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ボトックスが痛い部位・箇所ランキング
更新日:2025/12/08
公開日:2025/08/08

ボトックス注射は痛い?
アンチエイジング治療の定番であるボトックスですが、「ボトックスは痛いのか」「どの部位が痛いのか」「痛みはいつまで続くのか」と不安に感じる方も多いでしょう。実際、ボトックス注射はヒアルロン酸注射より痛いと言われることがあります。その理由の一つは、ボトックス製剤の液の性質にあります。
ボトックスは生理食塩水で溶解して使用しますが、この注射溶液自体が酸性寄りで、組織に注入するとしみる刺激が強いためです。一方でヒアルロン酸製剤は人体のpHに近く調整され、さらに麻酔成分のリドカインを含む製剤も多いため、注入時の痛みがほとんどないよう工夫されています。加えて、ボトックスは一度の治療で多数回の注射を行うことが多く、小さな針で何度も刺すこと自体も痛みの原因になります。
もっとも、注射時の痛みは基本的に一瞬であり、施術後に残る痛みも軽度です。腫れや内出血が出た場合でも数日~2週間程度で自然に治まることがほとんどなのでご安心ください。では実際に、ボトックス注射が痛い箇所はどこでしょうか?
顔から体まで、ボトックスを打つ様々な部位がありますが、その中でも特に「痛い!」と感じやすい部位をランキング形式で解説します。痛みを感じやすい理由と対策も合わせてご紹介しますので、ボトックスへの不安解消にお役立てください。
ボトックスが痛い部位ランキング TOP10
第1位:足の裏(足底)

ボトックス注射で最も痛い部位として挙げたいのが足の裏です。足裏は神経が密集しており、痛覚が非常に鋭敏です。そのため、足裏の多汗症治療でボトックスを注射するときは、基本的に麻酔なしでは困難なくらい強い痛みを伴います。
しかも足裏全体に効果を出すには数十ヶ所以上に細かく注射する必要があり、1回の施術で刺す回数も多くなります。このように 足裏ボトックスは激痛と言われ、無麻酔では痛みに耐えかねて治療を断念する人もいるほどです。痛みを和らげるには神経ブロック麻酔や全身麻酔レベルの対策が望ましく、当院でも後述する「マスク麻酔」で完全に眠った状態で施術を行います。
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第2位:手のひら(手掌)

手のひらへのボトックス注射も、足裏と並んで強い痛みを感じる部位です。手のひらには末梢神経が無数に走っており、とても痛みを感じやすい場所です。特に手掌多汗症のボトックス治療では片手に50ヶ所以上細かく注射する必要があり、麻酔クリームや笑気ガスのみでは痛みを完全にコントロールできません。
実際、他のクリニックの口コミには「麻酔クリームを塗っても涙が出るほど痛かった」という声もあるほどで、痛みで施術が中断する患者様もいらっしゃいます。手のひらボトックスを安全に行うには、局所麻酔のブロック注射で手の神経を一時的に麻痺させたり、鎮静麻酔で眠った状態にする方法が一般的です。当院ではこれもマスク麻酔で完全に眠っていただくことで、痛みゼロの状態で治療可能です。
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第3位:頭部(頭皮)

意外かもしれませんが、頭皮へのボトックスもかなり痛みを感じる施術です。頭部多汗症の治療として頭皮全体にボトックスを打つケースでは、髪の生え際から頭頂部にかけて無数の注射を行います。頭皮も神経が豊富でデリケートな部位のため、従来の頭皮ボトックスは痛みが強く、施術を断念する人もいるほどでした。
細い針を使用しても「チクチクと刺される痛み」を各所で感じますし、広範囲に及ぶため患者様の負担も大きくなります。当院では東部もマスク麻酔による完全無痛化で痛みの不安を解消しています。
第4位:鼻と鼻下

