投稿日:2025/03/28
(最終更新日:2025/03/28)

鼻のほくろは取るべき?施術方法・費用・ダウンタイムを徹底解説

「鼻のほくろを取るべきか迷っている……」
「放置していても問題ないの?」

こうした疑問をお持ちの方は意外と多いものです。顔の中心にある鼻のほくろは、会話の際に相手の視線が気になったり、コンプレックスとして悩んでしまったりする原因になりやすいといわれています。

特に大きい・盛り上がったほくろはメイクで隠すのも難しく、日々のケアに負担を感じている方もいらっしゃるでしょう。しかし、鼻のほくろは摩擦や紫外線などの影響で大きくなる可能性があり、完全な放置が必ずしも良いとは限りません。

そこで本記事では、鼻のほくろを除去することで得られるメリットや、代表的な施術方法・費用・ダウンタイムについて詳しく解説します。ほくろの存在が気になる方や、美容外科・美容皮膚科での治療を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

▶️関連記事:小鼻にあるホクロには炭酸ガスレーザー
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鼻のほくろを放置するデメリット

見た目の悩みにつながる

鼻は顔の中心に位置し、第一印象を大きく左右するパーツです。そこに目立つほくろがあると、「年齢より老けて見える気がする」「人と接するときにほくろばかり気になってしまう」など、心理的なストレスを抱える場合があります。とくに、大きく盛り上がったほくろはメイクでも隠し切れないことが多く、コンプレックスが強くなりがちです。

ほくろが大きくなる可能性がある

ほくろの中には、擦れや紫外線、ホルモンバランスの変化などの影響を受けて徐々に大きくなるものがあります。最初は小さかったほくろがいつの間にか目立つサイズになってしまい、除去するときに大がかりな施術が必要になるケースもあるため、気になる方は早めに医療機関へ相談するのがおすすめです。

こんな方は鼻のほくろ除去がおすすめ

  1. 人と話すときにほくろばかり気になる
    「ほくろに目が行くのではないか」「間違えて指摘されたらどうしよう」といった心理的負担がある場合、思い切って除去することで精神的なストレスが減ることが多いようです。

  2. メイクで隠しきれないほくろがある
    顔のほくろはコンシーラーなどで隠すことができますが、鼻の場合は凹凸があるためうまくカバーできず、結局目立ってしまうケースがあります。毎日隠す手間を減らす意味でも、根本的に除去する選択肢があります。

  3. 大きくなる前に取りたい
    小さいうちに除去すれば、比較的負担の少ない施術で済む可能性があります。大きくなってから取ると、切開などの外科的処置が必要になる場合もあります。
    ▶️関連記事:ほくろは小さいうちから取った方が絶対に綺麗に治ります!

  4. 就職や結婚式など大きなイベントを控えている
    タイミング的に「顔の印象を変えたい」「写真映りを良くしたい」と考えている方は、ある程度余裕をもって施術を受けることで、イベント当日に赤みやかさぶたが目立たない状態へ調整しやすくなります。

鼻のほくろ除去の主な方法

鼻のほくろ除去には、ほくろの形状や大きさ、状態に応じていくつかの施術法があります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、担当医とよく相談して決めることが大切です。

レーザー治療

炭酸ガスレーザーやYAGレーザーなどを用いて、ほくろの組織を蒸散させる治療法です。

  • メリット
    • 小さめのほくろに向いており、施術時間が短い
    • 出血がほとんどなく、ダウンタイムも比較的短い
    • 当日や翌日からメイクOKの場合が多く、日常生活への支障が少ない

  • デメリット
    • 大きい・深いほくろには適さないケースがある
    • 照射後の赤みや色素沈着がしばらく残る可能性がある
    • 稀に再発するリスクがある

切開手術(外科的切除)

メスでほくろを切除し、傷口を縫合する方法です。大きく隆起したほくろや悪性が疑われるほくろなどに用いられることが多いです。

  • メリット
    • ほくろを根本から取り除けるため、再発リスクが低い
    • 悪性の可能性を病理検査でチェックできる

  • デメリット
    • 傷口を縫合するため、傷跡が線状に残る可能性がある
    • 抜糸までに1週間前後かかる場合があり、ダウンタイムが長めになる

電気メスやくり抜き法

電気メス(高周波メス)を使用して焼灼(しょうしゃく)する方法や、専用のパンチ器具でほくろをくり抜く方法があります。

  • 電気メス
    • レーザーよりも深い組織まで対応可能だが、切開ほど大きな縫合はしない
    • 小中規模のほくろに向き、施術時間が短い場合もある

  • くり抜き法
    • 丸い器具でほくろ部分をくり抜き、一時的に円形の傷跡ができる
    • 大きめのほくろにも対応可能だが、やや凹みが残る場合がある

▶️ほくろ除去についてはこちら

費用と保険適用の有無

鼻のほくろ除去費用は施術方法やクリニックによって異なります。以下はあくまで一般的な目安です。

  • レーザー治療(1mm):1箇所あたり1万〜3万円程度

  • 切開手術(1mm):1箇所あたり3万円以上になることが多い

  • 電気メス・くり抜き法(1mm):ほくろの大きさや数によって異なる(数万円程度〜)

