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テイラー・スウィフトは整形に失敗?顔が不自然な理由
更新日:2025/10/29
公開日:2025/10/23

こんにちは。青山セレスクリニック・船橋中央クリニック院長の元神賢太です。美容外科医として20年以上の経験があり、ボ●ックス注射(●は部分はト)や若返り治療を得意としてきました。
今回はその私が、世界的ポップスターであるテイラー・スウィフトさんの「整形失敗疑惑」について、プロの視点から徹底解説します。
最近SNS上で「テイラーの顔が不自然」「表情が固まっている」といった声が上がり、「もしかして整形に失敗したのでは?」という噂まで広がっています。果たしてテイラーさんの顔に何が起きているのでしょうか?ファンの反応や海外メディアの報道、そして美容外科医である私の見解を交えながら、その理由に迫ってみたいと思います。
ファンが指摘する「顔の不自然さ」と整形疑惑

テイラー・スウィフトさんは2025年10月に12作目のアルバム『The Life of a Showgirl』をリリースし、プロモーション活動で多数のメディア出演を行いました。その中でApple Musicのゼイン・ロウ(Zane Lowe)氏とのオンラインインタビュー動画が公開されると、SNS上で彼女の顔の表情に注目が集まりました。
インタビュー内容自体はキャリアや楽曲制作についての赤裸々な語りでファンから称賛の声が寄せられたものの、一部のネットユーザーはテイラーさんの“最新の顔”に着目したのです。
実際、SNS上には次のような指摘や憶測が次々と投稿されました:
- 「テイラーの顔、どうしちゃったの? 表情が凍っているし、眉が動いていない」
- 「明らかにボ●ックスしすぎじゃない?」(●は部分はト)
- 「フィラー(ヒアルロン酸注入など)はやめて! 彼女は自然なままでも本当に美しいのに、どうして?」
- 「もしかして眉リフトをしたのでは?」
このように、「顔の表情が不自然」「顔があまり動いていない」といった変化に多くの人が気づき、「ボ●ックス(●は部分はト)やフィラーを入れたせいではないか」「何らかの施術(眉リフトなど)を受けたのでは?」という整形疑惑が飛び交いました。一方で「もともと美人なのに残念」「自然体のテイラーが好き」と嘆くファンも現れ、意見は賛否両論に分かれています。
もちろん、これらはあくまで憶測に過ぎず、テイラーさん自身が公表した事実ではありません。しかしタイミングの悪いことに(あるいは彼女自身の計算通り?)、このインタビューの中でテイラーさんは「批判は無料の宣伝だと捉えている」と語っています。
彼女は「私は混乱を歓迎する。アルバム発売週に誰かが私の名前や作品タイトルを口にしているなら、それは助けになっている」と発言しており、批判や噂さえもプロモーションの一部として受け入れているようです。この発言からも、本人は今回の「整形疑惑」に直接反論する気はなく、むしろ話題になること自体をポジティブに捉えている様子がうかがえます。
では、ファンが感じたテイラーさんの「顔の不自然さ」は本当に美容整形の失敗によるものなのでしょうか?また、具体的に、どのような施術の仕方が彼女の表情を変えてしまったのでしょうか。次からは美容外科専門医である私自身の視点から、テイラーさんの動画や写真を拝見して感じた「不自然な表情の原因」について解説します。
参照元: https://x.com/zanelowe/status/1975599715250282550/、 trilltrill.jp
美容外科医の視点:表情が不自然になった原因はボ●ックス?

