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しなこが受けたわきが手術はどこの病院?
更新日:2025/08/13
公開日:2025/08/15
インフルエンサー・しなこさんの告白:「保険適用で5万円」のわきが手術

人気インフルエンサーのしなこさん(フォロワー数も多数)が、自身のコンプレックスであった「わきが」の手術を受けたことをSNSで公表し、大きな話題となりました。2025年1月初旬、しなこさんはInstagramのストーリーズで「昨日ワキガの手術しました!」と手術を報告。その中で「保険適応で5万円?でやれました!」と費用について明かし、手術当日も痛みは思ったより少なく元気に過ごし、翌日も普通に動けたと経過を伝えています。
つまり、保険が適用され約5万円程度で受けられる「剪除法」(いわゆる汗腺を切除する手術)を受けたということです。
一般的に自由診療のわきが手術は数十万円かかるケースも多いため、「5万円で手術できた」という告白に多くの人が驚きました。さらに彼女は術後の経過についてもSNSで逐一共有しています。手術から3ヶ月が経過した頃には、「本当に本当にやって良かった!!!」と心境を明かし、「全く無臭になったし、自信もってノースリーブも着れる!」と、長年の悩みが解消された喜びを報告しました。
傷跡については「まだ黒ずんでいるのでファンデーションで隠している」と述べていますが、わきのニオイが完全になくなり、好きな服装も楽しめるようになったというポジティブな変化を強調しています。手術直後の痛みも「私はめちゃくちゃ痛い訳では無い」程度だったそうで、術後の回復も順調だったようです。このように、しなこさん自身が術後の状況を包み隠さず発信したことで、「同じ悩みを持つ人たちに勇気を与えてくれた」「前向きになれた」という声も多く寄せられました。
わきがというデリケートな悩みを公表するのは大変勇気のいることですが、彼女の発信は多くのフォロワーから共感や賞賛を集めています。では、しなこさんが受けたわきが手術とは具体的にどのような内容で、そしてどこの病院で行われたのでしょうか? しなこさんの発信内容をもとに考察しつつ、わきが治療専門の医師の視点から「保険適用のわきが手術」の現実について解説していきます。
参照元:
・しなこさんのワキガ手術はどこで受けた?保険適用で5万円の病院とは
・人気インフルエンサー・しなこ、ワキガ手術から3か月「無臭になった」「自信もってノースリーブも着れる!」
病院名は非公開…候補に挙がったクリニックとは?

結論から言うと、しなこさんは自身の手術を受けた病院名を公表していません。Instagramで手術を報告した際も、具体的なクリニック名には一切触れておらず、公の場で「○○病院で受けた」と明言はしていないのです。これは、おそらく「特定の病院名を出すことで生じる誤解を避けたい」「プライバシーに配慮したい」という気持ちからだと推測されます。
有名人が特定の医療機関名を出すと宣伝や批判につながる可能性もあるため、慎重になったのかもしれません。しかしながら、ネット上では「一体どこの病院で5万円の手術を受けたのか?」と大勢のユーザーが関心を寄せ、いくつかの有力候補が取り沙汰されています。事実、しなこさんの手術報告直後からSNSや掲示板では様々な憶測が飛び交いました。
その中で有力視された候補の一つが、東京都内のある形成外科クリニックです。具体名はここでは伏せますが、保険適用の剪除法(切る手術)を提供しており、約5~6万円程度で施術可能と公式に案内しているクリニックです。都心に位置し、実績が豊富で口コミ評価も高いため、東京近郊に住むしなこさんが通いやすい立地であることから「しなこさんが手術を受けたのはこの病院ではないか?」とネット上で名前が挙がりました。
実際、そのクリニックは「わきが治療は保険適用できます」と大々的にアピールしており、しなこさんの語った条件(保険適用、約5万円、切る手術)に合致します。ただ繰り返しになりますが、しなこさん本人が公表していない以上、真相は不明です。Kこれは彼女が病院名を伏せたのはあくまで慎重な姿勢からでしょう。
大事なのは「どの病院だったか」よりも「彼女が保険適用の手術で症状を克服した」という事実であり、そのポジティブなメッセージだといえます。ちなみに、有力候補とされた都内のそのクリニックのホームページを見ると、興味深い点があります。そのクリニックでは保険適用の剪除法も行っていますが、一方で自由診療の手術法「クアドラカット法」というものを強く推奨しているのです。
