豊胸手術のバッグの種類について
豊胸手術のバッグの種類
豊胸手術で使用するバッグには、バッグの形状・表面の加工・中身の材質によってさまざまな種類があります。
バッグの形状・表面の加工・中身の材質について紹介します。
(*)シリコン製、ハイドロジェル(CMC)製のバッグは安全性に問題があるため、船橋中央クリニック・青山セレスクリニックでは使用していません。
(*)コヒーシブシリコン(cohesive silicon)というのは、「シリコンが凝集している」という意味で、万一バッグが破けたとしても、従来のシリコンと違って、中のシリコンが外に漏れ出さないような構造をしています。
すべての組み合わせの製品があるわけではなく、ある程度製品によって組み合わせは決まっています。
次に上記のそれぞれの特徴を紹介します。
1. ラウンド+スムースタイプ(ソフトコヒーシブシリコン製)
バッグが円形で表面の材質がツルツルしています。触った感触も形も最も自然で、船橋中央クリニック・青山セレスクリニックが最もおすすめするタイプです。
表面がツルツルしているので、バッグが挿入された空間を自由に動くことができ、元々バストが大きい方と同じように、仰向けに寝たときには左右にバストが流れます。
また、触った感触も凝り固まったようなバストではなく、やわらかく自然な感触になります。
ラウンド・スムースタイプの豊胸手術用バッグ
(*)豊胸手術後は拘縮予防のため必ずマッサージが必要です。詳細は「豊胸手術後のマッサージ・拘縮について」もご参照ください。
2.テクスチャードタイプ(ソフトコヒーシブシリコン製)
表面がザラザラしているタイプです。テクスチャードタイプは拘縮しないと言われているため、マッサージ不要なのが最大の特徴です。
マッサージが不要の代わりにバッグが最初から動きません。バッグが体の動きに合わせて動くことはありませんので、少し不自然なバストになります。
手術は最初から、バッグを動く空間を作る必要がないため、手術者としては容易な手術になります。バイオセルバッグはこのタイプのバッグです。
テクスチャードタイプの豊胸手術用バッグ
3.アナトミカルタイプ
形が紡錘形のものです。形が上下決まっているため、バッグが動かないように表面はテクスチャードタイプの加工がされています。
また、立位時のバストの形に合わせて、作ってありますので、横になるとバッグがまったく動かず、形もそのままですので不自然です。
アナトミカルタイプの豊胸手術用バッグ
4.生理食塩水製
中身の材質が現在主流のソフトコヒーシブシリコン製ではなく、生理食塩水のバッグです。
食塩水を覆う材質が硬いため、触った感触も硬いです。それに破損しやすい欠点もあります。
以上のように、船橋中央クリニック・青山セレスクリニックでは、ラウンド・スムースタイプ(ソフトコヒーシブシリコン製)のバッグをおすすめします。
豊胸手術のバッグの大きさについて
バッグの大きさについて
当院で現在使用しているMotiva社製のシルクサーフェスというバッグは105ccから30~40ccきざみでご用意しております。
下着の大きさに換算しますと、通常100ccで1~1.5カップ程度のサイズアップが見込めます。
元々Aカップの下着を使用している場合、240ccのバッグを挿入しますと、Dカップ程度になります。
当院では、専門医が、元々のバストの大きさを診察した上で、ご希望の大きさになるようにバッグを選択しますので、ご希望通りのバストの大きさになります。
日本人の体型を考慮すると、現在当院ではMotiva社製のシルクサーフェスの230~275㏄のバッグを第一選択として推奨しております。
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