カテゴリー:アンチエイジング・若返り
2023/11/06
院長ブログトップ > ショッピングリフトの効果について
ショッピングリフトの効果について
ショッピングリフトとは
ショッピングリフトとはPDOという糸を利用した糸リフトのことです。PDOスレッドリフトと正式名称ですが、ショッピング感覚で気軽受けられるということでショッピングリフト(※)と呼ばれています。ショッピングリフトのよる糸リフトはたるみやしわの改善を目的とした非侵襲的な美容施術として認知されております。この記事ではショッピングリフトの構造、施術、安全性、理論、効果について検証します。
(※)リードファインリフト、ファインリフト、ウルトラVリフト、パワーリフティングと呼ばれることもあります。
ショッピングリフトの構造
PDOスレッドリフト、いわゆるショッピングリフトは針の中に糸が通されている構造になっています。
●ショッピングリフトの針の太さ
針の太さは27G(ゲージ)または30G程度です。この針の太さはヒアルロン酸注入時に使用される針の太さと同等なので、非常に細いものです。従って、針を刺したことによる跡はほどんど残らず、ダウンタイムもほどんどないと言えます。
●PDOという材質
ショッピングリフトで使用されている糸はPDOという材質です。PDOとはポリジオキサノン(Polydioxanone)の略で、PDO製の糸はもともと外科手術で使われる吸収性の縫合糸として広く使用されている材料で、安全性が高いとされています。PDOは数か月で体内に吸収されます。
●ショッピングリフトの糸の太さ
ショッピングリフトで使用されているPDO糸は非常に細い糸です。糸の太さは6-0(ロクゼロ)または7-0(ナナゼロ)と呼ばれる太さです。6-0は約0.07 mm(70㎛)、7-0は約0.05 mm(50㎛)の太さです。人間の髪の太さは0.1mm(100㎛)ですので、ショッピングリフトの糸は髪の毛より細い糸ということになります。
●ショッピングリフトの糸の構造
ショッピングリフトで使用されているPDO糸はモノフィラメント糸と呼ばれる糸です。特徴として、表面が滑らかであるため、組織を通過する際の抵抗が少なく、組織への損傷を最小限に抑えることができます。また、細菌が付着しにくく、感染のリスクが減少します。一方、多くの糸リフトにはある突起やフックはありません。
ショッピングリフトの施術の流れ
①表面麻酔:麻酔テープ、麻酔クリームなどを用いて、施術箇所の皮膚に表面麻酔を行い、痛みを最小限に抑えます。
②マーキング: リフトアップするための正確な位置にマーキングをします。ショッピングリフトの糸の数は通常30~100本使用します。
③糸の挿入: PDOスレッドリフトを皮膚下に挿入します。糸だけ皮膚下に留置され、針は抜去されます。
④終了: 糸を挿入した針穴は非常に小さいため、通常は何も処置が必要とせず自然治癒します。
ショッピングリフトの施術動画
ショッピングリフトの安全性
ショッピングリフトで使用されているPDO糸はモノフィラメント糸という構造上、感染する危険性は非常に少ないと言えます。また、PDO糸は完全に吸収されるため後々トラブルを引きおこす可能性も非常に少ないと言えます。
針の太さも27~30Gと非常に細いためダウンタイムはほとんどないでしょう。
概してショッピングリフトの安全性は非常に高いと言えるでしょう。
ショッピングリフトの理論
①スレッドの挿入と機械的リフト
ショッピングリフトのPDOスレッドが皮膚下に挿入されることで、即座に物理的なリフト効果が得られるとされています。ただ、糸は髪の毛よりも細いため、物理的に皮膚のたるみを引き上げる効果は非常に弱いものと言えます。また、引き上げを実現させるために突起構造もありません。
②炎症反応と治癒プロセスの誘発
糸の挿入は体内で軽度の炎症反応を引き起こします。この炎症反応は正常な治癒反応の一部であり、傷害に対して体が反応して白血球やマクロファージなどの免疫細胞を送り込むことで起こります。これらの細胞は、糸周辺の組織を修復し、糸を分解するために必要な酵素を放出します。
③コラーゲンの生成
炎症反応の一環として、体は治癒を促進するために新しいコラーゲンの生成を始めます。コラーゲンは皮膚の主要な構成成分であり、弾力と強度を提供します。このプロセスは「線維芽細胞」によって行われます。線維芽細胞はコラーゲンとエラスチンの生成を促進し、結果として皮膚が引き締まる効果が得られるとされています。
④糸の分解
PDOスレッドは加水分解によって徐々に分解されます。この化学反応では、水分子がポリマーの結合を切断し、より小さな分子に分解します。これらの小さな分子は最終的に体内でさらに分解され、水と二酸化炭素に変わります。最終的には排泄システム(呼気、尿、汗)を通じて体外に排出されます。
⑤組織の修復
PDOスレッドが完全に分解された後もコラーゲンの生成と組織の修復は続きます。この過程により、結果として肌の質感の改善、リフト効果の持続、および全体的な肌の若返りが達成されることと理論付けられています。この効果により肌の質感が1年前後改善するとも言われています。
ショッピングリフトは本当に効果があるのか。
筆者は実際に10名以上の人にショッピングリフトは行いました。筆者はキュットリフトという名称で行っておりました。
●医師の立場から客観的な効果
医師の立場から客観的な効果としては、引き上げ効果がほとんどないと断言しております。理論的にも髪の毛より細い糸に皮膚のたるみを引き上げるような物理的な張力はなく、また、皮下組織を引っかけて引き上げる突起構造もない中で、ショッピングリフトによってほうれい線が浅くなったり、フェイスラインがシャープになったり、小顔になるような効果がないと断言しております。肌の質感に関しては客観的な考察では大きな変化は確認できませんでした。
●治療を受けた人の感想
実際に治療受けた人の感想はどうでしょうか。多くの人が治療によるむくみがあった期間は少し肌のはりを感じたということでした。このむくみの期間は治療後1か月前後の場合が多いようです。中には「3か月くらいは肌がもちもちした」という感想もありました。
理論的にはショッピングリフトは1年くらい効果があるとされていますが、主観的な感想ではせいぜい3か月で、数か月以上の効果はないと断言できるでしょう。
また中に全く効果がわからないかったという人もおりました。
まとめ
医師の立場としてショッピングリフトはそれほどおすすめできる施術ではないと考えております。たるみの引き上げ効果はないと断言します。一方、肌の質感は最大3か月程度改善する見込みはあると言えます。ただ、肌の質感改善目的での施術ならフォトシルクプラス、レーザートーニング、フラクショナルレーザー等のほうが筆者はおすすめします。これらの治療の方が効果が得やすく、費用も抑えることができるからです。
糸リフト、ショッピングリフトは現在非常に人気がある治療ですが、本当にそれが費用対効果の点で良い治療なのか、慎重に考慮する必要があります。本記事がそのための参考になれば幸いです。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。切らないフェイスリフトのウルセラも日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
【関連項目】
リードファインリフト, 糸リフト, キュットリフト, ショッピングリフト
2023/11/06
院長ブログトップ > What is Shopping Lift?
What is Shopping Lift?
