元神院長執筆 専門医と学ぶ美容医療ブログ

脂肪冷却の画像:クルスカとクールテックの違い(写真多数あり)

更新日:2025/11/26

公開日:2025/11/30

今回は「脂肪を切らずに除去したい」と考える方に向けて、脂肪冷却による痩身治療についてお話しします。脂肪冷却はメスを使わない安全な部分痩せ法で、「切らない脂肪吸引」とも呼ばれる非侵襲的な痩身治療です。中でも世界的に有名なクールスカルプティング(通称「クルスカ」)と、当院で導入している最新機器クールテックという2種類の脂肪冷却マシンがあります。

本記事では脂肪冷却のビフォーアフター画像を多数交えながら、クルスカとクールテックの違いを専門医の視点で徹底解説します。そして私が特に推奨するクールテックによる脂肪冷却の症例写真も6例ご紹介します。切らずに脂肪を減らしたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。

脂肪冷却(クルスカ・クールテック)とは?

まず脂肪冷却治療全般について簡単に説明します。脂肪冷却は、皮下脂肪を専用の冷却機器で凍らせることで脂肪細胞にアポトーシス(自然細胞死)を誘導し、脂肪細胞そのものを破壊・除去する痩身技術です。脂肪細胞は他の細胞よりも低温に弱い性質を利用しており、皮膚や他の組織にダメージを与えず選択的に脂肪だけを減らせるのが特徴です。

破壊された脂肪細胞は施術後、数ヶ月かけて体内のマクロファージによってゆっくり処理され、最終的に尿などを通じて体外へ排出されます。ダイエットでは脂肪細胞のサイズを小さくするだけですが、脂肪冷却では脂肪細胞の数自体を減らすため、リバウンドしにくく脂肪吸引と同等の効果が得らえる点が大きなメリットです。

脂肪冷却はアメリカFDAの認可を受けた安全性の高い施術で、近年その人気は急速に高まっています。

2019年には米国で行われた非侵襲的痩身治療約100万件のうち25%が脂肪冷却だったとのデータもあり、世界中のクリニックで広く採用されています。主な副作用は施術部位の一時的な発赤や腫れ、軽い痛み・痺れですが、通常数日以内に治まります。ごく稀なケースとして逆説性脂肪過形成(PAH)という副作用(脂肪冷却後に脂肪が増えてしまう現象)も報告されていますが、その発生率は非常に低く抑えられています。

クールスカルプティング(クルスカ)では有名モデルがこのPAHを発症したことで話題になりましたが、それでも発生率は0.1%前後と極めてまれです。一方、最新のクールテック・ディファイに関する大規模調査では、PAH発生率は0.09%(1118例中1件)に留まったと報告されています。このデータからも分かるように、脂肪冷却はどちらの機器においても安全性の高い痩身治療と言えます。

クルスカ(クールスカルプティング)とは?

クールスカルプティング(CoolSculpting®)は、アメリカ発の脂肪冷却マシンです。世界で最も早く実用化された脂肪冷却装置で、多くの臨床実績があります。日本でも「クルスカ」の愛称で知られ、脂肪冷却と言えばまずクールスカルプティングを思い浮かべる方も多いでしょう。

専用のアプリケーターで脂肪を吸引しながら冷却板で挟み込み、約35~60分かけて脂肪を凍結します。従来型のクルスカ(初期モデル)は一度に1カ所の施術しかできませんでしたが、近年登場した新モデルクールスカルプティング・エリートではアプリケーターが改良され、一度に2カ所を同時施術できるようになりました。クルスカは脂肪冷却機器のパイオニアとして広く普及していますが、施術できる部位・範囲やハンドピースの形状に限りがあること、効果の現れ方や副作用リスクなどいくつかの点で後発のクールテックと比較すると課題もあります。この後でクールテックとの詳細な違いを見てみましょう。

クールテックとは?

クールテック(Cooltech®)はスペインのコクーン社が開発した脂肪冷却マシンで、クルスカの後に登場した第2世代の脂肪冷却装置です。特に最新モデルのクールテック・ディファインでは技術が大きく進化しており、従来は2カ所同時だった施術が最大4カ所同時まで可能になりました。例えばお腹周り全体など広範囲の脂肪も、一度に4つのアプリケーターで並行して冷却できるため、施術時間を大幅に短縮できます。

またハンドピースの形状が豊富に用意されており、部位ごとに最適な形のアプリケーターを選択することで均一かつ効果的に脂肪を凍結できます。これにより冷却むらが減り、稀な副作用である逆説性脂肪過形成(PAH)のリスクも軽減できるとされています。クールテック・ディファインでは脂肪を360度全方位から包み込むように冷却する仕組みが採用されており、従来型より効率よく脂肪細胞を凍結破壊できる点も特徴です。

