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小陰唇縮小手術のダウンタイムの期間と過ごし方
更新日:2025/07/15
公開日:2025/07/11

20~40代の女性の中には、「小陰唇の大きさ」や「黒ずみ」について悩みを抱える方が少なくありません。私自身、美容外科専門医として日々多くのご相談を受けています。
本記事では小陰唇縮小手術の術後のダウンタイム(回復期間)について専門的な視点で詳しく解説します。ダウンタイム中の症状や注意点、快適に過ごすポイントについて解説します。デリケートな悩みだからこそ正しい知識を持ち、不安を解消する一助となれば幸いです。
術後のダウンタイム期間と主な症状

どんな手術にも術後のダウンタイム(回復期間)はつきものです。小陰唇縮小手術の場合、個人差はありますが、おおよそ1~2週間を目安に大きな症状は落ち着いてきます。以下にダウンタイム中によくみられる主な症状と経過の目安を解説します。
痛み
手術当日は麻酔が効いているため痛みはほとんどありませんが、麻酔が切れると徐々に痛みやヒリヒリ感が出てきます。痛みの感じ方には個人差がありますが、術後当日~翌日がピークという方が多いです。
その後は日に日に和らぎ、通常3~7日ほどで自然に痛みが消失します。術後には痛み止め(鎮痛薬)が処方されますので、痛むときは我慢せず適宜服用して下さい。鎮痛剤で十分コントロール可能な程度の痛みであることがほとんどです。
腫れ(むくみ)
小陰唇を切開する以上、手術後は患部にある程度の腫れが生じます。腫れのピークは手術直後から1~3日程度で、初めの数日は歩行時や座ったときに違和感や突っ張る感じがあるでしょう。
しかし腫れは比較的引きやすく、通常3日ほどで目立たなくなり、1週間程度でほぼ引いていきます。完全に組織が落ち着くまで数週間かかる場合もありますが、日常生活に支障のない軽度の腫れに移行していきます。冷やしたタオルで優しく冷却するといった対処も有効ですが、強い圧迫は避けてください。
出血・内出血
小陰唇は血流が豊富な部位のため、術後は少量の出血が見られます。手術直後から翌日にかけて傷口からにじむ程度の出血が起こることがありますが、通常1~2日で治まります。その後も傷が完全にふさがるまでの間、動いた拍子に少し血が付くことがありますので、1~2週間程度はナプキンやおりものシートを当てて過ごすと安心です。
出血量は生理のように多いものではなく、ナプキンに薄く付着する程度がほとんどなので過度に心配いりません。万一出血が多い、あるいは2週間以上経っても止まらない場合は、念のため施術を受けたクリニックに連絡して指示を仰いでください。
その他の症状
個人差はありますが、術後には皮下出血(内出血による皮膚の青あざ)が出ることもあります。これも大抵は1~2週間ほどで吸収されて消えていきます。
また、傷の治癒過程でかゆみを感じることもありますが、これは傷が治りつつあるサインなので心配ありません(ただし強いかゆみが続く場合は医師にご相談ください)。術後しばらくは患部に軽い違和感や知覚の鈍さを感じることもありますが、時間とともに改善していくのが一般的です。
以上がダウンタイム中によく見られる主な症状と経過です。小陰唇は他の部位に比べると治りが早く回復しやすい傾向がありますので、適切にケアすれば過度に心配する必要はありません。次章では、ダウンタイム中に注意すべきことと、早く快適に回復するためのポイントについて説明します。
▶️合わせて読みたい記事:ヤリマンは黒い?小陰唇の黒ずみの理由:縮小手術を受ける前に
ダウンタイム中の注意点(入浴・運動・性行為など)