鼻や鼻下のボトックスは多汗症の治療やガミースマイルの改善を目的として行われます。鼻の皮膚は厚く、注入時に圧が皮膚にかかるため、痛みを強く感じやすい部位です。また、形状的に氷で十分に冷やすことが難しいため、痛みの軽減させる策が少ないのも痛みを感じやすい理由です。
救いは、注入回数が少ないため、比較的何時間で治療が終了することです。
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第5位:脇(腋窩)

脇の下のボトックスも痛みを強く感じる部位の一つです。脇は主に多汗症やワキガ治療でボトックスを打ちます。実は脇へのボトックス注射は顔の表情筋などの部位と注入する層が異なり、皮膚の真皮層に薬剤を入れるのが特徴です。
真皮は皮膚の中でも繊維質で硬い層のため、そこに液体を注入する際に強い抵抗があり他の部位より痛みが強く出ます。また脇も左右それぞれに20ヶ所前後と多くの箇所に注射する必要があり、一度に刺す回数が多い分だけ痛みの積み重ねを感じます。
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第6位:額

額(おでこ)は皮膚が硬いために、顔のなかでも鼻に次いで、痛みを感じやすい部位です。また、額は広い範囲に10カ所以上打つ必要があるため、痛みを強く感じます。もっとも、多くのクリニックでは額のボトックスでは極細針を使用し、事前に冷却やクリーム麻酔で表面の感覚を鈍らせる工夫をしています。
そのため実際の痛みは「思ったほどではなかった」と感じる方も多く、採血の注射より痛くないという声もあります。また注射後の痛みも軽度で、稀に頭痛が出る場合もありますが通常は1~2日で治まります。
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第7位:目尻(目元)

笑ったときにできる目尻のシワ改善のボトックスも、注射回数が多いために、痛みを感じやすい箇所です。また目の周囲には細かな神経が集まっていることや、精神的にも「目に近い部分に注射する」という怖さから痛みを強く意識しやすい傾向があります。ただし目尻のボトックスは先端が極細の針で素早く打てば一瞬チクッとする程度で済むため、「思っていたより全然平気だった」という方もいらっしゃいます。
クリニックによっては針を刺す前に氷でしっかり冷やすことで痛覚を麻痺させ、痛みを感じにくくする工夫もしています。目元はデリケートゆえ内出血もしやすい部位ですが、針による腫れ・内出血が出てもメイクで隠せる程度で数日~1週間ほどで治まります。
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第8位:ふくらはぎ

ふくらはぎ(下腿)のボトックス注射は痛みを感じやすい部位ですが、顔のボトックスと比べると、「まだマシ」というかたが多いです。ふくらはぎボトックスは筋肉を細くする痩身目的で行われますが、発達した腓腹筋という大きな筋肉の中にボトックスを注入します。そのため表情筋や多汗症のボトックス治療と違い、皮膚の表面よりかなり深い部分に注射します。
また、筋肉全体にまんべんなく薬剤を行き渡らせる必要があり、片脚で20ヶ所以上も注射します。このため、30ゲージなど極細の針を用い、氷冷却で感覚を鈍らせながら施術しても、刺入時のチクッとした痛みや筋肉に薬液が入るズーンとした重い痛みを感じます。
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第9位:エラ(咬筋)

小顔目的でエラ(奥歯あたりの咬筋)に打つボトックスも、人によっては不快感を感じますが、注射する回数が他の部位より少ないため、痛みは短時間で終了します。ただ、エラの筋肉は厚く発達している場合が多く、比較的深い位置まで針を刺してボトックスを注入し、他の部位より大量の薬液を注入するため、筋肉内に広がる際の圧力でズーンと重苦しい痛みを感じることがあります。エラボトックス後に筋肉痛のような違和感を数日感じるケースもありますが、こちらはすぐに治まる軽微な症状ですのでご安心ください。
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第10位:肩(僧帽筋)