クアドラカット法とは、わきの下をごく小さく(0.5~1cm程度)切開し、特殊なシェーバー付きの吸引管でアポクリン汗腺を削り取る手術法で、傷跡が小さくダウンタイムが短いのが特徴とされていま。ただし保険は利かず自費診療となり、両脇で税込55万円程度の費用がかかります。そのクリニックによれば「予算が許すのであれば剪除法よりクアドラカットをお勧めします」とのことで、実際患者さんのほとんどがこのクアドラカット法を選択しているそうです。
つまり表向き「5~6万円で保険OK!」とうたっていても、クリニック側としてはより高額な最新治療(55万円)をメインに勧めているわけです。ネット上で「しなこさんが手術を受けたのはここでは?」と噂された病院がまさにそのような方針のところで、保険診療もやるけれど、実際には自費の高額手術を推奨する典型的なケースとも言えます。この点については後述する「保険適用のわきが手術の現実」を理解する上で重要なヒントになります。
しなこさんの手術方法は「剪除法」-保険適用される唯一の根治術

しなこさんが受けたと語っている「保険適用の切る手術」とは、おそらく「剪除法(せんじょほう)」という手術法です。剪除法は皮膚を切開して直接アポクリン汗腺を目で確認しながら取り除く方法で、日本では古くから行われてきたわきが治療の標準術式です。具体的には、わきの下を通常5,6cmほど切開して皮膚を裏返し、皮下に存在するアポクリン汗腺を一つひとつ丁寧に削ぎ取っていきます(皮弁法とも呼ばれます)。
経験豊富な医師が手を抜かずにしっかりと時間と手間を費やせば、汗腺そのものを物理的に取り除くため再発リスクが低く、根本的な治療になり得ます。健康保険が利く条件を満たせば患者さんの自己負担は3割で済むため、片脇2万円強、両脇でも約4~5万円程度という比較的安価な費用で受けられるメリットがあります。しなこさんの場合もこの剪除法を受けたと考えられ、その証拠に術後3ヶ月で「全く無臭になった」と語るほど効果を実感されています。
剪除法がうまく成功すれば、文字通りアポクリン汗腺を物理的に除去するわけですから、ニオイの原因自体が取り除かれ、臭いが完全になくなることも理論上は可能です。ただし、剪除法にはデメリットや注意点もあります。まず、皮膚を数センチ切開するため傷跡が残ることは避けられません。
しなこさんも「傷跡がまだ黒ずんでいる」と述べていますが、通常手術後しばらくはわきの下に線状の傷が残ります(時間とともに目立たなくはなります)。また、術式上どうしてもダウンタイム(回復期間)が長めで、術後は両脇を圧迫固定して安静に過ごす必要があります。個人差はありますが、腕を自由に上げ下げできるようになるまで1~2週間程度かかるとも言われています。
剪除法自体は歴史が長く効果も確かな手術法ですが、医師の技術力に結果が大きく左右される繊細な治療でもあります。どれだけ徹底的にアポクリン汗腺を除去できるか、止血や感染予防をきちんと行えるか、といった点で術者の経験が物を言います。言い換えれば、熟練した医師が丁寧に行えば高い効果を発揮する一方、そうでなければ「取り残し」による臭いの再発リスクも非常に高いということです。
また後述しますが、保険診療の範囲内だと時間的・費用的制約もあるため、必ずしも最大限の効果を狙った手術が行われないケースもあるのが現実です。しなこさんは結果的に「無臭になった」と大満足されていますが、これは剪除法のポテンシャルを最大限引き出した場合の理想的な結果と言えるでしょう。
保険適用で5万円…でも誰もが満足できる結果になる?現実を検証

しなこさんのケースでは、保険診療の剪除法で見事に悩みが解消されました。しかし、ここで気になるのは「保険適用のわきが手術は本当にそんなにうまくいくの?」という点です。結論から言えば、しなこさんのように保険適用の手術で十分満足いく結果が得られるケースは実際のところ「かなり稀(まれ)」です。私自身、わきが治療専門の医師として日々多くの患者さんを診療していますが、保険で剪除法の手術を受けたのに「臭いがあまり変わらなかった」「再発してしまった」と相談に来られる方が後を絶ちません。
なぜこのようなことが起きるのか、保険適用のわきが手術にまつわる現実を順に説明します。まず第一に、保険適用で手術を受けられる人自体がかなり限られているという問題があります。実は健康保険がワキガ手術に適用されるための条件は非常に厳しく、「悪臭が著しく、他人の就業に支障を及ぼすほど明確な事実がある場合」(要するに社会生活に支障をきたすレベルの重度の腋臭症)に限られています。
