投稿日:2020/06/23
(最終更新日:2024/01/20)
豊胸シリコンバッグ後の拘縮
豊胸シリコンバッグ挿入後に拘縮が起こり、胸の外見に変形を起こすことがあります。

上記:右胸内側に拘縮によると考えられるいびつなシワがあります。
拘縮とは豊胸バッグ挿入手術後に数ヶ月~数年かけてバッグ周囲に硬いカプセルができた状態です。
拘縮は過剰な免疫反応の結果発生します。
拘縮が起こる要因は下記のようなことが考えられています。
①手術後の出血、腫れ
②手術時の剥離不十分
③術後のマッサージ不足
④古いタイプのバッグ
⑤不明
豊胸バッグ挿入手術を得意とする私は手術時には常に① 、②が起こらないように心がけています。
これにより拘縮が発生する可能性はかなり低くすることができます。
実際私の経験上もそれは断言できます。
ただ、完璧な手術を行った後も拘縮が発生することもありますので、上記要因⑤の不明ということもあります。
上記のモニター患者さまはおそらく④の古いバッグだったからではないかと考えています。
最新のバッグは昔と比べてずいぶん拘縮が発生する確率も小さくなったと言えます。
ですので、豊胸バッグ手術を検討されるかたは安心してください。
豊胸バッグ手術後のトラブルも昔と違って今はほとんどありません。
上記写真モニター患者さまはこの拘縮といびつな形のために豊胸バッグの抜去と再治療を希望されました。

上記:両側の豊胸バッグ抜去後
やはり抜去後のバストにはボリュームがなく、皮膚にも張りがない状態でした。
このあとこのモニター患者様には脂肪注入による豊胸を行いました。それについてはまたの機会に書きますね。
豊胸バッグ抜去については
船橋中央クリニック、青山セレスクリニック「バッグの入れかえ・抜去専門ページ」もご参照ください。
また拘縮についてもっと詳しく知りたいかたは「豊胸バッグの拘縮ページ」もご覧ください。
美容整形外科・美容皮膚科
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