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複数のシミにアプローチ!フォトシルクプラスの特徴とほかのIPL治療との違いを詳しく解説
更新日:2026/09/18
公開日:2025/05/04

「ここにもシミが…」「なんだか肌にツヤがない…」など、複数のお悩みを抱えていませんか。顔にある複数のシミにアプローチしたい方や、シミ以外の肌悩みも一緒に整えたい方にとって、フォトシルクプラスは有力な選択肢のひとつです。
インターネットやSNS上では「思ったより効果を感じられなかった」という声もあるようですが、そもそもフォトシルクプラスとはどんな治療なのでしょうか。
本記事では、フォトシルクプラスの特徴やほかのIPL治療との違いについて詳しく解説します。治療を受けて後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
フォトシルクプラスとは

フォトシルクプラスはIPL(光治療)機器のひとつです。シミやそばかすの改善に効果が期待できるといわれています。まずは、フォトシルクプラスの基本的な仕組みから見ていきましょう。
基本的な仕組み
フォトシルクプラスは、IPL(Intense Pulsed Light)治療のひとつです。幅広い波長帯の光を肌に照射し、シミや赤みなどの原因に働きかけます。特定の波長を照射するレーザーとは異なり、複数の波長を含む光を一度に照射できるのも特徴です。
フォトシルクプラスは、キセノンランプを光源とする500~950nmの波長域を利用します。波長によって吸収されやすい物質が異なる光の性質を応用し、メラニン色素や血液中のヘモグロビンなど、それぞれ異なるターゲットに作用する仕組みです。
たとえば、メラニン色素に吸収された光は熱エネルギーに変わり、シミやそばかすなどの色素沈着の改善を促します。一方、ヘモグロビンに吸収される光は、赤ら顔などの原因となる血管に作用するのです。肌の深部に届いた光による熱作用で、コラーゲンの生成を促す効果も期待できます。
このような仕組みによって、フォトシルクプラスは、シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・肌のハリ不足など、複数の肌悩みにまとめてアプローチできるのです。
フォトシルクプラス治療の特徴
フォトシルクプラスには、ほかの治療と比べて押さえておきたい特徴が3つあります。
広い範囲に照射できる
まず1つ目の特徴は、広い範囲に照射できることです。特に、そばかすのように細かな色素斑が顔全体に点在している方や、薄いシミが複数の場所に広がっている方などに適しています。
また、「目立つシミが1つある」というよりも、「頬を中心に細かなシミが増えてきた」「顔全体のくすみや色ムラが気になる」などのお悩みにも、広い範囲を一度に照射できるフォトシルクプラスの特徴を活かせるでしょう。
なお、輪郭がはっきりした濃い老人性色素斑が少数ある方は、シミ取りレーザーのほうが適している場合もあります。これまで、シミの数が多くて治療を迷っていた方や、顔全体にシミやくすみ、色ムラなどがあってどこから治療すればよいか悩んでいた方は、フォトシルクプラスを検討するとよいでしょう。
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複数の肌の悩みに対応できる
複数の肌の悩みに対応できるのも、フォトシルクプラス治療の特徴のひとつです。女性の肌の悩みはシミに限りません。
シミやそばかすだけでなく、大人になってもニキビ跡の赤みが気になる方、加齢によって肌のハリやキメがなくなってきたと感じた方にも、効果が期待できます。
仕事や家事で忙しく、肌に悩みがあってもなかなか通院できない方にとって、一度の施術で複数の症状をまとめてケアできるのは、フォトシルクプラスのメリットといえるでしょう。
ただし、毛穴に詰まった角栓を直接取り除いたり、強いたるみを引き上げたりする治療とは異なり、あらゆる肌悩みに対応できるものではありません。
症状によっては、別の治療が適している場合もあります。複数の悩みがある方は、それぞれの原因や症状を確認し、ご自身に適した治療を選ぶことが大切です。
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痛み・ダウンタイムが比較的少ない
3つ目の特徴は、痛みやダウンタイムが比較的少ないことです。フォトシルクプラスの照射時には、軽い刺激を感じる方もいらっしゃいますが、麻酔を必要としない程度の痛みです。施術直後もメイクができ、ガーゼやテープによる保護は基本的には必要ないでしょう。
一方、施術直後に軽い赤みや熱感、ヒリつきが生じる方もいらっしゃいますが、通常は数時間から翌日には落ち着きます。ただし、まれにやけどや水ぶくれ・色素沈着などを伴う可能性も否定できません。
施術後は、2~3日ほどでシミやそばかすの部分が薄いかさぶたになり、1週間ほどかけて自然に剥がれていきます。刺激を与えて炎症や色素沈着につながらないよう、かさぶたができても無理にこすったり剥がしたりせず、自然に剥がれるのを待ちましょう。
フォトシルクプラスとほかのIPL治療との違い
フォトシルクプラスとほかのIPL治療との違いは、使用機器によって照射できる波長帯や出力、パルス幅などの仕様や調整方法にあります。IPL治療の機種はさまざまで、照射できる光や設定条件も一律とは限りません。フォトシルクプラスも患者様の肌質や症状に合わせ、照射条件を調整するIPL機器のひとつです。
IPL治療を受ける際は、フォトシルクプラスに限らず、ご自身の肌悩みに適した機器や照射条件かどうかも含めて検討しましょう。
後悔しないための3つのポイント

