3か月間はコラーゲンやエラスチンが生成され、肌のハリや潤いが改善します。

●脂肪燃焼効果:

ハイフ:特に二重あごなどの難しい脂肪部分に効果的です。高い熱エネルギーで脂肪細胞を破壊し、フェイスラインをスッキリさせ、小顔効果が期待できます。

吸収性糸リフト:脂肪に対する効果はありません。

●ダウンタイム:

ハイフ:ほとんどないが、機器によっては2,3日の浮腫みがでることがある。

吸収性糸リフト:糸によりますが、最大施術後約1週間は腫れや痛みが生じることがあります。

ハイフは肌の引き締め、美肌効果、脂肪燃焼効果があり、ダウンタイムがほとんどなく手軽に施術が可能です。一方で糸リフトは即効性がありますが、ダウンタイムや効果の持続期間に留意する必要があります。自身のニーズに合わせて、最適な治療法を選ぶことが重要です。

まとめ

ウルセラはリフトアップ治療の中でも顕著な効果を発揮することで知られています。これを踏まえると、特に吸収性糸リフトと比較した場合、ウルセラの方が長期的な効果を期待できるためおすすめです。溶ける糸リフトは、その効果の持続期間が短いことが欠点として挙げられます。多くの場合、施術後約1か月で効果が減少し始めるという声も多いです。

一方、ウルセラは施術直後からリフトアップ効果を実感でき、その効果は1~2か月後にさらに顕著になります。ウルセラによるリフトアップ効果は1年以上持続することが多く、施術の持続性に優れています。

ウルセラの特徴は、高密度焦点式超音波を用いてSMAS筋層に直接アプローチし、たるみの原因に働きかけることです。この深層部への正確な熱エネルギーの照射は、肌の自然な修復プロセスを促進し、コラーゲンやエラスチンの生成を刺激します。このため、ウルセラは肌のハリと弾力を自然に回復させ、若々しい外観を長期間保つことができます。

ウルセラはFDAに認可された安全な治療法であり、その安全性と効果は科学的な研究によって裏付けられています。施術に関するダウンタイムは最小限で、日常生活への影響も少ないため、忙しい現代人にとっても手軽な美容治療の選択肢と言えるでしょう。

糸リフトに比べてウルセラは、施術後のダウンタイムが少なく、即効性と持続性のバランスが取れています。特に吸収性の糸リフトと比較すると、ウルセラの持続性の高さは際立っています。吸収性の糸リフトでは、一時的なリフトアップ効果は得られますが、その効果は数ヶ月で減少するため、長期的な改善を求める場合はウルセラが適していると言えます。

ウルセラの施術は、フェイスラインの引き締めだけでなく、小じわやほうれい線の改善、肌の弾力の回復など、多面的な美容効果をもたらします。これらの点を踏まえると、ダウンタイムが少ないリフトアップ治療を検討している方には、ウルセラを強くおすすめします。この施術は、安全性、効果の持続性、美容への全体的なアプローチの点で優れており、溶ける糸リフトと比較してもその優位性は明らかです。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。切らないフェイスリフトと言われるウルセラは日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。また、第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。

【関連項目】

ウルセラの相談こちら

若さを取り戻す鍵:美容外科のリフトアップ治療

一番効果がある糸リフトとは

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