術後のダウンタイム期間を安全かつスムーズに乗り切るために、以下のポイントに注意してください。無理をすると症状が悪化したり治りが遅れたりする可能性があるため、医師から指示された制限事項は必ず守りましょう。
入浴・シャワー
私のクリニックでは手術当日より患部を濡らさないようにすれば、軽いシャワー可能としています。翌日以降も、患部を石鹸でゴシゴシ洗うのは厳禁です。シャワー時は弱めの水流で優しく洗い、強く擦らずに手で撫で洗いしましょう。
トイレ後もウォシュレットを活用し、拭くときはこすらずに柔らかいペーパーで押さえるように水分を取ってください。一方、湯船への入浴やサウナ・プールなどは血行が良くなりすぎて腫れや出血を悪化させる恐れがあります。少なくとも1週間程度は控えましょう。
運動・身体活動
日常生活の中での軽い動作(室内での歩行や家事など)は支障ありませんが、激しい運動や重労働は1~2週間程度避けるのが無難です。術後1週間はできるだけ安静に過ごし、腫れや痛みが引いてから徐々に活動量を増やしてください。
特に腹圧がかかるような筋トレやランニング、ヨガの深いストレッチなどは傷口に負担をかける可能性があるため注意が必要です。自転車やバイクの運転も患部がサドルに当たって強い圧迫と摩擦が生じるため控えてください。
目安として、自転車は約1か月、バイク(オートバイ)は約2週間程度は避けるようにしましょう。どうしても乗る必要がある場合も、完全に痛みや違和感がなくなるまで待つことをおすすめします。
性行為(性交渉)
デリケートゾーンを刺激する性行為は十分な治癒期間を確保した上で再開してください。一般的には術後4週間(1か月)程度は性行為を控えるよう指導されます。傷口が完全に閉じ、内部組織の回復も終えるまで約1か月はかかるため、それより早い時期に挿入を伴う行為を行うと痛みや出血を招き、傷の治りも遅れてしまいます。
クリニックによっては「抜糸不要の施術なら2週間程度で性交渉再開可」と案内する場合もありますが、焦らず安全を期すなら1か月ほど空けるのが確実です。再開のタイミングについて不安がある場合は、必ず術後検診で担当医に確認しましょう。
飲酒・喫煙
術後は飲酒も控えてください。アルコールは血管を拡張させ出血や腫れを悪化させる可能性があります。少なくとも1週間程度は禁酒し、その後も傷の治り具合を見ながら少量から再開すると安心です。
同様に喫煙も傷の治癒を妨げる要因となり得ます(ニコチンによる血流障害で治りが遅くなる)。可能であればこの機会に禁煙・減煙するのが望ましいでしょう。
その他の注意点
患部を清潔に保つことが何より大切です。シャワーやトイレの際は上述の通り清潔操作を心がてください。術後当日から数日はできるだけ安静に過ごし、特に立ち仕事の方は2~3日お休みを取ることをおすすめします。
デスクワークであれば翌日から復帰可能なケースも多いですが、座りっぱなしも会陰部に負荷がかかります。長時間座り続けるのは避け、適宜立ち上がって体勢を変える、クッションを敷いて圧迫を緩和するなど工夫しましょう。以上の注意点を守ることで、ダウンタイム中のトラブルを最小限に抑え、スムーズな回復につながります。
次章では、ダウンタイム期間を少しでも快適に過ごすためのポイントについて説明します。
小陰唇縮小手術の症例写真を紹介します。

写真左:手術前の状態 写真右:手術後6か月の状態
ダウンタイムを快適に過ごすためのポイント

術後の数日~1週間ほどは、普段と違う不便さを感じるかもしれません。しかしちょっとした工夫でダウンタイムをより快適に過ごすことができます。以下のポイントを参考にしてください。
十分な休養を取る
可能であれば手術後は仕事や家事を数日間お休みし、身体を休める時間を確保しましょう。特に立ち仕事や身体を動かす仕事の場合、術後すぐは痛みで集中できない恐れもあります。無理に普段通り動こうとせず、身体からの「休んで」のサインを尊重してください。睡眠をしっかりとり、回復に必要なエネルギーを蓄えることも大切です。
通気性の良い衣類を選ぶ
下着や衣服はなるべく刺激の少ないものを身に着けましょう。おすすめは綿など通気性・肌触りの良い素材の下着です。きついガードルやストッキング、締め付けの強いスキニーパンツなどは摩擦刺激で痛みを悪化させる可能性があります。
ナプキンの活用と清潔保持
小陰唇縮小術後は傷口からの出血や浸出液がしばらく続くため、ダウンタイム中は生理用ナプキンなどの衛生用品が欠かせません。特に術後数日間は傷口から血液がじわじわ染み出ることがあり、傷口を清潔に保つためにも生理用ナプキンを当てておくことが推奨されます。
ナプキンは患部の保護と清潔保持に有効ですが、同じものを長時間つけっぱなしにすると湿った環境で雑菌が繁殖しやすくなります。そのためこまめな交換が必要です。目安として、排尿やシャワーのたび、あるいは少なくとも数時間ごとに新しいナプキンに取り替えましょう。
清潔保持のためのケアも欠かせません。排尿後にトイレットペーパーで強く拭くと傷口に刺激を与えてしまうため、優しく押さえるように水分を拭き取るようにします。可能であればウォシュレットなどで患部をそっと洗い流し、その後清潔な柔らかいガーゼやペーパーで水分を押さえてとると良いでしょう。
まとめ
この記事では小陰唇縮小手術のダウンタイムとダウンタイム期間中をなるべく快適に過ごす方法について詳しくお伝えしました。デリケートな内容ゆえ不安も多いかと思いますが、正しい知識を持って備えればダウンタイムを落ち着いて過ごせるはずです。
私は青山セレスクリニック・船橋中央クリニックの院長として、多くの小陰唇縮小術を手掛けてきましたが、患者様のプライバシーと気持ちに配慮しながらできるだけ負担の少ないダウンタイムとなるよう努めています。術前術後のケア方法や経過についても専門医がしっかりサポートいたしますので、疑問や不安は何でもご相談ください。
小陰唇縮小は小さなヒダを整えるだけで、見た目のコンプレックス解消のみならず衛生面や日常の快適さも向上する意義ある手術です。そのメリットを最大限享受していただくためにも、ダウンタイムを正しく過ごし、安全に治癒させましょう。
当院ではカウンセリングからアフターケアまで責任を持って対応します。一人で悩まず、ぜひ専門医にご相談いただければと思います。あなたが快適で自信の持てる毎日を取り戻せるよう、全力でサポートいたします。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、婦人科形成手術をはじめとする美容外科手術全般で豊富な実績を持つ。特にアンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
小陰唇縮小, ダウンタイム, 婦人科形成, デリケートゾーン, 女性の悩み
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