投稿日:2016/05/03
(最終更新日:2024/01/22)
下まつ毛の逆さまつ毛治療
まつ毛が生える方向は通常目の外側方向なのですが、逆さまつ毛とは目の内側方向にまつ毛が生える状態です。医学用語では睫毛内反症(しょうもうないたんしょう)と言います。上まぶたの逆さまつ毛の場合、少し狭めの二重まぶたを作ることで治療できます。今回は、下まぶたの逆さまつ毛治療についてご紹介します(下眼瞼睫毛内反治療)。
下眼瞼睫毛内反症の場合は、上眼瞼と違って、皮膚を切開する必要があります。下まつ毛の生え際に沿って皮膚を切開します。この切開は、ちょうど下まぶたのたるみ治療の場合の切開線と同じです。皮膚と眼輪筋をわずかに切除し、瞼板(けんばん)に到達します。この瞼板と皮下組織を縫合し、まつ毛の方向が外側になるように矯正します。あとは、皮膚を縫合して手術が終了します。手術時間は両目で1時間弱です。目頭側の内反が強い場合は、合わせて目頭切開手術も行うこともあります。
それでは、僕が行った下眼瞼睫毛内反治療のモニター患者さんのビフォーアフターをご紹介します。
上記:治療前(下まつ毛が上方向に生えている)
上記:下まぶたの逆さまつ毛治療6か月後
上記:治療前(下まつ毛が上方向に生えている)
上記:下まぶたの逆さまつ毛治療6か月後
治療後では下まつ毛が外側方向を向いており、内反が治っています。
ちなみに手術直後はこのような状態です。
上記:下眼瞼睫毛内反治療直後の状態です。
上記:下まぶたの逆さまつ毛治療6か月後
傷跡は目立ちませんのでご安心ください。
最後にモニター患者様のアンケートです。
「女性 20代
手術内容:下まつげの逆さまつげの治療
カウンセリングから術後まで、元神先生が経過を見て下さり、安心しました。術後まつげが元に戻ることもなく、手術後もほとんど目立ってないので手術してよかったです。」
以上、今回は下まぶたの逆さまつ毛治療(下眼瞼睫毛内反治療)についてでした。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、二重治療、眼瞼下垂治療、逆さまつ毛治療、リフトアップ治療を得意としている。
【関連項目】
下まぶたの逆さまつ毛, 下眼瞼睫毛内反, 睫毛内反症, 逆さまつ毛, 逆さ睫毛
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