投稿日:2023/01/26
(最終更新日:2024/11/18)
エラボトックス治療は小顔に効果バツグン!
演者情報
元神賢太:医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長。
川村文菜:千葉県出身 美容カウンセラー主任。
エラボトックスで小顔を実現!
元神先生:今回は小顔治療の代表治療であるエラボトックスについて解説していきます。動画の最後には実例もご紹介いたしますので、是非最後まで見てください。
エラボトックスを受けるとなぜ顔が小さくなる?
川村:先生、エラボトックスはどんな作用があって顔が小さくなるんですか?
元神先生:ボトックスというのは筋肉に作用して筋肉が使えなくなる状態の注射なんですね。顔のシワとか表情ジワとかにも使われて、眉間のシワとか額のシワ、眉間のシワにも非常によく使われている注射剤なんですけれども、エラに打つのがエラボトックスで、要するにエラの筋肉が使えなくなるので小さくなっていくんですね。
川村:筋肉が小さくなる事でエラがシャープになる?
元神先生:そうです。そういう治療になりますね。寝たきりのおじいちゃん・おばあちゃんが筋肉がどんどん痩せ細くなっていくのと同じ原理なんですね。その間にここ(エラ)の筋肉が使えなくなるので瘦せ細っちゃうという治療になりますね。
川村:筋肉だけが小さくなるんですか?
元神先生:そうですね。筋肉だけが小さくなるんですけれども、僕はすごくこのエラボトックス治療の症例をたくさんやってまして、それで分かってきた事なんですけれども、骨折するとずっとギプスを巻いていると筋肉も小さくなるんですけれども、実は骨も結構細くなるんですよ。要は周りに筋肉があるから骨っていうのはある程度太さが出てくるんですね。筋肉が痩せ細ると骨も実は細くなっちゃうんですよね。その原理でエラボトックスをずっとしっかり効かせていると、実は骨も少し小さくなる傾向があると言われているんですね。これを画像上のCTの検査上で確認しているドクターもいらっしゃいますし、僕も経験上そういう事は感じていますのでエラボトックスは本当に骨が張っている方もボトックスを打ち続ければ骨も小さくなる印象はありますね。
エラボトックスの回数と期間はどのくらい?
川村:治療の回数とか期間について詳しく教えてください。
元神先生:通常ボトックスというのは半年くらいで効果がなくなっちゃいます。そのペースで打っちゃうとやっぱりずっと打ち続けないとダメなんですよね。これも実は僕が考えた方法なんですけれども、短期間で集中的に打つんですね、ある程度の量を。そうすると元に戻らないんですよね、完全には。ピークに1番効いていた時と比べれば少し戻りは出るんですけれども、完全に元に戻らなくなるという事が経験上分かっていますので今はそういう方法でおすすめしてますね。具体的に言いますと、月に1回打ってそれを3回連続打つんですね。そうするとしっかり効果が出ます。持続性も出ますのでその方法を僕はおすすめしてますね。
治療の痛みや治療後のダウンタイムの過ごし方
川村:治療の痛みだったりとか、治療後のダウンタイムはどう過ごしたらいいですか?
元神先生:治療後の痛みはほとんどないと思って大丈夫です。治療中は針でチクチクって刺されるだけですので一瞬で終わりますし、ダウンタイムはほぼないです。
エラボトックスのリスク
川村:ネット上とかでよく出ているエラボトックスのリスクだったり失敗について教えて頂きたいんですけれども、まず内出血とか腫れというのはありますか?
元神先生:針で刺しますので内出血が絶対出ないとは言わないですけれども、ほぼほぼ出ないと思って大丈夫です。
川村:頬がこけちゃうって聞くんですけれども…。
元神先生:薬が効きすぎちゃったり、頻繁に打ちすぎると実際にこける事もあります。ただここは本人の希望もありますし、医者の裁量というところもありますけど、そこはそうならないように本人の希望に応じられるように打ってはいきますね。こけるくらいを望まれる方も中にはいらっしゃるので、ただ確かに打ち続けていればこけます。そこは間違いないですね。
川村:口角が笑ったりとか上がりにくくなりますか?