2023/11/05
院長ブログトップ > フェイスリフトの失敗と繰り返し手術:リスクと対策を解説
フェイスリフトの失敗と繰り返し手術:リスクと対策を解説
フェイスリフト手術の失敗例とその原因
フェイスリフト手術は、顔の若返りを目指す美容外科手術の中でも非常に人気があります。しかし、この手術には失敗例が存在し、患者さんが不満足な結果に終わることも少なくありません。失敗の原因は様々で、手術技術や術後のケア不足などが挙げられます。患者さんが手術を受ける際には、これらのリスクを理解し、信頼できる医師を選ぶことが非常に重要です。
●皮膚の菲薄化による失敗
フェイスリフト手術で失敗が起こる主な原因の一つが、皮膚の菲薄化です。手術で皮膚を引き上げる際に、必要以上に皮膚を切除してしまうと、皮膚が薄くなり、その結果、顔の表情が硬くなったり、不自然な見た目になったりしてしまいます。特に、目の周りや口の周りは影響を受けやすい部分です。このような失敗を避けるためには、医師の技術と経験が非常に重要となります。
●表情の不自然さによる失敗
フェイスリフト手術のもう一つの失敗事例が、表情の不自然さです。手術で皮膚を引き上げる際の方向が不適切だと、顔のパーツが歪み、不自然な表情を作り出してしまいます。たとえば、引き上げる方向が横向きだと、目や口が引っ張られてしまい、不自然な笑顔や表情を作り出してしまうことがあります。このような失敗を防ぐためには、手術前のカウンセリングで医師としっかりとコミュニケーションを取り、期待する結果を明確に伝えることが重要です。
フェイスリフトを繰り返し受ける際の注意点
フェイスリフトは一度受けると永久に効果が続くわけではありません。歳を重ねるごとに肌の老化は進み、再度手術を検討する方も多いです。しかし、繰り返しフェイスリフト手術を受けることには注意が必要です。皮膚の菲薄化や表情の不自然さを避けるためにも、手術の間隔と回数には十分に注意する必要があります。
●手術の間隔と回数の重要性
フェイスリフト手術を繰り返し受ける際には、手術の間隔と回数が重要な役割を果たします。一般的には、前回の手術からある程度の時間が経過していないと、皮膚の弾力が回復していないため、再度の手術で期待する効果が得られにくくなります。また、手術を繰り返すことで皮膚がダメージを受け、最終的には回復不可能な状態になってしまう可能性もあります。そのため、手術の間隔と回数には慎重を期する必要があります。
●過去の手術歴とリスク評価
過去にフェイスリフト手術を受けたことがある方が再度手術を検討する際には、過去の手術歴を医師に正確に伝えることが非常に重要です。過去の手術でどのようなテクニックが使われたか、どの程度の皮膚が切除されたかによって、再手術のリスクが大きく変わるからです。正確な情報提供により、医師はリスクを正確に評価し、安全で効果的な手術プランを立てることが可能となります。
フェイスリフトの失敗を防ぐための対策
フェイスリフトの失敗を防ぐためには、事前の準備と手術方法の選択が重要です。医師の技術や経験はもちろんのこと、患者自身もリスクと期待値を正確に理解し、適切な判断を下すことが求められます。失敗を防ぐための具体的な対策について解説します。
●SMAS筋膜を活用したリフトアップ
フェイスリフト手術の際には、単に皮膚を引き上げるだけでなく、SMAS筋膜と呼ばれる深い層の組織を利用することが一般的です。SMAS筋膜を活用することで、より自然な若返り効果を得ることが可能となり、失敗リスクを減少させることができます。SMAS筋膜を適切に引き上げることで、皮膚への負担を軽減し、より長持ちする結果を得ることができます。医師と相談し、SMAS筋膜を活用した手術方法を選択することが、失敗を防ぐ重要な一歩となります。
●引き上げる方向の重要性
フェイスリフト手術において引き上げる方向が非常に重要です。間違った方向へ引き上げてしまうと、顔のバランスを崩し、不自然な仕上がりになってしまいます。特に顔の中心部分をリフトする際には注意が必要で、引き上げる方向を上方向に設定することで、より自然な若返り効果を得ることができます。事前のカウンセリングで医師とじっくりと話し合い、最も自然でバランスの良い引き上げ方向を選択することが重要です。
フェイスリフトの引き上げ方向に関する動画解説
動画解説もしておりますので参考にしてください。
フェイスリフト手術時の適切な医師選びとその重要性
フェイスリフト手術は、患者さんの顔の若返りや美容目的で広く行われていますが、手術の成果は実施する医師の技術に大きく依存しています。適切な医師を選ぶことは、手術の成功だけでなく、長期的な満足度にも直結します。フェイスリフトは単に皮膚を引き上げるだけのシンプルな手術ではなく、顔の構造を理解し、それに基づいた正確な皮膚切除とデザインが必要です。未熟な医師による手術では、理想的な結果を得られないリスクが高まります。そのため、医師選びは慎重に行うべき重要なプロセスと言えます。
●未熟な医師による手術リスクの認識
手術を行う医師の経験やスキルは、フェイスリフトの結果に直接影響を及ぼします。未熟な医師が行う手術では、皮膚が過度に引っ張られたり、不自然な表情を引き起こしたりするなどのリスクが考えられます。これは、解剖学的な知識や手術経験の不足によるものであり、術後の満足度を大きく下げる原因となります。また、不適切な手術は繰り返し手術の必要性を高めることもあり、その度に追加的なリスクやコストが発生します。患者としては、手術を受ける前に医師の資格、経験、以前の手術例を十分に調査し、信頼できる医師を選ぶことが肝心です。
●資格と実績を重視した医師選びのポイント
医師選びにおいて最も重視すべきは、その医師の実績と資格です。学歴のチェックも基本ですが、それに加えて、美容外科学会や外科系学会の専門医認定を受けているかどうかもチェックすべきポイントです。また、手術実績が豊富で、以前の患者からの評価が高い医師は、信頼性のある手術結果を提供する可能性が高くなります。実際に手術を受けた人の経験談や、ビフォー・アフターの写真を確認することで、医師の技術レベルをある程度把握できます。ただ、注意が必要なのは昨今では写真の加工ややらせの口コミが横行している点です。やはり一番重要なのは医師との事前の相談を通じて、その医師がどの程度手術の経過やリスクについて説明できるかを見極めることです。医師が患者の希望や不安に対して丁寧に応じ、適切な術前術後のケアを提案できるかどうかも、その医師を選ぶべきかの判断基準になります。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。切らないフェイスリフトのウルセラも日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
【関連項目】
2023/11/04
院長ブログトップ > ヒアル顔とは?ヒアルロン酸の過剰注入が引き起こす顔の変化
ヒアル顔とは?ヒアルロン酸の過剰注入が引き起こす顔の変化
ヒアル顔とヒアルロン酸の基本
ヒアル顔は、ヒアルロン酸の注入により生じる特有の顔貌を指し、その外見は非常に特徴的です。多くの場合、顔の一部が異常に膨らみ、自然なバランスを失ってしまいます。この状態は、過剰な美容整形や若返りを求めるあまりに発生しやすく、社会的な問題ともなっています。美容医療の進歩とともに、人々はより若々しい外見を求めるようになりましたが、それが過剰になるとヒアル顔という問題を引き起こすことに繋がります。
●ヒアル顔の定義と特徴
ヒアル顔とは、ヒアルロン酸を過剰に注入することで顔の輪郭や表情が不自然になってしまった状態を指します。典型的な特徴としては、腫れぼったい唇、硬くて張り出した頬、滑らか過ぎる額、大きすぎる涙袋などがあります。これらの変化は時間とともに顕著になる可能性があり、他人からの視線や評価に影響を与えることが懸念されます。ヒアル顔は美容医療のリスクの一つであり、適切な治療と認識が必要です。
●ヒアルロン酸の役割と効果
ヒアルロン酸は元々人間の体内に存在する物質で、水分を保持し、肌にハリと潤いを与える重要な役割を果たしています。美容医療の分野では、これを利用してシワやたるみを改善するためにヒアルロン酸を皮下に注入します。適量であれば肌を若々しく保つことができますが、過剰に注入すると顔のバランスを崩し、ヒアル顔の原因となります。したがって、ヒアルロン酸の使用には細心の注意が必要です。
●ヒアルロン酸注入の歴史とその進化
ヒアルロン酸の美容医療への応用は過去数十年に渡り急速に進化してきました。最初は比較的小さなしわやたるみを修正する目的で使われていましたが、現在では顔全体のシルエットを変えることも可能です。しかしながら、この技術の進化が同時に過剰な使用という新たな問題を生み出しており、過去には考えられなかったようなヒアル顔という現象を引き起こしています。
ヒアル顔の原因となるヒアルロン酸の過剰注入
●過剰注入が起こるプロセスとその影響
ヒアルロン酸の過剰注入は通常、一度ではなく繰り返し行われるプロセスを経て発生します。初めてヒアルロン酸を注入した際には満足のいく結果が得られることも多いですが、時間が経つにつれてさらに若々しい外見や理想の輪郭を求める欲求が強まり、結果として過剰注入へとつながってしまいます。この過剰注入がヒアル顔の直接的な原因となり、一度その状態になると自然に元に戻すことは難しくなります。
●なぜ過剰注入が起こるのか?
過剰注入が起こる背景には、個人の美的感覚の変化、社会的なプレッシャー、そして一部の医療機関の利益追求が絡み合っています。美容に対する個人の欲求が強まり、それが過剰な施術を引き起こす一方で、利益を優先する医療機関もこのトレンドを助長しているのが現状です。
●過剰注入による具体的な顔の変化
過剰注入による顔の変化は非常に顕著であり、特に頬や唇、額、涙袋の部分でその影響が顕著に現れます。頬は異常に膨らみ、唇は厚く不自然な形になります。また、額は滑らか過ぎて表情が乏しくなり、全体的に顔のバランスが崩れます。これらの変化は周囲の人々の視線を引きつけるものであり、自己評価にも影響を与える可能性があります。
ヒアル顔が増加している社会的背景とリスク
近年、ヒアル顔が増加している背景には多くの要因が考えられますが、特に美容整形の普及やSNSの影響が大きいと言われています。さらに、医療機関の倫理的側面や選択の問題も無視できない要因となっています。ここでは、これらの要因やリスクについて詳しく解説します。
●美容整形の普及とヒアル顔の増加
美容整形は昔と比べてかなり身近な存在となり、多くの人々が少しの手間とコストで外見を変えることができるようになりました。しかし、この普及に伴い、情報が乱れ飛び交い、適切な知識を持たずに手術や治療を受ける人が増えています。特にヒアルロン酸注入は、手軽にできるというイメージから、過剰に施術を受ける人が増えており、それがヒアル顔の増加を招いています。美容整形の普及がもたらす恩恵も多い一方で、その裏側には多くのリスクが潜んでいるのです。
●SNSと自撮りの影響
SNSの普及により、自分の顔や体を公開する機会が増え、他者との比較や自己評価が常に行われるようになりました。特に自撮り文化は、自分の顔をじっくりと見る機会を増やし、細かい部分にまでこだわりを持つようになりました。これにより、小さなシワやたるみに対しても対応を求める傾向が強まり、ヒアルロン酸注入などの美容整形へのニーズが増しています。しかし、SNS上の顔と現実の顔は異なり、そのギャップから過剰な手術を受けるリスクが高まっています。
●医療機関の責任と倫理問題
ヒアルロン酸注入治療を提供する医療機関には、患者の安全と満足を最優先に考える責任があります。しかし、利益を追求するあまりに過剰な施術を行うクリニックも存在しており、これがヒアル顔を増加させる一因となっています。医療機関は、施術を行う前に患者に対して十分な説明を行い、そのリスクをしっかりと理解させることが求められます。倫理的な観点からも、美容医療の提供者は患者の健康と安全を守るために、常に最新の知識と技術を身に付け、美的な観点と安全性の観点から適切な判断を下す必要があります。
ヒアルロン酸注入治療の安全ガイド
●安全なヒアルロン酸注入治療とは?
