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ヒアルロン酸豊胸のメリットと長持ちさせる方法
更新日:2025/07/15
公開日:2025/07/07

豊胸手術の中でもメスを使わず注射だけでバストアップできるヒアルロン酸豊胸は、手軽さから人気の高い施術です。
特に自然な仕上がりを求める20代~30代の女性や、出産・授乳後にバストのボリュームダウンが気になっている方に選ばれる傾向があります。ヒアルロン酸注入による豊胸(いわゆるプチ豊胸)はダウンタイムも短く、「とりあえず胸を大きくしてみたい」「大掛かりな手術は避けたい」というニーズに応える方法です。
しかし一方で、「ヒアルロン酸豊胸の効果はどれくらい持続するの?」「せっかく受けるなら長持ちさせる方法はないの?」という疑問や不安の声もよく聞かれます。美容外科専門医の立場から、ヒアルロン酸豊胸のメリットと、効果をできるだけ長持ちさせる方法について詳しく解説します。
ヒアルロン酸豊胸のメリットと特徴

ヒアルロン酸豊胸とは、バストに専用のヒアルロン酸製剤を注入してボリュームアップさせる豊胸術です。ヒアルロン酸はもともと人間の体内に存在する成分であり、アレルギー反応が起きにくい安全性の高さが特徴です。
バストへの注入には、粒子が大きく粘度の高い豊胸専用のヒアルロン酸を用います。注入されたヒアルロン酸が乳腺と大胸筋の間(乳腺下)に留まることで、乳腺を押し上げてバストのサイズアップとハリを実現します。
注射による施術なのでメスで大きく切開する必要がなく、傷跡もほとんど目立ちません。施術時間も短く(15分程度)で、腫れなどのダウンタイムも最小限で済むため、忙しい方や手術に抵抗がある方にも受け入れやすい方法です。
ヒアルロン酸豊胸のメリットをまとめると次の通りです:
- 手軽さと安全性:バッグ豊胸手術や脂肪注入に比べ体への負担が少なく、注射跡も小さいため傷跡が残りにくい。体内成分であるヒアルロン酸を使用するため安全性が高い。
- 自然な仕上がり:適量を注入すれば、触った感触も柔らかく自然なバストに仕上がります。特に大幅なサイズアップではなく、ハリや形の調整が目的の場合、ヒアルロン酸は非常にマッチします。
- 短いダウンタイム:施術後の腫れや内出血が少なく、仕事や日常生活への復帰も早いです。注射直後から大きさの変化が実感できる即効性もあります。
一方でデメリットとしてよく挙げられるのが、効果の持続期間に限りがあることです。ヒアルロン酸は体内で少しずつ分解・吸収されていく性質があるため、注入によるバストアップ効果は永久には続きません。以下では、この持続期間の目安と、できるだけ長持ちさせるポイントについて詳しく見ていきましょう。

プチ豊胸(ヒアルロン酸注射)495,000円(税込)
※治療後一時的に、腫れるケースがあります。
※最新の料金はこちらをご確認下さい
ヒアルロン酸豊胸の持続期間はどれくらい?

ヒアルロン酸豊胸の効果は永続的ではなく、体内で徐々にヒアルロン酸が分解・吸収されることで少しずつ失われていきます。一般的な目安としては、「注入後およそ2~3年でヒアルロン酸が完全に体内に吸収され、元のバストサイズに戻る」と言われます。
美容医療に用いられるヒアルロン酸製剤の中でも、豊胸用のものは粒子が大きく硬めに作られているため比較的分解に時間がかかり長持ちする方ですが、それでも体内でいずれ分解されてしまう点は避けられません。
さらに注意したいのは、「2~3年持続する」という表現以上に、実際にボリュームアップ効果を実感できる期間はもっと短い場合が多いことです。ヒアルロン酸は時間の経過とともに少しずつ減少していくため、注入から半年~1年も経過すると、施術直後と比べてバストアップ効果がかなり薄れて感じられるケースがほとんどです。
実際、「ヒアルロン酸豊胸を受けたけれど、1年後にはほぼ元に戻ってしまった」と感じる方も珍しくありません。このように効果の持続期間には限りがありますので、ヒアルロン酸豊胸を検討する際は定期的なメンテナンスや将来的なプランも視野に入れておくことが大切です。
また、持続期間には個人差や製剤の種類による差もあります。代謝が活発な方ほどヒアルロン酸の分解も早く進む傾向がありますし、使用するヒアルロン酸製剤の種類によっても持続期間は変わります。
例えば、近年では豊胸専用に開発された長期持続型のヒアルロン酸製剤も登場しており、製剤によっては約2年程度効果が続くとされるものもあります。次章では、ヒアルロン酸豊胸の効果をできるだけ長持ちさせる具体的な方法について、施術法やアフターケアの面から解説します。

