出演者情報

元神賢太：医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長。

エラを小さくして小顔になるのか？

元神先生：こんにちは、ドクターの元神です。今回はエラについてお話します。エラを小さくすると小顔になるか？とかそういうご質問をよく受けます。「エラを小さくすれば小顔になるのか？」というお話も含めてお話したいと思います。根本的には下あごの骨の大きさによってエラが張ってますね。エラの骨を小さくするにはエラ削りと言われている骨を削るような手術をしないといけないんです。これは結構大掛かりな手術になっております。ただそこまでしたくないという方も多いですよね。

エラボトックスについて

元神先生：僕がおすすめしておりますのはエラにボトックス注射を打つ事で、エラの筋肉を小さくさせる方法ですね。そうする事でかなりの小顔効果が実際得られます。どうしてエラの筋肉を小さくするだけで小顔になるかと言いますと、エラの筋肉は「咬筋」、噛む筋肉と書いて「こうきん」と言うんですけれども、顔の中で1番大きい筋肉なんですね。エラの筋肉というのは顔の中で1番大きい筋肉なんですね。

元神先生：ですのでエラが張っている方はここの筋肉もすごく張っています。基本的には骨の形状に合わせて筋肉もありますので、エラの骨が張っている方は筋肉も張っています。エラが張っている方ですと筋肉だけ小さくするだけでもかなりの小顔効果が出せるという事ですね。筋肉が本当に発達しているのか自分で判断するには噛むといいですね、グッと。するとボコって出ますからね。筋肉が発達している方は特に。この筋肉です、咬筋というのは。この筋肉が小さくなります。歯ぎしりをされる方とか、知らないうちに食いしばったりしている方が結構多いんですよね、クセでね。そういう方はやっぱり張っていますね。歯ぎしりされる方は特に張っていたりしますね。歯ぎしりを治すために歯医者さんでマウスピースとか作られて治療される方も多いと思いますけれども、ボトックス注射でも治療する事が可能です。

実際の症例写真①

元神先生：では当院で実際にボトックス注射を打った方の写真をお見せしますね。このように非常に自然に小顔効果が得られていると思います。これは別にダイエットとか何もしていないですよ。筋肉だけ小さくする事でこれだけの効果を得ることができます。この方は顔に比較的ちょっとふっくらしていて脂肪もあるんですね。ですのでこういう結果が得られています。一方、顔に脂肪があまりない方というのはエラを小さくすると少し筋肉がなくなった分、骨が強調される傾向はあります。これは心配される方も結構いらっしゃるんですけれども、ここの筋肉がなくなる事でエラの骨はそんなに目立つことはないんですけど、頬骨がちょっと目立つことがあるんですね。そういった方のちょっと写真もお見せいたしますね。

実際の症例写真②

元神先生：この方も非常に小顔効果は得られているんですけれども、少しその分エラの筋肉がなくなった分頬骨が強調されているのが画面上の写真でも分かると思います。こういう事も起こりえますし、あとは好みですよね。好みによってここがしっかりスッキリしている方がいいという方もいらっしゃいます。そういう方は受けられるといいと思いますし、あとは調整する事もできます。そこまでゲッソリはしたくないという方はこちらでは打つ頻度を調整する事で効果も調整する事が可能です。ボトックス注射を打ってもすぐに元に戻ってしまうと思う方もいると思いますけれども、僕は完全に元に戻らない方法を考えたというか、色々経験的に分かりまして、そういった方法で打っています。

エラボトックスの回数について

元神先生：具体的には月に1回打つんですね、連続で。最初の3ヶ月間連続で打ちます。そうする事によって連続で最初に3回打ちまして、その後2ヶ月後くらいが1番効果が出るんですね。その2ヶ月後の効果に比べれば少し戻りはでますけれども、じゃあ最初の状態に完全に戻るかと言うと戻らないですね。それは経験上分かっております。患者さんのフォローをずっとしておりますけれども、やっぱり最初の写真と比較しても戻ってないですね。ですので戻らないエラのボトックス治療として当院ではすすめております。打つ量とか打つ場所はこういった動画ではお話する事はできないんですけれどもね。

まとめ

元神先生：今回はエラのボトックスを中心についてお話しましたけれども、エラのマッサージとか小顔マッサージとかそういう民間療法もありますけれども、以前の動画でも話してますけれども、そういったマッサージは一時的な効果ですぐに元に戻るので決して恒常的に得られるものではないですので僕はおすすめしておりません。以上、今回はエラの張り方がよくなると小顔になるか？というお話について主にお話いたしました。ご視聴ありがとうございました。