安全なヒアルロン酸注入治療を受けるためには、信頼できる医療機関を選び、医師との十分なコミュニケーションが不可欠です。治療を受ける前には、医師から施術の内容、期待できる効果、可能性のあるリスクについてしっかりと説明を受けることが重要です。また、医師は患者の健康状態や期待値を考慮した上で、最も適切な施術計画を立てる責任があります。
●ヒアルロン酸注入のリスクと対策
ヒアルロン酸注入は一般的には安全な施術とされていますが、適切な手技で行われなかった場合や体質によっては副作用や合併症を引き起こすリスクがあります。注入量の誤りや不適切な箇所への注入は、顔の非対称や硬化、皮膚の壊死を引き起こす可能性があります。これらのリスクを回避するためには、経験豊富な医師を選び、事前のカウンセリングを十分に行うことが大切です。
●賢明な選択:医師とクリニックの選び方
ヒアルロン酸注入治療を安全に受けるためには、医師とクリニック選びが非常に重要です。医師の経験や資格、施術の実績を確認し、過去の患者の評判や口コミを参考にして選びましょう。また、クリニックが清潔であり、衛生管理がしっかりと行われているかも重要なポイントです。安心して施術を受けるためには、十分な下調べと慎重な選択が不可欠です。
ヒアル顔を避け、自然な美しさを保つためのアプローチ
●バランスのとれた美容観とは?
美容において大切なのは、外見だけでなく内面からの健康と美しさを重視するバランスのとれたアプローチです。過度な美容外科施術やヒアルロン酸注入に頼るのではなく、自分自身の特徴を理解し、それを活かしたケアを行うことが重要です。食生活や運動、十分な睡眠といった基本的な生活習慣の見直しも、自然な美しさを保つためには欠かせません。バランスのとれた美容観を持つことで、健康的でありながら美しい自分を保つことができます。
●自然な美しさを保つためのヒント
自然な美しさを保つためには、肌の健康を保ち、年齢に応じた適切なスキンケアを行うことが重要です。保湿を心掛け、紫外線対策をしっかり行うことで、肌の老化を防ぐことができます。また、メイクをする際にも、自分の顔の形や特徴を活かし、過度な変化を避けることで、自然な美しさを保つことが可能です。心からの笑顔やポジティブな姿勢も、美しさを引き立てる重要な要素です。
●ヒアル顔からの回復方法
ヒアル顔になってしまった場合でも、適切な治療とケアによって回復することが可能です。まずは、過剰なヒアルロン酸を溶解する専用の薬剤「ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)」を使用し、ヒアル顔から元の自然な顔に戻すことから始めます。その後、自然な美しさを取り戻すためのスキンケアや生活習慣の改善を行うことが重要です。また、心理的なサポートも欠かせません。ヒアル顔の状態が精神的なストレスを引き起こすこともあるため、周囲の人に相談することも回復への一歩となります。
まとめ:ヒアル顔を避けるための重要ポイント
●ヒアル顔の防止と美容の未来
ヒアル顔を防ぐためには、美容外科やヒアルロン酸注入に対する正しい知識と理解が必要です。また、自分自身の美しさを大切にし、バランスのとれた美容観を持つことが重要です。美容医療の進化は止まることなく進んでいますが、それに伴って患者自身も賢明な選択をする必要があります。未来の美容は、より安全で、自然な美しさを引き出す方向へと進化していくことでしょう。
●これからのアプローチ
ヒアル顔は過剰な美容外科施術の代表的な例であり、バランスのとれた美容観の重要性を教えてくれます。自然な美しさを保ちながら、健康で満足できる外見を手に入れるためには、過剰な施術を避け、正しい美容知識と生活習慣を心掛けることが大切です。これからの美容のアプローチでは、個々の美しさを大切にし、適切な治療を選択する知恵が求められます。美容の未来は、健康と美しさが両立する方向へと進化していくことを期待します。筆者もその一翼を担いたいと考えております。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。切らないフェイスリフトのウルセラも日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
【関連項目】
「ヒアル顔を治したいかたはこちらへ(ヒアルロン酸溶解注射のご相談)」
2023/11/03
院長ブログトップ > 避けられない加齢変化:大きくなる鼻
避けられない加齢変化:大きくなる鼻
加齢変化により鼻が大きくなるのか?
加齢変化で法令線やまぶたのたるみは多くの人が気付きますが、盲点になるのが、鼻の大きさです。実は鼻は年を取ると大きくなります。個人差はありますが、鼻先と小鼻が肥大化は顕著になる場合が多いのです。これは自然な老化現象の一環であり、皮膚の弾力性の喪失、軟骨の変形、重力の影響など複数の要因が組み合わさって起こります。この記事では、鼻の肥大化を引き起こす主な要因とその過程について詳しく説明していきます。
(シルベスター・スタローンが若い時と現在。鼻の肥大化が顕著です。)
鼻の肥大化を引き起こす主な要因
●皮膚の老化とコラーゲンの減少
年齢を重ねることで、肌はその弾力性を失い、コラーゲンの量も減少していきます。コラーゲンは皮膚の主要な構成成分で、その減少により皮膚がたるみやすくなるのです。特に鼻は皮膚が薄く、この変化の影響を受けやすい部分であり、皮膚の老化とコラーゲンの減少が鼻の肥大化や形状変化の主要な要因となります。この現象は30代後半から顕著になり始め、50代以降はさらに加速する傾向があります。
●軟骨の成長と変形
多くの人々が知らない事実ですが、実は軟骨は年齢を重ねても成長を続けます。この軟骨の成長が鼻の先や鼻翼を大きくさせることがあります。特に、鼻尖軟骨(鼻の先端にある軟骨)と側軟骨(鼻翼を支える軟骨)の成長が顕著であると考えられています。これにより、鼻が全体的に大きく、または一部が突出して見えることがあります。
●重力の影響
私たちの体は、一日を通じて常に重力の影響を受けています。特に顔や鼻は、重力の影響を直接的に受ける部分であり、長い時間が経過すると、この重力の影響で皮膚や筋肉が下垂しやすくなるのです。鼻の形状にも影響を与え、鼻が大きく見える要因の一つとなります。長年にわたる重力の影響を受け続けることで、鼻の形状の変化は避けられない現象となります。
●骨の吸収
顔の骨格は、加齢とともに吸収されます。これは、鼻の基底部や鼻の横の部分など、鼻の形状に大きく影響を与える要因の一つです。骨の吸収が進むと、鼻の基部が広がり、鼻が大きく見えるようになる。また、骨の吸収と皮膚のたるみが同時に進行することで、鼻の大きさや形状の変化がさらに加速することが一般的です。この骨の吸収が鼻の肥大化の最も大きな要因であると、筆者は考えております。
上のイラストの青線のように鼻を支えている骨が吸収されることで鼻が横に広がる
加齢による鼻の変化の過程
年を取るにつれて、鼻の形は徐々に変化します。
●20代から30代: 鼻の変化の初期段階
20代から30代は、鼻の形状に大きな変化が見られる初期段階です。この時期には皮膚の老化が徐々に始まり、軟骨の成長も進行します。しかし、変化は比較的軽微であり、日常生活で顕著に気付くことは少ないでしょう。
●40代以降: 鼻の変化が顕著になる時期
40代になると、鼻の肥大化がより顕著になります。軟骨の成長が進み、皮膚の老化も進行するため、鼻の形状に大きな変化が見られるようになります。この時期になると、鼻の変化を自覚しやすくなり、特に鼻先の下垂が目立つようになります。
●加齢とともに起こるその他の顔の変化
加齢とともに顔の脂肪組織が減少すると、鼻がより大きく、突出して見えるようになります。これは、顔全体のボリュームが減少するため、相対的に鼻が大きく見えるという錯覚を引き起こすからです。この変化は鼻だけでなく、顔全体のバランスに影響を与え、老けた印象を与えます。
鼻が大きくなる主な原因
ネット上の情報を調査すると、鼻が大きくなる要因は加齢以外にも下記のような要因が挙がってきます。
●遺伝と鼻の大きさ
遺伝は鼻の大きさや形状に大きな影響を与える要因の一つです。親や祖父母の鼻の形状が自分の鼻に影響を与えることが多いです。これは、骨格や軟骨の形状、肌の質など、多くの要素が関係しています。
●喫煙と鼻の形状
喫煙と鼻の肥大化:喫煙は皮膚の老化を加速させ、鼻が大きくなる要因の一つとしてタバコが挙げられることがあります。確かに煙に含まれる有害物質が血流を悪化させ、皮膚の酸化を促進し、コラーゲンの減少を招きます。これにより皮膚の弾力が失われ、結果的に鼻が大きくなる可能性があります。
●紫外線の影響
紫外線は皮膚の老化を促進し、鼻が大きくなる要因の一つとして挙げられることがあります。確かに紫外線によるダメージはコラーゲンの減少を引き起こし、皮膚の弾力を失わせます。
鼻が大きくなることは予防できるのか?