この章では、フォトシルクプラス治療で後悔しないための3つのポイントを整理します。
シミや肌悩みに適しているか診断を受ける
フォトシルクプラスを検討する際は、まずご自身のシミや肌悩みに適した治療かどうか、医師の診断を受けましょう。すべてのシミに、フォトシルクプラスが適しているわけではありません。
特に注意したいのが肝斑です。そばかすや老人性色素斑と見た目が似ているうえ、ほかのシミと同じ部位に混在するケースもあり、ご自身で見分けるのは難しいでしょう。また、IPL照射による刺激でメラニンの産生が活発になり、肝斑の色がかえって濃くなる可能性も考慮しなければなりません。
当院では、医師がシミや赤みの種類、肌の状態などを診断したうえで、施術をおこなうのが基本です。肝斑が疑われる部位には、フォトシルクプラスではなくレーザートーニングなど別の治療をご案内しています。
また、輪郭がはっきりした濃い老人性色素斑や、皮膚の深い位置にあるADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、シミ取りレーザーなど別の治療も検討したほうがよいでしょう。
「シミにはフォトシルクプラス」と即断せず、クリニックや医療機関の診断をもとに、ご自身の肌悩みに合った治療を選択することが重要です。
治療回数や期待できる効果を理解する
必要な治療回数や期待できる効果について、あらかじめ理解しておくのも大事なポイントです。フォトシルクプラスは、1回の施術ですべてのシミやそばかすを取り除く治療ではありません。複数回の照射によって、少しずつ改善を目指すものです。
1回の施術で色調の変化を感じる方もいらっしゃいますが、当院では、通常2~4週間隔で、合計5回程度の治療をおすすめしています。肌の状態や治療後の反応によって、それぞれ適切な回数や間隔が異なるからです。
「1回受けたのに変わらなかった」と感じても、継続した治療で改善を期待できるケースもあります。施術前にどの程度の効果が期待でき、何回ほどの治療が必要になるのかを医師に確認しておきましょう。
適切なアフターケアをおこなう
フォトシルクプラスの施術後は、紫外線対策などの適切なアフターケアも大切です。 施術後の肌は紫外線の影響を受けやすく、ケアを怠ると新たなシミや色素沈着につながる可能性があります。
季節や天候にかかわらず、日焼け止めを使用しましょう。屋外で長時間過ごす方は、帽子や日傘を併用するのも効果があります。施術後の肌で気になる症状があれば、次回の治療を待たずに受診しましょう。
当院のフォトシルクプラス治療について

当院のフォトシルクプラス治療は、医師が設定した照射条件のもと、専任の看護師が肌の反応を確認しながら丁寧におこないます。
肌の状態や症状にもよりますが、照射後にビタミンイオン導入を併用することも可能です(別料金)。フォトシルクプラスと組み合わせれば、シミ・くすみ治療や肌質改善を補助できます。治療料金は、5回セットで110,000円(税込)です(※最新価格については、当院公式サイトの料金ページをご確認ください)。なお、自由診療のため、健康保険は適用されません。
フォトシルクプラスは、複数のシミや肌悩みに継続してアプローチしていく治療です。シミやくすみだけでなく、肌質も整えたい方は、ビタミンイオン導入との併用も含めてお気軽にご相談ください。
まとめ
フォトシルクプラスは、シミやそばかすだけでなく、くすみや赤み、肌のハリなど、複数の肌悩みにアプローチできるIPL治療です。広い範囲を照射でき、痛みやダウンタイムも比較的少ないため、顔全体に広がるシミや複数の肌悩みをまとめてケアしたい方にも適しています。
ただし、シミの種類はさまざまです。フォトシルクプラスが、すべての症状に適しているとは限りません。また、期待できる効果や必要な治療回数にも個人差があります。後悔しないためにも、医師の診断を受け、納得したうえで治療法を選びましょう。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、美容外科医でありながら、肌治療にも精通している。万能のニキビ治療機器アグネスを日本にいち早く導入し、これまでアグネスの治療は延べ1万人を超える。シミ治療、にきび、ニキビ跡治療に定評がある。
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