下まぶたのたるみ取りを手術動画を見ながら医師が解説

2022/07/28

出演者情報

元神賢太:医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長

萩原靖洋:美容クリニック業界でカウンセラーとして25年のキャリアを持つカウンセラー。

高橋:美容医療カウンセラーとして、8年のキャリアを持つ。美容治療経験者。

下まぶたのたるみ取りを医師が解説

萩原:こんにちは。ナビゲーターの萩原です。

元神先生:ドクターの元神です。

高橋:カウンセラーの高橋です。

萩原今回は元神先生の下まぶたのたるみ取り手術の手術動画を見ながら、元神先生自身に解説をして頂く回でございます。元神先生が自分でも受けたい‼とおっしゃっている手術ですね。

手術のポイント

元神先生:そうですね。下まぶたのたるみ取りはいろんな手術方法があるんですけれども、僕がやっている方法はまず皮膚を切開します。皮膚のたるみが皮膚を切開する事でしっかり取れますので、その下の眼輪筋という筋肉も1部切開します。膨らみの原因となっている脂肪もしっかり取ります。僕の手術のポイントとしてはこの後眼輪筋をしっかり骨に固定するんですね。この操作をしないと結局皮膚も筋肉も時間が経つとまたたるむんですね。それを防止のために皮膚の下の筋肉を目尻の骨に固定して引っ張るんですね。筋肉ごと上に引っ張っているので持続性も効果も大きいんですね。

萩原:なるほど。

元神先生:皮膚だけを縫い合わせたり、そういう手術しかしないドクターも非常に多いんですけれども、すぐ元に戻っちゃいます。すぐと言っちゃうと語弊がありますけど、比較的早く戻っちゃいますので、効果も少し弱いのですので。私のポイントとしては眼輪筋をしっかり骨に固定することですね。その後は皮膚を縫い合わせて手術は終了しますね。

萩原:それって今はフェイスリフト手術の情報も多く出ていて、SMAS筋膜をしっかりと引き上げる。それがたるみを取るには効果的なんだという知識をお持ちの方が多いんですが、下まぶたもそれに近い感じですね?

元神先生:SMAS筋膜というのは眼輪筋と繋がっている膜ですので同じことですね。

萩原:下まぶたのたるみ取りのご相談が多いですけれども、実際にたるみ取り手術まで受ける方というのはいらっしゃいますか?

高橋:もちろんいらっしゃいますね。ただ最初から「手術は怖い」という方もいらっしゃいます。

萩原:下まぶたに関してはやっぱり先生、この手術が1番効果的ですか?

元神先生皮膚のたるみがある場合はこの手術が1番おすすめしますね。膨らみ程度であればまぶたの裏側から脂肪を取るという事もいいとは思いますけどね。

下まぶたのたるみ取り手術の手術動画を見ながら解説

※手術動画は記事TOPから御覧ください。

萩原:下まぶたのたるみ取り手術の手術動画を実際に皆さんにご覧いただいて、元神先生には治療の解説をして頂きます。いきなり切開からスタートします。

元神先生:切開する場所は下まつ毛の生え際なんですね。ここの下まつ毛の生え際というのは非常に傷が目立ちにくいですので、結構切開すると傷が目立っちゃうって心配される方が多いんですけれども、最終的にはほとんど分からなくなりますのでそこは心配しないでください。

元神先生:手術でこの後眼輪筋を切除しまして。これは脂肪が出たところで脂肪に麻酔をして、今電気メス。ちょっと画面上見にくいですけれども、脂肪を取っているところですね。これによって目に下の膨らみが取れます。この脂肪を取った後は、次に皮膚と眼輪筋を剥離するんですね。この操作が技術的に非常に高度ではありますけど、非常に皮膚と眼輪筋って密着しているんですね。そこの1~2㎜くらいの間を剥離しています。左手に持っているのが眼輪筋にかけたところですね、剥離した。これを今ちょうど骨に骨膜に固定するんですね。これ硬いんですよ。目尻の骨のところですね。

萩原:硬そう。

元神先生:硬いものにしっかり固定するので引っ張り上がるんです。これは今縛ってますけど、全体がほうれい線も合わせて上がっているのが分かります。

萩原:こっちまで?

