理想の二重にならない人は眼瞼下垂かも!?

2022/03/28

出演者情報

元神賢太:医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長

萩原靖洋:美容クリニック業界でカウンセラーとして25年のキャリアを持つカウンセラー。

高橋:美容医療カウンセラーとして、8年のキャリアを持つ。美容治療経験者。

疲れた顔に見える眼瞼下垂

萩原:にんにちは‼ナビゲーターの萩原です。

元神先生:ドクターの元神です。

高橋:カウンセラーの高橋です。

萩原:さて元神先生、最近美容クリニックマニアの間では眼瞼下垂というワードが注目されています。以前は美容クリニックのホームページでも眼瞼下垂のページというのは結構すみっこに置かれていたり、そもそもないという感じだったんですけれども、どちらかというと眼瞼下垂は眼科で診てもらうものって世間の方は考えていたと思うんです。ところが眼科の治療だと美容的な仕上がりが悪いとか、埋没法だけでは希望のラインにならないのは眼瞼下垂のせいという認識が一般の方にも広がってきているんですね。その中で切らない眼瞼下垂という治療が注目されています。元神先生も得意とされている治療ですね。今回は眼瞼下垂の自覚がない方、隠れ眼瞼下垂、切らない眼瞼下垂治療について元神先生に教えてもらおうと思います。

眼瞼下垂とは?

高橋:元神先生、一大ブームに成りつつある切らない眼瞼下垂について教えてください。そもそも眼瞼下垂とはどのような症状ですか?

元神先生:眼瞼下垂とは眼瞼挙筋という瞼を開ける筋肉があるんですけれども筋肉の作用が弱いんですね。これによって瞼が開けきらない状態を言うんですけれども、病的な眼瞼下垂というのは黒目が半分くらい隠れている状態を言うんですけれども、完全な一重瞼で黒目が隠れているような状態も一応眼瞼下垂と言えるんですよ。そういう状態の方が多いという事ですね。

萩原:なるほど。

高橋:先生が診察された際に眼瞼下垂はすぐに分かるものですか?

元神先生:分かります。

眼瞼下垂を自分でチェックする方法は?

高橋:眼瞼下垂かどうかをご自身で確認できる方法はありますか?

元神先生:一番簡単なのは鏡を見た時に目を開けきった時に眉の上の筋肉が動くかどうかですよね。そこが動いちゃっているというのは眉毛の筋肉を使って目を開けようとしてるという事になりまして、本来の眼瞼挙筋の筋肉以外も眼瞼挙筋は弱いから眉毛のあたりの筋肉を使ってしまうんですけれども、それが一番分かりやすいですね、ご自身で判断する場合は。

高橋:インターネットによると「眉毛を指でおさえて眉を上げずに目が開けられるかどうかで判断ができる」というドクターがいらっしゃいますが。

元神先生:その通り、それも正しいですね。

どんな症状?

高橋:眼瞼下垂で困る事はなんでしょうか?

元神先生:眼瞼下垂で困るのはまず瞼が開けきらないので視野が狭く感じる場合が多いんですよね。あとは前頭筋、額の筋肉を使って開ける事によって肩がこるんですよね。前頭筋から肩にかけてはずっと一割の筋肉で繋がってるんですよね。するとこの筋を使って常に肩の方にも刺激がいって肩こりの原因になったり、頭痛もありますね、症状として。

眼科ではどんな治療方法だったの?

高橋:眼瞼下垂は以前までは眼科で治療をお受けになる方が多かったという事なんですけれども、眼科ではどのような治療を行うのですか?

元神先生:眼科でも形成外科でも従来は切開するような方法が一般的だったんですね。切開して挙筋前転法という方法なんですけれども、瞼の瞼板に縫い付ける手術だったんですね。

元神先生:それは従来は切開する方法しかなかったんですけれども、切らない眼瞼下垂というのは切らずに糸だけでそこを固定してしまうという治療法ですね。

イラストで解説

※詳細は動画でご確認下さい。

元神先生:これが瞼の断面図なんですけれども、瞼板がここにありまして、瞼板を開けるのが眼瞼挙筋なんですね。瞼板を開ける筋肉、こちらの筋肉の作用が十分じゃない状態が眼瞼下垂という状態です。この筋肉を瞼板に近づけてあげるんですね。切開する場合でも切らない眼瞼下垂治療でも同じでして、筋肉を近づける事によって直接筋肉が伝わるようにして瞼板をしっかり上げさせるというのが眼瞼下垂治療ですね。従来の二重の埋没法というのは瞼板の裏にある筋みたいなところと瞼の皮膚を繋げる事によって二重を作るだけの治療だったんですけれども、切らない眼瞼下垂治療というのは挙筋を糸で引っかけて瞼板に近づけるんですね。更にここを皮膚に出すという、これが切らない眼瞼下垂治療になりますね。

隠れ眼瞼下垂は多いの?

