美容外科・美容皮膚科・形成外科
東京・千葉

レーザーのシミ取り治療は効果ある?治療後の経過とケアを徹底解説
更新日:2026/09/18
公開日:2025/05/30

「シミに悩んでいるけれど、レーザー治療は不安…」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。レーザーによるシミ取り治療は本当に効果があるのか、どのようなシミに適しているのかも気になるところです。
本記事では、そんなレーザー治療の概要と受けた後の経過やケアについて詳しく解説します。レーザー治療を検討している方が、治療の流れとその後の過ごし方をイメージできるようまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
レーザーによるシミ取り治療とは

レーザーによるシミ取り治療で、広く用いられているのがQスイッチYAGレーザーです。メラニン色素に反応する特殊な波長の光を極めて短い時間(ナノ秒単位)で照射し、シミの原因となっているメラニン色素を細かく破壊します。
破壊された色素は一部がかさぶたとともに排出され、残りは体内で処理されて徐々にシミが薄くなっていく仕組みです。老人性色素斑の多くは、1回の照射で除去が期待できます。
ただし、シミの濃さや大きさ、色素の深さによっては一部の色素が残り、2〜3回程度の追加照射が必要になる方もいらっしゃいます。必要な治療回数には、シミの色・大きさ・深さによって個人差があるため、診察を受ける際に確認しておくと安心です。
シミ取りレーザー治療:当日の流れ
シミ取りレーザー治療の当日の流れは、次の通りです。
- メイクや日焼け止めを落とす
- 診察を受け、レーザー治療の適応を確認する
- シミの部位にマーキングする
- 患部を十分に冷却する
- レーザーを照射する
- 患部に軟膏を塗布し、保護テープを貼る
施術時間は、数ミリ程度のシミ1か所であれば数秒以内です。照射後は患部に軟膏を塗布し、保護テープを貼った状態で治療当日に帰宅できます。
痛みについては、レーザー照射時に「輪ゴムで軽く弾かれたような刺激」程度の痛みを感じる方もいらっしゃいますが、数ミリ程度のシミであれば「麻酔なし」で耐えられるケースがほとんどです。
ただし、「照射範囲が広い」「シミが皮膚の深い部分に及ぶ」などに該当する場合は、痛みをより強く感じるかもしれません。
痛みに敏感な方やシミが大きい方には、表面麻酔(クリームやテープ)や局所麻酔の併用も可能です。治療の流れや麻酔の有無については、カウンセリングの際に詳しくご説明します。

シミのレーザー治療直後に治療部位にテープを貼った状態
治療後の経過とダウンタイム
この章では、レーザー治療後の経過とダウンタイムについて、代表的なシミである老人性色素斑の画像とともに説明します。なお、回復のスピードには個人差があるため、あくまで一般的な目安としてご覧ください。

施術直後~3日目
施術直後は、照射した部分に即時白斑と呼ばれる一時的な白い変色が起こることがあります。軽い火傷を負ったような状態ですので、その後、赤みやヒリヒリとした痛み、ほてりを伴うこともあるかもしれません。
照射して2~3日が経過すると、患部に薄いかさぶたが形成されます。痛みが気になる場合は、医師の指示に従って患部を軽く冷やせば症状も和らぐでしょう。

4日目~1週間
照射後4日目ごろには、形成されたかさぶたが患部を覆い、赤みや痛みも少しずつ軽くなってきます。肌が乾燥し、刺激を受けやすい時期です。かさぶたの下で新しい皮膚が少しずつ作られていきます。
一般的に、かさぶたができて自然に剥がれるのは照射から7〜10日程度です。その下からは、ピンク色や赤みを帯びた新しい皮膚が現れます。

1週間~1ヶ月後
照射からおよそ1週間が経過し、かさぶたが剥がれた後は、ピンク色や赤みを帯びた新しい皮膚が現れます。まだ皮膚の薄いデリケートな状態で、紫外線や摩擦などの刺激を受けやすい時期です。
その後、数週間かけて赤みは徐々に落ち着いていくでしょう。なお、治療部位が一時的にうっすらと茶色くなり、治療前よりシミが濃くなったように見える方もいらっしゃいます。
これは、いわゆる「戻りジミ」とよばれる炎症後の色素沈着です。照射から1ヶ月前後は、このような色調の変化がみられることがあります。
1ヶ月以降
1ヶ月以降は、赤みや炎症後の色素沈着が少しずつ薄くなります。患部が、周囲の肌になじんでいく時期です。多くは、3〜6ヶ月ほどかけて目立たなくなっていきます。
当院の症例では、老人性色素斑をレーザーで治療した20代女性は、治療から約11ヶ月後には、シミがほとんど分からなくなりました。もちろん、回復のスピードや仕上がりには個人差があるため、長期的に経過をみることが大切です。

