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投稿日:2025/02/14
(最終更新日:2025/02/19)

【医師解説】小鼻縮小の5つのデメリットと失敗しないためのポイント

「小鼻縮小手術って痛くないの?」
「手術の跡が目立つって本当?」 

小鼻縮小手術を検討する際、このような不安や疑問を持つ方は少なくありません。確かに、小鼻縮小手術は効果的な治療法ですが、同時に様々なデメリットも存在します。

大切なのは、これらのデメリットを正しく理解した上で、手術を受けるかどうかを判断することです。この記事では、小鼻縮小手術のデメリットや注意点について、詳しく解説していきます。

小鼻縮小とは?

小鼻縮小は、横に広がった小鼻を小さくしたり、目立つ鼻の穴を改善したりする美容整形手術です。小鼻の大きさや形は顔全体の印象に大きく影響するため、多くの方が気にするポイントの一つとなっています。

手術方法には主に2種類あります。鼻の穴の内側から切開を行う「内側法」と、小鼻の付け根部分を切開する「外側法」です。内側法は鼻の穴が大きい方に、外側法は小鼻の膨らみが気になる方に適しています。

特に、以下のような方が小鼻縮小の対象となります:

  • 鼻の穴が横に大きい方
  • 笑ったときに鼻の穴が目立つ方
  • 小鼻の大きさを整えることで顔のバランスを改善したい方

このような小鼻縮小手術ですが、実際にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

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小鼻縮小手術の主なデメリット

1. 元に戻せない

小鼻縮小手術では、皮膚や組織を切除する手術のため、一度切除した部分を元に戻すことはできません。追加で小さくすることは可能ですが、切りすぎた場合の修正は困難です。そのため、手術の範囲や方法の選択には慎重な判断が必要です。

2. 不自然な仕上がりになる

デザインが不適切だったり、小鼻を切除しすぎたりすると、不自然な仕上がりになってしまう可能性があります。具体的には以下のようなケースがあります:

  • 左右の小鼻のサイズに差が出る
  • 鼻の穴が縦長や小さくなりすぎる
  • 小鼻の丸みが失われ、不自然な印象になる

3. 思い通りの変化が得られない

手術前に期待していた効果が得られない場合があります。特に内側法では、外側法に比べて小鼻が小さくなりにくく、施術の変化があまり感じられないケースもあります。また、小鼻のせり出しは大きく改善できない可能性もあります。

4. 顔全体のバランスが変化する

小鼻縮小により、顔のバランスに予期せぬ変化が生じる場合があります:

  • 小鼻が小さくなることで、相対的に鼻先(団子鼻)が目立つようになる
  • 小鼻のボリュームが減ることで、これまで目立たなかったほうれい線が強調されて見える
  • 鼻全体の印象が変わることで、周囲のパーツとのバランスが変化する

5. 一般的な手術リスク

すべての手術に共通することですが、小鼻縮小手術でも一般的な手術リスクとして、まれに感染症や内出血が起こる可能性があります。

当院では、徹底した衛生管理と慎重な手術により、これらのリスクを最小限に抑えています。また、万が一の場合にも迅速に対応できる体制を整えています。

**デメリットを回避するために**
ここまでご説明した5つのデメリットを回避するためには、経験豊富な医師による適切な判断と施術が重要となります。手術を検討される際は、十分な手術実績を持つ医師を選ぶことが大切です。また、術前のカウンセリングで丁寧な説明をしてくれる医師、自然な仕上がりにこだわる方針を持つ医師であることも重要なポイントとなります。

▶️カウンセリング予約メール相談はこちら

小鼻縮小手術の術後経過とリスクについて

小鼻縮小手術のデメリットを理解した上で、実際の手術に伴う経過やリスクについても把握しておきましょう。

1. 術後の痛みと腫れ

手術直後から数日間は、痛みと腫れが生じます。痛みは痛み止めでコントロール可能な程度で、腫れは術後2~3日でピークを迎え、その後徐々に改善していきます。一般的に1週間程度で日常生活に支障のない程度まで回復します。

2. 傷跡について

手術方法によって傷跡の位置が異なります。内側法の場合、経験豊富な医師による適切な施術であれば、傷は鼻の穴の中にできるため目立ちません。

同様に、外側法でも熟練した医師による丁寧な施術により、傷は小鼻の外縁に沿って配置されるため目立ちにくくなります。ただし、傷跡が落ち着くまでには3~6ヶ月程度かかり、この期間はメイクでカバーすることも可能です。

3. 日常生活での制限

術後は以下のような制限があります:

  • 抜糸までの約1週間は患部を触らない
  • 手術当日からシャワーや洗顔は可能だが、患部は優しく扱う
  • 運動や飲酒は1週間程度控える
  • 仕事や学校は状況に応じて1週間程度の休暇が必要