また、保険適用に関しては「悪性の可能性がある」「炎症や痛みなど医療的に除去が必要」と医師が判断した場合に限られます。

見た目の改善を目的とした場合は原則として保険適用外です。実際に保険が適用されるかどうかは診察時に確認する必要がありますので、気になる方はカウンセリングで相談してください。

▶️カウンセリング予約メール相談はこちら

当院のほくろ除去の料金

ほくろ除去(すべて税込表示)
切除縫縮法 1mm13,200円
炭酸ガスレーザー除去法 1mm13,200円

クリニック選びとセルフ除去のリスク

信頼できるクリニックを選ぶポイント

  • 症例実績や専門医の在籍
    ほくろ除去を多く手がけているクリニックや、形成外科専門医・皮膚科専門医が在籍しているところは、豊富な症例から培われたノウハウがあります。公式サイトに載っている施術例や症例写真も参考になります。

  • カウンセリングの丁寧さ
    カウンセリングで施術法のメリット・デメリット、費用やダウンタイムなどをしっかり説明してくれるかどうかをチェックしましょう。患者の疑問や不安に対して親身になって答えてくれるクリニックは信頼度が高いといえます。

セルフ除去は危険

インターネット上には、「自分でほくろを削る」「市販の薬で除去する」といった方法が紹介されていることがあります。しかし、自己流でほくろを取ろうとすると、以下のようなリスクがあります。

  • 感染症や傷跡の悪化
    適切な消毒や処置ができないまま皮膚を傷つけると、菌が入り込んで感染する可能性があります。さらに、深い層までダメージを与えることで、かえって目立つ傷跡が残る恐れもあります。

  • 悪性の見逃し
    悪性黒色腫(メラノーマ)などのリスクがある場合は、自己処置で取り除いてしまうと診断が難しくなります。悪性の可能性が否定できないほくろの場合は、必ず医師の診断を受けることが重要です。

このように、セルフ除去は多くのリスクを伴います。正しい診断と安全な施術を受けるためにも、医療機関での治療を検討するのがおすすめです。

当院のほくろ除去の症例写真

 

▶️ほくろ除去についてはこちら

ほくろ除去後の経過・ダウンタイムQ&A

鼻のほくろを取った後は、どのように過ごすべきなのでしょうか。ここでは、多くの方が気になるダウンタイムやアフターケアについて、Q&A形式で解説します。

Q1. 痛みはどれくらいある?

レーザー治療では麻酔クリームや局所麻酔を併用するため、施術中の痛みは最小限に抑えられます。切開手術の場合も、局所麻酔の注射時にわずかな痛みを感じる程度で、施術後は処方された痛み止めを服用すれば問題なく過ごせる方が多いです。

Q2. 傷跡はどれくらいで目立たなくなる?

レーザー治療では、赤みが1〜3ヶ月程度続く場合があります。切開手術では糸を抜いた後も線状の傷が残りますが、時間の経過とともに徐々に薄くなるケースが一般的です。紫外線対策や保湿などの適切なアフターケアで、さらに目立ちにくくなる可能性が高まります。

Q3. ダウンタイム中に注意すべきことは?

施術部位を清潔に保ち、強い衝撃や摩擦を避けてください。入浴や洗顔は医師の指示に従い、患部をこすりすぎないようにしましょう。鼻は突起した部位のため、ぶつけたり触りすぎたりしないように気をつけることも大切です。

Q4. 術後すぐにメイクしても大丈夫?

レーザー治療の場合、当日または翌日からテープ保護の上からメイクが可能な場合が多いです。切開手術の場合は抜糸が終わるまでは患部を保護する必要があるため、メイクできるタイミングも多少遅れることがあります。いずれもクリニックごとにアドバイスが異なる場合があるため、指示をよく確認しましょう。

▶️上記以外のよくある質問はこちら

まとめ

鼻のほくろは、放置しても健康上の大きな問題を起こしにくい反面、見た目の悩みを抱えやすい部位です。レーザー治療や切開手術など、状態や希望に合わせた方法で除去すれば、コンプレックス解消につながる可能性があります。

 

施術の適応や保険適用などは個人差があるため、不安や疑問はカウンセリングでしっかりとご相談いただくのがおすすめです。

当院でも、鼻をはじめさまざまな部位のほくろ除去を行っております。
興味をお持ちの方はぜひ関連ページよくある質問をご覧ください。

 

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。

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最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業

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