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投稿日:2024/05/11
(最終更新日:2024/09/29)

切らない眼瞼下垂治療に関する症例写真とよくある質問への詳細な回答

切らない眼瞼下垂治療は、目の開きを自然に改善し、同時に美しい二重瞼を形成することで、幅広い年齢層の患者様から高い評価を受けています。この治療法により、視界がクリアになるだけでなく、顔の印象も明るく見えるように変わります。本記事では、私が直接担当した患者様の前後の変化がわかる症例写真を多数掲載しております。さらに、治療に関してよく寄せられる疑問や不安について、専門的な視点から分かりやすくご説明いたします。

目の開きがかなり弱い例

目の開きが著しく弱い状態においては、通常、挙筋前転術のような切開を伴う眼瞼下垂治療が推奨されることが一般的です。多くのクリニックでも、このような切開手術が標準的な治療として提案されます。しかし、切開を行わない「切らない眼瞼下垂治療」においても、適切な技術と経験をもつ医師のもとでは、多くの症例で目の開きの問題が顕著に改善されることがあります。

切らない眼瞼下垂治療治療前

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。黒目がかなり隠れており、中等度の眼瞼下垂と言えます。

切らない眼瞼下垂治療治療後

↑切らない眼瞼下垂治療治療後6か月の状態。黒目が見える範囲が増えており、眼瞼下垂が改善しています。

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目の開きに左右差がある例

目の開きに左右差がある場合、治療後も完全な対称性を得ることは困難です。これは、目の開きを司る眼瞼挙筋の働きに自然な左右差が存在するためです。二重の幅を整えたとしても、この筋肉の働きによって左右差が生じる可能性があります。治療の際には、これを認識した上で、できる限り左右の差を最小限に抑えるよう配慮することが重要です。

切らない眼瞼下垂治療ビフォー

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。左右でかなり目の開きに左右差がある。

切らない眼瞼下垂治療アフター直後

↑切らない眼瞼下垂治療治療後1週間後の状態。目頭切開を同時に行っています。

 

切らない眼瞼下垂治療アフター

↑切らない眼瞼下垂治療治療後6か月の状態。左右差はありますが、術前よりかなり改善しております。

眉を上げる癖が強い例

眼瞼下垂の症状がある方の中には、眼瞼挙筋の機能不全により、目を開くために無意識のうちに前頭筋を使って眉を持ち上げる癖が形成されているケースが見られます。この結果、額に縦のシワが深く刻まれ、眉毛が常に上方に引き上げられることになります。このような癖は、顔全体の表情にも影響を及ぼし、疲れた印象や老けた見た目の原因となることがあります。切らない眼瞼下垂治療を受けることで、目を開くための主要な筋肉である眼瞼挙筋の機能が改善されるため、無意識の眉の持ち上げが必要なくなります。治療後は、眉毛が自然な位置に落ち着き、額のシワも軽減されるため、顔全体の表情がより若々しく、はっきりとした印象に生まれ変わります。

切らない眼瞼下垂治療前

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。眼瞼下垂のために眉毛が上がり、額にシワが寄っている。

切らない眼瞼下垂治療後

↑切らない眼瞼下垂治療治療後1か月の状態。左右の眉毛を上げる癖が治っている。

目つきが悪いと感じて治療を希望される男性の例

多くの男性が、厳しく見える目つきを柔和に改善したいという理由で、切らない眼瞼下垂治療を希望されます。特に、男性の患者様の中には、目立たない自然な仕上がりを求める方が多いため、広がりすぎる二重のラインを作ることなく、周囲に気付かれずに目の印象を改善したいと考えている方がいます。このようなニーズに応えるためには、二重の幅を最小限に抑えつつ、眼瞼挙筋の機能を強化し、目の開きを改善する「切らない眼瞼下垂治療」が良い適用となります。治療を通じて、患者様の目つきが自然にソフトな表情へと変化し、より開かれた明るい眼差しを実現することが可能です。

男性の切らない眼瞼下垂前

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。黒目がかなり隠れており、中等度の眼瞼下垂と言えます。

男の切らない眼瞼下垂後

↑切らない眼瞼下垂治療治療後6か月の状態。

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若い男性にも人気の切らない眼瞼下垂治療の魅力

切らない眼瞼下垂治療は、近年、若い男性の間でも高い人気を誇っています。特に、若い男性の場合、外見をより魅力的に見せることができる「イケメンになりたい」という願望から、この治療を選択される方が多いです。