美容目的や肩こり改善の肩のボトックス注射も挙げておきます。肩のボトックスは首筋から肩にかけて張り出した僧帽筋に打つ施術で、「美肩ボトックス」「肩こりボトックス」などと呼ばれます。肩は筋肉注射ですので針を刺す痛みはありますが、他の部位と比較して、注射時の痛みは軽度でほとんどの場合麻酔は必要ないとも言われます。
以上がボトックス注射で痛い箇所ランキングです。個人差はありますが、基本的に末梢に近い部位(手足や頭皮)ほど痛みを強く感じやすく、注入部位が深い筋肉(エラやふくらはぎ、肩)はまだマシというが向があります。いずれにせよ痛みの感じ方には個人差が大きいため、「◯◯は必ず痛い」「◯◯だから平気」と一概には言えません。
大切なのは痛みを和らげる対策をきちんと講じて、安全かつ快適にボトックス治療を受けることです。
ボトックスの痛みを軽減・対処する方法

ボトックス注射の痛みは工夫次第で大幅に軽減することができます。美容外科・美容皮膚科では患者様の負担を減らすため様々な痛み対策を行っています。代表的な方法をいくつかご紹介しましょう。
極細針の使用とアイシング
針を刺すときの痛みを最小限に抑えるため、注射にはできるだけ細い針を使います。一般的な皮下注射では30G前後の針ですが、ボトックスでは32Gや34Gといった髪の毛ほどの超極細針を採用しているクリニックもあります。さらに注射前に患部を冷却するのも有効です。
氷や冷却ジェルで皮膚の感覚を鈍らせてから刺すことで、「冷たさを感じるだけで痛みはあまりなかった」となるケースも多いです。
表面麻酔(麻酔テープ・クリーム)
皮膚に塗るタイプの麻酔薬を使う方法です。施術前に麻酔クリームを塗布し数十分置くか、局所麻酔成分をしみ込ませた麻酔テープを貼っておくと、皮膚の表面が痺れて針を刺す瞬間の痛みや不快感がかなり軽減されます。ボトックス注射では針を刺す痛みは表面麻酔でかなり和らげることができますが、筋肉内に広がるときの痛みまでは完全になくせない場合もあります。
それでも「塗る麻酔をしていれば注射も怖くなかった」という声が多く、痛みに弱い方にはぜひ併用をおすすめします。当院でもご希望に応じて表面麻酔を使用しています。
笑気麻酔(リラックス麻酔)
痛みへの恐怖心が強い方には、笑気ガス(亜酸化窒素)による吸入麻酔も有効です。笑気麻酔は鼻からマスクで吸う気体の鎮静麻酔で、お酒に酔ったようなフワッとした気分になり緊張や不安が和らぎます。痛みそのものを完全になくす効果はありませんが、「注射への恐怖心が減って痛みに意識が向かなくなる」「リラックスして施術を受けられた」と感じる方が多いです。
笑気ガスは施術後すぐ意識がハッキリ戻り副作用も少ない安全な麻酔法です。ただし、ボトックスの部位によっては笑気だけでは痛みを十分に抑えきれないケースもあります(特に手のひら・足裏など鋭い痛みを感じる部位では不十分です)。その場合は次に述べる方法を検討します。
神経ブロック注射
局所麻酔薬を用いて、一時的にその部位の感覚神経を麻痺させる方法です。手のひらボトックスで手首に麻酔を注射し正中神経・尺骨神経をブロックする、頭皮ボトックスで後頭神経をブロックする…といった形で、あらかじめ痛みの信号を遮断してからボトックスを注入します。ブロック注射自体にチクっとした痛みはありますが、その後の本番のボトックス注射の痛みを軽減できるため有効です。
ただし神経ブロックは高度な技術を要する処置のため、対応していないクリニックがほとんどです。当院では神経ブロックよりさらに確実かつ安全な方法として、次に述べるマスク麻酔を導入しています。
当院オリジナルの「マスク麻酔」で痛みゼロのボトックス治療