プチ豊胸(ヒアルロン酸注射)合計200㏄の場合495,000円(税込)
※(左右90㏄ずつ)
※治療後一時的に、腫れるケースがあります。
※最新の料金はこちらをご確認下さい
ヒアルロン酸豊胸を長持ちさせるためのポイント

ヒアルロン酸豊胸は元々一時的な効果ではありますが、工夫次第でなるべく長く効果を維持することも可能です。以下に、豊胸効果を長持ちさせるための主なポイントを挙げ、それぞれ詳しく説明していきます。
1.長持ちするヒアルロン酸製剤を選ぶ
まず大前提として、使用するヒアルロン酸製剤の種類によって持続期間は大きく左右されます。ヒアルロン酸には粒子の大きさや濃度、架橋(分子同士の結合)の度合いなどによって様々な種類があり、豊胸用途には硬めで吸収されにくいタイプが用いられるのが一般的です。その中でも製剤ごとに持続期間に差があるため、できるだけ実績のある長期持続型の製剤を選ぶことが効果長持ちの近道となります。
具体的には、「Fineha Volume(ピネハ ボリューム)」といった製剤は特殊な技術で分子を安定化させることで体内で吸収されにくく、2~3年の長期持続が可能だと報告されています。当院でも長期持続型のヒアルロン酸製剤であるFineha Volume(ピネハ・ボリューム)を採用しており、従来品よりも効果持続期間の長さに定評があります。
こうした製剤の選択は、持続期間を延ばす上で重要なポイントになります。製剤選びひとつで持続期間は大きく変わりますので、カウンセリング時にはどのようなヒアルロン酸を使うのか確認し、信頼できる品質・製品を扱っているクリニックを選ぶことが重要です。
なお、質の低い粗悪なヒアルロン酸や管理状態の悪い製剤を使用すると、持続しないどころか炎症やしこりの原因にもなりかねません。効果を長持ちさせるためには、製剤の質と正しい取り扱いも見逃せないポイントです。
2.適切な注入方法・技術で施術を受ける
ヒアルロン酸豊胸の効果を持続させるには、どのように注入するかという施術方法・医師の技術も非常に重要です。クリニックによって注入の手法は多少異なりますが、当院では脇の下を約5mm切開し、カニューレ(先端が丸い極細の管)を挿入して乳腺下にヒアルロン酸を一度に注入する方法を採用しています。
これは、乳腺下にヒアルロン酸を“一塊”で入れるボーラス注入の手法であり、一気にまとまった塊としてヒアルロン酸を留めることで、その周囲に薄い膜(いわゆるカプセル)が形成されやすいという利点があります。ヒアルロン酸が乳腺下で一つの塊になり、その周囲を体内の膜が覆うことで、シリコンインプラント(バッグ)を入れたときと同じような状態になり、ヒアルロン酸が体に吸収されにくくなるのです。
この結果、バストアップ効果をより長期間維持することが期待できます。また、乳腺直下という本来バストのボリュームがあるべき層に入れているため、触り心地も乳腺組織に近く自然な柔らかさになります。脇の下の小さな切開から行うため傷跡も目立たず、バスト表面に注射痕を残さないというメリットもあります。
一方で、クリニックや医師によっては細い注射針やカニューレで何度も少量ずつ分散させて注入する方法を取る場合もあります。しかし、この方法だとヒアルロン酸がバスト内に点々と小さな塊状に広がり、それぞれの塊の周囲に小さなカプセルができてしまうため、胸の中で複数のしこりが触れる状態になりやすいのです。
また、小さく分散したヒアルロン酸は体の組織と接する表面積が相対的に大きくなるため、吸収スピードが速まってしまうという指摘もあります。つまり、 適切な位置に適切な量を、一塊になるよう的確に注入する技術が求められるのです。ヒアルロン酸豊胸を長持ちさせたいなら、解剖学的知識が豊富で症例経験の多い技術力の高い医師による施術を選ぶことが大切だと言えるでしょう。
当院では前述の通り、一度でまとまったヒアルロン酸を乳腺下に注入する手法を用い、仕上がりの美しさと持続力の両立を目指しています。さらに2回目以降の施術では、初回に形成されたカプセル内部に追加でヒアルロン酸を注入することも可能です。
