投稿日:2025/02/07
(最終更新日:2025/02/07)
エラボトックスが効かない?効果がない人必見の原因と対策を徹底解説
「エラボトックスを受けたのに、あまり効果を感じられない…」
「思っていたほど小顔効果が出ないけど、これって私だけ?」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。エラボトックスは人気の小顔治療ですが、実は効果の現れ方には大きな個人差があり、期待通りの効果を実感できない方もいらっしゃいます。
この記事では、なぜエラボトックスの効果に個人差が生じるのか、またどうすれば確実な効果を得られるのかについて詳しく解説していきます。
エラボトックスの基礎知識
エラボトックスとは、気になるエラ張りを改善する治療法の一つです。エラの部分にある咬筋という筋肉にボトックス製剤を注入することで、筋肉の過度な動きを抑制し、自然な小顔効果が期待できます。
この治療は、エラ張りの改善だけでなく、歯ぎしりや食いしばりなどの習慣的な問題も同時に改善できることが特徴です。治療後は、2〜3日から徐々に効果が現れ始め、約1週間でピークを迎えます。効果は個人差がありますが、通常6ヶ月程度持続します。(※当院では独自の高濃度エラボトックス施術により、より持続性の高い効果が期待できます。)
このように、エラボトックスは効果的な小顔治療ですが、実際に治療を受けてみると、効果を十分に実感できない方もいらっしゃいます。では、どのような方が効果を感じにくいのでしょうか。
エラボトックスが効果を感じにくい人の特徴
脂肪が原因の場合
エラや頬に脂肪が多くついている場合、ボトックスは筋肉にのみ作用するため、期待する効果が得られにくくなります。このような場合は、脂肪溶解注射など、脂肪に直接作用する施術の検討が必要になります。
骨格が原因の場合
エラの張りが骨格によるものである場合、ボトックス注射では改善が難しい場合があります。生まれつきエラが張っている、顎の骨が大きいなど、骨格が原因の場合は、別の治療法を検討する必要があります。
咬筋の発達が少ない場合
咬筋があまり発達していない方の場合、ボトックスを注入しても効果が目立ちにくくなることがあります。咬筋が小さければ、ボトックスによる変化も限定的になりやすいためです。
施術回数が少ない場合
1回の施術だけでは十分な効果を感じられない場合もあります。これは、個人の筋肉の状態や生活習慣によって効果の現れ方に差があるためです。
以上のような特徴に当てはまる方は、効果を感じにくい可能性があります。しかし、効果が感じられない理由は、これだけではありません。次に、施術に関する要因について詳しく見ていきましょう。
効果が感じられない主な原因
投与量の問題について
エラボトックスの効果は、注入する量によって大きく左右されます。適切な投与量は、筋肉の発達具合や体質によって一人ひとり異なるため、医師による詳しい診断のもと、患者様の状態に合わせて慎重に決定する必要があります。投与量が不適切な場合、期待する効果が得られない可能性があるため、経験豊富な医師による適切な判断が重要です。
注入位置の重要性
ボトックスの注入位置が適切でないと、期待する効果が得られないばかりか、意図しない部位に影響が出る可能性もあります。咬筋に正確にボトックスを注入することが、効果を得るための重要なポイントとなります。
施術頻度や回数の影響
効果を持続させるためには、適切な間隔での施術が必要です。通常のエラボトックスでは、頻繁すぎる施術は避け、一定期間の間隔を空けることが推奨されています。
※当院では独自に考案した高濃度エラボトックスの施術により、より長期的な効果維持を可能にしています。これにより、施術の回数や頻度を抑えながらも、効果的な治療を実現することができます。具体的な治療計画については、お一人おひとりの状態に合わせてカウンセリング時にご提案させていただきますので、ご興味がある方はお気軽にご相談ください。
体質による個人差
同じ量のボトックスを注入しても、効果の現れ方には個人差があります。これは、筋肉の構造や神経の反応が人によって異なるためです。また、継続的な施術により、ボトックスへの耐性ができてしまう場合もあります。
ボトックス製剤の品質による影響
使用される製剤の品質や種類によっても効果は異なります。製剤が適切に管理されていない場合や、過度に希釈されている場合は、十分な効果が得られない可能性があります。
施術後のケアと生活習慣
施術後の過ごし方も効果に大きく影響します。施術直後は激しい運動を控え、顔への刺激を最小限に抑えることが重要です。特に過度な顔のマッサージは避けましょう。また、普段の生活では食いしばりや歯ぎしりの習慣を意識的に改善し、十分な休息を取ることで、より良い効果が期待できます。
より確実な効果を得るためのポイント