4. 術後の違和感

手術後は、鼻周りの皮膚のつっぱり感を感じることがあります。また、笑顔を作る際に違和感を感じたり、笑いにくさを感じたりする場合がありますが、これらの症状は時間とともに改善していきます。

▶️小鼻縮小についてはこちら

失敗しないための重要ポイント

1. 適切な手術方法の選択

小鼻縮小手術には主に内側法と外側法があり、それぞれ特徴が異なります。

内側法は鼻の穴の内側から切開を行う方法です。傷跡が外から見えにくい利点がありますが、小鼻の大きな変化を期待する場合には不向きな場合があります。鼻の穴の大きさが気になる方や、傷跡を極力目立たせたくない方に適している手術方法です。

一方、外側法は小鼻の付け根部分を切開する方法です。小鼻の膨らみが大きい方や、より確実な効果を求める方に適しています。傷跡は小鼻の溝に沿って残りますが、適切な技術を持つ医師による手術であれば、傷は小鼻の外縁に沿いますので、目立ちません。

外側法は特に、以下のような方に効果的です:

  • 小鼻の横幅が気になる方
  • 小鼻の膨らみを確実に改善したい方
  • より明確な変化を希望される方

ただし、いずれの方法でも過度な切除は避けるべきです。自然な仕上がりを実現するためには、経験豊富な医師による適切なデザインと、慎重な施術が重要となります。

なお、当院では豊富な経験と実績を基に、より確実な効果が期待できる外側切除法を採用しています。ただし、患者様の状態やご要望によっては、外側切除法が最適でない場合もあります。そのような場合は、患者様に合った他の鼻整形手術をご提案しています。

2. 経験豊富な医師による施術

小鼻縮小手術は、医師の経験や技術によって仕上がりに大きな差が出る手術です。そのため、実績のある医師を選ぶことが重要になります。特に、小鼻の形や大きさは顔全体の印象に大きく影響するため、美的センスと技術を兼ね備えた医師による施術が望ましいと言えます。

医師選びの際は、以下の点を確認することをおすすめします:

  • 小鼻縮小手術の実績数
  • 症例写真の確認
  • 術後のアフターケア体制

3. 術前カウンセリングの重要性

手術を成功させるためには、術前のカウンセリングで医師としっかりと相談することが大切です。カウンセリングでは、現在の状態や希望する仕上がり、手術方法の特徴、予想される結果などについて詳しく確認します。

また、デメリットやリスクについても、この段階で十分に理解しておくことが重要です。特に、どの程度の変化が期待できるか、術後のケアはどうすればよいかなど、具体的な点まで確認しておきましょう。

▶️小鼻縮小についてはこちら

当院の小鼻縮小手術の症例写真

 

【小鼻縮小手術の費用について】
当院では、安全で確実な結果を提供するため、小鼻縮小外側切除法を採用しています。料金は以下の通りです。

小鼻縮小手術(すべて税込表示)
小鼻縮小外側切除法440,000円

よくある質問

Q1.小鼻縮小はバレますか?
A1. 適切な手術を行えば、周囲に気付かれることは少ないです。ただし、抜糸までの約1週間は、傷口の保護のためテープ固定が必要です。

Q2. 小鼻縮小手術の傷は残りますか?
A2. 小鼻縮小内側切除法の傷は鼻の穴の中なので、傷はわかりません。また、小鼻縮小外側切除法に傷は鼻の付け根ですので、目立ちません。

Q3. 小鼻縮小手術はどのくらい腫れますか?
A3. たいていの場合、ほとんど腫れませんが、腫れたとしても通常1週間程度で腫れは引きます。

Q4. 仕事や学校はいつから復帰できますか?
A4. 腫れなどの症状は数日で落ち着きますが、抜糸までの1週間程度はお休みを取ることをおすすめしています。デスクワークなど、激しい運動を伴わない仕事であれば、術後3~4日程度で復帰することも可能です。

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    まとめ

    小鼻縮小手術には、上記で説明したようなさまざまなデメリットやリスクが存在します。しかし、これらを十分に理解した上で、適切な医師と手術方法を選択することで、満足度の高い結果を得ることが可能です。

     

    手術を検討される際は、まずは経験豊富な専門医に相談し、じっくりとカウンセリングを受けることをおすすめします。デメリットとメリットを十分に理解した上で、ご自身に適した判断をしていただければと思います。

     

    筆者:元神 賢太
    船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
    1999年慶応義塾大学医学部卒。
    外科専門医(日本外科学会認定)。
    美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
    美容外科医師会理事。
    美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
    日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
    また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている
    ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。

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    最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
    勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業

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