若い男の切らない眼瞼下垂治療前

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。一重の状態です。

若い男の切らない眼瞼下垂治療後

↑切らない眼瞼下垂治療後3か月の状態。

くぼみ目による眼瞼下垂の改善策

加齢に伴いまぶたの脂肪が減少し、くぼみが顕著になることで眼瞼下垂が発生するケースが見られます。このような状態では、二重のラインが不安定になり、場合によっては三重に見えることもあります。この問題に対処するために、筆者は切らない眼瞼下垂治療を通じて、より狭い幅の二重を形成します。くぼみ目が改善されることで、目の機能性が向上し、視覚的にも若々しい印象を与えることが可能です。

くぼみの切らない眼瞼下垂治療前

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。右眼は三重になっており、左眼は二重の幅が広すぎる状態になっています。

くぼみ目の切らない眼瞼下垂治療後

↑切らない眼瞼下垂治療治療後6か月の状態。くぼみ目が改善し、きれいな二重になっています。

切らない眼瞼下垂の動画解説【youtube】

脂肪除去を伴う切らない眼瞼下垂治療で自然なぱっちり二重を実現

切らない眼瞼下垂治療において、脂肪除去を同時に行うことが望ましい結果をもたらす例もあります。脂肪除去は、まぶたの脂肪が原因で目元の印象が重たく見える方に特に有効です。脂肪を取り除くことで、まぶたが軽くなり、より自然でクリアな二重のラインが形成されます。

切らない眼瞼下垂治療治療前

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。脂肪のために目が腫れぼったく見える。

切らない眼瞼下垂治療治療後

↑切らない眼瞼下垂治療と脂肪除去した治療後6か月の状態。自然なぱっちり二重になっています。

切らない眼瞼下垂治療治療前

↑切らない眼瞼下垂治療術前の状態。脂肪のために目が腫れぼったく見える。

切らない眼瞼下垂治療治療後

↑切らない眼瞼下垂治療と脂肪除去した治療後6か月の状態。自然なぱっちり二重になっています。

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切らない眼瞼下垂でよくあるご質問

Q: 眼瞼下垂を切らずに治す方法はありますか?

A: はい、あります。切らない眼瞼下垂治療では、皮膚を切開することなく、まぶたの裏側である結膜側からアプローチします。この方法では、挙筋腱膜と瞼板を特殊な糸で縫合し、眼瞼下垂を効果的に改善します。同時に、自然な形の二重まぶたも形成されます。この治療は外科的な切開を伴わないため、ダウンタイムが短く、術後の回復も早いことが大きな利点です。このように、切らない方法で眼瞼下垂の症状を改善し、クリアな視界と美しい目元を手に入れることが可能です。

Q: 切らない眼瞼下垂の効果はどのくらい持続しますか?

A: 切らない眼瞼下垂治療の持続性には個人差があり、特に施術を行う医師の技術によって結果が大きく左右されます。一般的に、使用される糸がしっかりと固定されると、その効果は永続的なものになる可能性があります。しかしながら、技術が不十分な場合や体質によっては、1〜2年で元の状態に戻ることも報告されています。そのため、治療を受ける際には、経験豊富で技術的に優れた医師を選ぶことが非常に重要です。治療前に医師の評判を調べたり、過去の治療例を参考にするなどして、信頼できるプロを選択することをお勧めします。

Q: 切らない眼瞼下垂は戻ることがありますか?

A: 切らない眼瞼下垂治療の結果が持続するかどうかは、主に施術を行う医師の技術に依存します。経験豊富な医師による手術では、使用される糸が適切に固定されるため、治療効果が永続することが多いです。一生持続することも可能です。しかし、医師の技術が不十分な場合やその他の要因により、1〜2年で元の状態に戻る可能性もあります。したがって、信頼できる技術を持つ医師を選ぶことが、治療の成功には非常に重要です。

Q: 切らない眼瞼下垂は保険適用ですか?

A: 切らない眼瞼下垂治療は、保険適用外の治療とされています。これは、この手法が美容整形手術の範疇に入るため、健康保険の適用対象外となるためです。もし保険適用できる医療機関があるとすれば、その医療機関は保険診療詐欺を行っている悪質な医療機関である可能性があるため、注意が必要です。

Q: 眼瞼下垂は埋没法で治りますか?

A: 軽度の眼瞼下垂の場合、埋没法による改善が見込まれることがあります。この手法は、主にまぶたの開き具合や厚みを考慮して選ばれます。術前の診断により、埋没法が効果的であるかどうかを判断することが可能です。まぶたが比較的薄く、筋肉の機能低下がそれほど進んでいない場合に、この方法が選択されることが多いです。

Q: 切らない眼瞼下垂手術の麻酔はどのように行われますか?

A: 切らない眼瞼下垂手術は通常、局所麻酔を使用して行います。これにより、患者様は手術中の痛みを感じることなく治療を受けられます。しかし、手術に対する不安や痛みを完全に避けたい場合、一部のクリニックではマスク麻酔や笑気麻酔といった追加の麻酔オプションを提供しています。こ

Q: 眼瞼下垂治療は眼科か美容外科のどっちがいいか?

