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肌にいい食べ物でニキビ対策!医師が教える効果的な食生活改善法
更新日:2025/04/24
公開日:2025/04/24

「ニキビに効く食べ物って本当にあるの?」
「食生活を変えることでニキビは改善できるの?」
多くの方がこうした疑問を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。特に繰り返しできるニキビに悩まされている方は、スキンケア製品だけでは改善が難しく、食事の影響についても関心をお持ちかと思います。
実は、ニキビと食生活には密接な関係があります。過剰な糖質や脂質の摂取が皮脂分泌を促進したり、ビタミンやミネラル不足が肌のバリア機能を低下させたりすることで、ニキビが悪化するケースも少なくありません。
この記事では、ニキビに良いとされる食べ物や避けるべき食品、そして肌の状態を整える効果的な食生活のポイントについて詳しく解説していきます
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ニキビができる原因と食生活の関係
ニキビ発生の基本メカニズム
ニキビは、一般的に過剰な皮脂分泌や毛穴の詰まりによって毛穴内部でアクネ菌が増殖し、炎症を起こすことで生じるとされています。
思春期ニキビはホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になるのが主な原因とされる一方、大人ニキビの場合はホルモンバランスの乱れやストレス、睡眠不足など、生活習慣が大きく関与することが多いといわれています。
食生活がニキビと関係する理由
「食べ物によってニキビができやすくなる」と聞くと、半信半疑になる方もいるかもしれません。ですが、栄養バランスの乱れや糖質・脂質の過剰摂取、ビタミン・ミネラル不足などは、皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)や皮脂の分泌に影響すると考えられています。
たとえば栄養が不足すると肌のバリア機能が低下しやすくなる、糖分や脂質を摂りすぎると皮脂分泌が過剰になる、といった可能性が指摘されています。
さらに、腸内環境との関連も注目されています。便秘や偏った食事が続くと、腸内で有害物質が増え、肌の炎症を引き起こすリスクが高まるといわれています。こうした背景から「食生活を整えるとニキビの改善に役立つ」との見解が広がっているのです。
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ニキビに良い栄養素と食べ物

ビタミンA・B群・C・Eなどのビタミン類
ビタミンA
肌のターンオーバーをサポートし、角質の状態を整えると考えられています。にんじん・かぼちゃ・レバーなどの緑黄色野菜や動物性食品に多く含まれます。ビタミンB群(特にB2、B6)
皮脂の分泌バランスを整える助けになると言われています。納豆やレバー、卵、まぐろ、ささみなど、タンパク質と同時に摂りやすい食品に多く含まれます。ビタミンC
肌の炎症や酸化を抑えるサポートをするとされ、コラーゲン合成にも関与する可能性があります。柑橘類、いちご、キウイ、ブロッコリーなどに豊富です。ビタミンE
抗酸化作用があるとされ、血行促進や肌の潤い維持に役立つとも言われています。アーモンドやアボカド、かぼちゃ、うなぎなどが代表的です。
タンパク質
皮膚を構成する大切な栄養素であり、細胞の修復や再生をサポートします。肉・魚・卵・大豆製品など、良質なたんぱく質をバランスよく摂取することが望ましいでしょう。ただし、脂身が多い肉ばかりを摂取すると、脂質過多につながることもあるため、部位選びに気を付けるのもポイントです。
食物繊維・乳酸菌
腸内環境の改善に役立つ可能性があると注目されています。食物繊維は野菜、きのこ、海藻類、果物などに多く含まれ、便通を整えるのに一役買ってくれます。乳酸菌はヨーグルトや発酵食品(納豆、キムチなど)に多く含まれ、腸内の善玉菌を増やしてくれるかもしれません。
必須脂肪酸(オメガ3など)
青魚(サバ、イワシ、サンマなど)やナッツ類(アーモンド、くるみ、亜麻仁油)に含まれるオメガ3系脂肪酸は、炎症を抑える働きが期待される脂質です。飽和脂肪酸の摂りすぎに偏らないように、良質な脂質を適度に摂取することが重要とされています。
亜鉛や鉄分などのミネラル
亜鉛は細胞の生成や肌のターンオーバーをサポートすると言われています。牡蠣や赤身肉、ナッツ類などに多く含まれるので、意識して摂取してみるのもおすすめです。鉄分も肌の血行を保つために欠かせないミネラルの一つです。
ニキビを悪化させる可能性がある食べ物