ネット上では、肌の老化を予防する対策が鼻が大きくなることの予防となるという情報があります。すなわち、保湿等によるスキンケア、紫外線対策、食事・睡眠や禁煙による生活習慣の改善などです。ですが、果たしてこれらの対策で鼻が大きくなるのを予防できるのでしょうか?筆者は懐疑的です。なぜなら鼻が大きくなる最大の要因は加齢による骨の吸収だからです。加齢による骨の吸収を防ぐことは非常に難しいでしょう。
美容外科での治療方法
鼻が大きくなったことが気になる場合は、美容外科での治療も考えてみてはどうでしょうか。治療方法には大きく分けて手術ではない方法と、手術による方法があります。
■非手術的治療
ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸注入は、鼻の形を整え、小さく見せる効果があります。注入により鼻先を持ち上げたり、凹凸を整えることが可能です。ただし、効果は一時的であり、定期的なメンテナンスが必要です。医師と相談しながら、自分に合った治療計画を立てましょう。
糸リフト:針を用いて吸収性の糸を鼻先に埋め込み、鼻先を細くさせることで鼻を小さくさせる治療があります。しかしながら、糸が約3か月程度で吸収され、元の状態に戻ります。このため筆者はこの方法はお勧めしません。
■手術による治療
小鼻縮小術:加齢で小鼻が横に広がります。小鼻縮小術は、この横に広がった小鼻な外科的に小さくする手術で、バランスよく整形することが可能です。加齢により小鼻が大きくなった患者の手術は筆者も実際に行っています。手術にはリスクが伴いますが、効果は永続的で、顕著な変化を期待できます。経験豊富な医師を選ぶことが成功のカギです。
鼻尖形成術:鼻尖形成術は、鼻先の形を整える手術です。鼻先が丸い、または下がっている方に適しています。耳の軟骨を用いて、形を変えたりして、理想的な形に近づけます。手術後は腫れや内出血が発生することがありますが、時間とともに治まります。最終的な結果を評価するには数ヶ月を要することがあります。
■小鼻縮小手術を実際に行った例
↑小鼻縮小手術前
↑小鼻縮小手術後
↑小鼻縮小手術前
↑小鼻縮小手術後
美容外科での治療を受ける前に知っておくべきこと
美容外科での治療を検討される場合は事前にしっかり情報を収集するこが大切です。
●医師選びのポイント
医師選びは美容外科治療の成功を左右する重要なポイントです。医師の経験、専門知識、過去の治療例を確認し、信頼できる人物かどうかを判断しましょう。また、カウンセリングで自分の希望をしっかりと伝え、医師からの提案やアドバイスを参考にして決定することが大切です。
●費用と期間
美容治療には高額な費用がかかることがあります。また、治療後の回復期間も考慮する必要があります。治療費用とダウンタイムをしっかりと把握し、自分のライフスタイルに合わせた治療を選びましょう。後悔しないためにも、事前のリサーチと計画が重要です。
●リスクと副作用
美容外科治療にはリスクと副作用が伴います。治療前に医師とリスクについて十分に話し合い、納得した上で治療を受けることが大切です。安全性と効果を重視して、適切な治療法を選びましょう。
まとめ
加齢により鼻が大きくなることはあまり知られておりませんが、誰にでも起こり得る避けられない事象です。加齢による体の変化については、大きなストレスになる場合があります。人に相談するだけでもストレスが緩和されることもありますので、ネットだけの情報に頼らず、必要と感じ場合は、専門の医療機関を頼られるのもよいと思います。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。切らないフェイスリフトのウルセラも日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
【関連項目】
2023/11/02
院長ブログトップ > 若返りの革命:スプリングスレッドによる糸リフトのすべて
若返りの革命:スプリングスレッドによる糸リフトのすべて
スプリングスレッドによる糸リフト(リフトアップ治療)は、フランスと日本をはじめとした世界各地で注目を浴びている最先端の美容医療施術です。この革新的な治療法は、非吸収性の特殊な糸を使用し、肌の下で奇跡的なリフトアップ効果を実現します。その核となるのが、内部に螺旋状のコイルを持つスプリングスレッドです。
特徴とそのメリット
このスレッドはシリコン製で、非常に柔軟性と弾力性に富んでいます。糸の中にコイルが入っており、これが皮膚をしっかりと支え、若々しい弾力を取り戻すのを助けます。非吸収性の素材を使用しているため、この治療の効果は3年以上続くと言われています。
スプリングスレッドのもう一つのユニークな特徴は、糸についている突起(Cog)が4方向に配置されていることです。これにより、皮下組織をしっかりと引っ掛け、上方向への強力なリフトアップを実現します。突起の方向は糸の中央で上下逆になっており、これが頭皮の皮下組織への固定を可能にし、糸がたるんだ皮膚をしっかりと引き上げるアンカーの役割を果たします。
(上記:実際のスプリングスレッド。
突起が中央で逆方向になっているのが分かります)
スプリングスレッドの構造動画
スプリングスレッドの長所と持続性
スプリングスレッドによるリフトアップ治療(糸リフト)は、強い固定力とリフトアップ力を持っているため、特にたるみが強いエリアでも非常に効果的です。また、効果の持続性が非常に長く、数年間にわたってその効果を楽しむことができます。シリコン製で内部にコイルを持っているため、治療後の外見も非常に自然で、人工的な印象を与えません。
スプリングスレッドのリスクとデメリット
一方で、スプリングスレッド治療は他の糸リフト治療に比べて費用が高くなる可能性があります。また、手術後の腫れや回復期間が長くなる可能性があり、感染リスクも考慮する必要があります。しかし、これらのリスクは適切に施術された場合、比較的低いとされています。
スプリングスレッドの向いているかた
■頬のたるみが気になる人
■鼻唇溝(法令線)が気になる人
■あご、首、フェイスラインのたるみが気になる人
■フェイスリフト手術には抵抗があるが、しっかり引き上げたい人
■以前似たような糸リフトを受けたが、効果が弱かった人
スプリングスレッドの実際の治療の流れ
step1:カウンセリング
使用するスプリングスレッドの糸の本数や、最も効果が期待できる部位を決定します。部位にもよりますが、通常左右で合わせて8本、たるみが強い場合は12本使用します。
step2:デザイン
治療の手続き終了後デザインをします。※髪の毛を剃ることはありません。
step3:麻酔
静脈麻酔と局所麻酔を併用して、治療中の痛みを取り除きます。
step4:施術
スプリングスレッドの糸を皮膚の下に針を使用して埋め込んでいきます。片方で4~6本の糸を入れます。コメカミの髪の生え際から、針で糸を挿入します。
※皮膚を切開しません。太めの針跡が一時的に付く程度です。
step5:施術完了
針穴のところにテープを貼って終了します。(治療時間 約45分)
スプリングスレッド治療後の注意と経過
■治療直後は少し腫れますが、1週間程度で腫れは引きます。
■治療後は、約3日間頬の針穴部に肌色テープを貼ります。
■スプリングスレッドの糸が挿入部位にしっかり固定されるまで約1ヶ月かかります。
治療後1ヶ月までは顔のマッサージ等は控えます。
スプリングスレッドの症例写真
上記写真はスプリングスレッド治療前
上記写真はスプリングスレッド治療前のデザイン
上記写真は左右4本ずつのスプリングスレッド治療直後
上記写真は左右4本ずつのスプリングスレッド後1年後の状態
評判と信頼性
スプリングスレッドによる糸リフトは世界中で人気を集めており、その強力なリフト効果と長持ちする結果には多くの満足の声が寄せられています。ただし、非吸収性の糸を使用する治療であるため、リスクや合併症をしっかりと理解し、信頼できる医師と相談の上で治療を受ける必要があります。
また、どれだけ良い治療もデメリットは存在します。スプリングスレッドのデメリットや感染について気になる場合は「スプリングスレッドのデメリットと感染」もご参照ください。
治療を受ける前には、期待できる結果とリスクについて十分に理解し、自分にとって最適な治療法を選択することが重要です。スプリングスレッドは確かに強力なリフト効果を提供しますが、それに伴うリスクも理解し、慎重な判断を下す必要があります。
まとめ
スプリングスレッドによるリフトアップ治療は、革新的かつ効果的な方法であなたの若々しさを取り戻す手助けをします。そのユニークな構造と長持ちする効果は、世界中の多くの人々を魅了しています。自分自身を最高の状態に保ちたいと考えるなら、この治療はあなたの選択肢の一つとなるでしょう。しかし、十分な情報収集と信頼できる医師との相談を忘れずに、美しさと若さを取り戻しましょう。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。切らないフェイスリフトのウルセラも日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
【関連項目】
2023/09/26
院長ブログトップ > SMAS引き上げのフェイスリフト
SMAS引き上げのフェイスリフト
SMAS引き上げのフェイスリフトについて動画解説しました。
出演者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
【関連項目】
2023/08/29
院長ブログトップ > 【エステのHIFU治療】後遺症トラブル多発で行政が動く!!
【エステのHIFU治療】後遺症トラブル多発で行政が動く!!
エステのハイフのトラブルについて動画アップしました。
当院のハイフ治療「ウルセラ」は効果が絶大です。
ウルセラ専用HPを是非ご覧ください。
千葉の美容整形外科 船橋中央クリニック
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元神賢太
2023/08/01
院長ブログトップ > 医師が家族にすすめられる美容外科治療ベスト3!
医師が家族にすすめられる美容外科治療ベスト3!
医師が家族にすすめられる美容外科治療について動画解説しました!
当院の美容HPも是非ご覧ください。
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2023/07/18
院長ブログトップ > 眉下切開の手術動画
眉下切開の手術動画
2023/06/27
院長ブログトップ > 下まぶたのたるみ取りの手術動画
下まぶたのたるみ取りの手術動画
下まぶたのたるみ取り手術の実際の手術動画です!
当院の美容HP「下まぶたたるみ取り手術」も是非ご覧ください。
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2023/06/13
院長ブログトップ > フェイスリフトで表情がおかしくなる??
フェイスリフトで表情がおかしくなる??
「フェイスリフトで表情がおかしくなる??」のかついて動画解説しました!
当院の表情がおかしくならないフェイスリフト手術について
美容HP「フェイスリフト」も是非ご覧ください!
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元神賢太
2023/05/02
院長ブログトップ > ほうれい線はどうしてできる??【スプリングスレッドの動画解説】
ほうれい線はどうしてできる??【スプリングスレッドの動画解説】
加齢によりほうれい線が深く理由を動画で説明しています。
動画出演者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。第109回日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。切らないフェイスリフトのウルセラも日本国内に導入直後から取り入れており、第107回日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
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2023/04/11
院長ブログトップ > 【糸リフト】若さの秘訣!?スプリングスレッドをすすめる理由とは
【糸リフト】若さの秘訣!?スプリングスレッドをすすめる理由とは
「【糸リフト】若さの秘訣!?スプリングスレッドをすすめる理由とは」の動画を作成しました。
スプリングスレッドについて詳しく解説しております。
是非ご覧ください!