効果の面でもクールテックは非常に優秀です。最新の研究では、クールテック・ディファインで施術した場合、一度の治療で局所脂肪の平均50%減少が可能との報告もあります。実際、施術前後約70日(2ヶ月強)で脂肪の厚みが平均35mmから11mmへと約70%も減少したというデータも示されており、その高い痩身効果が注目されています。

クールテック施術後の効果の現れ方も早く、施術後1~3ヶ月で明確な変化が出始めるケースが多いです。これに対しクルスカでは効果が実感できるまで通常3~6ヶ月ほど要するとされており、結果が出るまでの時間に両者で差があります。このように効果のスピードや減少率の点でも、クールテックは優れたパフォーマンスを発揮します。

当院ではこのクールテックをいち早く導入し、多くの患者様に施術を行ってきました。その効果と安全性の高さから、現在ではクールスカルプティングよりクールテックを強くお勧めしています。価格面でもクールテックは比較的導入コストが低いため施術料を抑えられる利点があり、当院では1エリアあたり29,800円(税込)という業界最安値で提供しています。クルスカよりも効果が高いとされるクールテックを、より手頃な価格で受けられる環境を整えております。

▶️ クールテックについてはこちら

脂肪冷却クールテックの症例写真(腹部)

それでは、実際に脂肪冷却(クールテック)でお腹の脂肪を減らした症例写真を見てみましょう。以下にご紹介する6例はいずれも腹部へのクールテック施術例で、施術前後の変化を写真で確認できます。脂肪冷却のビフォーアフター画像から、その効果をぜひご実感ください。

症例1:30代女性・下腹部の産後ポッコリ解消

30代女性・下腹部の脂肪冷却ビフォーアフター   

1回4エリア(上下腹部2カ所、脇腹2カ所)を合計2回(8エリア分)行った治療前後

30代女性の患者様の症例です。出産後に下腹部のたるみ(いわゆるポッコリお腹)が気になるとのことで、クールテックによる脂肪冷却を希望されました。皮下脂肪は十分あり、摘むと厚みを感じる状態でしたが、切る手術(脂肪吸引)には抵抗があるとのことでクールテックを2回施行しました。

施術前の写真では下腹部全体に丸みがあり、薄手の服を着るとポッコリが目立つ状態でしたが、施術後3ヶ月の写真ではお腹の膨らみがかなり平坦化しています。特にへそ周りの脂肪厚が薄くなり、横から見たシルエットでも下腹の突き出しが解消しているのが分かります。患者様自身も「ウエスト周りがすっきりして、前に履いていたジーンズがはけるようになった」と大変喜ばれていました。

体重は大きく変わらなくても、お腹の部分痩せ効果で見た目のシルエットが大幅改善した症例です。

症例2:40代男性・腹部のビール腹の改善

40代男性・腹部の脂肪冷却ビフォーアフター

1回4エリア(下腹部2カ所、腰2カ所)を合計3回(12エリア分)行った治療前後

40代男性の症例です。お腹のポッコリした脂肪いわゆる「ビール腹」)が取れないことに悩まれ、来院されました。こういうタイプは内臓脂肪が多く、普段の運動不足が原因です。

患者はデスクワーク中心で運動習慣が少なく、腹部に脂肪が付きやすい体質とのこと。診察時確かに内臓脂肪が多く、皮下脂肪はお腹の出具合と比較しますと、少な目なのですが、ダイエットで体重は減ってもウエストの脂肪が残ってしまうとのことで、脂肪冷却を希望されました。下腹部(2か所分)と左右のわき腹(腰)の計4エリアに対し、クールテックを合計3回ずつ施行しています。

施術前の写真ではぽっこり突き出たお腹が明らかですが、3回目の施術後2ヶ月の写真では腹部全体が引き締まり、ビール腹の改善がはっきりしてきました。ズボンのウエストサイズも一回りダウンし、「ベルトの穴が2つ分くらい締められるようになった!」と喜ばれました。切らずにここまで脂肪が減らせることに患者様は驚かれており、男性の腹部脂肪にも脂肪冷却が有効であることを示す症例となりました。

症例3:60代女性・下腹部の頑固な脂肪に複数回施術

60代女性・下腹部の脂肪冷却ビフォーアフター

1回3エリア(わき腹2カ所、下腹部1カ所)を合計2回(6エリア分)行った治療前後

50代前半の女性の症例です。下腹部と脇ばら(腰回り)に長年蓄積した頑固な脂肪にお悩みで、「年齢的に代謝も落ち、運動や食事制限ではお腹だけ痩せない」とのことでご相談いただきました。皮下脂肪が厚く、脂肪吸引手術も選択肢に上がりましたが、「手術は怖いしダウンタイムも取れない」とのご希望でクールテックを2回に分けて施術しました(各施術は約1ヶ月おきに実施)。

最終施術から1ヶ月後に撮影した写真では、施術前と比べて下腹部の厚みが大幅に減少しているのがわかります。ぽってりと掴めていた脂肪がかなり薄くなり、横から見ると下腹の突き出しが解消されていました。2回の施術により腹部脂肪の量は見違えるほど減り、見た目にも別人のようにスリムなお腹を実現しています。

