投稿日:2024/09/29
(最終更新日:2024/11/05)

鈴木紗理奈さんが受けた「切らない眼瞼下垂手術」の全貌


人気タレントの鈴木紗理奈さん(47歳)が、右目の眼瞼下垂(まぶたが下がる症状)に悩まされ、切らない眼瞼下垂手術を受けたことがメディアで大きな話題となっています。このブログでは、眼瞼下垂の症状や鈴木さんが選んだ「切らない眼瞼下垂手術」の詳細、その効果やリスク、そしてこの手術が多くの人に注目される理由を解説します。従来の手術と比べた利点や、ダウンタイム等についても触れていきますので、これから治療を検討している方にとっても参考になる内容です。

引用元:鈴木紗理奈さんのインスタグラム

鈴木紗理奈さんが語る眼瞼下垂の状態

鈴木紗理奈さんは、自身のインスタグラムで右目の眼瞼下垂による悩みを明かしました。右目のまぶたが垂れ下がることで、左右の目が非対称になり、これが肩こりや眼精疲労の原因になっていたと語っています。彼女は最初、医師から処方された目薬で症状を緩和していたものの、時間の経過とともにより根本的な治療が必要だと感じ、「切らない眼瞼下垂手術」を決断しました。鈴木さんがこの手術を選んだ背景には、彼女が芸能活動のためにダウンタイムを極力短く抑えたいという希望がありました。「生放送の仕事が控えているため、長い回復期間を避けたかった」という彼女のコメントからも、手術のタイミングと選択が慎重に考慮されたことがわかります。

引用元:鈴木紗理奈さんのインスタグラム

鈴木紗理奈さんの眼瞼下垂とは

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、上まぶたが正常に持ち上がらず、視野が狭くなる状態を指します。この症状は視覚的な問題だけでなく、肩こりや頭痛、眼精疲労など、日常生活においてもさまざまな不快感を引き起こすことがあります。眼瞼下垂には先天性(生まれつき)と後天性(加齢や習慣によるもの)の2つの種類があり、鈴木紗理奈さんの場合は後者、つまり加齢や生活習慣によるものです。

加齢による眼瞼下垂の進行は、主に眼瞼挙筋(まぶたを持ち上げる筋肉)や眼瞼挙筋腱膜(その筋肉を支える結合組織)が徐々に弱化・伸展することが原因です。年齢とともに、この筋肉や腱膜が劣化することで、まぶたが下がりやすくなります。さらに、加齢に伴う皮膚のタルミが加わると、症状が悪化し、視野障害だけでなく美容面にも影響を及ぼすことがあります。

また、コンタクトレンズの長期間使用も、後天性眼瞼下垂の一因となります。特にハードコンタクトレンズを長く使用することにより、まぶたを頻繁にこすったり、コンタクトの装着や取り外しによって眼瞼挙筋に負担がかかり、筋肉や腱膜が損傷することで眼瞼下垂が進行する可能性があります。こうした要因が長年にわたり積み重なると、まぶたが徐々に下がり、鈴木さんのような治療が必要な状態に至ることが多いのです。

眼瞼下垂は見た目の変化にとどまらず、日常生活にも大きな支障をきたすため、適切な治療が重要です。

切らない眼瞼下垂の動画解説【youtube】

美容外科専門医が診断する鈴木紗理奈さんの眼瞼下垂の状態

筆者は、美容外科の専門医としてこれまで多くの眼瞼下垂治療を手掛けてきました。その経験から判断すると、鈴木紗理奈さんの右目は軽度の眼瞼下垂であることが確認されました。しかし、見逃しがちな左目にもごく軽度の眼瞼下垂が見られます。特に右目は、一般的に「くぼみ目」と呼ばれる状態が見られ、眼瞼挙筋の弱化とともに、脂肪の減少によって、症状がより顕著になっています。このくぼみが目立つことで、左目の状態よりも、まぶたがさらに下がっている印象を与え、左右の非対称が強調されているのです。

引用元:鈴木紗理奈さんのインスタグラム

鈴木紗理奈さんが受けた眼瞼下垂手術とは

鈴木紗理奈さんが受けた「切らない眼瞼下垂手術」は、近年注目を集めている非侵襲的な方法です。この手術は、従来の切開を伴う眼瞼下垂手術に加わる新しい選択肢で、糸を使ってまぶたを持ち上げる「埋没法」を応用したものです。従来の「挙筋前転法」は、まぶたの皮膚を切開し、眼瞼挙筋を瞼板に再固定する手術でしたが、切開が必要なため、術後のダウンタイムが2週間ほどかかり、傷跡が完全に目立たなくなるまでさらに時間を要することがありました。

