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失敗かもと考える前に!二重整形ダウンタイム中の不安と正しい乗り越え方
更新日:2026/02/10
公開日:2026/02/14

春休みなどの長期休暇を利用して二重整形を検討している方は多いと思います。
一方で、「手術がうまくいかなかったらどうしよう」「術後に腫れが引かなかったら失敗では?」と不安に感じてはいないでしょうか。実際、二重整形を受けた直後はまぶたが腫れたり左右差が出たりしやすく、誰でも「これって失敗?大丈夫かな…」と心配になるものです。
今回の記事では美容外科医として20年以上の経験を持つ私が、二重整形の術後不安とダウンタイムの正しい乗り越え方についてお話しします。
術後の腫れやむくみ、左右差に悩んでいる方、これから二重整形を受けようとしているけれど「失敗が怖い」という方は、ぜひ最後までお読みください。「不安なのはあなただけではない」という事実や、医師の視点から見たダウンタイムの捉え方、そして不安な時の対処法までを丁寧に解説します。
術後の不安は「腫れ・むくみ」が最多 — あなただけではありません

まず知っておいていただきたいのは、術後の不安で一番多いのは「腫れが引かない」「むくみが取れない」という悩みだということです。
美容医療の口コミサイト「美容医療の口コミ広場」のドクター相談室に寄せられたデータによれば、術後経過に関する相談の約6割がこうした腫れやむくみに関する悩みなのだそうです。実際、二重整形に関する相談は他の施術より件数が多く、そのほとんどが手術後1ヶ月未満のダウンタイム期間に集中しています。
多くの方が「腫れが引かない」「左右差がある」と不満や不安を感じて相談しているのです。裏を返せば、「術後の腫れがなかなか引かない…もしかして失敗?」と悩むのは決して特殊なケースではなく、ごく多くの人が経験する悩みだということです。
実際に私のクリニックにも、手術直後から数日〜数週間の患者様から「まだ腫れていて心配」「片目だけ腫れが強くて左右差があるが大丈夫か」といったお問い合わせがよく寄せられます。しかし結論から言えば、これらの症状の大半は時間とともに解消する“正常な経過”の範囲内です。
術後しばらく腫れやむくみが残るのは当然ですし、左右差も珍しいことではありません。ですから、今まさにダウンタイム中で不安を感じている方も「自分だけがおかしいのでは?」と孤独に思い詰めないでください。同じような不安を抱えた方はたくさんおり、その多くが適切な経過をたどって落ち着いているのです。
参照元:【12月後半調査】美容医療に関する相談の4割が二重整形の術後不安。ダウンタイム難民を防ぐ統計を公開【美容医療の口コミ広場】 - エキサイトニュース
「ダウンタイム終了」と「仕上がり完成」— 医師が考える期間のズレ

術後の不安を和らげるためには、ダウンタイムと最終的な仕上がり(完成)の時期の違いを理解することが大切です。患者様が考える「ダウンタイムが終わる時期」と、医師の立場で考える「完成する時期」にはズレがあります。このズレを知っていないと、「思ったより腫れが長引いている…やはり失敗かも」と早合点してしまう原因になります。
患者様が考えるダウンタイム
一般的に患者様は、「手術後の腫れや内出血が完全になくなり、二重のラインが安定するまでの期間」をダウンタイムと思いがちです。つまり、「見た目が理想通りに完成するまで」の期間をイメージしてしまうのです。
しかし本来、美容医療における「ダウンタイム」とは人前に出て手術を受けたと他人に気づかれる可能性が高い状態が続く期間”のことを指します。極端に言えば、手術直後の腫れやアザで明らかに手術直後と分かる状態から、それらが落ち着いてパッと見では手術跡が目立たなくなるまでの期間がダウンタイムです。
二重整形の場合、施術方法によってダウンタイムの長さは多少異なります。例えばメスを使わない埋没法(二重埋没)は比較的腫れが少なくダウンタイムも短めで、早い人では数日、通常でも1週間程度で人前に出てもわからないくらいになります。

腫れが凄く出てしまった二重埋没法の例
一方、メスで切開する方法(切開法)では腫れや内出血が強く出やすいため、人に気づかれない状態になるまで2〜4週間程度は見ておいた方が良いでしょう。
このように、“ダウンタイムが終わる”時期とは「他人から手術痕がわからなくなるまでの期間」と言えます。多くの患者様にとって、二重整形のダウンタイムは1週間〜長くても1ヶ月程度でしょう。

腫れが凄く出てしまった二重埋没法の例
医師が考える完成時期
ところが、腫れが引いて見た目が落ち着いた状態=手術の最終的な完成かというと、そうではありません。医師の視点では、組織の内側での癒着や傷の治癒が十分に進み、二重ラインが最終的に安定するまでにはさらに時間が必要だと考えます。
一般的に、二重の手術では術後約3ヶ月ほどでラインの幅・食い込み具合や左右差が落ち着き、完成形になるとされています。実際、二重埋没法では「1ヶ月で9割完成、残りの腫れは3ヶ月かけて引いていく」という経過が標準的です。1ヶ月経った時点で「まだ幅が広い」「左右差が気になる」という場合でも、残ったむくみや左右差は術後3ヶ月ほどで気にならなくなることがほとんどです。
このように、医師側では「最終的な仕上がりの評価は少なくとも術後3ヶ月以降」と考えて経過観察を行っています。