患者さんの自己申告だけではなく、医師の診断においても客観的に「極めて重度」と認められないと保険は通りません。そのため、多くの人は「自分は重度だから保険が効くだろう」と思って受診しても、診察の結果「あなたは保険適用が可能なほど重度ではないですね」と告げられてしまうのが実情です。言い換えれば、保険でわきが手術が受けられるケース自体がかなり稀なのです。
しなこさんは運良く(あるいはそれだけ症状が重かったのか)保険適用で手術できましたが、一般の患者さんのほとんどは保険の基準を満たさず、保険診療を断念せざるを得ません。次に、仮に保険適用の基準を満たす「重度の患者さん」だった場合でも、クリニック側の事情によって素直に保険診療が受けられないケースがあります。昨今、インターネットで「わきが手術 保険適用」と検索すると多くのクリニックがヒットし、一見すると「うちなら保険で安く手術できますよ!」と宣伝しているように見えます。
ところが実際に蓋を開けてみると、そういったクリニックの多くは患者さんが来院すると「あなたは保険でやるほどひどくないですね…ただし自費の○○法なら確実に治せますよ」といった形で、結局高額な自由診療メニューを勧めてくるのです。これは一種の集客テクニックで、「手術費用4万円!」という宣伝文句で患者を呼び込み、診察では実際には50万円もするクアドラカット法などを提案するのが典型的パターンです。実際、それらのクリニックの料金表をよく見ると保険診療のメニューは載っているものの、ほとんどの患者には自由診療が行われていることが分かります。
要するに、最初から保険で手術させる気はあまりなく、高額な手術に誘導するつもりで「保険適用OK」と謳っている場合も多いのです。では、なぜクリニックはそんなことをするのでしょうか?最大の理由は採算です。先ほど触れたように、わきが手術(剪除法)の保険点数は片側6870点で両側13740点と定められています。
医療機関が受け取る報酬は両脇手術で約13万7400円、患者さんの負担はその3割の約4万円強という計算です。一方、自由診療で行うわきが手術(例えばクアドラカット法や皮下組織吸引法、ミラドライなど)は相場で数十万円に上ります。仮に50万円の自費手術なら、保険手術の収入13.7万円はその1/3以下です。
当然ながら、営利目的のクリニックにとって保険診療より自由診療のほうが儲かるのは明白です。そこで、一部の良心的でないクリニックでは「せっかく来た患者に保険適用で安く治されては損」とばかりに、なんとか高額メニューに転換させようとします。さらに問題なのは、もし患者さんが高額な治療を断って「どうしても保険でやりたい」と希望した場合の対応です。
驚くべきことに、そういった場合に医師がわざと「保険診療の範囲内に見合うだけ」の手術しかしないケースがあるというのです。私自身は医療者として信じがたい話ですが、実際に他院で保険手術を受けた患者さんから「先生に『保険の範囲だから効果はこの程度だよ』と最初から言われた」「案の定、わずかに症状が軽くなった程度でニオイは残ったままだった」という話を聞くことがあります。それだけ「保険診療では徹底的な治療はしませんよ」という建前がまかり通っているとも言えます。
実際問題、健康保険の規定上も剪除法は「臭いが若干でも改善されれば成功」とみなされる側面があります。極端な話、手術後に患者さんの臭いが100だったのが50に減ったとしても、それで社会生活上の支障が軽くなれば保険治療としては目的達成なのです。つまり、保険診療で行われるわきが手術は、最初から「完全に臭いをなくす」ことをゴールにしていないとも言えます。
もちろん保険適用でもしっかり取れるだけ取る真面目な先生もいますが、上述のような背景から「保険の範囲内ではこんなもの」と最小限の施術しかしない医師も存在するのです。こうした事情を踏まえると、しなこさんのように「保険で5万円の手術を受けたら本当に無臭になった!」というのは、いかに特別なケースであるかが分かるでしょう。実際、保険診療でのわきが手術を受けてわきが臭から完全に解放されることはほとんどありません。
ほとんどの患者さんは多少なり臭いが残ってしまい、「やはりスッキリ治すには自費でもっとしっかり治療するしかないのか…」と悩まれるのが現状なのです。
しなこさんの成功は“特別待遇”だった可能性も?