A: 眼瞼下垂治療を行う場合、眼科医による治療も可能ですが、一般的には美容外科の方が推奨されることが多いです。その理由は、美容外科では単に目の開きを改善するだけでなく、目もとの美しさを追求し、患者様の希望に合わせた美しい二重まぶたを形成することを目的としているからです。美容外科医は、美的観点からの手術に特化しており、見た目の自然さと機能的な改善を両立させる技術を有しています。

Q: 切らない眼瞼下垂の後遺症はありますか?

A: 切らない眼瞼下垂治療は、一般的に安全で後遺症が起こることはないとされています。この手法では、大きな切開を伴わないため、感染や瘢痕形成のリスクが低減されます。また、切開せず、腫れも少ないため回復も迅速です。。

Q: 切らない眼瞼下垂治療で二重を一緒に作ることはできますか?

A: はい、切らない眼瞼下垂治療では、患者様のご希望に応じて二重まぶたを形成することが可能です。この治療法では、眼瞼下垂の修正と同時に、糸を使用して、自然な二重のラインを作り出します。これにより、目もとがはっきりとし、より魅力的な外見を実現できます。

Q: 切らない眼瞼下垂治療と切開する挙筋前転術では、どちらがいいですか?

A: どちらの手術方法が適切かは、眼瞼下垂の程度によって異なります。切らない眼瞼下垂治療は、軽度から中等度の眼瞼下垂に適しており、通常、糸を使用して瞼を持ち上げる方法です。この治療法は比較的簡単で回復も早いですが、医師の技術が未熟の場合、高い確率で糸が緩んで元の状態に戻ることがあります。一方、挙筋前転術は、重度の眼瞼下垂の治療に用いられ、より恒久的な解決を提供しますが、手術にはより大きな切開と長い回復時間が必要です。患者の症状の重さ、回復時間の許容度、そして期待する結果に基づいて、医師は最適な治療方法を推奨します。症状や個人の状態に応じて、医師との相談を通じて、どちらの手術が最良かを判断することが重要です。

Q: 切らない眼瞼下垂治療の治療後、頭痛・肩こりは良くなりますか?

A: 眼瞼下垂が原因で生じている頭痛や肩こりの症状は、治療によって改善する可能性があります。眼瞼下垂によって視界が妨げられると、無意識のうちに額の筋肉を使ってまぶたを持ち上げようとするため、これが長期にわたると額や首の筋肉の緊張、それに伴う頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。眼瞼下垂の治療を行い、まぶたの位置が正常に戻れば、これらの筋肉の過剰な使用が減り、結果として頭痛や肩こりの軽減が期待できます。

Q: 眼瞼下垂によってできた額のシワは、切らない眼瞼下垂治療で改善されますか?

A: はい、切らない眼瞼下垂治療によって額のシワは改善される可能性があります。眼瞼下垂の状態で額の筋肉を頻繁に使って目を開けていると、その筋肉の使い過ぎによって額にシワが生じやすくなります。切らない眼瞼下垂治療により、目を楽に開けることができるようになるため、額の筋肉の使用が減り、シワの改善が見込まれます。ただし、すでに深く刻まれたシワが存在する場合は、切らない眼瞼下垂治療だけでは完全には改善しないことがあります。そのため、更なる美容的改善を求める場合は、ヒアルロン酸注射などのシワ専用の治療を検討することをおすすめします。これにより、より滑らかで美しい額の表情を取り戻すことが期待できます。

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まとめ

このブログ記事を通じて、私が担当した患者様の「切らない眼瞼下垂治療」のビフォーアフターの事例を数多くご紹介しました。切らない眼瞼下垂治療は、目の印象を劇的に改善することが可能であり、非常に効果的な手術方法です。この治療法の大きな利点として、手術自体の侵襲が少なく、回復期間も短いため、より安心して受けられる選択肢となっています。特に、切開手術に対する不安や抵抗がある方にとって、理想的な治療方法と言えるでしょう。ただし、切らない眼瞼下垂治療の結果は担当する医師の技術と経験に大きく依存します。そのため、治療を受ける際には、経験豊富な医師を選ぶことが極めて重要です。適切な医師選びには、実績や治療例の確認、さらには事前のカウンセリングを通じて医師との信頼関係を築くことが求められます。本記事が、切らない眼瞼下垂治療を検討されている皆様の有益な情報源となり、治療の選択に役立つことを心より願っています。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、二重治療、眼瞼下垂治療、逆さまつ毛治療、リフトアップ治療を得意としている。

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