腫れが凄く出てしまった二重埋没法の例
要するに、ダウンタイムが終わった=二重手術が完成した、ではないということです。ダウンタイム終了後も、まぶたの内部ではじわじわと腫れが引き、ラインが馴染んでいく期間が続きます。
例えば手術からまだ2週間しか経っていないのに「ラインが理想と違う」「片目だけまだ腫れている」と焦る必要はありません。それは完成までのプロセスの途中経過にすぎず、失敗ではなく生理現象なのです。医師としては「どんな手術でも3ヶ月は経過を見ましょう」というスタンスでおり、その間に大抵の腫れや左右差は改善していきます。どうか術後すぐに結果を急いで判断しないでください。時間を味方につけることが大切です。

腫れが凄く出てしまった二重埋没法の例
ダウンタイムを安心して過ごすために

とはいえ、頭では「時間が経てば落ち着く」と分かっていても、ダウンタイム中に不安な気持ちが湧いてくるのは自然なことです。ここでは、術後の不安と上手に付き合いながらダウンタイムを乗り越えるためのポイントをお伝えします。
① 焦らず経過を見守る心構え
まず一番大切なのは、「今は途中経過であって完成ではない」と自分に言い聞かせることです。手術直後から数日間は特に腫れが強く、日によってむくみ具合が変化します。昨日より腫れが引いたと思ったら翌朝はむくんでいた、ということもあります。
しかしそれらは一喜一憂する必要のない一時的な変動です。ダウンタイム中は、短いスパンで結果を判断しないよう心がけましょう。例えば毎日鏡を見て一喜一憂するより、1週間ごとに写真を撮って変化を確認するといった方法がおすすめです。
そうすれば、少しずつ腫れが引いてラインが落ち着いていくのが実感でき、過度に不安にならずに済みます。
② 正しい情報に基づいて判断する
不安なあまり、インターネットやSNSで調べすぎていませんか?術後はつい他の人の体験談や症例写真を漁りたくなる気持ちも分かります。しかし、中には極端な失敗例や誤った情報もあり、かえって不安を煽られてしまうケースも少なくありません。
情報収集はほどほどにし、信頼できる情報源に限定することが大切です。術後経過について疑問がある場合は、ぜひ直接担当医に相談してください。経験豊富な医師であれば、あなたの現在の状態が正常な範囲かどうかを的確に判断し、必要なアドバイスをしてくれるはずです。
③ 術後のケアを丁寧に行う
不安を和らげるために、自分でできるセルフケアにも取り組みましょう。例えば、術後の腫れを早く引かせるには、患部を冷やす・頭を高くして寝る・塩分やアルコールを控えるといった基本的なケアが効果的です。
クリニックから指示されたアフターケア(点眼薬の使用や患部の清潔保持など)もきちんと守りましょう。適切なケアをしているという実感があると、不安な気持ちも多少和らぎますし、実際に回復も促進されます。
④ 信頼できる医療機関でしっかり相談
ダウンタイム中の不安を乗り越える最大のポイントは、信頼できる医療機関のサポートを受けることです。一人で不安を抱え込まず、遠慮なくクリニックを頼ってください。
当院では、術後の検診体制もしっかり整えており, 患者様が安心してダウンタイムを過ごせるようサポートしています。具体的には、万一「腫れが引かない」「傷跡が心配」など不安なことがあれば、いつでもご相談いただける体制です。メールや電話での問い合わせにも対応し、必要に応じて臨時の診察も行っています。患者様が一人で不安を抱え込まないよう、徹底したアフターフォローを心がけているのです。
まとめ
最後になりますが、これから二重整形を受けようと考えている方へのアドバイスです。術後の不安やダウンタイムを最小限にするためには、信頼できる医療機関で経験豊富な医師のもとで手術を受けることが何より大切です。
熟練した医師であれば、解剖学的に無理のないデザインや腫れを抑える手術手技を心がけていますし、万一トラブルが起きても適切に対処できます。また、カウンセリングの段階でダウンタイムの過ごし方や注意点についてしっかり説明してくれるはずです。術後の不安に対しても親身になってくれるクリニックかどうか、事前によく見極めましょう。
「失敗かも…」と悩む前に、まずは主治医に相談してください。ほとんどの場合、時間とともに解決する心配はいらないケースです。適切な情報とサポートのもと、焦らずにダウンタイムを乗り越えれば、きっと理想の二重があなたのものになるでしょう。私たち医師も全力でお手伝いしますので、安心して施術に臨んでくださいね。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医として20年以上のキャリアがあり、二重治療、眼瞼下垂治療、逆さまつ毛治療、リフトアップ治療を得意としている。
日本美容外科学会で「スプリングスレッドを併用したフェイスリフト手術」で学会発表し、好評を得た。
また、形成外科学会での勉強会においても講演をおこなっている。
ウルセラについても日本国内に導入直後から取り入れており、日本美容外科学会でもウルセラの学会発表を行っている。
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