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2023/11/18

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ウルセラとハイフの違いを徹底解説

ウルセラvsハイフ

ハイフ(HIFU)は美容医療の分野で広く採用されており、日本国内だけでも数多くのメーカーにより20から30種類程度の機器が生産されています。これらの機器は、肌のたるみやシワの改善に効果があるため、手術を避けたい人にとっては魅力的な選択肢となっています。特に「ウルセラ」という機器は、ハイフ治療のパイオニア的存在であり、高いリフトアップ効果を提供することで人気を博しています。多くの医師が、ハイフ機器を「ウルセラ」と「売🄬セラ以外のハイフ」の2つのカテゴリに分けるほど信頼しています。

この記事では、ウルセラと他のハイフ機器との比較、さらにウルセラ以外の機器を使用する際の注意点に焦点を当てています。ウルセラと他の機器の特徴や技術、効果の持続期間などを比較し、あなたに最適な選択をするための情報を提供します。

ハイフとは

ハイフ(HIFU)は、その正式名称であるHigh Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)を略したものです。もともと前立腺がん治療に用いられていたこの技術は、後に顔のたるみ治療へと応用されました。ハイフ技術の中でも、特にウルセラは高い患者満足度(95%)を誇り、頬やおでこ、フェイスライン、まぶたなど多岐にわたる部位への照射が可能です。ウルセラは痛みを伴うことがありますが、出力やショット数を調整することで効果を最大化し、現在は痛みを軽減するための措置が積極的に取られています。

ウルセラ(Ultherapyの通称)は非侵襲的なフェイスリフト方法で、超音波エネルギーを用いて肌の深層を刺激し、コラーゲン生成を促進します。施術時間は30分程度で、ダウンタイムがほぼなく、効果は数ヶ月後に現れます。安全性が高い一方で、軽い不快感や赤みが出ることがあり、価格は比較的高めです。

一方、ウルセラ以外のハイフはメスを使わずに肌の張りを改善する美容医療治療で、お手頃価格ということも相まって、年々人気が高まっています。ウルセラと同様に焦点式超音波を用いて肌の深層部を温め、コラーゲンとエラスチンの生成を促進し、肌の引き締めやしわの改善を図ります。施術時間は30分程度で、ダウンタイムはほとんどなく、効果は数週間から数ヶ月後に現れます。施術中の軽い熱感やピリピリ感はありますが、通常安全です。価格はクリニックにより異なり、ウルセラよりも手頃です。

重要なのは、ウルセラがハイフ治療の一種であるということです。ハイフは肌の深層部を高強度の集中超音波で刺激し、コラーゲンの生成を促進する美容治療の総称です。ウルセラはハイフの中でも特に深い層を対象にしたマイクロフォーカス技術を使用しており、その結果、強力なリフト効果を提供します。

 

ウルセラの凄さとは

ウルセラはハイフ(High-Intensity Focused Ultrasound)治療の一形態であり、ハイフ(HIFU)とは肌の深層部を高強度の集中超音波で刺激し、コラーゲン生成を促進する美容治療です。ウルセラはこれらハイフ治療の中でも、特に深い層に焦点を当て、独自のマイクロフォーカス技術を用いて強力なリフト効果を提供します。

ウルセラは2009年にアメリカで発売されたハイフ機器で、その特徴は超音波の熱エネルギーを点状に照射し、肌の深部にダメージを与えることでたるみを引き上げることです。機器によって効果や持続性に違いがありますが、ウルセラはFDA(米国食品医薬品局)によってリフトアップ治療機器として承認されており、その効果と安全性が確認されています。FDAの審査は世界的にも非常に厳格であり、ウルセラがこの承認を受けていることは、その高い安全性と効果を示しています。ウルセラの臨床実験は、ハーバードメディカルスクール、マサチューセッツ総合病院など著名な医療機関で行われ、何万もの照射テストを経てその安全性が証明されました。ハイフの機器ではFDAの承認を得ているのはウルセラだけです。