ではなぜ、しなこさんはその「ほとんどない」レベルの大成功を収めることができたのでしょうか。この点について、私見にはなりますが、「彼女が有名インフルエンサーだったこと」が関係している可能性は否めません。しなこさんほどの発信力がある方が手術を受けに来れば、病院側も「絶対に満足いく結果を出してあげよう」と通常以上に気合が入るかもしれません。
言い換えれば、しなこさんはある意味“VIP待遇”で、保険診療であっても非常に丁寧かつ徹底的な手術を受けられた可能性があります。例えば先ほど触れた都内の有力候補クリニックであれば、本来は保険よりもクアドラカット法(55万円)の方を推したいところでしょう。しかし著名なインフルエンサー相手に「うちは保険で安くできますよ」と謳っておきながら高額手術を勧めるのは印象が悪いですし、万一それで嫌がられてSNSに書かれでもしたら信用問題です。
そのためしなこさんにはあえて勧誘せず保険適用内で手術し、その代わり施術は最大限しっかり行ったのでは…と推測できます。あるいは極端な仮説を言えば、「見た目は保険診療の体裁で実際はクアドラカット法に近いような手厚い手術をした」のかもしれません。もちろん真相は当事者にしか分かりませんが、結果として彼女は無臭になるほど汗腺を取ってもらえているわけですから、何らかの形で特別に効果の高い治療が施されたのでは、と勘繰りたくもなります。
実際問題、しなこさんほどの影響力がある方が「この病院で手術したら治ったよ!」と発信することは、病院側にとって絶好の宣伝になります。しなこさん自身は病院名を明かしていませんが、それでもファンの間で推測が飛び交うくらいには話題になりますし、少なからず「保険でやってくれる病院があるんだ」と知った人達が検索して該当のクリニックに辿り着くこともあるでしょう。そう考えると、病院にとってもしなこさんに満足してもらうメリットは大きかったわけです。
ですから彼女が特別な存在だったからこそ得られた成功体験だった可能性は高いと感じます。誤解しないでいただきたいのは、これは決して「しなこさんの手術がヤラセだった」と言いたいわけではありません。あくまで結果論として、彼女ほどの影響力がある患者さんには医療者も真摯に全力を尽くす傾向があるということです。
医療は本来どんな患者さんにも平等であるべきですが、人間である以上「この人には何とか期待に応えたい!」と思う気持ちが働くのも事実です。その点で、しなこさんは特別なケースだったと言えるでしょう。一般の方が同じように「保険で5万円の手術を受けたから私も無臭になるはず!」と思ってしまうと、それは大きなリスクが伴います。同じ結果を期待すると痛い目を見る可能性が高い、というのが先に述べた保険診療の現状から導かれる結論なのです。
当院には「保険手術で効果がなかった」相談が多数寄せられる

私は青山セレスクリニック・船橋中央クリニックで長年わきが治療に携わっており、これまで累計1万人以上のわきが・スソわきが患者さんの治療に関わってきました。その経験から強調したいのは、「保険でわきが手術を受けたけれど満足いかなかった」という患者さんが本当に多いという現実です。私のクリニックにも、「数年前に他院で保険の剪除法を受けたけどニオイが残っている」「手術直後はマシになったが、半年ほどでまた臭うようになった」といったお悩みで来院される方が後を絶ちません。
中には、5,6回もの再手術を重ねている方すらいます(もちろんそれだけ繰り返してもなお悩んでおられるのです)。このような患者さんのお話を詳しく伺うと、多くの場合で「最初の手術は保険で安くやりたかった」という動機があります。そして案の定というべきか、保険で行った手術ではアポクリン汗腺を取り残されてしまい、結局ニオイが完全には消えなかったのです。
さらに困ったことに、一度手術をした部位の再手術(特に剪除法の再手術)は技術的に難易度が上がります。瘢痕(傷跡の組織)が固くなっていたり、前回の手術で取り残された汗腺が散在していたりして、一回目よりも繊細な手技が求められるのです。患者様にとっては「保険で安く済ませたつもりが、効果がなくて結局また高いお金を払って治療し直す」という二重の負担になってしまい、本当にお気の毒です。
私たち医療者側から見ても、最初から十分な効果が見込める方法を適切な費用で選択してもらえれば…と歯がゆい思いになります。もちろん経済的事情は人それぞれですし、少しでも安く済ませたいというお気持ちは痛いほど分かります。しかし先述のように保険診療のわきが手術には限界があり、十分な効果が得られないリスクが高いのが現実です。