SNSに出回ったテイラーさんの顔アップ動画(ゼイン・ロウ氏がX/Twitterに投稿したインタビュー映像)を、私も美容外科医の立場からじっくり拝見しました。その上で感じたのは、額と目元へのボ●ックス注射の影響が大きいのではないかということです。具体的には、2つのポイントが気になりました。
額へのボ●ックスによる「吊り上がった眉」
まず注目したのは眉の形と位置です。動画の中でテイラーさんの眉尻(眉の外側部分)がやや上に吊り上がったように見えるシーンがありました。これに関連して考えられるのが、額へのボ●ックス注射のやり方です。
一般に、額(おでこ)のシワや表情ジワをとる目的でボ●ックスを注射する際、日本の美容クリニックでは額全体または眉の外側寄りにもまんべんなく注射して、眉毛全体の動きを穏やかにする方法が主流です。
ところが、欧米ではあえて「眉の内側」にだけボ●ックスを注射し、眉の外側は動くままにしておくことで、外側の眉尻だけをリフトアップさせるというテクニックが存在します。これはボ●ックス・ブロウ・リフト(●tox Brow Lift)と呼ばれる施術で、切らずに眉を引き上げて目をパッチリ見せる方法としてハリウッドで非常に流行している施術です。
具体的には、額の下部の筋肉や眉間の筋肉にボ●ックスを打ってその部分の筋肉を弛緩させることで、残った額上部の筋肉の力で眉全体を持ち上げるイメージです。こうすると額がリフトアップし、結果的に眉が上がってまぶたの開きが良くなる効果が得られます。
モデルのベラ・ハディッドさんや歌手のアリアナ・グランデさん、カーダシアン姉妹など、近年のセレブの顔立ちに共通する「吊り上がった眉と大きな猫のような目」は、このボ●ックス・ブロウ・リフトで作られた可能性があるとも言われています。
しかし、この眉の外側だけがつり上がったような表情は、日本人の感性からすると「驚いているような」「怒っているような」表情にも見えかねず、正直あまり好まれません。日本ではナチュラルで穏やかな表情が好まれるため、額へのボ●ックス注射でも眉尻だけが極端に上がってしまうような打ち方は避けることが多いです。
実際、日本の患者さんで「眉尻だけ上がった不自然な顔になりたい」と希望される方はほとんどいませんし、万が一そのような状態になれば「不自然だから治してほしい」というクレームにつながるでしょう。ところが欧米では先述のように狐目(Fox Eyes)ブームもあり、眉尻がキュッと上がったシャープな目元を良しとする文化的傾向もあるため、ボ●ックスの打ち方にもその違いが反映されています。
テイラーさんの動画を見る限り、眉全体がほとんど動かず表情が固い中で、特に眉尻の部分にかけて不自然な吊り上がりを感じました。これはまさにボ●ックス・ブロウ・リフト的な打ち方をした際に起こりうる現象です。
額の中央(眉の内側)だけボ●ックスで筋肉の動きを止め、眉尻側は止めなかった場合、眉尻だけが持ち上がってしまうためです。テイラーさんは元々きれいなアーチ眉をしていましたが、最近の映像では少し険のある眉形になっているのはボ●ックス注射による眉の変化だと考えれば辻褄が合います。
このような眉の変化自体は、医療的な失敗ではなく施術者のデザインの問題です。つまり「やりすぎ」か「狙った効果」が出ているだけで、ボ●ックス注射としては効果が出ているとも言えます。しかし見る人によっては不自然に映るため、有名人の場合は特に賛否が分かれやすいポイントです。日本人のファンからすれば「なんだか険わしい顔つきになった」「怖い印象」と感じられたかもしれません。
参照元: vogue.co.jp
目の下へのボ●ックスで「笑顔が引きつる」?