シミ取りレーザー治療後のアフターケア
この章では、シミ取りレーザー治療後のアフターケアについて紹介します。
保護テープ・軟膏
シミ取りレーザーの照射後は患部に軟膏を塗布し、その上から肌色の保護テープを貼ります。通常、老人性色素斑では、1週間程度はテープによる保護が必要です。
テープが汚れたり端が浮いたりした場合は自己判断を避け、医師の指示に従って新しいものに貼り替えましょう。
テープの下にできたかさぶたは、自然に取れるのを待ちます。テープを剥がす際に一緒に取れた場合は問題ありませんが、無理に自分で剥がすと傷跡や色素沈着が残る原因になるため、注意しましょう。
洗顔・入浴・メイク
シミ取りレーザー治療後は、洗顔やシャワーは支障ありません。入浴については、治療当日は長風呂を避け、できるだけ患部への刺激を抑えましょう。
洗顔や入浴の際は患部をこすらず、清潔なタオルで軽く押さえるようにして水分を拭き取ります。翌日以降の洗顔や入浴は、テープが剥がれないよう注意してください。
メイクは、保護テープの上からになりますが、施術直後から可能です。ただし、テープの上に厚く塗るとよれやすくなりますので、控えめを心がけましょう。テープを剥がせるようになった後は、通常通りメイクができます。赤みの気になる方は、コンシーラーなどで軽くカバーするとよいでしょう。
治療後は、肌が乾燥しやすくなります。低刺激の保湿剤を使用し、ピーリング剤など刺激の強いスキンケア製品は、患部の状態が落ち着くまで控えてください。
紫外線対策
紫外線対策は、季節を問わず徹底しましょう。シミ取りレーザー治療後に新しく再生した皮膚は、紫外線を浴びると、「炎症後の色素沈着が長引く」「新たなシミができる」などのリスクが高くなります。特にかさぶたが取れ、赤みや色素沈着が落ち着くまでの数ヶ月間は注意が必要です。
治療後の肌を守るためにも、外出時は患部にSPF・PA値の高い日焼け止めを塗って帽子や日傘なども活用し、日々の紫外線対策を継続していきましょう。
治療後の仕事

この章では、レーザー治療後に仕事をするうえで注意すべきポイントについて説明しましょう。
デスクワーク
デスクワークを中心とする場合は、身体への負担が少なければ治療当日から就労できる方もいらっしゃいます。窓際の席で日差しが入る職場環境にある方は、紫外線対策を忘れないようにしてください。
接客
人と接する機会の多い接客業の方は、施術後の保護テープが目立つ場合があります。メイクで目立たないようにできるかも含めて医師に相談し、必要に応じて休暇の取得も検討しましょう。
屋外作業
屋外作業の方は、一時的に屋内業務に切り替えるのがおすすめです。やむを得ない場合は、先述のとおり紫外線対策を徹底しましょう。汗をかいたら患部への刺激を最小限に抑え、こすらず、やさしく押さえるように拭き取ってください。
よくある質問
Q.レーザー治療は痛いですか。
A.輪ゴムで軽く弾かれた程度の痛みがあります。痛みに弱い方は、表面麻酔や局所麻酔の併用も可能です。
Q.老人性色素斑のシミは何回の治療で消えますか。
A.一般的には、1回の照射で除去を目指しますが、シミの濃さ・大きさ・色素の深さによっては追加照射が必要になる場合もあります。個人差がありますので、診察やカウンセリングで見通しを確認してください。
Q.レーザー治療を受けると、シミができやすくなりますか。
A.レーザー治療によって、シミができやすい肌質に変わることはありません。ただし、「色素が一部残っていた」「治療後に紫外線対策を怠った」などが原因で、同じ部位が再び目立ってシミのように見える場合があります。
Q.治療前よりシミが濃くなることはありますか。
A.レーザー照射後、一時的にシミが濃く見えることがありますが、炎症後の色素沈着と呼ばれる一過性の反応です。一般的には、3〜6ヶ月ほどで自然に薄くなっていきます。
まとめ
QスイッチYAGレーザーによるシミ取り治療は、老人性色素斑に効果が期待でき、短時間で施術を受けられるのがメリットです。治療後は赤みやかさぶたなどのダウンタイムがあるものの、多くは時間の経過とともに落ち着いていきます。
また、治療を受けるだけでなく、保護テープや紫外線対策などのアフターケアも大切です。仕事内容によっては、患部への刺激や紫外線にも注意して過ごしましょう。経過中に気になる症状がみられた場合は、自己判断せず、早めに医師にご相談ください。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、美容外科医でありながら、肌治療にも精通している。万能のニキビ治療機器アグネスを日本にいち早く導入し、これまでアグネスの治療は延べ1万人を超える。シミ治療、にきび、ニキビ跡治療に定評がある。
千葉エリアで治療をご希望の方はこちら

〒273-0005
千葉県船橋市本町6-4-15
グラン大誠ビル 2F
責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業
東京エリアで治療をご希望の方はこちら

〒107-0061
東京都港区北青山2-7-26
ランドワーク青山ビル7F
(旧ヒューリック外苑前ビル)
責任者:高林洋一
最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者









フリーダイヤル