美容HP「スプリングスレッド」もご覧ください。
千葉の美容整形外科 船橋中央クリニック
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元神賢太
フェイスリフト, スプリングスレッド, リフトアップ, スレッドリフト
2023/03/21
院長ブログトップ > ほうれい線があるだけで損…!?医師が教える若返りのコツとは?
ほうれい線があるだけで損…!?医師が教える若返りのコツとは?
「ほうれい線があるだけで損…!?医師が教える若返りのコツとは?」について動画を作成しました。
解剖学の観点からほうれい線について解説しています。
どうぞご覧ください!
美容HPの若返り専門ページもご参考にしてください。
千葉の美容整形外科 船橋中央クリニック
東京の美容整形外科 青山セレスクリニック
元神賢太
2023/03/14
院長ブログトップ > 【アンチエイジング】自分にあった若返り治療を知るためには?
【アンチエイジング】自分にあった若返り治療を知るためには?
「【アンチエイジング】自分にあった若返り治療を知るためには?」という動画を作りました。
リフトアップ治療についてまとめています。
どうぞご覧ください!
美容HPの若返り専門ページもご参考にしてください。
千葉の美容整形外科 船橋中央クリニック
東京の美容整形外科 青山セレスクリニック
元神賢太
2023/02/14
院長ブログトップ > フェイスリフト手術とプチ整形の組み合わせ
フェイスリフト手術とプチ整形の組み合わせ
過去の当院モニター患者のインタビュー記事を転載します。
アンチエイジング治療(若返り)を受けた 高野美恵さん(49歳)。施術内容は、(1)フェイスリフトによる顔のたるみ・しわ取り、(2)ほうれい線の脂肪吸引、(3)眉間・額のしわへのボトックス注射、(4)額・眉間のしわとくぼみへのヒアルロン酸注射、(5)鼻のプチ整形、(6)あごのプチ整形です。
「6歳年下の夫と並んだら、夫より老けて見られて…」
– 高野さんはいつ頃からどのような悩みをお持ちでしたか。
40歳をすぎたころから、ほうれい線と額のしわ、毛穴の開きと肌のたるみに悩んでいました。夫は私より6歳年下で、夫と並んで歩くと、『若いご主人ですね』と言われることが多くなり、夫より老けて見られることがストレスになっていました。
私の仕事は洋服の販売員で、お店の鏡の前に立って接客することが多いのですが、鏡に映った自分の顔が、眉間と額のしわのせいで不機嫌そうに見えることがありました。お客様には笑顔を心掛けていましたが、笑えば笑うで、しわがよけいに目立ちました。悩みをカバーするために朝のメイクに1時間もかけたり、いろいろな美容法をためしたりしていたのですが…。
– 今までに高野さんが試した美容方法はなんですか。
朝晩「顔筋マッサージ」をしたり、エステに毎週通ったり、ゲルマニウム入りのマッサージ器具でコロコロマッサージをしたりしました。44歳からの5年間で美容に費やしたお金が500万を超えてしまって「こんなことを続けていてもしょうがない」と真剣に考え直し、美容整形で『若返り治療』を受けることにしました。
– 今回、高野さんが行った『若返り治療』とは、どのようなものですか。
私が受けた若返り治療は次の6つです。
1.パーフェクトフルフェイスリフト
2.ほうれい線の脂肪吸引
3.額と眉間のボトックス注射
4.額と眉間のヒアルロン酸注射
5.鼻のプチ整形
6.あごのプチ整形
手術のときは静脈に麻酔をするので、顔への注射の痛みはまったく感じませんでした。すこし眠って、目が覚めたらすべて終わっていました。
眠っている間に、9年間の悩みが消えた!
– 今回、若返り治療を受けて、ご自分の顔をご覧になった感想はいかがですか
ほうれい線が目立たなくなってうれしいです。額と眉間のしわも消えて、しわを気にせず普通に笑えるようになりました。フェイスリフトで肌に張りが出たので、開いていた毛穴も引き締まりました。手のひらを頬に当てたら押し返してくるような弾力が戻ってきました。
手術の後、鏡に映った自分の顔は、手術前の私ではなく、ずっと若かったときの私の顔でした。ほんとうに若返ったような気持ちになり、うれしかったです。麻酔でうとうと眠っている間に、たった一度の手術で、9年間の悩みがぜんぶ消えていました。
ほうれい線の脂肪吸引は、顔が少し腫れることを前もって元神先生から聞かされていましたが、自分が思っていたほど腫れていませんでした。後から少しむくみが出ましたが、手術の後、一日だけ仕事を休んで、次の日には朝から出勤しました。
– 手術した後、翌々日からお仕事をされたとのことですが、周囲の方の反応はいかがでしたか?
普段と何も変わりませんでした。仕事仲間には「歯が痛くて、少し腫れちゃって」と説明したので、特に何も言われませんでした。仲のいい同僚たちも手術のことは気が付かなかったようです。傷もそれほど痛くなかったので、いつも通りに接客して一日の仕事を終えました。
高野美恵さんが受けたアンチエイジング治療の内容
– 執刀された元神先生に、実際の高野さんの治療内容を解説していただきました。
■パーフェクトフルフェイスリフトとほうれい線の脂肪吸引について
執刀医の元神です。パーフェクトフルフェイスリフトとは鼻唇溝のしわ、頬のたるみ、首のしわ・たるみをすべて改善させるフェイスリフト手術のことです。当院のパーフェクトフルフェイスリフトは、単純に皮膚だけを切除する手術ではなく、たるんでいる筋膜も一緒に引き上げますので、効果が絶大です。
ほうれい線の脂肪吸引は、ほうれい線の周囲にある脂肪を取り除き、スッキリと若々しいラインに整える施術で、フェイスリフト手術の効果をより長く持続させる効果もあります。高野さんは、ほうれい線のまわりに脂肪がそれほどあったわけではないのですが、フェイスリフト効果をより長く持続させるために、脂肪吸引もおすすめしました。脂肪吸引は術後に若干むくみが出ますが、一週間ほどで腫れは引いていきます。
深いほうれい線のシワがなくなり、フェイスラインもすっきりしました |
あごから首にかけてのたるみがとれて、若々しいラインになりました |
■額と眉間のボ トックス注射
ボトックスは副作用がなく、安全性が非常に高い治療です。 高野さんには、額と眉間、顎に注射しました。このボトックスにより表情筋の収縮を抑え、しわが寄らなくなります。ボトックスの持続期間は約6ヶ月ですが、その間は、しわが寄らない状態が続くため、ボトックスの効果が消失した後も、注射前に比べてしわが浅くなっている場合が多いです。
額の4本じわが、きれいに消えました |
意識してしわを寄せても、しわが寄らなくなります |
■額と眉間のヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸とは、体の皮膚や関節を構成する成分のひとつです。体内にあるヒアルロン酸は加齢とともに減少し、しわやたるみの原因となります。高野さんの若返り治療では、額と眉間のしわにヒアルロン酸を補い、なめらかな皮膚を再現しています。
額と眉間のしわにヒアルロン酸を注射し凹凸をなめらかに埋め立てました。 |
■プチ隆鼻術(レディエッセ注射)
プチ隆鼻術は鼻の根元(鼻根部)にレディエッセを注入し、鼻筋を整える施術です。高野さんはもともと鼻が高いので、鼻根にレディエッセを少し補うだけでバランスが整いました。レディエッセとは、最新のプチ整形用の注射材で、鼻すじを通すプチ整形に最適です。
鼻根部を中心にレディエッセを注入、鼻筋がスッと通りました |
もともとの鼻の高さを生かし、バランスを整えました |
■あごのプチ整形術(レディエッセ注射)
高野さんは引っ込んだあごと顔の輪郭を気にされていたので、プチ整形であごを少し足してあげることをおすすめしました。ほんの少しレディエッセを注入するだけで、あごのラインがきれいになりました。
あごにレディエッセを足して、あごのラインをきれいに整えました |
あごが整い、フェイスラインが引き締まりました |
どうやって美容整形クリニックをえらんだのか
- 高野さんは、美容整形クリニックをどのように選んだのですか。
インターネットで探して、いいと思ったクリニックにメールや電話で相談しました。そのうちの2件は電話での対応があわただしく、すぐに病院まで来るようにと言われ、気持ちが引いてしまいました。船橋中央クリニックに電話した時は、じっくりと悩みを聞いてくれたので、いろいろ相談できました。満足のいく対応をしていただいたので、一週間後にカウンセリングの予約をしました。
– 船橋中央クリニックに電話した時、どんなことを相談しましたか。
「若返りたいけれど、傷跡や術後の腫れはどうですか」と相談しました。「仕事をしているので、休めるのは手術日と翌日の二日間だけなのですが」と日程についても質問しました。
『術後一日お休みしてから出勤される患者様もいらっしゃいます。個人差がありますが、傷跡は殆ど目立ちませんし、術後の腫れは、肌色のテープやマスクで隠せますよ』と電話相談した女性の方が、丁寧に答えてくれました。
– カウンセリングを受けようと思ったのは、電話の対応が良かったからでしょうか。
確かにそれもありますが、もうひとつの理由は船橋中央クリニックのホームページがわかりやすかったからです。船橋中央クリニックの患者さんの体験談を読んで、一歩踏み出す勇気がわいてきました。費用もきちんと書かれていて、誠実な印象を受けました。エステ何回分かの出費できれいになれるなら、手術の方がいいと考え、カウンセリングを受けることにしました。