もう一つ、私が動画で気になったのは目元の表情です。テイラーさんが笑ったり、話したりしている時、目の周り、とくに下まぶた(目の下)の動きが極端に少ないように見受けられました。通常、人が笑うと目尻にシワが寄ったり下まぶたが少し持ち上がったりして目もと全体で表情を作るものです。しかし彼女の場合、目の下がほとんど動かずに固定されているような印象を受けたのです。
この現象も、私の経験上ボ●ックス注射で説明がつきます。おそらくテイラーさんは目の周り、特に下まぶたの内側にもボ●ックスを打っているのではないでしょうか。例えば「笑うと目の下にシワができるのが嫌だ」という理由で、目の下の表情筋(眼輪筋)にボ●ックスを注射するケースがあります。
しかし、目の下へのボ●ックス注射は非常に繊細な技術を要し、入れる場所を間違えると表情が不自然になるリスクがあります。特に黒目の内側寄りの下まぶた(目頭側の下まぶた)にボ●ックスを打つのは禁忌(やってはいけない打ち方)とも言われます。なぜなら、そこにボ●ックスを入れてしまうと笑った時に頬の筋肉とのバランスが崩れ、笑顔が引きつったようになる可能性が高いからです。
実際、ボ●ックスは表情筋の動きを弱めることでシワを減らす治療ですが、特定の筋肉だけを部分的に緩めてしまうと表情のバランスが崩れることがあります。例えば、頬の筋肉はそのまま動くのに目元の筋肉だけ弛緩させてしまうと、笑ったときに本来一緒に動くはずの上下の筋肉がチグハグになり、どうしても不自然な笑顔になってしまいます。
テイラーさんの場合、おそらく目尻の笑いジワ対策か何かで目の周囲にボ●ックスを打ったものの、本来避けるべき箇所にまで薬剤が及んでしまったか、あるいは量が多すぎたために、笑った際の自然な目元の動きが損なわれてしまったのではないかと推察します。
その結果、ファンから見て「なんだか表情が固い」「笑っていても目が笑っていないように見える」という印象を与えてしまったのでしょう。実際、SNSの声でも「顔があまり動いていない」「表情が凍っている」と指摘されていた通り、目元・額を中心に顔の上半分が固まったように動かない状態だったのだと思います。これは決して外科手術の失敗で顔面麻痺を起こしているなどではなく、ボ●ックスの効果で表情筋の動きが制限されている状態と考えるのが妥当です。
経験豊富な医師なら避けられた不自然さ

以上2点をまとめると、テイラー・スウィフトさんの表情が「不自然」「固まっている」と言われた要因は、額と目元へのボ●ックス注射のデザインや技術によるものだと推測できます。額の中央だけにボ●ックスを打って眉尻を上げてしまったこと、そして目の下の不適切な箇所にボ●ックスを打ってしまったことが重なり、全体として「どこかいつもと違う」「表情が硬い」印象になってしまった可能性が高いわけです。
では、これは「整形に失敗」したと言えるのでしょうか? 私の見立てでは、必ずしも「失敗」ではなく「施術の方針の違い」だと考えています。ボ●ックスやフィラーはメスを使う手術とは異なり、施術者のセンスや患者の好みによってデザインが大きく変わります。
今回のように「眉をわざと吊り上げる」「目元をしっかり止めてシワを作らせない」というのも一つのデザインですが、それがテイラーさんの本来持つ雰囲気やファンの求めるイメージと合わなかったために「不自然だ」「やりすぎだ」と受け取られてしまったのでしょう。
私自身、日々多くの患者さんにボ●ックス注射を行っていますが、自然な表情を損なわないよう細心の注意を払って施術することを常に心がけています。幸いボ●ックスは永続するものではなく効果は数ヶ月で切れますので、もし今回のテイラーさんの表情がボ●ックスによるものなら、時間の経過とともに元の動きや雰囲気に戻っていくはずです。とはいえ、有名人は常に世間の目にさらされていますから、微妙な変化でも「整形失敗では?」と大袈裟に騒がれてしまうリスクがあります。
テイラーさんほどの世界的スターともなると、そのプレッシャーから美容施術に頼りたくなる気持ちも理解できますが、施術のやり方ひとつで表情の印象が大きく変わってしまうことを改めて示すケースとも言えるでしょう。
参照元: boredpanda.com
まとめ