元神先生:はい。これは目の下の手術ですけど、ほうれい線も実はちょっと浅くなるんですね。引っ張り上げられるので。

萩原:繋がっているからですか?

元神先生:はい。これもう引き上がっている状態ですね。眼輪筋を剥離しない、従来というか僕が美容外科に入った頃は15年くらい前、やっている先生いなかったです、誰も。

萩原:実際僕は元神先生で初めてこの治療法を知りました。

元神先生:あとは手術としては皮膚を縫い合わせて終わりですね。以上ですね。

萩原:外側結構細かく細かく縫うんですか?

元神先生:引き上げ効果が大きいとどうしても皮膚へのしわ寄せが出ちゃうので、それがきれいになるように皮膚を最後閉じる時も結構気を遣いますね。細かく縫い合わせたり、切開したり、切開を追加したりしますね。

萩原:下まぶたの際っていう感じですね?

元神先生:はい。あとは目尻のしわに隠れる感じですね。

ダウンタイムについて

萩原:この糸を外すのが1週間後?

元神先生:1週間後ですね。

萩原:外れるとちょっと赤みはありますか?

元神先生:そうですね。この手術の欠点はやっぱりちょっとダウンタイムが長いんですよね。最初はちょっとあっかんべーをしたような感じで、外反したような感じになることもありますね。ただ1~2週間くらいで大体落ち着きます。ダウンタイムはやっぱり2週間、この手術では見て頂きたいと思いますけどね。もちろん下まぶたの手術、もっとダウンタイムが少ない方法もあるんですけれども、それは先ほどお話した骨膜を固定しない方法だったりしますので、効果はやっぱり弱くなっちゃいますね。

萩原:一連の流れをご覧いただきましたが、どのドクターもやっていらっしゃる方法ではないという事ですね。

元神先生:そうですね。

萩原:やっぱり引き上がり方を見ていると、この方法が肝と言うか、眼輪筋を上げているから長持ちもするし引き上がりやすい。不自然な感じはないですか?

元神先生:不自然な形にならないです。大丈夫です。きれいになります。

萩原:あっかんべーの状態というのは高橋さん、患者さんから言われたりする事はありますか?心配されたりする事はありますか?

高橋:もちろん事前にはお伝えしているんですけれども、「大丈夫かな?治るかな?」というご相談を頂く事はあります。

元神先生:必ず治りますのでそれは断言しております。

治療の効果期間

萩原:効果の期間としては先生、どれくらい?何年間くらいですか?

元神先生基本的には一生に1回だけの手術ですので1回受ければ必要ないですね。ずっと持ちます。

萩原:先生もやがて時が来たら…?

元神先生:やりたいですけどね。自分に自分で手術できない。

萩原:確かに。

まとめ

元神先生:手術のポイントとしては眼輪筋をしっかり骨膜の方に固定する事が大事ですので、そういう事をしないドクターも多いですので、そのへんのドクター選びが1番重要だと思いますね。

萩原:なるほど。骨膜固定。この言葉ですね。元神先生の治療を知った時にそもそもの字面を見て「何やるんだろう?」というふうに思ったくらいですから、やっぱりやっていらっしゃるドクターはそう多くはないと思います。眼輪筋を引き上げる事でほうれい線もちょっと上がるというのはお得な情報ですね。

高橋:そうですね。

萩原:今回は元神先生の下まぶたのたるみ取り、骨膜固定の手術動画を見ながら実際に解説をして頂きました。ありがとうございました。

元神先生高橋:ありがとうございました。

当院は開設20年以上の歴史を持つ医療法人社団セレスのグループクリニックです。
千葉船橋院:千葉県船橋市(JR総武線・横須賀総武快速線、東武野田線、京成本線船橋駅)、東京青山院:東京都港区北青山(地下鉄銀座線外苑前駅)がございます。
年間で累計約4万人の患者様にご来院いただいており、国内屈指の症例数がございます。
様々な治療のご相談をお受けし、施術を行っておりますのでどうぞ安心してお任せください。

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最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業

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