船橋中央クリニックの最初の印象はどうでしたか。
船橋中央クリニックは、雰囲気が明るくて清潔感がありました。最初にカウンセラーの川村さんに話を聞いていただき、そのあと元神先生のカウンセリングを受けました。
顔の悩みをひとつずつ先生に打ち明けると、先生は白い紙に図を描いて、わかりやすく治療法の説明をしてくださいました。先生のお話を聞いているうちに、だんだん元気が出てきました。
私の場合は、ほうれい線に少し脂肪がたまっているので、ほうれい線の周りの脂肪を吸引すれば、フェイスリフトの効果が更にアップするとのこと。『脂肪吸引は脂肪の組織を取るので腫れが残る場合がありますが、1週間ほどで自然に引いていきます』と、デメリットについてもお話してくれました。
このときに、手術を受けたい気持ちは98%くらい固まっていました。家に帰って夫に相談したら、夫は『そんなに若返りたいのなら、いいんじゃない?』と、あっさりOKしてくれました。手術の予約を申し込んでからは、手術の日が待ち遠しかったです。かれこれ10年近く悩み続けていたので、手術の日は期待とうれしさでいっぱいでした。
高野美恵さんの美容整形スケジュール※参考資料
平成22年 6月28日 | 高野さんより、電話相談があり、美容専門カウンセラーの川村がお電話でカウンセリング。高野さんの疑問や相談にお応えする。お電話で、翌週カウンセリングの予約をいただく。 | ||||||||||||||||||||||||
7月2日 | 高野さん初来院。元神院長による10分ほどのカウンセリング。 その後、美容専門カウンセラーにより、疑問点、費用、当日スケジュール、手術後の生活について詳しく説明。同意ののち、高野様より治療の希望あり | ||||||||||||||||||||||||
7月5日 |
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7月6-11日 | 翌日は手術後の腫れを少し感じるが、痛みはなく、普段どおり家事をこなす。 翌々日には出勤をする。傷はテープと髪の毛で隠くし、一日の仕事をこなして帰宅。 | ||||||||||||||||||||||||
7月12日 | 一週間後、フェイスリフトの抜糸 ボトックス注射の効果が現れ、額と眉間のしわが寄らなくなる。 | ||||||||||||||||||||||||
8月20日 | 治療後1ヶ月半。術後のチェック。痛みも腫れもすっかりなくなる。 傷跡も目立ちにくくなり、髪を耳にかけても手術の跡はほとんどわからない。 |
手術を受ける前と、受けた今。「13年ぶりの同窓会に出席」
- 手術中はどんな気持ちでしたか。
手術中は、静脈麻酔でうとうとして、いつの間にか眠っていました。回復室で目が覚めたときには全部終わっていました。ボトックス注射は、直接額や眉間、鼻の付け根とあごに薬品を入れるので、麻酔をしていないと痛かったのかもしれませんが、私の場合は寝ている間に済んだので、痛みはまったく感じませんでした。
目が覚めて、初めて鏡を見たとき、さっきまであった額の4本じわが、きれいに消えていたのでびっくりしました。あんなに深かったしわが、どこに消えたのか不思議でした。
– 手術後ご家族や、ご友人の反応はいかがですか。
夫が「ほんとに若返ったね」とびっくりしていました。手術のことは、夫以外には話していないのですが、術後二日目には、耳に肌色のテープを貼って、髪の毛で耳を隠して出勤しました。ほうれい線のあたりがすこし腫れていたのですが、同僚には『歯が痛くて顔が腫れちゃって…』と説明しました。手術のことは、誰にもわからなかったと思います。
手術から2ヵ月後に、妹と会ったとき『お姉ちゃん、雰囲気変わったね。化粧変えた?顔が小さくなったね』と聞かれました。妹は勘がするどいので、もしかしたら手術したことに気が付くかなとドキドキしましたが、顔が小さくなったのはエステとダイエットの成果だと思ったようです。
– 手術を受ける前と、受けた今。なにが変化しましたか。
朝のメイク時間が、以前より45分も短縮しました。手術前は、1時間かけて毛穴やほうれい線を隠していましたが、今のメイク時間は長くても15分くらいです。フェイスリフトでリフトアップしたので、肌がキュッと引き締まり、毛穴があまり目立たなくなったので、BBクリームに粉だけのナチュラルメイクで十分です。毎月の化粧品代も10分の1くらいに減りました。
以前は「もう若くはないから…」というあきらめモードだったのですが、今はお洒落して外に出るのが楽しくなりました。手術前と比べて気持ちが明るく、前向きになったみたいです。手術して3ヶ月後に、同窓会のハガキが届きました。今までは欠席していたのですが、今回は思い切って出席しました。中学時代の友人たちに『変わってないね』『若いね』と言ってもらえて、うれしかったです。13年ぶりの同窓会なのですこし緊張しましたが、出席して良かったです。
これから美容整形を考えている人へのアドバイス
– 今、美容整形手術を受けようかどうか迷っている人、これから手術を受ける人に、経験者からのアドバイスをお願いします。
もし私と同じように傷あとのことで手術の決心がつかない方がいたら、フェイスリフトの切開線の跡は、目立たないので「ノーメイクで耳を出しても平気です」とお伝えしたいです。傷のことはすっかり忘れて普段通りの生活ができるので、心配はないと思います。
私の場合は傷が残ることに抵抗があって、9年間悩んでいましたが、手術を受けようと決めたとき、きれいになりたい気持ちが90%、不安な気持ち10%くらいでした。手術を受けると決めたら、肝がすわるというのでしょうか、手術の日が待ち遠しくて、自分でもびっくりしました。
元神先生のように、カウンセリングで相談した先生が執刀してくれると、悩みをぜんぶわかってくれているという安心感があって、信頼できました。手術への不安が無かったのは、信頼できる先生と出会えたからだと思います。
『痛くないのかな』と心配されるかもしれませんが、私の場合は寝ている間に手術が全部終わって、最初から最後まで痛みを感じることなく、翌々日から普段通り仕事をしました。仕事中はずっと、船橋クリニックからいただいた肌色のテープを傷に貼っていました。このテープを貼ると傷がきれいに隠れます。付け心地も軽くて自然でした。ストレスなく術後を過ごせるよう、テープひとつにも工夫が感じられました。
元神先生へのメッセージ
– 最後に、元神先生に一言お願いします。
船橋中央クリニックは最初にカウンセリングで相談した元神先生が、手術、抜糸、経過チェックまで、ずっと一貫してみてくれたのでとても安心でした。信頼できる先生と出会えたことを心から感謝しています。おかげさまで長年の悩みが消えて、笑顔を取り戻すことができました。元神先生、ほんとうにありがとうございました。
スタッフのみなさんも明るくて、親切でした。カウンセラーの川村さんには最初の電話相談からずっと面倒をみていただきました。細やかな気配りに感謝しています。みなさんいろいろありがとうございました。
※ 取材:米澤治代(ライター)
ヒアルロン酸, しわ ボトックス, フェイスリフト, インタビュー記事
2023/01/31
院長ブログトップ > リニューアルしたYouTube!
リニューアルしたYouTube!
当院の美容整形扱ったyoutubeチャンネルがリニューアルされています。
リニューアル後はジワジワ登録者数を増やしていてちょっと安心しています。
チャンネル登録していただけると僕の活力になりますので是非登録をお願いいたします(笑)
どうぞよろしくお願いいたします!
元神賢太
2023/01/24
院長ブログトップ > 若返り治療モニター患者様のインタビュー
若返り治療モニター患者様のインタビュー
年齢とともに顔のたるみ等に悩まれていた上野ひとみさん(46歳)。船橋中央クリニックでアンチエイジング治療 (若返り)を受けました。手術内容は、(1)パーフェク トフルフェイスリストによる顔のたるみとり、(2)あごの脂肪吸引(2重あごの改善目的)、(3)目の下のたるみとり、(4)埋没法による二重まぶた手術、(5)額・眉間のしわへのボトックス注射、 (6)唇へのヒアルロン酸注射です。
娘の友達に「おばあちゃん?」と言われて大ショック…
― 上野さんはいつ頃からどのような悩みをお持ちでしたか。
30代後半ごろから、自分の顔がふけていくことに悩みはじめました。シワはできるし、アゴや目の下にたるみはできるし…。
私は仕事で似顔絵師をやっているのですが、イベントなどでお客様を前に雑談していると、よく「若い時からこの仕事やってるの?」などと言われて、とてもショックでした。
周りの似顔絵師はみんな20代の子ばかりなので、余計に目立ったみたいで。とくに、男性や年配に方から何気なく言われると傷つきました。
気持ちは若い時と変わらないつもりでいたんですけどね。鏡を見ると「ああ、もう若くないんだな」って。本当に悩みました。
さらに、子供にまでつらい思いをさせたことがあって…。
― お子さんにつらい思いをさせたとは?差し支えなければお聞かせ下さい。
