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2023/12/24

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加齢による顔の避けられない変化

加齢による顔の変化

ある日それは突然気になるようになります。目が覚めて、女性なら鏡を映った自分の姿を見るとそれはかつての自分の母親、あるいは祖母が鏡で自分を見つめているように思えます。筆者自身も鏡に映る自分の姿が少し前に自分の父親の顔に近づいたように思えてきます。このように加齢による顔の変化は避けられません。最初に気付く顔の加齢的変化は、目の周りや眉間のしわ、目の下のクマ、顎のタルミなどです。

このような見た目の変化は、加齢とともに顔の皮膚の下で骨、筋肉、脂肪が日々に微妙に変化した結果、大きな変化として現れます。どのような変化が起こってしまうのかは、遺伝的要因が大きいですが、その速度は努力によってある程度は遅くさせることができます。

老化は生活習慣と環境によって大きく変化します。例えば、日焼け、喫煙、アルコールの過剰摂取などの生活習慣や暴飲暴食または栄養不足の食生活、ストレス過多や睡眠不足などの不健康な生活は、見た目年齢に大きな悪影響を及ぼします。

しかし、たとえ日焼け止めを常にまめに塗ったり、保湿を欠かさず行ったりする等ありとあらゆる努力をしても、または、親が見た目非常に若々しく見えるような遺伝的にラッキーを引いたとしても、加齢に伴う顔の変化を永久に避けることはできません。この記事では加齢による顔の変化について説明します。

骨格

たとえいくら牛乳を飲んで常に十分なカルシウムを摂取したとしても、年齢を重ねると骨は変化します。骨密度が十分で強固であるにもかかわらず、実は骨は少しずつ移動し、骨吸収で容量が少しずつ小さくなり、結果的に顔に大きな変化を引き起こします。顔面の骨の骨吸収により下顎の輪郭が後退し、結果的に二重顎と首のたるみを際立たせます。目の周囲の骨吸収により眼窩が広がると、目がくぼみます。また、骨吸収で眉下の骨の角度が減少すると、額のしわ、まぶたのたるみ、目尻のしわが生じます。

そして統計学的に判明していることですが、実は女性は比較的に若い年齢からこういった加齢変化が起こり始める一方、男性は中年以降からしか始まりません。

筋肉

骨吸収が起こると、それに続いて筋肉もボリューム、強さ、弾力性が失われます。顔の筋肉のゆるみと筋肉量の減少は、顔、特に頬のたるみの 2 つの主な原因です。筋力低下も、眉の周りや上まぶたのたるみの原因となります。筋肉量の減少は「七面鳥の首」と例えられる首のたるみの要因にもなっています。顔の筋肉量の低下は通常、40代から50代で起こりますが、早ければ30代半ばから始まります。また、筋肉が正常に機能している場合でも、筋肉が繰り返し動作することで皮膚に線が刻みこまれ、顔の老化につながります。

脂肪

赤ちゃんの顔は愛らしい丸くて、脂肪でいっぱいです。若い間は顔の脂肪は額、こめかみ、頬、目や口の周りなどに均等に分布しており、顔全体がかなりふっくらしています。しかし、40代半ばから、顔の脂肪はボリュームを失い始め、重力で下方に下がり、頬、顎、首の周りに集まります。これにより二重あごや頬のたるみが目立つようになります。また、脂肪の減少により若い間は滑らかで引き締まっていた皮膚も緩んでたるみ、かつては丸かった顔のパーツが陥没することもあります。また、脂肪の減少により皮膚が薄くなり、この結果、皮膚の透過性があがることで皮膚直下の血管が浮き出てしまい、これが、皮膚が変色したかのように見せることもあります。

頬の変化

遺伝による個人差は大きいですが、頬は加齢による顔の変化の中で最初に変化する部分の 1 つです。加齢で靭帯が緩み、脂肪組織が重力で下がり、かつてふっくらしていた頬は凹んだように見えるようになります。頬の皮膚が下がったように見えますが、実際はたるんで伸びています。

鼻の変化

鼻の軟骨を支える結合組織は加齢とともに弱くなり、鼻先が垂れ下がってしまいます。これにより、鼻の側面が内側に倒れ込み、呼吸が困難になる場合もあります。年齢を重ねるにつれて鼻周囲の骨の骨吸収が起こり、鼻が大きく広く見えるようになります。

目の変化

目回りの変化がアンチエイジングをしたいと思わせる最初のきっかけになるかたも多いです。まぶたの皮膚は非常に薄いため、加齢で皮膚が緩むと、上まぶたのたるみを生じさせます。そして更に加齢で目の周りの筋肉も伸びると、眼瞼下垂と言って、目を完全に開けることが難しくなることもあります。

一方、下まぶたでは頬との境界の脂肪が減少し、同時に皮膚が薄くなることで皮下の血管が目立つようになることで、目のクマが生じます。さらに目の下の脂肪が前方にふくらみ、皮膚のたるみと合わさって、顔が疲れて老けた印象を与えます。加齢によって目の形や大きさ自体は変わりませんが、加齢でまぶた、額、目のまわりがたるむことにより、目の形自体が変化したかのように見えることもあります。

唇の変化

唇の変化は早くから始まり、30代からハリと厚みを失い始めます。40代に入ると、口唇上にシワができ、加齢とともに深くなります。また唇の色も彩度が低下します。若い頃に喫煙したり、日焼けをガンガンしていた場合は、唇はかなり早い段階で老化が始まるとされています。

顎の変化

顎も他の顔のパーツと同様に全く加齢に抵抗できません。脂肪が顔の他の部分から下がってきて頬の下や下顎に沿って集まるため、頬の下部と顎の皮膚は引き伸ばされてしまい、皮膚にハリを持たせるコラーゲンやエラスチンが減少してしまいます。また、首の筋肉がたるみ始め、皮膚も一緒に下に引きずり込みます。その結果、二重あごや顎のたるみが生じます。

皮膚

40代に入ると、額、眉間、カラスの足跡と呼ばれる目の周りの笑いじわ等のしわが増えます。紫外線の影響で皮膚の変化の90%が引き起こされると言われています。50代では、この紫外線の影響による蓄積が顕著に現れはじめ、しわが深くなり、皮膚の弾力性を保つのに欠かせないコラーゲンやエラスチンの分解が顕著になります。女性では、50代になると閉経によりでエストロゲンが自然に減少し、皮膚が乾燥し、しわが深くなります。

まとめ

上述の変化は自然な加齢過程の一部ですが、時計を巻き戻したいかたには、さまざまな若返り治療があります。ボトックスやフィラーと呼ばれる皮膚充填剤などのダウンタイムが少ない若返り施術は、最も人気の美容手術です。また外科的なフェイスリフトや糸リフトも人気のある手術で、女性だけに限らず、近年に日本では多くの男性も受けています。その他のアンチエイジング治療には、上まぶたのリフト、下まぶたのたるみ取り、小鼻縮小手術などがあります。顔の若返り治療は、まだ老化を感じたくない女性や男性にとって、自信と外見への誇りを取り戻す強力な手段になり得ます。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。

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