投稿日:2013/07/16
(最終更新日:2019/12/24)
ケロイドの切除例
ケロイドというのは、傷跡が元々の大きさより拡大して膨らんでしまう状態のことです。
この拡大というのが重要で、傷跡が大きくならずにただ膨らんでいる状態は「肥厚性瘢痕」と言います。ドクターの中でもこれがわかっていないかたがいますので、一般のかたには、より一層ケロイドの定義というのはわかりづらいと思います。
当院では、ケロイドの治療をさまざまな方法で行っていますが、ご相談の半分くらいはケロイドではなく、肥厚性瘢痕というのが現状です。
今回のモニター写真は他のクリニックでフェイスリフトを受けて、その傷跡がケロイドになった症例です。
写真:このように傷跡がピンク色に大きく膨らんでいる状態がケロイドです。
ケロイドの治療は、ステロイド注射が第一選択となりますが、このように大きい場合は、切除します。
写真:切除したケロイド
写真:手術後の状態です。
写真:手術後1週間、抜糸時の状態です。
写真:手術後1か月の状態です。
ケロイドができる要因は個人の体質に依存するところが大きいので、ケロイド切除した傷跡が再度ケロイドになることがあります。再発しないために、予防的にストロイド注射を行います。
幸いこのモニターさんも再発せずに経過しております。
船橋美容HP「傷跡・ケロイドの治療」
青山美容HP「傷跡・ケロイドの治療」もご参照ください。
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