投稿日:2011/06/07
(最終更新日:2024/02/05)
『ケツ顎』の修正
『ケツ顎』とは、割れ顎、ケツ顎、尻顎と一般的に言われているアゴに窪みがある状態のことです。英語ではcleft chin, dimple chin, bum chinと呼ばれています。特に欧米人に多くて、ハリウッドスターのマイケル・ダグラス、ジョン・トラボルタなどは、顎が割れているおかげで、より魅力が増している気がします。
写真:マイケル・ダグラスとジョン・トラボルタ。お二人ともきれいな『割れアゴ』ですね
『ケツ顎』を作ってほしいという希望はたまにありますが、これはそういう形状の
プロテーゼを挿入することで作ることができます。
今回のご紹介する写真は、その逆で、『ケツ顎』を治してほしいという相談でした。『ケツ顎』自体は、骨格の形状によるものですが、骨を削ってもきれいに治すことはできません。というのも、窪んでいる部位は非常に皮下脂肪が少なく、骨だけ削っても窪みは残ってしまいます。また、今回の患者さんのように顎が大きくない場合は、骨削りをした場合、顎が小さくなりバランスが悪くなります。
この患者さんの場合は、骨の形状に合わせたプロテーゼを挿入することで『ケツ顎』を治しました。
写真上段:治療前に『割れ顎』の状態(プロテーゼ挿入前)
写真下段:プロテーゼ挿入手術4カ月後
完全に治すことはできませんが、かなり『ケツ顎』改善させることができました。
また、元々、顎が少し足りない状態でしたが、プロテーゼの挿入によりこれも同時に解消されました。
患者さんにもご満足していただけました。
筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長 / 青山セレスクリニック理事長。慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医として20年以上の経験があり、オールマイティに美容整形手術を行うことができる。自然な仕上がりの美容整形がモットーとしている。
【関連項目】
男の美容整形, あご整形, 割れ顎, あごプロテーゼ, けつ顎, 尻顎
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