糖質の多い食品や高GI食品
白米や白いパン、砂糖を多く含むスイーツなどは血糖値を急上昇させ、結果的にインスリン分泌が増加して皮脂の分泌が過剰になる可能性があります。
特に高GI食品と分類される食べ物は血糖値を急上昇させやすいとされるため、ニキビを気にしている場合は摂取量を見直してみるのも一つの手です。
脂質の多いファストフードや揚げ物
ハンバーガーやポテト、フライドチキンなどのファストフードは、トランス脂肪酸を多く含むことがあるほか、過剰な油分摂取により皮脂量が増えやすいと考えられています。これらを全く食べてはいけないわけではありませんが、頻度を抑える・量を控えるなどの工夫が必要でしょう。
乳製品やチョコレート
乳製品はカルシウムやタンパク質が摂れてメリットも多い反面、一部の研究では、乳製品に含まれるホルモン成分が皮脂分泌を活発にする可能性があると指摘されています。ただし、個人差が大きいため、一般論としては摂りすぎに気をつける程度で良いと考えられるケースが多いです。チョコレートも糖質や脂質が高いものは注意が必要ですが、カカオポリフェノールなどのプラス面もあるため、食べ過ぎさえ避ければすべてが悪いわけではないでしょう。
カフェイン・香辛料・アルコール
コーヒーや紅茶、唐辛子を多く使った料理、アルコールなどは、過剰に摂取すると身体に負担をかけやすいとされます。カフェインやアルコールは利尿作用があり、必要なビタミンやミネラルを排出してしまうことがあるため、「やめられない」と感じる方は量や回数に気を配ってみましょう。
今日から実践したいニキビ改善の食生活ポイント
バランスの良い食事を基本に
ニキビの改善には、糖質・脂質・タンパク質などの三大栄養素を偏りなく摂ることが重要とされています。極端に糖質をカットしたり、ファストフードばかり食べたりするのではなく、主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせることを意識しましょう。
主食: 白米だけでなく、玄米や全粒粉パンなど血糖値が急上昇しにくい選択肢を取り入れる。
主菜: 脂身の少ない肉や魚、大豆製品など良質なタンパク質を中心に。
副菜: 野菜や海藻、きのこ類など食物繊維を多く含む食材を組み合わせてみる。
食べるタイミングや食べ方を工夫する
間食の頻度に注意
間食が多いと、それだけ血糖値が不安定になりやすいと言われています。どうしても間食をしたい場合は、ナッツ類やヨーグルト、果物など比較的ヘルシーな食品を選ぶのがおすすめです。ゆっくりよく噛んで食べる
血糖値の急上昇を抑え、満腹感を得やすくなります。ストレス緩和にも役立つとされています。
腸内環境を整える
ヨーグルトや発酵食品に含まれる乳酸菌、食物繊維を豊富に含む食品を取り入れ、便通改善を目指すとよいでしょう。腸内環境が整うと肌の状態も安定しやすいと言われており、慢性的な便秘はニキビ悪化の要因の一つと考えられています。
規則正しい生活や睡眠・ストレスケアも重要
食事だけを変えても、睡眠不足や過度なストレスが続くとニキビが悪化しやすいこともあります。ニキビ改善には、食事・睡眠・ストレスケアを総合的に見直すことが大切です。
それでもニキビが治らないときは?美容クリニックでの治療

「食生活を見直しても、ニキビがどうしても繰り返し出てしまう」という場合は、一度美容クリニックや皮膚科での診察・治療を検討してみるのも選択肢の一つです。
特に赤みが強い炎症ニキビやニキビ跡のクレーターなどが長引く場合、自己流ケアだけでは十分な効果が得られないことがあります。
当院のニキビ治療例
当院では、以下のようなアプローチを個々の症状や希望に合わせてご提案しております。(詳しくはニキビ治療ページなどをご参照ください。)
外用薬・内服薬による治療
炎症を抑える外用薬や、皮脂分泌をコントロールする成分を含む内服薬を使用することで、より早期に炎症を落ち着かせることを目指します。レーザー・光治療などの機器を用いた治療(高周波治療器アグネス)
ニキビが慢性的に続く場合やニキビ跡が残っている場合は、レーザーや光を照射して皮脂腺の分泌をストップさせる手法。ケミカルピーリング
古い角質を除去し、毛穴詰まりを解消することを目的とした施術です。頻度や期間は個々の肌状態により異なり、医師が肌の状態を確認しながら進めていきます。生活習慣のアドバイス
食事やスキンケア、睡眠、ストレス対策など、総合的にサポートすることでニキビの再発予防に取り組んでいます。詳細はニキビQ&Aページでもご確認いただけます。
どの治療法が適切かは、ニキビの種類(白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビ、ニキビ跡など)や肌質、生活環境によって変わります。「一度しっかり専門家に診てもらいたい」という方は、当院や皮膚科クリニックへの相談も検討してみてください。
よくあるご質問(Q&A)

Q1. ニキビを良くする食べ物は何ですか?
ニキビの改善に役立つとされる食べ物には、皮脂バランスや炎症を整える栄養素が含まれるものが多くあります。以下のような食品が代表的です。
ビタミンB2・B6を含む食品(納豆、卵、まぐろ、ささみなど)
ビタミンCを含む食品(キウイ、柑橘類、ブロッコリーなど)
亜鉛を含む食品(牡蠣、赤身肉、ナッツ類)
腸内環境を整える発酵食品(ヨーグルト、キムチ、味噌など)
これらをバランスよく摂取することで、肌の新陳代謝や炎症のコントロールが期待されます。
Q2. 乳製品はニキビの原因になりますか?
一部の研究では、乳製品の摂取とニキビの増加に関連があると報告されています。牛乳に含まれる成分が皮脂の分泌を促す可能性があると指摘されていますが、すべての人に当てはまるわけではなく、個人差があります。
乳製品には栄養価の高い成分も含まれているため、完全に避けるのではなく、量や種類(低脂肪・無調整)を調整することをおすすめします。
Q3. サプリメントでニキビは改善できますか?
ニキビ対策に有効とされる栄養素(ビタミンB群、C、亜鉛など)は、食事での摂取が理想とされていますが、難しい場合にはサプリメントで補うことも可能です。
ただし、サプリメントはあくまで「補助的な役割」であり、過剰摂取や自己判断での使用には注意が必要です。基本はバランスの良い食事を心がけ、必要に応じて医師や薬剤師に相談しながら活用すると良いでしょう。
まとめ
ニキビと食生活には密接な関係があるとされており、栄養バランスの乱れや糖質・脂質の摂りすぎは、皮脂分泌の過剰や炎症の原因となる可能性があります。反対に、ビタミン類や食物繊維、良質なたんぱく質を含む食事を心がけることで、肌の状態が安定しやすくなることもあります。
ただし、食事だけで改善が難しい場合や、ニキビが繰り返しできてしまうようなときは、専門の治療を検討することも大切です。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
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責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業
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最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者






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