ウルセラは、機器に付属するモニターを使用してターゲットにピンポイントで照射が可能です。ハイフ(HIFU)は高出力の熱エネルギーを1点に集中させるのですが、ウルセラのみが熱凝固点の形、大きさ、間隔を均一にすることができます。他のハイフ機器と比べ、ウルセラは高出力であるため、医師の技術が特に重要であり、施術が不適切だと肌に大きなダメージを与えるリスクがあります。

ウルセラの効果は半年から1年程度持続します。これは他のハイフ機器と比べて長期的で高いリフトアップ効果が得られることを意味しています。他のハイフ機器は出力が弱いものが多く、効果の持続期間も短いことが一般的です。

ウルセラの最大の特徴は、他のハイフ治療に比べて肌の深層まで効果がある点です。一般的なレーザー治療では表層から中間層のみに効果がありますが、ウルセラは肌の深層部まで超音波を届け、切らずにリフトアップ効果を実感させます。

 

ウルセラ以外のハイフについて

ウルセラ以外のハイフ機器に関する注意点について詳細を述べます。多くのクリニックがウルセラ以外のハイフ機器を取り扱っており、ウルセラの施術を受けられるクリニックが近くにない場合、他のハイフ機器での施術を検討する方もいるでしょう。

ウルセラ以外の代表的なハイフ機器にはウルトラセル、ダブロ、コントレックス、ウルトラフォーマー、ソノクイーン、ウルトラハイフ、スマスセラなどがあります。これらの機器はSMAS筋膜に作用し、たるみを根本から引き上げる効果がありますが、機器によって熱の強さや焦点の大きさが異なり、一般的に凝固点が大きいほど痛みは少なくなりますが、熱量が分散され効果が減少する可能性もあります。

ウルセラ以外のハイフ機器は、ハンドピースのアタッチメントが劣化している場合、予期せぬ出力低下が起こることがありますが、この出力低下を示す機能がない場合、効果のない施術になるリスクがあります。また、予定以上の高い出力で施術されることもあり、神経損傷ややけどのリスクも考慮する必要があります。ウルセラは出力のチェック機能が万全であり、他の機器の起こるトラブルは起こり得ないと言われています。

ウルセラの後発機器には、ウルセラに似せた名前や宣伝をしているものも存在します。これらのジェネリック品は、正規のウルセラの後継機であるかのように誤解を招く可能性があり、米国レーザー医学会から警告が発せられています。ハイフを検討する際は、施術を受ける機器が本当にウルセラかどうかをしっかり確認することが重要です。

エステサロンでのハイフ施術には特に注意が必要です。エステで使用されるハイフ機器は出力が弱く、医学知識を持たないエステティシャンが施術を行うことにはリスクが伴います。さらに、エステ用の機器では効果を感じられない可能性もありますので、安価や誇大広告に惑わされず、施術を選ぶ際には慎重に判断することが肝要です。そもそもエステのハイフはしばしば警察の摘発でネットニュースになっています。

 

ウルセラvsハイフ

ウルセラとハイフ(HIFU)はどちらも非侵襲的な美容治療でありながら、いくつかの顕著な違いがあります。ウルセラとハイフの主な違いは、使用目的、使用される技術、効果の持続期間、料金、および痛みや副作用の程度にあります。これらの違いを理解することで、個々のニーズに合った適切な施術を選択することができます。

以下で、これらの違いについて詳しく説明します。

■使用目的:

ウルセラ: 主にフェイスリフトに使用され、肌のたるみやシワを改善する目的があります。

ハイフ: 肌の引き締め、しわの改善、および肌のハリや弾力性の向上を目的として使用されます。

■使用される技術:

ウルセラ: マイクロフォーカス超音波を使用し、肌の非常に深い層まで届きます。

ハイフ: 高強度集中超音波を使用し、深層部を刺激するが、ウルセラほどの深さまでは届かない。

■結果と効果の持続期間:

ウルセラ: 約2-3ヶ月で効果が顕著になり、その効果は約1年以上持続することが一般的です。

ハイフ: 施術後数週間で効果が現れ、最大6ヶ月で通常3か月程度で効果がなくなる。

■料金:

ウルセラ: 一般的にハイフよりも高価。

ハイフ: ウルセラに比べて料金がやや手頃です。

■痛みや副作用:

ウルセラ: マスク麻酔がない場合、かなり痛みが強い。看護師の施術により神経麻痺を起こすことがある。通常では軽度の赤みが生じることがある。

ハイフ: 施術時の痛みはウルセラよりかなり軽い傾向。軽度の赤みが生じることがある。

ウルセラとハイフの違いに関するよくある疑問

Q1. ウルセラとハイフの施術で痛みに違いはあるのか?

A: 通常、ウルセラの施術はハイフよりも痛みを感じやすいとされています。これは、ウルセラが肌の深い層を対象とするためであり、ハイフの痛みは比較的軽いとされています。

 

Q2. ウルセラとハイフの効果の持続期間はどのくらいか?

A: ウルセラの効果は約2-3ヶ月後に顕著になり、通常は約1年以上持続します。ハイフの効果は施術後数週間で現れ、最大6ヶ月程度で効果がなくなります。ただし、これは個人の肌状態によって異なるので、どちらが適しているかは医師と相談して決めるべきです。

 

Q3. シワやたるみに対して、ウルセラとハイフはどちらが効果的か?

A: ウルセラは特にたるみに対して効果的で、リフトアップ効果が期待できます。シワの改善にはウルセラとハイフの両方が効果的ですが、ハイフはやはり効果が弱いとされています。

 

Q4. ウルセラとハイフの料金はどれくらい異なるのか?

 A: 一般的にウルセラはハイフよりも高価です。ウルセラは効果が長持ちするため、施術回数が少なくて済むことが多いですが、1回あたりの料金は高いです。ハイフはより手頃な価格で受けられます。

 

まとめ

ウルセラは、ハイフ(High-Intensity Focused Ultrasound)治療の一形態であり、特に深い層に焦点を当てたマイクロフォーカス超音波を用いることが最大の特徴です。これにより、ウルセラは肌のたるみやしわを根本から改善し、顕著なリフトアップ効果を提供します。一方、ハイフは肌の引き締めやしわの改善、肌のハリや弾力性の向上に効果的ですが、ウルセラほど深い層までは到達しないため、リフトアップ効果においてウルセラに劣ります。

ウルセラの痛みはハイフに比べて強いと感じられることが多いですが、これはウルセラがより深い肌層を刺激するためです。効果の持続期間についても、ウルセラは約1年以上と長持ちし、ハイフは3か月程度です。。料金に関しては、ウルセラは一般的にハイフより高価ですが、その分、施術回数が少なくて済むことが多く、長期的なコストパフォーマンスに優れています。

安全性においても、ウルセラはアメリカFDAによって唯一承認されたリフトアップ治療機器であり、世界中で100万件以上の実績があります。これは、その効果と安全性が厳格な基準に基づいて認められていることを意味します。他のハイフ機器と比較して、ウルセラは臨床実験を通じてその安全性が確立されており、信頼性が高い点が挙げられます。

以上の点から、ウルセラはハイフに比べて、より深い層の肌改善効果、長持ちする結果、安全性の高さという面で優位性を持っています。特にリフトアップ効果を重視し、長期的な結果を求める方には、ウルセラが適した選択と言えるでしょう。ただし、すべての美容治療は個々の肌の状態やニーズに応じて最適な治療法を選ぶことが重要です。経験豊富な専門医のアドバイスを受けながら決定するのが最善の方法です。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。ウルセラは日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。

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