こうすることで、新たにヒアルロン酸を付け加えてもそれが既存のカプセル内に収まり、周囲の組織との接触面積が増えないため、吸収をさらに遅らせることが期待できます。このように施術方法ひとつで持続期間に差が出ますので、ヒアルロン酸豊胸を検討する際はぜひクリニックの施術法にも注目してみてください。
3.胸を圧迫しない
ヒアルロン酸豊胸の効果を長持ちさせるためには、強い圧迫や刺激を避けることが大切です。ヒアルロン酸はジェル状の柔らかい物質なので、施術直後にバストを強く圧迫すると、ヒアルロン酸が不自然に偏移したり、広がってしまったりする可能性があります。
特に術後1週間程度はヒアルロン酸がまだ定着していないため、うつ伏せで寝る、きついブラジャーで胸を押さえつける、激しい胸部のマッサージをするといった行為は避けるようにしましょう。
1週間ほど経てば、ヒアルロン酸が周囲組織に馴染み始めるので日常生活で過度に心配する必要はなくなりますが、それでも過度な圧力や衝撃を加えないに越したことはありません。例えば、激しい胸筋トレーニングやコンタクトスポーツなどは施術後しばらく控えると安心です。
4.定期的なメンテナンス(追加注入)を検討する
ヒアルロン酸豊胸の効果は徐々に薄れていくため、定期的な追加注入によるメンテナンスも一つの方法です。例えば、半年~1年に一度のペースで、減少した分のヒアルロン酸を少しずつ追加することで、ボリュームダウンを補いながら長期間バストのサイズと形を維持することができます。
実際、ヒアルロン酸豊胸を受けた方の中には「効果が落ちてきたら定期的に足していく」ことを前提に選択している方もいらっしゃいます。
ただし、繰り返し何度も注入を重ねることには注意も必要です。ヒアルロン酸を追加していくと、以前の注入分と新たな注入分が混在し、場合によってはしこり(硬結)を形成するリスクが高まります。特に異なるクリニックで施術を繰り返すと、どこにどれだけ入っているか正確に把握しづらく、思わぬ部位に硬い塊ができてしまう恐れがあります。
そのため、メンテナンス注入を行う場合は同じ医師・クリニックで経過を追ってもらうことが望ましいでしょう。医師が過去の注入部位やヒアルロン酸の残存量を把握した上であれば、最適な追加箇所を判断でき、リスクを抑えながら効果を延長することができます。
私は行う場合は、2回目以降の施術では初回に形成されたカプセル内部にヒアルロン酸を注入するようにしています。前述しましたように、こうすることで、新たにヒアルロン酸を付け加えてもそれが既存のカプセル内に収まり、吸収を遅らせることできます。以上のポイントを踏まえれば、ヒアルロン酸豊胸の効果をできる限り長く楽しむことが可能になります。
写真上段:バストにヒアルロン酸を注射する前
写真中段:片側100ccのヒアルロン酸を注射した直後
写真下段:ヒアルロン酸注射6日後
プチ豊胸(ヒアルロン酸注射)495,000円(税込)
※治療後一時的に、腫れるケースがあります。
※最新の料金はこちらをご確認下さい
まとめ
ヒアルロン酸豊胸は手軽かつ自然な豊胸術として多くの女性に支持されていますが、効果の持続期間には限りがあります。しかし、製剤の選択や注入方法の工夫、そして適切なアフターケアによって、ヒアルロン酸豊胸の効果をできるだけ長持ちさせることは十分可能です。
具体的には、実績ある長期持続型ヒアルロン酸を使用すること、乳腺下に一塊で注入してカプセル形成を促すような高度な注入技術を受けること、そして必要に応じて定期的なメンテナンス注入でボリュームを補うことがポイントとして挙げられます。
ヒアルロン酸豊胸は永遠に効果が続くものではないため、「少しでも長く維持したい」「別の方法も検討したい」など不安や希望がある場合は、信頼できるクリニックで経験豊富な医師に相談してみてください。
信頼できる美容外科専門医なら、あなたのバストの状態やライフプランに合わせて最適な施術プランやメンテナンス方法をご提案するでしょう。ヒアルロン酸豊胸のメリット・デメリットを正しく理解し、上手に活用することで、自然で美しいバストをできるだけ長く楽しみましょう。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
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