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冬になるとほうれい線・シワが目立つ?原因と対策
更新日:2026/01/09
公開日:2025/12/25

毎年冬になると、「ほうれい線が急に深くなった気がする」「なんだか老けて見える」というご相談を多くいただきます。冬に肌のシワやたるみが目立つのは気のせいではありません。実は、冬の乾燥に加えて寒さによる表情筋のこわばりが大きな原因なのです。
今回は冬にほうれい線やシワが目立つメカニズムと、その対策について医師の視点から解説します。
冬に老け見えする原因は「乾燥だけじゃない」:寒さで表情筋が硬直するメカニズム

冬は空気が乾燥し、肌の水分が奪われやすくなります。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、ハリや弾力が失われてシワが刻まれやすくなります。事実、過去の調査でも冬の乾燥による目元やほうれい線のシワに悩む人が非常に多いことが報告されています。乾燥によって小ジワが増え、肌がカサつくと、それだけで実年齢より老けた印象になってしまいます。
しかし冬の「老け見え」の原因は乾燥だけではありません。寒さによる表情筋のこわばりも重要なポイントです。気温が下がると無意識のうちに体が縮こまるように、顔の筋肉も緊張しやすくなります。
冬の屋外で寒風にさらされた時や、冷え切った朝に起きた直後に、顔が強張って動きにくいと感じたことはありませんか?実際、寒い季節は血流の悪化や筋肉の硬直で表情が乏しくなり、「機嫌が悪く見える」「元気がなさそうに見える」と言われることさえあります。このように寒さで顔の筋肉がこわばるクセは、実はたるみ・むくみ・シワの原因になることがあります。
表情筋が硬直すると顔全体の動きが小さくなり、笑ったときにできるシワが元に戻りにくくなったり、筋肉が支える皮膚が下がって口元のたるみが目立ちやすくなります。さらに血行不良で肌に十分な栄養や酸素が届かないと、フェイスラインがぼやけたり肌のハリ・ツヤまで失われてしまうこともあります。乾燥による小ジワ・くすみに、この筋肉のこわばりによるシワ・たるみが重なることで、冬は一層老けた印象になりやすいのです。
要するに、冬にほうれい線やシワが目立つ主な理由は「乾燥」と「表情筋のこわばり」です。では、これらに対してどのような対策を取ればよいのでしょうか?次の章で、冬の老け見えを防ぐ具体的な方法を紹介します。
冬に負けない!自宅でできる温活&表情筋ケア

冬の老け見え対策は、まず日々のセルフケアから始めましょう。ポイントは「温めること」と「動かすこと」で血行を良くし、筋肉のこわばりをほぐすことです。乾燥への対策も引き続き重要です。
以下にご自宅でできる主なケア方法をまとめます。
身体と顔をしっかり温める(温活)
寒さによる筋肉の緊張を和らげるには、体を内側から温めて血行を促す「温活」が効果的です。具体的には、湯船にゆっくり浸かって体を芯から温める、蒸しタオルを顔に当てて顔周りの血行を良くする、首元を冷やさないようマフラーやネックウォーマーで保温するといった方法がおすすめです。就寝前に首や肩をホットパックで温めるのも良いでしょう。
体が温まれば表情筋もリラックスし、血流アップによって肌にも潤いと栄養が届きやすくなります。
表情筋のストレッチ・マッサージ
固まった表情筋をほぐすには、意識的に顔の筋肉を動かすエクササイズが有効です。朝起きたときや外出前に、頬や口元を軽くマッサージしたり、大きく口を「あ・い・う・え・お」と動かしてストレッチしてみましょう。声に出さなくても大丈夫です。
口を大きく開けて笑顔を作ったり、頬を膨らませたりすぼめたりといった運動も効果的です。筋肉を動かすことで血行が促進され、顔色も明るくなります。硬直化した表情筋を日々少しずつでも動かし鍛えることで、ほうれい線や口元のたるみ予防につながります。
ポイントは力みすぎず優しく行うこと。痛みを感じない程度に表情筋を動かして、凝り固まった筋肉をリラックスさせましょう。
保湿ケアの徹底
やはり乾燥対策は基本中の基本です。冬場はいつも以上に保湿を意識しましょう。高保湿のクリームや美容液でスキンケアをするのはもちろん、加湿器を使ってお部屋の湿度を保つ、こまめに水分補給をするなど、肌と身体が乾かない環境づくりも大切です。
特に入浴後や洗顔後は肌から水分が急激に失われるので、時間を置かずに保湿剤をたっぷり塗ってください。前述の温めやストレッチと組み合わせてケアすることで、乾燥だけをケアするよりもシワ予防の相乗効果が得られます。
以上のようなセルフケアを習慣にすることで、冬でも血色の良いイキイキとした表情を保ちやすくなります。「最近顔が疲れて見えるかも…」と感じたら、まずは生活に温活(おんかつ)を取り入れ、表情筋をよく動かすことを意識してみましょう。冬こそ体の巡りを整え、筋肉と肌をしっかりメンテナンスすることが春先の若々しい笑顔につながります。
美容医療も活用を!凝り固まったシワ・たるみへのアプローチ

