出演者情報

元神賢太：医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長。

曽山浩輔：青山セレスクリニック勤務医。セイコメディカルビューティクリニック （鹿児島・福岡）美容外科・形成外科担当医。

医師が教える！確実に痩せるダイエット法

元神先生：今回のテーマは夏直前！原理を正しく理解して確実に痩せるダイエット法について話していきたいと思います。世の中いろんなダイエット方法がネットで検索するとたくさん出てきますけど、そこをちょっと整理してお話したいと思います。

ダイエットで大事な事

元神先生：まずダイエットで大事なのは目標、どういうふうにしたいというのが大事なんですね。男性と女性で違います。女性だったら体脂肪20％以下を目指していくわけなんですけど、男性だったら10％くらいまで落とすような感じですね。今言った女性で20％以下、男性で10％以下となると、また違うんですよ、やり方が。今言ったパーセンテージくらいまでは簡単に楽に落とせます。結局1番大事なのはストレスになるようなダイエット方法はよくないです。すごく生活リズムを変えないといけないような事。例えば普段今まで全く運動をしていないのに筋トレもしてジョギングもするとか、それは結構難しいじゃないですか。生活リズムもありますし。いきなり頑張っちゃうのはよくないですね。

曽山先生：いきなり頑張っちゃうんですよ。思い立って。

元神先生：いきなり頑張っちゃうといきなり辞めちゃうので。そうするとリバウンドするというか、元の生活に戻るとすぐ増えちゃうんですね。なるべく生活リズムを変えない方法が大事なんですね。

生活リズムを変えないダイエット法

元神先生：その中で1番簡単なのはやっぱり食事ですよね。生活リズムを変えることなく食事を考えるんですけれども、ここでまたみんな頑張っちゃう人が結構いるんですけれども、脂肪が良くないから脂肪を一切取らないとか、炭水化物を一切取らないとか、そこでまた色々と食材とかを選んだりしてそれがすごいストレスになったりして破綻するんですよね。食事で大事なのは食事の種類も変えないんですよ。アイス好きならアイスも食べるんですよ。カロリーだけ落としていく。食べる量だけを減らしていく。そこが1番大事ですね。

元神先生：ありがちなのは脂肪の量を抑えちゃうのが多いです。あとは炭水化物の量を抑えちゃう。両方ともすごく大事で、脂肪が極端に少ないと空腹感がすごい強くなっちゃうんですよね。脂肪ってカロリーが2倍ですから、炭水化物とかタンパク質に比べて。なので脂肪を抑えると食べる量を増やせるんですけど、そうすると脂肪を抑えちゃうと空腹感が強くなって余計に空腹感が出ちゃうんですよ、その分炭水化物を取ったとしても。あとは脂肪は体内のホルモン、コレステロールから作られますから、ホルモンがおかしくなってしまうんですよね。あとは成長ホルモンが出なくて睡眠の質が悪くなったりするので。そういうとこなんですよね、大事なのは。

食べる量を減らせばいい？

曽山先生：食べる成分として別に何か極端に減らすとかではなく、同じ脂肪・炭水化物は取りつつ全体の量を抑えればいい？

元神先生：そうです。もちろん脂肪の割合もありますけどね。その割合とか脂肪の質も大事なんですけど、動物性の脂肪はやっぱりあまり良くないので、脂は青魚、アボカド、植物性の脂がいいんですよね。しっかり脂を取る。もう1つ炭水化物の話をすると、結局エネルギーは全部炭水化物なので極端に炭水化物を抑えちゃうと体が動かないというか、常に眠たいような状態になったり、ぼうっとしちゃうので、あと筋トレしてる方は筋肉にも良くないので、炭水化物がないと。全てのエネルギーは最終的には炭水化物として使われるので、これ(炭水化物)も抑えない方がいいんですよね。

食事の回数を減らすのはアリorナシ？

曽山先生：食事の回数を減らすのも良くないんですか？

元神先生：それも良くないですね。出来たら逆に分けた方がいいです。4回・5回とか。

曽山先生：1回の量を減らして。

元神先生：そうですね。同じカロリーの中で減らした中で分割した方が本当はいいです、体にとっては。

寝る前は食べないほうが良い？

曽山先生：夜何時以降は食べない、そういうのはありますか？

元神先生：そうですね。寝る前はよく言われてますけど、3時間前までは食べない方がいいですね。夜の炭水化物を少しだけ控えめにすると痩せやすいというのがありますよね。まず極端に何かをやるというのはやめた方がいいです。本当にリバウンドになる可能性が1番大きいので。簡単なのは食事のカロリーを抑えていく事ですね。

曽山先生：それだったら僕も出来そうなのでちょっとやってみますね。

元神先生：このダイエットシリーズは今後もコンスタントに撮りたいと思います。今日はそんなところのお話でした。ありがとうございました。

曽山先生：ありがとうございました。