痛みが強い部位へのボトックスも、当院なら痛みを全く感じない状態で受けていただくことが可能です。その鍵となるのが、当院独自の「マスク麻酔」という方法です。
マスク麻酔とは、酸素マスクのようなマスクから吸入麻酔薬を吸って眠っていただくタイプの全身麻酔です。点滴から麻酔薬を入れる静脈麻酔とは異なり、患者様にマスク越しに吸入麻酔ガス(当院では主にセボフルランと亜酸化窒素=笑気ガス)を吸入してもらうことで意識を落とします。マスクからゆっくり深呼吸を繰り返すだけで、1~2分ほどで完全に眠ってしまいます。
気管挿管は行わず自発呼吸を保ったまま、鎮痛薬や筋弛緩薬は使わずに必要最小限の浅い全身麻酔状態にします。簡単にいえば「完全に寝ているいるうちに施術が終わる麻酔」です。一般的な全身麻酔手術のように喉に管を入れることもなく、吸入麻酔を止めれば数分で意識がはっきり戻ります。
全身麻酔というと怖いイメージがあるかもしれませんが、きちんと管理すれば安全性が非常に高く、患者様にとっては痛みも不安も一切ない快適な方法です。なぜマスク麻酔を導入しているのか? それは、院長である私(元神)が麻酔科で培った知識・技術を活かし、「痛みを完全になくした状態で安心して美容治療を受けてほしい」と考えているからです。
本来、美容外科では静脈麻酔(点滴で鎮静剤を入れる方法)がよく用いられますが、実は静脈麻酔は適切に管理しないと危険を伴う側面があります。浅い静脈麻酔では患者様の意識がぼんやり残るため痛みを完全に抑えることが難しく、逆に痛みを感じないほど深くかけすぎると呼吸が止まるリスクがあるのです。
その点、吸入麻酔による全身麻酔は厳重なモニター管理下で行えば極めて安全であり、術前の準備から術中管理まで適切に行うことでリスクを限りなくゼロにできます。私は麻酔科及び外科として4年間の全身管理の経験を積んでおり、その技術と知識があるからこそ静脈麻酔より安全で確実なマスク麻酔をあえて選択しています。さらに、笑気ガスのみの麻酔では先述の通り強い痛みが伴う部位には不十分ですが、セボフルラン等を併用したマスク麻酔なら完全に痛みを遮断できます。
患者様にとっても「起きたらすべて終わっていた」と感じられるほど負担が少なく、「痛みが怖くて踏み出せなかった治療を安心して受けられた」と大変ご好評をいただいています。特に先述した手のひら・足裏・頭皮など広範囲にボトックスを打つ場合、マスク麻酔は必須の麻酔方法と考えています。例えば当院では、手掌多汗症や足底多汗症で両手や両足に合計100ヶ所近くボトックスを打つ治療も行っていますが、マスク麻酔下であれば刺している最中の痛みはゼロ、治療中の記憶もありません。
治療後は麻酔がすぐ冷めて歩いてお帰りいただけます。痛みが強い頭皮へのボトックスも同様に、眠っている間に施術完了です。「痛みが怖いから多汗症ボトックスを諦めていた」という方でも、安全かつ快適に治療を受けていただけます。
このように当院では患者様の負担軽減を第一に考え、他院にはない麻酔法でボトックスの痛みゼロを実現しています。
まとめ
ボトックス注射は効果が高く手軽な美容治療ですが、「痛い」というデメリットが敬遠されがちです。しかし、痛みの感じ方や強さは部位によって異なり、適切な対策を行えば痛みは大幅に軽減できます。そして痛みへの恐怖心さえ取り除けば、多くの方が「ボトックスは痛いもの? 実際は我慢できる範囲だった!」と感じています。
また、特に当院では独自の痛み対策によって、ボトックスの痛みや不安を最大限取り除く環境を整えております。痛みが心配でボトックス治療を迷っている皆様も、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。お一人おひとりに合った方法で、安心して美しくなれるボトックス治療をご提供いたします。痛みに負けず、ボトックスの効果でストレスのない毎日を手に入れましょう!
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、エラボトックスの元神メソッド開発者。アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
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責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業
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最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者






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