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元神院長執筆 専門医と学ぶ美容医療ブログ
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豊胸だけではない!魅力あるバストのために:シミ・乳頭・乳輪のケアも

更新日:2026/01/09

公開日:2025/11/15

多くの女性は「魅力的なバスト=大きく形が良いバスト」だと考えがちで、そのため近年は空前の豊胸ブームとも言える状況です。実際、豊胸手術は世界で最も人気の美容外科手術の一つで、2021年には世界中で160万件以上もの豊胸術が行われています。

しかし、本当に魅力あるバストとは、実は大きさや形だけで決まるものではありません。

今回は、美容外科医である私の視点から、バストの魅力を語るうえで見過ごされがちなパーツ(バストのシミ、乳首・乳輪の形やケア、臭いなど)について、具体的な対策も含めて解説します。

参照元: polytech-health-aesthetics.com

男性にとって魅力があるバストとは

女性が豊胸治療を受ける理由には、同性からの視線を意識してという場合もありますが、最も多い動機は男性の目線、つまりパートナーに魅力的なバストを見せたいという願いです。では男性の視点で考えた場合、どんなバストが「魅力的」と感じられるのでしょうか。

大きく形がよいバストが最も魅力的?

一般的に多くの男性は、「大きくて形の良い(乳首が上向きの)バスト」に魅力を感じると言われます。実際、バストサイズについてのある研究では「中くらいの大きさのバスト」を最も好ましいとする男性が32.7%と最多で、「大きいバスト」24.4%、「非常に大きいバスト」19.1%という結果もあります。

つまり、男性の好みも一様ではなく、「とにかく大きければ良い」「形さえ整っていれば良い」というものではありません。多くの男性にとって魅力的なバストの条件はサイズや形だけで絶対に決まるわけではないのです。

参照元: pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

大きさや形以上に実は大事なこと

実は、男性の性的興奮を高める上でバストの大きさや形以上に重要なポイントがあります。それは、「男性の性欲を萎えさせない」バストであることです。

言い換えれば、見た瞬間に男性をガッカリさせたり、興奮を冷ましてしまう要素がないバストであることが大切なのです。どんなに大きく形の良いバストでも、ある要素が原因で男性が「萎えて」しまっては元も子もありません。

次章では、男性の興奮を一気に冷ましてしまう“萎えるバスト”とは何か、具体的に見ていきましょう。

萎えるバストとは

男性を「萎え」させてしまうバストとは、ズバリ言えば性的魅力を感じにくくなるような要素を持つバストです。ここでは代表的な3つの「萎えるバスト」の特徴を挙げます。

シミだらけのバスト

バストの肌にシミがたくさんできている状態は、多くの男性にとって視覚的にマイナス要因となります。胸元にシミができる主な理由は加齢変化と紫外線です。小さな平らなシミが1~2個ある程度なら、男性もそれほど気にしないかもしれません。

しかし、加齢に伴い増えてくる脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)と呼ばれる盛り上がったタイプの茶色いシミ(いわゆる「老人性イボ」)が胸に多数できている場合、多くの男性は正直言って萎えてしまいます。脂漏性角化症は「シミがイボ状に盛り上がったもの」で、主な原因は皮膚の老化と紫外線です。触るとわずかに隆起を感じる茶色い斑点で、40代以降の顔や首・胸によく現れます。

もちろん健康上は良性で問題ない変化ですが、胸元にこうしたブツブツが多数あると美的な面でマイナスになるため、男性の視線を萎えさせてしまうのです。

▶️ しみ治療のポイントについてはこちら

伸びた乳首

垂れ下がって伸びてしまった乳首も、男性の性的興奮を冷ましてしまう大きな要因です。日本の和歌で母親にかかる枕詞として使われる「たらちね(垂乳根)」という言葉がありますが、これは「垂れた乳房」つまり年老いた女性の垂れ下がったおっぱいを意味するとされています。その由来から想像できるように、萎んだバストや伸びきった乳首は老いた印象を与え、性的魅力を減退させます。

特に授乳によって肥大し長くなった乳首は、男性から見るとどうしても「おばあさんみたい…」という印象になりかねず、興奮を冷めさせてしまうのです。実際、産後や加齢で乳首が長く伸びてしまったことでパートナーに指摘され、ショックを受ける女性も少なくありません。

大きくて形の良いバストでも、乳首が長く垂れているだけで男性の気持ちが萎えてしまう可能性がある点には注意が必要です。

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乳輪・乳首の苦い味(チチガ)

バストにまつわる「臭い」の問題として、乳輪・乳頭がワキガのような臭いを発する通称「チチガ」があります。女性自身は普段気づきにくいのですが、性的な興奮時に乳輪や乳首の汗腺から独特の臭いが強まるため、まさに男性が乳首を愛撫したり、口に含んだときに初めて感じることが多い現象です。その味は鉛筆の芯のような苦い味で、パートナーから「なんか苦い…」と指摘されて初めてチチガを自覚する女性も少なくありません。

この苦い味や臭いを男性が感じ取ってしまうと、興奮していた気持ちが一気に萎えてしまうことでしょう。チチガの正体は乳輪・乳頭にあるアポクリン汗腺からの分泌物です。脇のワキガと同じく、汗自体は無臭ですが、アポクリン汗に含まれるタンパク質等が皮膚常在菌に分解されることで独特の臭いと苦味を生じます。