ここまで、エラボトックスの効果が感じにくい方の特徴や、効果が得られない原因について説明してきました。しかし、これらの要因を適切に把握し、正しいアプローチを取ることで、エラボトックスの効果を最大限に引き出すことは可能です。以下では、確実な効果を得るために重要なポイントについて詳しく解説していきます。
信頼できるクリニック選びのポイント
エラボトックスの効果を最大限に引き出すには、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。以下のポイントに注目して選びましょう:
・施術実績が豊富であること
・詳しい説明とカウンセリングを行っていること
・アフターケア体制が整っていること
・製剤の品質管理が適切に行われていること
※当院では、豊富な施術経験を活かした独自の施術方法を採用しております。また、カウンセリングの結果、エラボトックスの効果が出にくいと判断した場合は、患者様の状態に合わせて最適な治療法をご提案させていただきます。
施術前に確認すべき重要事項
施術を受ける前には、医師としっかりと相談を行うことが重要です。特に、エラ張りの原因が本当に咬筋によるものなのか、どの程度の効果が期待できるのか、また必要な施術回数や施術後の注意点などについて、詳しく確認しましょう。
また、事前に自身の状態をよく把握しておくことも大切です。奥歯を噛みしめた時のエラの変化や、普段の歯ぎしり・食いしばりの頻度などをチェックしておきましょう。さらに、過去の美容医療の経験や、現在服用している薬、治療中の疾患の有無なども、安全な施術のために重要な情報となります。
エラボトックスの効果実感までの期間と確認方法
エラボトックスの効果は段階的に現れます。施術後2〜3日で筋肉の動きに違和感を覚え始め、1週間程度で効果がピークに達します。しかし、実際の見た目の変化を実感できるまでには約1ヶ月程度かかることが一般的です。
効果の確認には、クリニックで撮影する施術前後の写真が重要な役割を果たします。多くのクリニックでは、施術前の状態を記録し、その後の変化を正確に判断するため、定期的に写真撮影を行います。これにより、客観的に効果を確認することができます。
効果の評価は見た目の変化だけでなく、機能面の改善も重要な指標となります。例えば、歯ぎしりや食いしばりの症状が改善されているか、顎の疲れや首肩のコリに変化が出ているかなども、効果を判断する大切なポイントです。
もし期待していた効果を感じられない場合は、早めに担当医に相談することをおすすめします。個人差による影響なのか、追加施術が必要なのかなど、専門的な判断を仰ぐことで、より確実な効果につながります。
よくある質問
Q1. エラボトックスを打った後、何か制限はありますか?
A1. 全くありません。当日よりお化粧・入浴・飲酒が可能です。
Q2. エラボトックスを打った後、治療の跡は残りますか?
A2. ボトックス注射直後は針跡がわずかに赤くつくことはありますが、1日程度でなくなります。また、ボトックス注射直後よりお化粧で隠せます。
Q3. エラボトックス注射で、顔の表情が崩れたりすることはないですか?
A3. ボトックスで表情が崩れたりすることはありません。ただし、筆者が独自に開発した元に戻らない方法では、一時的に硬いものが噛みづらくなったり、大きく口を開けて笑うことができなくなったりすることはまれにあります。これは咬筋が小さくなっている証拠で、一時的ですのでご安心ください。
Q4. エラボトックス注射で物が噛めなくなることはないですか?
A4. 物を噛むときは、咬筋の他にも筋肉を使います。ボトックスで咬筋の収縮を抑制しても他の筋肉で噛むことができますので、物が噛めなくなることはないです。ただし、すごく硬いものは噛みづらくなります。
まとめ
エラボトックスは、多くの方に選ばれている小顔治療ですが、その効果には個人差があります。効果を実感できない主な理由としては、エラ張りの原因が筋肉以外にある場合や、投与量、注入位置が適切でない場合などが挙げられます。
より確実な効果を得るためには、まず自身のエラ張りの原因を正しく把握し、信頼できるクリニックで適切な診断を受けることが大切です。
当院では、独自の施術方法と丁寧なカウンセリングで、お一人おひとりに最適な治療プランをご提案しています。エラボトックスについて気になる点がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
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最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業
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最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者