私には、19歳の長女を筆頭に3人の子どもがいます。末娘が小学校一年生です。父母会にいくと、周りのお母さんたちは私より10歳は若いんですよ。私はお洒落にもあまり気を使うほうではなかったので、娘が同級生の男の子に「お前の母ちゃん、歳とってるよね。おばあちゃん、お母さん?どっち?」なんて言われていて…。
それを聞いて、グサッときてしまいました。娘も、言い返すようなタイプの子ではないので、泣いてしまって…。
― それはおつらい思いをされましたね。今までに、なにか美容法を試したことはありましたか。
エステにはあちこち通いました。でも、どこもイマイチで、続きませんでした。
エステで進められた高い化粧品も試してみたのですが、そう簡単に効果は出ませんし、お金ばかりがかかります。マッサージ本を買って試したり、「いい」と言 われる事は何でも試してみましたがなかなか思うような効果がなかったですね。
やっぱり、美容整形かなって考えるようになり、船橋中央クリニックに出会って手術を決めました。
「自慢のママになれました。鏡を見るのが毎日楽しいんです」
― 今回、手術を受けて、ご自分の顔をご覧になった感想はいかがですか。
悩みがすべてなくなって、鏡をみるのが楽しくなりました。気持ちが明るくなれるんですよ。以前は、化粧をする時以外は鏡を見ないようにしていました。でも、今は自分の顔をしょっちゅう見て、うれしい気持ちになっています(笑)19歳の娘と並んで歩いていたら「会社の同僚ですか?」って言われたりして。娘は怒っちゃいましたけどね(笑)
上野さんが受けたアンチエイジング治療の内容
― 執刀された元神先生に、上野さんの治療内容を解説していただきました。
パーフェクトフルフェイスリフト、あごの脂肪吸引
パーフェクトフルフェイスリフトは、鼻唇溝のしわ、頬のたるみ、首のしわ・たるみをすべて改善させる手術です。顔全体のたるみ・しわ、そしてあごの脂肪吸引をおこない、たるみをとりました。メスによって耳の後ろを切開していますが、傷痕はほとんど目立ちません。実年齢よりも10歳若返る、という手術です。
BEFORE
BEFORE
目の下のたるみ取り
目の下のたるみには2種類あります。 (1)元々目のクマが目立つ場合
(2)加齢によるたるみのために目のクマが目立つようになった場合
です。これらは脂肪を切除することで改善しますが、今回の上野さんの場合は、加齢によるクマが目立つ状態でしたので、脂肪と同時に皮膚のたるみそのものを切除しました。
二重埋没法
上野さんは元からはっきりとした二重まぶたでした。しかし、加齢により二重の幅が狭くなってしまったとのことで、2点固定によるマイクロカット法で二重埋没法を行いました。
これはまぶたの皮膚の表と裏側を糸で留める方法です。
ボトックス注射
ボトックスは、筋肉の動きを弱め、しわをピンと引き延ばす作用がある注射です。
上野さんには、額と眉間に注射しました。
BEFORE
唇へのヒアルロン酸注射
加齢とともに唇は薄くなっていきます。唇にヒアルロン酸を注入することで、ツヤのあるふっくらとした唇によみがえります。
ふっくら、つやつやとした若い唇によみがえりました。リップののりもよくなります。
「元神先生のブログを読んで、信頼できる方だなと感じました」
― 上野さんは、どのように美容整形クリニックを選びましたか。
一年ほどかけて、インターネットで調べました。最初は情報に流されて不安になりましたよ。
口コミ情報を見ていると、失敗事例もたくさん目に入ります。「この先生がいい」と書いてあっても、いざ受診してみたらそのドクターに当たらないこともあるみたいで…。
私は目の下のたるみが気になっていましたので、目元の手術については特に重要視して調べました。
いくつかのクリニックをリストアップして、そのなかで船橋中央クリニックがいいなと感じました。
― たくさんリストアップされた中から、船橋中央クリニックを 選んだ理由をお聞かせ下さい。
元神先生のブログを読んで、信頼できる方だなと感じたんです。
ブログには、日々の診療記録がアップされていました。とても丁寧に写真入りで解説がされていました。実際の手術経過が見られて、わかりやすかったです。元神先生はお母様のお顔のシワとりもされていました。とても熱心な方だということも感じとれて、「ああ、この方なら大丈夫だな」と思いました。
自分の顔にメスを入れるわけですから、最初はすこし勇気がいりましたが、ぜひお話を聞いてみたいと思いました。
上野さんの美容整形スケジュール ※参考資料
12月4日 | 上野さん初来院。元神院長によるカウンセリング。 パーフェクトフルフェイスリフト手術、あごの脂肪吸引、目の下のたるみ取り、二重埋没法、ボトックス注射、唇へのヒアルロン酸注射を決定。 その後、美容専門カウンセラーによるくわしい説明。 |
---|---|
12月8日 | 10:00 上野さん来院。元神院長と治療内容の確認。 11:00 手術開始。静脈麻酔と局所麻酔の併用。(※) ・パーフェクトフルフェイスリフト手術(90分程度) 14:00 合計3時間程度で手術は終了。 |
12月9日 | 自宅でゆっくり過ごされる。手術後の腫れが少しあるが、日常生活は普通にこなせます。 |
12月11日 | 消毒のため来院。患部のチェック。 |
12月14日 | パーフェクトフルフェイスリフトと目の下のたるみ取り手術の抜糸。 |
12月15日 | 腫れが完全におさまり、出勤。仕事再開。 ボトックス注射の効果も現れ、額・眉間もしわが寄らなくなくなる。 |
「明るくて親切なスタッフ、清潔な院内、先生もまじめで誠実で安心できました」
― 船橋中央クリニックの最初の印象はいかがでしたか。
まず、受付のスタッフのみなさんがとっても明るく気さくで親切でした。
元神先生も、ブログの「元神先生」のままで。先生ご自身が執刀していただけることにも安心できました。
最初は、カウンセリングを受けました。先生はとてもまじめな方で、決して横柄でなく、意見を押し通さない。寡黙ですけど言ったことにはちゃんと誠実に答えてくれる方でした。自分でも手術についてしっかり下調べをしていましたが、先生からもさらに必要事項や注意事項を丁寧に教えていただけました。
院内も清潔感もあって、先生のセンスを感じられます。それまで抱いていた不安感がなくなって、船橋中央クリニックで手術を受けようと決意しました。
― 手術後の経過はいかがでしたか。
1週間ほどで腫れが引いて、その後、1か月間程度はすこし違和感はありましたが、普通に生活できました。この違和感がある期間を「ダウンタイム」というらしいのですが、こういったことも手術前にしっかりご説明くださっていたので、気持ちの面でも生活の面でも困ることはありませんでした。
― 術後一週間でお仕事に再開されていますが、周りの方の反応はいかがでしたか。
「花粉症だから」と言ってマスクをして出勤したので、誰にも気づかれませんでしたよ。
かなり大がかりな手術をしたつもりでしたが、手術の翌日から日常生活も普通に送れていましたから、家でじっとしているのもつまらなくて(笑)
パーフェクトフルフェイスリフトは耳の後ろを切開するので、ひょっとしたらポニーテールはもうできなくなるのかな、と思っていたのですが、傷痕がほとんど目立たないので気にすることではありませんでした。夏になったら、ポニーテール、したいと思います!
― 手術を受ける前と、受けた今。なにが変化しましたか。
とにかく気分がよくて、うれしいですね。鏡で自分の顔ばっかり見ていますから (笑)
お洒落に興味を持つようになりました。以前は地味にしていましたが、ちょっと派手なファッションにも挑戦しています。娘にも「この格好、ちょっとイタイかな?」なんて相談して、アドバイスを受けながら楽しんでいますよ。化粧品もちょっとランクアップしたんです。
食生活も、気を使うようになりました。年齢的に、無理なダイエットをするとシワができやすくなりますから、日ごろから「バランスよく」を心がけています。
せっかく綺麗にしてもらったのだから、前向きにならなきゃ。もっと自分を磨いて綺麗でいなきゃ、船橋中央クリニックさんに申し訳ないですからね。
次の夢は、19歳の娘と姉妹に見られるようになること!
末娘にとっても、自慢のママになれたと思います。
これから美容整形を考えている人へのアドバイス
― 今、美容整形手術を受けようかどうか迷っている人、これから手術を受ける人に、経験者からのアドバイスをお願いします。
顔を手術するなんて怖い、という気持ちがおありかと思いますが、ドクター次第です。元神先生のようなすばらしい先生に出会えれば、安心してお任せできますよ。
手術前にはしっかりと自分で下調べとシミュレーションをして、手術内容や術後の経過について、いろんな疑問を先生にぶつけてみるとよいです。誠実に答えてくださる方なら信頼できると思いますから。
電車に乗っていると、たくさんの美容整形外科の誇大広告が目に入って惑わされてしまいますよね。でも、いつまでも悩んでいると、どんどんシワは深くなって、手術も大がかりになっていくんじゃないでしょうか。思いきって踏み出すことで、世界が本当に変わりますから。
「美容整形なんて自己満足だ」なんて言う方もいらっしゃいますが、やっぱり、悩みをなくして、毎日明るく楽しみながら過ごすことが一番! 私はそう思います。
船橋中央クリニックへのメッセージ
― 最後に、船橋中央クリニックに一言お願いします。
月並みですが、本当に長年の悩みだった顔のたるみとシワをとっていただいて、感謝しています。「10歳若くなる」とお聞きしていましたので、私は「36歳」になれました!