だからこそ私は、特に長年わきが臭に苦しんでいる方ほど「治療効果」を最優先に考えてほしいと日々お話ししています。費用面だけにとらわれてしまうと、かえって損をする――これは実際に多くの患者さんが経験された教訓でもあります。当院では、患者様一人ひとりの症状の程度やライフスタイル、予算に応じて最適な治療法をご提案しています。
剪除法のような根治手術から、ビューホットのようにメスを使わない最新治療まで幅広く扱っており、それぞれの長所短所を正直にお伝えした上で患者様に選択いただくよう心がけています。大切なのは、「必ず臭いをなくす」という医師の誠実な姿勢と技術力です。保険診療であろうと自由診療であろうと、いい加減な治療では患者様の悩みは解決しません。
当院では幸いこれまで培った知見と技術がありますので、初回の治療でしっかり効果を出すことに全力を注いでいます。その結果、多くの患者様から「もっと早く来れば良かった」「最初からここで受ければ二度手間にならなかった」とのお声を頂戴しています。
まとめ
しなこさんが自身のわきが治療体験を公表したことは、同じ悩みを抱える人々にとって大きな希望となりました。なかなか人に言えず一人で抱え込みがちな「わきが」という問題を、人気インフルエンサーが堂々とカミングアウトし、しかも「手術して良かった!」と明るく報告した意義は計り知れません。実際、「勇気をもらえた」「自分も治療を前向きに考えてみようと思えた」という声が多数上がっています。
しなこさんの発信がきっかけで、一歩踏み出す決心がついた方もいるでしょう。こうした前向きな連鎖は、非常に素晴らしいことだと思います。しかし一方で、「インフルエンサーが保険で手術できたんだから自分も安く治せるはず」と安易に考えてしまうのは危険です。
繰り返しになりますが、保険適用で満足のいくわきが手術が受けられるケースはごくわずかであり、多くの人にとって現実的ではありません。特に、「臭いは気になるけど生活に支障が出るほどではない」という中等度くらいの方は保険適用の対象にならない可能性が高く、その場合は必然的に自費治療を検討することになります。また、たとえ保険で手術できるほど重度だったとしても、前述のように医師の技量や治療方針次第では十分な効果が得られないリスクがつきまといます。
大切なのは、費用や宣伝文句に惑わされず信頼できるクリニックと医師を選ぶことです。最終的にわきが手術の成功可否を分けるのは「執刀する医師の技術力」と「患者に対する誠実さ」に他なりません。経験豊富で、患者思いの医師であれば、たとえ保険診療の範囲でもできる限りのことをしてくれるでしょうし、逆に不誠実な医師だと高いお金を払っても満足な結果にならない恐れもあります。
ですから、クリニック選びでは料金だけで飛びつかず、実績や口コミ、カウンセリングの丁寧さなどを総合的に判断することが肝心です。幸い今はインターネットで多くの情報が手に入ります。様々なクリニックのサイトを見比べたり、実際にカウンセリングを受けて話を聞いてみたりして、「ここなら任せられる」というところを見つけてください。
一度きりの手術で悩みを解消するためにも、慎重すぎるくらいでちょうど良いと私は考えます。最後に、わきが治療専門医の立場から申し上げると、わきがは適切な治療を受ければ必ず改善できる症状です。しなこさんのように「思い切って治療して本当に良かった!」と心から思える日常を取り戻すことは十分可能です。
ただ、そのためには正しい選択が必要になります。今回のしなこさんの公表は、悩める方々にとって大きな一歩を踏み出す後押しとなったはずです。その一歩を無駄にしないよう、ぜひ信頼できるクリニックで適切な治療を受けてください。私も美容外科医として20年以上、この分野に携わってきた者として、今後も正しい情報発信を通じて皆様のクリニック選びのお役に立てれば幸いです。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、ビューホット治療を日本にいち早く導入。ビューホットにおけるスソワキガ治療は日本で初めて行った。これまでのスソガ、わきが治療例は延べ1万人を超える。
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責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業
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最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者






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