自宅でのケアを続けても、「それでもほうれい線が消えない…」「表情筋のコリがなかなか取れず、シワが定着しそう」と不安な場合は、美容クリニックで受けられる専門的な治療も検討してみましょう。専門医による施術は、自己ケアでは難しい深いシワやたるみに対して即効性のある改善が期待できます。特に以下のような美容医療のアプローチは、冬の間に進行したシワやたるみに効果的です。
ボ●ックス注射
表情筋の緊張を和らげる代表的な治療です。しわが気になる部位の筋肉にボ●ックス注射(●はト)することで筋肉の過度な収縮を抑え、シワを寄せにくくします。額の横ジワや眉間のシワ、目尻の笑いジワなど“表情ジワ”と呼ばれるシワに特に有効で、筋肉の動きが穏やかになることでシワの刻まれ方が軽減します。
冬の間にぎゅっと強張った表情筋をリセットし、固まった表情を柔らかくするのに役立ちます。効果は数ヶ月持続しますので、冬の終わりから春にかけて若々しい表情を保つ助けとなるでしょう。
ヒアルロン酸注入
乾燥や加齢で深く刻まれたシワや、落ちくぼんで影になっているほうれい線にはヒアルロン酸の注入が効果的です。ヒアルロン酸はもともと体内にある保湿成分で、安全性が高く皮膚にボリュームを与えることができます。ほうれい線の溝にヒアルロン酸を注入すると、内側からふっくらと持ち上げてシワを目立たなくしてくれます。
また、乾燥でしぼんだ肌に潤いを与え、ハリを取り戻す効果も期待できます。施術後すぐにシワの改善を実感しやすく、ダウンタイムもほとんどありません。冬の間に定着してしまいそうな深いシワには、早めにヒアルロン酸で「補修」してあげると安心です。
ウルセラ(HIFUによるリフトアップ治療)
当院でも力を入れている切らないたるみ治療「ウルセラ」は、冬に特におすすめの施術です。ウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU)を用いて肌の土台である筋膜層(SMAS)まで熱エネルギーを届け、たるんだ組織を引き締める画期的な治療法です。簡単に言うと、超音波で肌の内側からしっかり温めて引き上げるイメージです。
寒さでこわばった筋肉や緩んだ支持組織に対して、ウルセラはピンポイントで熱刺激を与えて収縮させるため、フェイスラインの引き締めやほうれい線の改善に大きな効果を発揮します。アメリカのFDA(食品医薬品局)でもリフトアップ効果が認められており、頬やほうれい線のたるみ改善に有効な治療機器として承認されています。メスを使わず肌表面を傷つけないためダウンタイムもほぼ無く、施術直後からメイクも可能です。
個人差はありますが、一度の施術で半年~1年程度効果が持続するとされています。冬の間にウルセラでしっかりリフトアップしておけば、重力に負けない引き締まったフェイスラインで春を迎えることができるでしょう。
これらの美容医療は、それぞれ「筋肉を緩める」「溝を埋める」「土台から引き上げる」という異なるアプローチで冬の老け見えに対応します。症状や目的に応じて単独でも受けられますし、組み合わせることで相乗効果を狙うことも可能です。例えば、表情ジワが気になる部分にはボ●ックスを打ち、深いほうれい線にはヒアルロン酸を入れ、顔全体のたるみ予防にウルセラを行う――といったトータルケアもできます。
美容外科医としては、「これ以上シワやたるみを進行させない予防策」として冬の時期に施術を受けるのも有効だと感じます。特にウルセラは即効性と持続力があり、当院でも多数の患者様が冬のリフトアップメンテナンスに利用されています。
まとめ
冬はどうしても肌老化のリスクが高まる季節ですが、だからこそ春にシワを持ち越さないためのケアを冬のうちにしておくことが大切です。乾燥対策に加え、寒さで強張った表情筋をしっかりほぐしてあげれば、「冬なのに若々しいね」と言われるような明るい表情を保てるでしょう。自宅での温活や表情筋ストレッチをコツコツ続けることが第一歩ですが、もし「あれ、ケアしているのにシワが消えない…」と感じたら、お早めに専門クリニックに相談するのも一つの手です。
美容医療の力を上手に借りれば、冬の間にリセットとメンテナンスを行い、春には自信を持って笑える状態に整えることができます。年齢を重ねても季節に負けない若々しさを保つためには、季節ごとのお肌と筋肉の変化に応じたケアが肝心です。「冬こそ自分の顔としっかり向き合い、いたわる」くらいの気持ちでケアしてみてください。
早めの対策で、きっと春先には「去年の冬より老けなかったかも!」と実感できるはずです。私たち美容のプロも全力でお手伝いしますので、冬のお肌や表情の悩みはどうぞお気軽にご相談ください。一緒に寒い冬を乗り切り、明るい笑顔で新しい季節を迎えましょう。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、女性の薄毛治療のほか、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
ヒアルロン酸, ほうれい線, 若返り ヒアルロン酸, ウルセラシステム, しわボトックス, 頬形成
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