元神先生:注射に打ち方なんですよね、基本的には。僕の顔で見ますと、この上側に打ちすぎるとそういう副作用が起こりえますので、打ち方によっては副作用、口角が上がりにくいというのは出ますけど、通常は起こりえないですね。
川村:何か食べ物とか物を噛みにくくなったりとかはありますか?
元神先生:噛みにくいというのは出る事があります。これは別に打ち方の問題ではなくて、噛む筋肉に作用しているのでちょっと硬いものが噛みにくいとか、それは時々出ます。
川村:エラボトックスを打つ事で頬のたるみが強くなったりとかはありますか?年齢的にとか。
元神先生:頬のたるみが強く出る事はないですね。よくそれもネット上で言われていますけど、経験的にはないですね。
川村:左右差とかが出ちゃいますか?
元神先生:左右差はここでは出る事があり得ますけど、ほぼ出ないと思って大丈夫です。
川村:先ほど言っていた頬のこけだったりとか、口角が上がりにくくなるとか、噛みにくくなる・左右差が出るとかというのはずっと続く?
元神先生:ボトックスは最初話したように効果が半年くらいで完全に切れちゃうんです、薬自体の効果が。なので左右差とか口角が上がりにくいというのは最大半年で完全に元に戻ります。効きすぎた場合にそういう症状が出るんですけれども、大体1ヶ月もすればほぼ気にならなくなります。
川村:ボトックスとかで現れる変化というのは薬が強く作用するために一時的に起こっているもので、特別その先ずっと続くというわけではないという事ですね。
元神先生:そうです。副作用はずっと続く事はないですから大丈夫です。
川村:それであればすごく安全ですし、効果も大きいですね。
エラボトックスの治療前後の比較画像
元神先生:その通りです。それでは最後になりましたけれども、実際の症例を順番にご紹介いたします。まず最初にご紹介するのは非常に効果がよく出ている例ですね。画面左側が治療前、右側が治療後になります。
元神先生:では次は敢えてすごく効いている方をご紹介します。
元神先生:この場合はやっぱり2例目に関してはすごく変化が大きいですよね。これは実際2回しか打ってないんですよね。僕は通常3回おすすめしているんですけれども、2回でこの状態でしたので2回で止めたんですよね。十分効果が出てますよとお話して2回で終わってますね。効きすぎているというわけではないですけれども、2回でもこんなに効果が出るのかというほど効果が出ている例ですね。次が3例目。頬がこけている例。
元神先生:これは変化が大きいという例ですね。治療前の写真を見ますと、ぷっくらしているので分かりずらいんですけれども頬骨が少し立っている感じなんですよね。そういう方は治療前に頬がこけやすい骨格というのはお話しています。3回打つとうちではこけすぎちゃう事もあるから2回に留めるかもしれませんという事をお話したうえで打ったりします。あとは患者さんの希望もありますね。輪郭を変えたいとか、こけるぐらい痩せたような印象を与えたいという方もいらっしゃいますので、その場合はその希望に応じてこけるぐらい打つ事もあります。好みに合わせて調整しますね。ただうちで行っている月1回打つ方法で効果は全く感じないとか、そういう方はほぼほぼいないですので非常に良い治療だと思いますのでご相談頂ければと思いますね。
エラボトックスで受ける際に最も重要な事は
川村:リスクがなるべく少なく効果的に治療を行うために最も重要な事というのは?
元神先生:そこは動画を見ている方にアドバイスしたいのはドクター選びという事に尽きますけどね。注射の治療だからどこで受けても一緒とか、安い方がいいと思って受けちゃうと合併症が起こったり、十分な効果を得られない事も本当によくある話ですのでそこが1番重要かなと思いますね。
川村:じゃあいろんなシーンに対応できる経験がないと?
元神先生:その通りです。美容治療全般に言えることですよね、それはね。今回は小顔治療の代表格であるエラボトックス治療についてお話いたしました。
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