これからもどんどん医学が発達して、みなさんが若く美しくなれるようご活躍ください。本当にありがとうございました。
※取材・文:泉聖子/文・安永大志(ライター)
2023/01/10
院長ブログトップ > フェイスリフト患者様のインタビュー
フェイスリフト患者様のインタビュー
過去の当院モニター患者のインタビュー記事を転載します。
アンチエイジング治療(若返り)を受けた森永智美さん。 (1)パーフェクトフルフェイスリフトによる顔のたるみ・しわ取り、(2)えらにボトックスを注入して小顔に、そして、(3)眉間・額・目尻のしわにもボトックス+コラーゲン注射を行いました。
ひどい笑いじわに「キミは笑わないほうがいいよ」と言われて大ショック…
― 森永さんはいつ頃からどのような悩みをお持ちでしたか。
40歳をすぎてから、とにかく顔のしわが気になりはじめました。
皮膚がたるんで、目尻の笑いじわや、小鼻からあごにかけての法令線がひどくなったのです。
コンパニオンの仕事をしていたのですが、若い人とくらべられ「キミは笑わないほうがいいよ」なんて言われることも。大ショックでしたね。それ以来、笑うときに両手で顔を隠すようになりました。
えらの張ったベース型の輪郭もコンプレックスでした。いつも髪で隠してうつむき加減。そんな毎日で、考え事やストレスも多く、イライラしがちだったので、 眉間に深いしわが。子どもたちに「その顔、怖いからやめて」と言われ、自分に自信がなくなり、人の目を見て話せなくなってしまいました。
― 今までに、なにか美容法を試したことは。
週に一度、エステに通っていました。マッサージをしたり、レーザーをあてたり…総額で100万円以上は使いました。でも、調子がよいのは、受けてからほんの少しの間だけ。結局もとにもどるので、根本的な改善にはならなくて。
ほかにも、美顔マッサージ器や高価なクリームなど、あれこれ出費しましたが、どれも大した効果はありませんでした。
美容整形を考えはじめたのは、半年ほど前です。フェイスリフトで永久的に若返りできることを知り、エステやクリームにいつまでもお金をかけるぐらいなら、思い切って手術を受けてみようと決意しました。
「たった一日で、これまでのストレスが全部消えてなくなっちゃいました」
― 今回、手術を受けて、ご自分の顔をご覧になった感想はいかがですか。
こんなにキレイになるなんて、自分でもびっくりしています。 だって、小じわ1本ないでしょう? 本当にすごいと思います。 手術後すぐはメスで切開した部分がすこし腫れていたのですが、仕上がってみると、自分が予想していた以上にツルツル、ツヤツヤ。 えらも、注射1本でこんなにスッキリするとは思っていませんでした。あごのラインがすっきりしたので、今では、髪を耳にかけるようにもなったんです。 たった一日で、これまでのストレスが全部消えてなくなっちゃいました。
森永さんが受けたアンチエイジング治療の内容
― 執刀された元神先生に、実際の森永さんの治療内容を解説していただきました。
パーフェクトフルフェイスリフト
パーフェクトフルフェイスリフトは、鼻唇溝のしわ、頬のたるみ、首のしわ・たるみをすべて改善させる手術です。 しわは、ボトックスやコラーゲン注射でも改善できますが、今回の森永さんの場合、
(1)顔全体のたるみ・しわを取りたいという希望があったこと
(2)注射の場合、1年ほどで元に戻るデメリットがあること
この2点から、メスを使ったパーフェクトフルフェイスリフト法を選択しました。
この手術でも、年月が経過すればもちろん次第にたるみは現れますが、実年齢より5~10歳若く見えるという効果は、一生持続します。
ぽっちゃりとした顔全体のたるみ、法令線が改善されています。
ボトックス(BOTOX)
ボトックスとはボツリヌス菌が産生するタンパク質を加工して作られた医薬品で、筋肉の動きを弱め、引き締める作用があります。 森永さんの場合、えらに注入し、あごのラインの筋肉を引き締めて小顔にしました。
また、とくに深かった目尻と眉間のしわにも注入しました。
意図的にしわを寄せようとしても、寄らなくなっています。
コラーゲン注射
コラーゲンとは、もともと人の体にある皮膚、筋肉、靭帯を構成するタンパク質です。加齢とともに減少し、しわやたるみの原因となります。 そのコラーゲンを気になる部位に直接注入し、しわやたるみを埋め立て、目立たなくさせます。 森永さんの場合は、眉間と額のしわが特に深かったので、ボトックスと併用して注入しました。
信頼して相談できるクリニックを選びたかった
― 森永さんは、美容整形クリニックをどのように選んだのですか。
インターネットです。美容整形を考えるようになってからは、3ヶ月間ぐらいほとんど毎晩、口コミサイトで情報収集をしました。何軒か問い合わせて、カウンセリングも受けましたが、うまくいかなくてやめました。
― その美容整形クリニックは、どこがよくなかったのですか。
スタッフや医師の対応が高圧的で、すごく悪かったのです。
まず受付の対応が片手間な感じでした。カウンセリングでも、「顔のしわで悩んでいます」と相談したのに、「そんなの、もう46歳なんだからしょうがないでしょ」と冷たく言われて。なんのための美容整形なんだと腹が立ちましたね。
やはり、手術を受けるからには、自分の希望や悩みをすべて相談できるような、信頼できるクリニックを選びたいと思いました。
その頃、口コミサイトで船橋中央クリニックを見つけました。良い口コミがたくさんあるうえ、悪い評価がひとつもなかったので興味を持ちました。
「先生との信頼関係が築けましたね。不安もなく、手術を決意しました」
― 船橋中央クリニックの最初の印象はどうでしたか。
まず、外観が「いかにも美容整形」という感じがしないので、堂々と入れました。
そして、スタッフの方の第一印象がすごくよかった。対応が丁寧なのです。私の目線に立って、親身に話を聞いてくれるという感覚があり、安心しました。
院長の元神先生も、とてもやさしくて、安心して話ができました。
実は、以前、一度だけえらにボトックス注射を打ったことがあるのですが、すぐ元に戻ってしまったのです。
元神先生にそれを相談すると、「ボトックスは、1回だけの注入だと元に戻りやすいんです。でも、1ヶ月おきに3回打つ方法にすれば、ずっと持ちますよ」と教えてくださいました。
ほかにも、美容専門カウンセラーの方が、手術や金額についてどんな些細なことでも丁寧に対応してくださったので、疑問もすべて解決し、納得しました。先生 をはじめ、クリニックとの信頼関係が築けましたね。不安もなく、中央クリニックでの手術を決意しました。
森永さんの美容整形スケジュール
12月20日 | 森永さん初来院。元神院長による20分ほどのカウンセリング。
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---|---|
1月7日 | 10:00 森永さん来院。元神院長と治療内容の確認。 11:00 手術開始。静脈麻酔と局所麻酔の併用でうとうと眠くなる。(※) ・パーフェクトフルフェイスリフト手術(90分程度) 13:00 合計2時間程度で手術は終了。 15:00 術後の森永さんは、いつも通り電車に乗り、帰宅。 20:00 自宅で食事、洗顔とシャワー |
1月8-9日 | 念のため、会社を休み自宅でリラックス。 フェイスリフトの傷跡がやや腫れているが、痛みはなく、普段どおりに家事をこなす。 |
1月10日 | 消毒のため来院。患部のチェック。 |
1月11日 | 普段どおりにメイクをして、出社。 傷跡は髪の毛で隠れる程度。 |
1月17日 | パーフェクトフルフェイスリフトの抜糸。(※) えらに注射したボトックスが効果を発揮し、徐々に引き締まって、いつの間にか小顔に。 (※通常は7日目に抜糸。森永さんの仕事の都合で10日目に行いました) |
2月8日 | 術後1ヶ月目。術後のチェックと、えらボトックスの追加注入。 痛みも腫れもすっかりなくなる。 職場で「あれ、森永さん、痩せた?」と聞かれる。 |
3月8日 | 術後2ヶ月目。術後のチェックと、えらボトックスの追加注入。 傷跡もすっかり目立たなくなり、髪を耳にかけられるように。 |
年齢を言うと「エッ!? 見えない!」と驚かれるのが、すっごく楽しいです!
― 手術中はどんな気持ちでしたか。
とにかくわくわくしていました。
局所麻酔なので、顔の筋肉がひっぱられるのを感じましたが、痛みはありませんでした。
「シワがなくなるんだな」と、本当に楽しみでしたよ。
― 術後4日目には仕事に復帰されていますが、周りの方の反応はどうでしたか。
最初は誰も気づかなかったのですが、しばらくして「あれ、森永さん・・・痩せた?」と言われました。
フェイスリフトと、ボトックスのよいところは、日帰りでできることと、術後すぐに急激な顔の変化があるわけではなく、徐々に引き締まってくるところです。
特に、えらのボトックス注射は、1週間ほどかけてすこしづつ効果が現われ、気がついたら小顔に。だから、ダイエットで痩せたのだと思われたようです。
私自身も、美容整形手術をしたという感覚はあまりないんです。エステの延長のような感じですね。
― 手術を受ける前と、受けた今。なにが変化しましたか。
とにかく毎日がすっごく楽しい、ということですね。
年齢を言うと、「エッ、見えない!」と驚かれるのがうれしくって。
今までうつむいていたのが、人と目を合わせて話せるようになりましたし、特に、美容室が楽しくなりましたね。
以前は、しわや、えらの張った顔が鏡に映るのがイヤで、いつも下目線だったのです。男性の美容師に切られるのも苦痛でした。でも、今は堂々としています。美容師さんに、どんどん年齢をたずねてもらいたいぐらいですよ(笑)
あと、美意識ががらりと変わって、おしゃれに興味を持つようになりました。以前は、化粧なんか興味なく、ほとんどノーメイクだったのです。顔がツルツルに なってから、化粧のりがとにかく良いので、化粧するのが楽しみ。化粧品もたくさん新調しちゃいました。
今日は、まつ毛にエクステンションもつけているんですよ。
もう一回、コンパニオンをやりたいです。「笑わないほうがいいよ」なんて言っていた人に、「どう? しわ、ないでしょ?」って見せつけたい気分です。
これから美容整形を考えている人へのアドバイス
― 今、美容整形手術を受けようかどうか迷っている人、これから手術を受ける人に、経験者からのアドバイスをお願いします。
なによりも、信頼できるクリニックを選ぶことが大切だと思います。
第一印象で、スタッフの受け答えが悪いところはやめたほうがいいです。自分が相談したいことや、不安に感じていることを全部言えないようなカウンセリングは意味がないですね。
私は、大事をとって事前に有給休暇を3日間とりましたが、結果的には、翌日から出勤しても大丈夫でした。逆に、あまり長期間休んでしまうと、キレイになりすぎて手術を受けたことがバレてしまうかも(笑)
高いクリームやエステにお金を吸いとられるよりも、やっぱり手術のほうが断然効果があります。一度にすっきり解決したので、「ああ、悩んでないで、相談してよかった」と本当に思いました。
悩んでいる方は、いいクリニックが見つかったら、ぜひ美容整形をおすすめしたいです。
元神ドクターへのメッセージ
― 最後に、元神院長に一言お願いします。
元神院長は、本当に初対面からやさしくて、親身に話を聞いてくださいました。また、スタッフのみなさんも、あたたかみがあって、とても丁寧な対応をしていただき、本当に安心できました。 ここで手術を受けて、本当によかったです。ありがとうございました。
※ 取材:本間聖子(ライター)
コラーゲン, しわ ボトックス, えらボトックス, フェイスリフト, インタビュー記事
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