投稿日:2023/10/22
(最終更新日:2025/02/19)
ベストのニキビ治療、それはアグネス!
アグネスは、にきびの治療において現在最も人気を集めている皮膚医療治療法です。アグネスは、過剰な皮脂腺と細菌、過度な炎症等にきびの要因になっている根本的な原因を治す非侵襲的な施術です。アグネスが小林メソッドを応用したものであることは前回のブログで紹介しました。アグネスはニキビだけではなく、汗管種などの顔のさまざまなブツブツに対して非常に有効ですが、今回はニキビに対してのアグネス治療にクローズアップして詳細を説明します。
アグネス治療の原理
アグネス治療は、RF(ラジオ波)を用いた治療法で、毛穴の中の皮脂腺や炎症おを起こした組織をターゲットにします。具体的な原理は以下の通りです。
RFエネルギーの利用:アグネスはRFエネルギーを使用し、にきびの原因となる過剰な皮脂腺を選択的に破壊します。RFエネルギーは専用のハンドピースを通じて供給されます。
微細断熱針:アグネスのハンドピースの先端には微細な断熱針があります。断熱針には周囲の正常な組織を保護する絶縁部がある特長があり、この特殊な針により周囲の組織をダメージすることなく、選択的にRFエネルギーを皮脂腺に通電し、破壊することができます。
熱破壊と凝固: RFエネルギーはニキビにある皮脂腺を熱破壊し、凝固させます。これによりニキビの炎症を抑え、ニキビ跡の改善も促進します。また、同時にニキビの主な原因である過剰な皮脂の生成を減少させます。
細菌の除去:アグネスはニキビに関連する細菌を除去するのにも役立ちます。RFエネルギーは細菌にとって適さない環境を作り出し、皮膚上のニキビ菌の数を減少させます。
コラーゲン生成: アグネス治療は熱を使って皮膚の深層に微細な損傷を与えることでコラーゲンの生成を刺激します。これにより、肌の弾力性やハリが改善され、ニキビ跡の平滑化が期待できます。
治療頻度
アグネス治療の頻度は、患者のニキビの状態によって異なります。通常、数週間から数か月ごとに行われます。一般的には、1か月の1回の治療を3回程度受けることでニキビが再発しない肌質に変化します。
治療の流れ
麻酔:治療前にクリーム塗布による表面麻酔を行い、患者が快適に治療を受けられるようにします。
アグネスデバイスの使用: 医師の指示を受けた看護師がアグネスを使用して治療を開始します。
治療完了:治療範囲によりますが、30分程度でアグネスが終了します。
メルティング:アグネス治療3日以内に再診し、アグネス治療により生じた滲出液や皮脂を除去します。
アグネス治療のダウンタイムと副作用
最小のダウンタイム:アグネスは一般的に最小侵襲の施術であり、通常、治療後にほとんどダウンタイムがありません。治療後すぐに通常の日常活動を再開できます。
副作用の可能性:アグネスはほどんど大きな副作用はありませんが、一過性の赤み、腫れ、または治療部位での軽度な不快感を現れることがあります。このような場合でm通常、数日で収まります。
アグネス治療の利点と結果
にきびの軽減:アグネスは、炎症性にきび、粉瘤性にきび、嚢胞性にきびなど、さまざまな種類のニキビを軽減するのに効果的です。にきびの根本的な原因を治すことで持続的な結果をもたらします。
皮脂の調整:過剰な皮脂腺を破壊することで、アグネスは皮脂の生成を調整し、将来のニキビの発生を予防します。
ニキビのアグネス治療の症例写真
上記アグネス治療前
上記アグネス治療3回受けた後
まとめ
アグネス治療は、にきび治療において革命的な進歩をもたらす方法として注目されています。この治療法は、過剰な皮脂腺、細菌、そして炎症といったにきびの主要な原因に対処し、非侵襲的な施術で長期的な結果を提供します。
アグネス治療はにきびに苦しむ多くの人々にとって、自信を取り戻す手助けとなる可能性があります。しかし、アグネス治療に精通している医師に相談し、治療計画を立てることが大切です。アグネス治療はにきびの治療において革命をもたらす革新的な方法であり、にきびに悩む人々に希望をもたらすことが期待されます。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。これまでアグネスの治療は延べ1万人を超える。
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