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「HIFU」についての記事まとめ

2024/01/05

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ウルセラの効果が分かる最新のエビデンスと医学論文

ウルセラの医学論文

筆者がウルセラを使用してから早くも12年が経ちます。筆者がウルセラをアンチエイジング治療に導入したことも12年前にここにブログ記事にしています。ウルセラの明らかな効果に導入直後より衝撃を受けたことを今でも筆者はよく覚えています。その後筆者はウルセラについて日本美容外科学会で発表しました。また、ウルセラに似せたハイフ技術(HIFU)をパクッて、さまざまなハイフ機器が各国(特に韓国)から登場しましたが、残念ながらウルセラとは全く別物です。ウルセラの場合は施術直後より顔のたるみが引き上がった変化が現れ、その効果が少なくとも数か月持続し、1年以上も効果が実感できることもあります。一方、ウルセラまがいのハイフ機器(ダブロなど)は直後より効果が微妙と言わざるを得なく、1か月後には全く変化がない状態になり、元に戻ります。以上は筆者個人のウルセラとハイフのパクリ物の感想ですが、ウルセラの効果をより客観的に評価するために、医学的にウルセラを評価した最新の医学論文(エビデンス)をご紹介します。

93%にウルセラの効果あり!

Shomeらによる2019年『Use of Micro-focused Ultrasound for Skin Tightening of Mid and Lower Face』の医学論文では、ウルセラを使用して、中顔部と下顔部のたるみがある50人の成人のインド人を治療しました。対象患者は、深い真皮を対象とした3.0 mmプローブと、表層筋膜系(SMAS筋膜)を対象とした4.5 mmプローブでウルセラ治療を受けました。30日、60日、3ヶ月、6ヶ月、そして1年後に、患者の顔の写真が集められ、効果判定の徹底的な分析が行われました。また、患者の自己評価のアンケートも行われました。その結果、6ヶ月後に93%の参加者の中顔部と下顔部の改善を認めました。患者の治療結果に対する満足度は85%でした。1年後も同じ結果が維持されました。この研究は、ウルセラを使用することで、中顔部と下顔部のたるみの全体的な美容改善において顕著な成果が得られることを発見したとこの論文でな結論付けました。この論文の特筆すべき事項としては対象患者が50人と非常に多いところで、信憑性も高くなります。

1年後も約80%がたるみの改善を実感!

William Philip Werschlerらの2016年の『 Long-term Efficacy of Micro-focused Ultrasound with Visualization for Lifting and Tightening Lax Facial and Neck Skin Using a Customized Vectoring Treatment Method』の医学論文では、眉毛の非侵襲的なリフト、顎下および首の組織のリフト、およびデコルテの線およびしわの改善に対するウルセラの効果が判定されました。25歳から60歳の対象患者20人が顔と首の皮膚たるみがある部分で研究用に登録され、治療されました。象患者は90日、180日、そして1年後に評価されました。効果判定は、90日と180日のそれぞれで対象患者の90%と100%から回答が得られ、1年後では95%から回答が得られました。1年後の対象患者から自己報告された結果では、79%がたるみの減少、58%が小じわやしわ、47%が肌の質感の滑らかさを実感しているという結果でした。この論文ではウルセラは、顔と首の組織の顕著なリフトと引き締めを実現し、1年間以上にわたって改善が維持され、患者自身の満足度も非常に高いと結論付けております。

ウルセラ照射

おなかのたるみにもウルセラは効果あり!

Lin F. らによる2020年『Non-surgical treatment of post-partum lower abdominal skin and soft tissue laxity using microfocused ultrasound with visualization.』の医学論文では、出産後の女性における下腹部の皮膚および軟部組織のたるみをウルセラで治療し、その効果と安全性を調査しました。出産後6ヶ月から24ヶ月の間の20人の女性患者の下腹部をウルセラで治療し、3ヶ月および6ヶ月で対象患者からの報告および写真を使用してウルセラの治療効果が分析されました。結果は、6ヶ月時点での対象患者の術前術後の写真分析のよる効果判定と患者自身の満足度調査では、6ヶ月にわたり一貫して下腹部のたるみの改善を示しました。また、重大な有害事象は報告されませんでした。

この医学論文ではウルセラがおなかのたるみの改善にも効果があることを証明しました。

 

二の腕、膝上、内ももにもウルセラ!

ウルセラのおなかのたるみに対する効果を証明した医学論文を上述しましたが、顔やおなか以外にもウルセラは効果があります。少し古い論文ですが、AlsterとTanziの2012年の『Noninvasive lifting of arm, thigh, and knee skin with transcutaneous intense focused ultrasound』の医学論文では上腕部、膝上部、内ももの皮膚のたるみに対してウルセラの効果判定を行いました。対象患者は18人で、上腕部、膝上部、内ももの3領域に対してウルセラの照射を行いました。この研究では同時に深度4.5mmのトランスデューサー単独照射と深度4.5mm と3mmのトランスデューサーの併用した二重照射を手足の左右で分けて照射し、単独照射と二重照射のどちらがよいのかも判定しました。結果は3つの部位すべてで、効果があったと結論付けています。さらに、膝と上腕は内ももよりも効果があり、膝と上腕は目に見える効果があったと書いています。また、二重照射のほうが、より表層的な真皮コラーゲンのリモデリングを促し、肌の質感を滑らかにするのに役立つとも記述しています。対象患者の満足度アンケートでは、16人中13人の患者が非常に満足していると答えていました。

まとめ

この記事では最新のウルセラに関する最新の医学論文を紹介しました。ウルセラはFDA認証を受けている唯一のハイフ機器です。FDAとは米国食品医薬品局のことで、日本国の厚生労働省に該当します。いわば、国家が効果があるお墨付きをした唯一のハイフ機器です。また、ウルセラのDeepSEE技術はウルセラの特許であり、他のハイフ機器には搭載されていません。DeepSEE技術によりウルセラでは照射部位を超音波の画像診断を行いながら、安全に適切な深度に照射できます。

ウルセラの画像補助

このようにウルセラは唯一無二のハイフ機器です。また、ウルセラは照射方法なども非常に重要であることは以前にブログでもご紹介しました。ウルセラを検討される場合は、信頼できる医師を選ぶことも大切です。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。ウルセラは日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。

【関連項目】

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ウルセラの全貌:後遺症、危険性、副作用とガンリスクの真実

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ウルセラは値段が安いほうがいい?

若返りの秘訣:ウルセラとハイフによる最先端リフトアップ治療

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2023/08/29

院長ブログトップ > 【エステのHIFU治療】後遺症トラブル多発で行政が動く!!

【エステのHIFU治療】後遺症トラブル多発で行政が動く!!

エステのハイフのトラブルについて動画アップしました。

当院のハイフ治療「ウルセラ」は効果が絶大です。

ウルセラ専用HPを是非ご覧ください。

千葉の美容整形外科 船橋中央クリニック

東京の美容整形外科 青山セレスクリニック

元神賢太

 

 

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2022/11/22

院長ブログトップ > 最強ハイフ「ウルセラ」の動画解説

最強ハイフ「ウルセラ」の動画解説

最も効果があるハイフ(HIFU)と言われている「ウルセラ」について動画解説しました。

 

当院では寝ている間に最大のパワーでウルセラを照射するのが特長です。

ウルセラ専門サイトも是非ご覧ください。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。ウルセラは日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。

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