一方、鈴木さんが受けた「切らない眼瞼下垂手術」では、糸のみ使用して、切開する挙筋前転法と理論上同じ操作を行います。実際には針で瞼の裏側から眼瞼挙筋をすくい上げ、これを瞼板に固定し、縫合します。これにより、従来の切開を伴う手術に近い効果が得られる一方で、切開をしないため、傷跡の心配が少なく、ダウンタイムも大幅に短縮されます。患者は通常、数日以内に日常生活に復帰できるという利点があります。

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鈴木紗理奈さんが受けた切らない眼瞼下垂手術の流れ

デザイン
切らない眼瞼下垂治療では、最初に行う「デザイン」が治療の成否を左右する非常に重要なステップです。患者様の二重幅や目の形状、個々の顔立ちを考慮しながら、理想的な二重ラインを形成するための詳細な計画を立てます。特に鈴木紗理奈さんのように、左右の目が非対称な場合には、片目のみの手術が適用され、手術しない側の二重幅に合わせた精密なデザインが求められます。

手術
手術は局所麻酔で行われ、痛みが最小限に抑えられた状態で治療が進行します。治療の際は、眼瞼挙筋を瞼板に縫合する操作がまぶたの裏側と表側からの両方向より行われ、糸は瞼の皮膚の中に完全に埋没されます。糸が皮膚に埋没される点においては、「二重まぶた埋没法」と共通しています。

術後のケア
術後の日常生活には特に制限はなく、患者はすぐに通常の生活に戻ることができます。洗顔やシャワー、軽い運動も問題ありません。また、術後4日目からはアイメイクを再開できるため、メディアやSNSに露出する仕事を持つ人にも適しています。回復が速いため、仕事やプライベートに支障をきたすことなく治療を終えることが可能です。

ダウンタイム
切らない眼瞼下垂治療のダウンタイムは比較的短く、通常1週間ほどで回復します。治療後の数日間は腫れが目立ち、二重幅が希望より広がることがありますが、これは一般的な反応であり、通常は23日で腫れが引き始めます。1週間が経過する頃には、メイクをすれば治療の痕跡がほとんどわからないほど自然な状態に戻ることが期待できます。

切らない眼瞼下垂のビフォーアフター

鈴木紗理奈さんの切らない眼瞼下垂手術後の感想

鈴木紗理奈さんは、自身のInstagramやメディア出演で、切らない眼瞼下垂手術を受けた後の感想を積極的にシェアしています。彼女は手術から3週間経過した段階で、SNSに「今のところ絶好調!よかった~~。一安心」と嬉しそうに報告しており、術後の経過に満足している様子が伝わります。鈴木さんは、手術後の顔の変化について、「術後3週間、もうすっごい調子いい! 誰にもバレないのよ!なんで気付かへんのやろ」と語り、特に仕事で長年メイクを担当しているスタッフさえも、手術をしたことに気づかなかったことに驚いたといいます。メイクさんに「眼瞼下垂の手術してんけど」と告白した際には、「どこに痕があるんですか?」と驚かれたエピソードを紹介し、自然な仕上がりに対して満足感を示していました。

さらに、術後の回復についても彼女はポジティブな意見を述べており、痛みや不快感はほとんどなく、日常生活への影響がほとんどなかったことを強調しています。「目の疲れが改善され、肩こりや眼精疲労も軽減された」とし、視覚的な美しさだけでなく、体調面でも多くの改善を実感しているようです。また、「ダウンタイムが短かったこともありがたかった」と述べ、仕事やプライベートへの影響が最小限であったことに感謝している様子がうかがえます。

鈴木紗理奈さんの体験は、メディアに露出する頻度の高い芸能人にとって、術後の自然な見た目がどれほど重要かを再認識させてくれるエピソードです。彼女が感じたポジティブな変化は、「切らない眼瞼下垂手術」を検討している多くの人にとって、非常に参考になるでしょう。

引用元:鈴木紗理奈さんのインスタグラム

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まとめ

本記事では、鈴木紗理奈さんが受けた「切らない眼瞼下垂手術」について、手術の詳細とその効果、そして鈴木さんの感想を通じて、手術のメリットを詳しく解説しました。この手術は、加齢によって二重幅が狭くなったり、まぶたが下がって視野が狭くなることで日常生活に支障をきたしている方にとって、非常に有効な治療法です。特に、切開を伴わないために術後のダウンタイムが短く、回復も早いという点が大きな魅力です。鈴木紗理奈さんも述べていたように、自然な仕上がりで、手術を受けたことが周囲に気づかれにくい点も、この治療の大きな利点です。

この記事が、鈴木紗理奈さんと同様に眼瞼下垂やまぶたの変化に悩んでいる方にとって、治療の選択肢を広げる参考になれば幸いです。手術を受けることで得られる改善は、美容面だけでなく、肩こりや眼精疲労など身体的な不調にも効果があることが多く報告されています。ぜひ、ご自身に合った治療方法を検討し、より快適な生活を手に入れてください。

 

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