しかもこの臭いは性的興奮に伴って強まる傾向があります。男性にとっては愛撫中の思わぬ“不快体験”となってしまうため、まさに「彼のアソコが萎える」原因になりかねません。

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興奮させるのも大事だが、萎えさせないことはもっと大事

魅力的なバストと聞くと、まず「大きく形が良いこと」を思い浮かべる人が多いでしょう。確かに、目の前に大きく美しいバストがあれば、多くの男性は一時的に強く興奮します。

実際、日本のAV女優の多くが豊胸手術でバストを大きくしているのも、視覚的興奮を高めるためです。しかし、いざ現実の性生活(セックス)となると、最初に興奮させる以上に「萎えさせないこと」の方がずっと大切です。

男性が途中で萎えてしまってはセックス自体が成り立たなくなってしまうからです。その意味で、先ほど挙げたような「萎えるバスト」の要素は女性として絶対に避けたいところでしょう。

次の章では、これら萎え要因への具体的な対策について解説します。

萎えさせないバストの対策

では、男性を萎えさせない魅力的なバストを保つにはどうすれば良いのでしょうか。先ほど挙げた3つのポイント(胸のシミ、乳首の形、チチガ)それぞれについて、専門的な対策を紹介します。

シミ対策:胸のシミ・イボを除去してツルスベ肌に

胸元にできたシミは、基本的に顔のシミと同様にレーザーで除去することが可能です。特に脂漏性角化症(盛り上がったシミ、老人性イボ)は、皮膚の浅い層にあるため炭酸ガスレーザーなどで比較的簡単に蒸散・除去できます。施術は短時間で出血もほとんどなく、安全に行えるケースがほとんどです。

胸に複数ある茶色いプツプツとしたイボに悩んでいる方は、美容皮膚科や美容外科で相談すれば数分のレーザー治療で悩みを解消できるでしょう。また、シミ以外にも首や胸元にできやすいスキンタグやアクロコルドン(柔らかい小さなイボ)も、美容目的であれば局所麻酔下で切除やレーザー除去が可能です。

健康には問題なくても見た目に影響するものは積極的に除去し、胸の肌をツルツルすべすべに整えておくことで、男性に「清潔で若々しいバストだな」という好印象を与えることができます。

▶️ 合わせて読みたい記事: 【胸のブツブツ状の茶色のイボ】原因と治療方法

形のいい乳頭へ:乳頭縮小手術で若々しいバストに

授乳や加齢で伸びてしまった乳首(乳頭)は、乳頭縮小手術によって整えることができます。乳頭縮小術では乳首の余分な皮膚組織を取り除き、乳首の高さや直径を小さくすることが可能です。私のクリニックでも希望される方が多い手術の一つで、局所麻酔で行い1時間程度で終了します。

術後の傷跡も乳首の境目に沿うため時間とともに目立たなくなり、授乳への影響も通常ありません。垂れ下がった乳首をキュッと小ぶりに整えることで、加齢や授乳で下がったバストも視覚的に持ち上がって見える効果があります。実際、乳頭縮小後はバスト全体が若返ったような印象になり、「バストアップしたみたい」と喜ばれる患者様も多いです。

乳首の大きさ・形はバストの美しさを決める重要な要素の一つですので、鏡を見て気になる場合は専門医に相談すると良いでしょう。乳頭縮小術は安全で失敗の少ない施術であり、適切な技術を持つ医師に任せれば満足度の高い結果が得られるでしょう。

▶️ 合わせて読みたい記事:乳頭縮小手術がおすすめです!

チチガ対策:最新治療「ビューホット」で臭いと苦味を解消

ビューホット

チチガ(乳輪部のワキガ臭・苦味)への対策としては、アポクリン汗腺自体を減らす根本治療であるビューホットを推奨します。ビューホットは微細な針から高周波(RF)を照射し、汗腺を凝固・破壊する治療法で、2014年に国内導入された切らないワキガ治療です。脇の下のワキガ治療で高い効果を発揮しますが、乳輪周りのチチガにも1回の施術で効果が現れます。

施術後に患部を固定する必要もなく、当日からシャワーも可能なため日常生活への支障が少ないのも利点です。チチガのセルフケアとしては、デオドラントクリームを薄く塗るなどの対策も有効ですが、根本的な解決にはビューホットがおすすめです。

パートナーとの大切な時間を台無しにしないためにも、気になる方は是非私の相談してください。

▶️ 合わせて読みたい記事:チチガ関連の記事

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まとめ

「魅力あるバスト」というと大きさや形ばかりに目が行きがちですが、実際には肌の美しさや乳首・乳輪のケアまで含めてトータルで考えることが大切です。男性にとって「興ざめ」要素のないバストとは、言い換えれば清潔感があり、若々しく整えられたバストとも言えるでしょう。幸い、ここで述べたシミ除去、乳頭縮小、チチガ治療はいずれも美容医療で対処可能なものです。

 

豊胸手術という大手術を受けなくても、こうしたケアを施すだけでバストの魅力は格段にアップします。「豊胸だけではない」多角的なバストの美しさにぜひ目を向けて、自分史上最高に自信の持てるバストを目指しましょう。本記事の内容が、その一助となれば幸いです。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、豊胸手術、アンチエイジング治療を得意としている。日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている男性乳頭縮小手術でタモリ俱楽部に出演歴あり。

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