投稿日:2020/01/14
(最終更新日:2023/11/30)
鼻プロテーゼはいつか出てくるのか?
今回は鼻のプロテーゼの話です。
早速、モニター患者をお見せします。
これは、プロテーゼを鼻に乗せているわけではありません。
15年以上前に入れたプロテーゼが鼻の皮膚を貫通して、露出してしまっているのです。
このモニター患者さんはマスクでこれを隠して、普通に生活していたそうです。
けっこう衝撃的ですよね。。。
鼻のプロテーゼはL字型であったり、大きすぎたりした場合、このように露出することがあります。
露出する前には必ず皮膚に赤みが帯びるので、その時点で抜去手術を受ければ、このように皮膚を貫通して皮膚に損傷が起こることは防げます。
露出しそうな(飛び出てきそうな)鼻のプロテーゼはまず抜去するしかありません。

上記:鼻プロテーゼ抜去直後の状態

上記:抜去した鼻のプロテーゼ

上記:鼻プロテーゼ抜去1週間後の状態

上記:鼻プロテーゼ抜去3か月後の状態
時間の経過とともに、プロテーゼが貫通した皮膚の損傷部位もきれいになっていきます。
鼻のプロテーゼは手術時のプロテーゼの形が良くないとこのように飛び出てくることがあります。もちろん、技術が十分にある美容外科医が適切なプロテーゼの挿入手術を行えば、このような事態になることはなく、鼻のプロテーゼ自体は良い手術だと考えます。
ですが、プロテーゼ挿入後に挿入部位に皮膚の赤みが発覚した場合は、早めに美容外科クリニックにご相談してください。
早めの対処できれいに抜去することができます。
鼻のプロテーゼ抜去については
「プロテーゼの入れかえ・抜去手術」もご覧ください。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがあり、自然な美容整形治療、アンチエイジング治療、リフトアップ治療を得意としている
【関連項目】
鼻整形, L字型プロテーゼ, プロテーゼ ずれる, プロテーゼ抜去, プロテーゼ抜去入れ替え, 鼻プロテーゼ
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