「テイラー・スウィフトは整形に失敗したのか?」という刺激的な疑問に対する私なりの結論をまとめます。
今回テイラーさんの顔が一部のファンに“不自然”と映ったのは、整形手術そのものが失敗して顔面が崩れたといった類の話ではなく、おそらくボ●ックス注射などの非外科的処置による一時的な表情の変化だったと考えられます。額や目元に施したボ●ックスの効果が強く出すぎてしまい、本来の豊かな表情が抑えられて見えたために「別人みたい」「顔が固まってる」と騒がれてしまったのでしょう。
実際、海外の専門家たちも指摘しているようにテイラーさんの外見の変化は微妙なものであり、周囲が感じた違和感も「大げさな整形の結果」ではなく、「ちょっとした施術の影響」で説明がつきます。言い換えれば、美容施術としては成功しているが、仕上がりのテイストが人によって不自然に感じられただけとも言えるのです。
もちろん、美容外科医としては患者さんが望む結果を汲み取り、周囲から見ても自然で魅力的に映るバランスを見極めることが重要です。経験豊富な医師であれば、眉の上がり具合や表情筋の動きに細心の配慮をし、今回のような“不自然さ”は極力避けることが可能です。実際、私のクリニックでもボ●ックス施術の際には「他人に気付かれない自然な変化」をモットーにしていますし、多くの日本人患者さんはそれを望んでいます。
テイラーさんほどの美貌とカリスマ性を持つスターでも、年齢を重ねれば多少の変化は避けられません。彼女自身、過去のドキュメンタリー『Miss Americana』の中でボディイメージの悩みについて語り、「女性に課される美の基準は不可能だ」と嘆いていました。35歳という年齢は女性エンターテイナーにとって一つの節目とも言われ、本人もそのプレッシャーから美容施術に頼った部分があるのかもしれません。
しかし、ファンの多くは「自然体の彼女が一番美しい」と感じており、それだけ彼女本来の魅力が大きいということでもあります。テイラーさんほどの影響力がある方ですから、今後もし美容施術を続けるにしても、ファンが気づかない程度に控えめに、そして彼女の個性を損なわない範囲で行ってくれることを一ファンとしても願っています。
最後に、今回の騒動は「美容施術との正しい付き合い方」を考えさせられる出来事でもありました。ボ●ックスやフィラーは適切に用いれば魔法のように若々しさや美しさを引き出せますが、やり方を誤れば表情の魅力を半減させてしまうこともあります。これは一般の方でもセレブでも同じです。
大切なのは、信頼できる熟練の医師と十分なカウンセリングを行い、自分の魅力を活かす施術プランを立てることです。私自身、多くの患者さんを施術してきた経験上、「ちょっと気になるシワを取っただけなのに周囲から“雰囲気が良くなった”と言われた」と喜ばれるケースもあれば、「やりすぎて表情が乏しくなったから元に戻したい」と他院修正を希望されるケースも見てきました。美容医療は適度なバランスが命です。
テイラー・スウィフトさんの場合、今回の表情の変化が仮にボ●ックス等によるものだとしても、時間が経てば元の生き生きとした表情を取り戻すでしょう。彼女ほどのスターであれば世界中の優秀なドクターがサポートしているはずですから、今後はさらに洗練された施術で我々の前に姿を現してくれるかもしれません。
いずれにせよ、“整形失敗”というセンセーショナルな言葉に惑わされず、冷静に専門家の視点から見れば、今回のテイラーの「不自然な顔」は一時的な施術効果の範囲内だと言えるでしょう。ファンとしてはホッとするべきか、複雑なところかもしれませんが、彼女自身が「批判も宣伝になる」と笑い飛ばしているように、これからも変わらぬ活躍と輝きを見せてくれることを期待したいですね。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、エラボ●ックスの元神メソッド開発者。アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
ヒアルロン酸, ボトックス, しわボトックス, ボトックスリフト, テイラー・スウィフト
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