患者様は「まるで脂肪吸引したみたい!」と仰るほど効果を実感されており、切らずにここまで結果が出たことに大変満足いただきました。このケースでは複数回施術することで脂肪減少効果が累積し、脂肪冷却でも脂肪吸引に匹敵する劇的な変化が得られた好例と言えるでしょう。

症例4:30代女性・上腹部と下腹部の全体痩せ

30代女性・腹部全体の脂肪冷却ビフォーアフター

1回4エリア(下腹部2カ所、脇腹2カ所)を合計3回(12エリア分)行った治療前後

30代女性の症例です。下腹部全体(下腹部~わき腹)に脂肪がつきやすく、「ウエスト全周を一回りサイズダウンしたい」とのご希望でした。クールテック・ディファインの4カ所同時冷却を活かし、下腹部2か所+左右わき腹の計4エリアを合計3回ずつ施術しました。

3回目の施術後1ヶ月の写真では、施術前と比べてお腹周りが一回りスリムになり、全体的にサイズダウンしているのが視覚的にわかります。周囲の方からも「痩せた?」と言われるほどウエストラインが変化し、ご本人も「お腹だけ効率良く痩せられて嬉しい」と仰っています。体重減少はほとんどありませんでしたが、脂肪冷却で部分痩せを実現し全体のシルエット改善に成功したケースです。

4カ所を一度に冷やせるクールテックだからこそ、短期間でウエスト全体のサイズダウンが叶ったと言えるでしょう。

症例5:40代男性・腹筋上の脂肪の減少

40代男性・腹筋上の脂肪冷却ビフォーアフター

1回2エリア(上下腹部の2カ所)を合計3回(6エリア分)行った治療前後

60代男性の症例です。普段運動をしているが、腹筋周りの脂肪だけがどうしても取れないということでご来院。腹筋の皮下脂肪はかなりダイエットや運動をしても取れないことが多いのが実情です。

上・下腹部の計2エリアに対し、クールテックを合計2回ずつ施行しています。施術前の写真ではぷっきりした腹筋の上にある脂肪が目立ちましたが、施術後1ヶ月の写真では腹筋が引き締まったのが明らかです。ダイエットや運動しても頑固な腹筋の上のの脂肪に対してもクールテックが有効であることが分かります。

症例6:60代女性・多すぎる皮下脂肪に効果てきめん

60代女性・多すぎる皮下脂肪の脂肪冷却ビフォーアフター

1回2エリア(下腹部2カ所)を合計3回(6エリア分)行った治療前後

60代女性の患者様の症例です。明らかに多すぎる皮下脂肪に対して、クールテックを行いました。施術前の写真では下腹部全体に明らかに出っ張りがあり、3回目の施術後1ヶ月の写真ではお腹の膨らみがかなり平坦化しています。

以上、クールテックによる腹部脂肪冷却の症例写真を6例ご紹介しました。どの症例も脂肪冷却のビフォーアフター画像から効果がはっきり読み取れると思います。切開や麻酔を伴わず、寝ているだけでここまで脂肪を減らせるのは画期的です。もちろん効果の出方には個人差がありますが、適切に施術を行えば高い満足度が得られる治療法です。

▶️ 痩せる治療方法のポイントについてはこちら

まとめ

脂肪冷却は「脂肪を切らずに除去したい」というニーズに応える最新の痩身治療です。クルスカ(クールスカルプティング)とクールテックという2つの代表的マシンがありますが、最新型クールテック・ディファインの登場によって脂肪冷却治療は更に進化しました。効果の大きさやスピード、安全性の面で優れるクールテックは、まさに次世代の「切らない脂肪吸引」と言えるでしょう。

 

実際、私自身もクールテックを体験しその効果をCT検査で証明したほどで、自信を持って患者様にお勧めしています。今回ご紹介した症例写真の数々からも、脂肪冷却による部分痩せ効果がお分かりいただけたかと思います。

 

「お腹の脂肪を何とかしたいけど、手術は避けたい…」そんな方はぜひ一度ご相談ください。クールテックによる脂肪冷却治療なら、メスを入れずに気になる脂肪を減らし、リバウンドの少ないスリムなボディラインを手に入れるお手伝いができます。当院では経験豊富な医師が診察を行い、一人ひとりの脂肪のつき方に合わせた最適なプランをご提案します。

 

痛みやダウンタイムもほとんどなく、忙しい方でも日常生活の合間に受けていただけます。脂肪冷却に興味のある方は、ぜひお気軽に当院までお問い合わせください。最新のクールテック治療で、切らずに理想のボディラインを目指しましょう!

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、痩身治療を得意としている。日本美容外科学会ではウルセラの学会発表を行っている。痩身治療に関しては自らクールテックを受けてその効果をCT検査で証明した。また、実践した痩身治療を生かして、ベストボディ千葉大会ではグランプリを獲得している。

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