高橋:実際に眼瞼下垂である事に気づかない、隠れ眼瞼下垂の方は多いんですか?

元神先生:多いです。二重瞼の相談に来られる方で隠れ眼瞼下垂と言われている状態はかなりいます。

眼瞼下垂でも二重治療受けれる?

高橋:眼瞼下垂の方は美容クリニックで二重治療は受けられるのでしょうか?

元神先生二重瞼にする事はできますし、一般的な埋没法と言われている二重瞼では瞼が開けきらないので眠たそうな感じになっちゃう事が多いんですね。この切らない眼瞼下垂治療を受ける事で瞼がパッチリ開くんですよね。それで二重もできるという事でおすすめしてますけどね。

美容クリニックで受けれる眼瞼下垂の治療方法

高橋:美容クリニックで受けられる眼瞼下垂の治療の方法というのはどのような方法がありますか?

元神先生:従来の切開する方法もあります。でも症状が重い場合は切開しないと治らない事も実はありますね。症状が軽くても隠れ眼瞼下垂という状態であれば、切らない眼瞼下垂治療と言いまして二重にする埋没法の延長みたいな感じの治療でできるんですね。手術時間が10分くらい長くなる程度で、腫れとかも変わらないのでそれがおすすめですけどね。

切開しない眼瞼下垂治療はどう行う?

高橋:切開せずに行えるという眼瞼下垂の治療は具体的にどのように行うんですか?

元神先生:技術的な事になりますけれども、瞼がしっかり反転するように補助的な糸を使って行いますね。

二重の埋没法との違いは?

高橋:二重にもできるという事なんですけれども、二重の単なる埋没法との違いというのはなんでしょうか?

元神先生:眼瞼挙筋という挙筋をしっかり瞼板の方に近づけさせる作業を行うかどうかですね。それによって違いますね。

治療後の状態・仕上がりまでの期間

高橋:治療後のラインの広さ・腫れ、仕上がりまでの期間の目安を教えてください。

元神先生:従来の糸で止める二重の埋没法とあまり差はなくて、大体1週間くらい見て頂ければ腫れとか二重の幅の広さとかは治っていきますね。

切る・切らないで仕上がりに差はあるの?

高橋:眼瞼下垂の治療は切る方法と切らない方法で仕上がりに大きな差はありますか?

元神先生仕上がりに大きな差はないですけれどもね。

高橋:差はなく仕上がりは同じという事?

元神先生:そうですね。

萩原:切らなくても結果がそんなに大きく変わらないんだったら切る事でダウンタイムはどうしても長くなるわけですよね?

元神先生:そうですね。ですので重度じゃない限りは基本的には切らない眼瞼下垂をおすすめしています。

萩原:なるほど。

元神先生:明らかに重度な場合は最初から切開をする眼瞼下垂をおすすめしていますね。実は切開する眼瞼下垂というのは技術的には実は難しいんですよ。切らない眼瞼下垂というのは簡単で勧めるドクターも多いんですけれども、そういう感じでどんどん勧めると重度な方になっちゃうと本当にあんまり意味ないんですよね。ですのでそのへんはやっぱり正しい診断が必要ですけどね。

切らない治療法が流行っている理由は?

高橋:切らない眼瞼下垂という治療が最近流行しているのは何か理由があるのでしょうか?

元神先生流行は平行型二重の目元にしたいという希望が多いんですよね。控えめな二重だったら切らない眼瞼下垂治療までは勧める必要がないんですけれども、平行型のハッキリとした二重にしたいという事であれば目の開きをよくした方がいいですので、やっぱり切らない眼瞼下垂を一番おすすめはしますけどね。

萩原:そういう背景があるんですね。3年くらい前からやたら眼瞼下垂と急に一般の方がおっしゃるようになってきたので、パッチリさせたいという目的?

元神先生:そうですね。

萩原:なるほど。ネットを見ててもいろんなクリニックが急に書き出したので、何があるんだろうと思っていたらそういう事だったんですね。今まで何度か埋没法で二重にしようとしても理想のラインにならなかった方は隠れ眼瞼下垂の可能性はありますか?

元神先生あります。希望している二重の幅が広いと思った通りにはならない事が多いんですよね。眠たそうに見えちゃったり。その場合は切らない眼瞼下垂が一番いいと思いますね。

まとめ

萩原:術後の腫れが心配で切らないとはいえ眼瞼下垂という言葉が付くと、「すごい腫れるんじゃないか?」と思う方がいらっしゃると思うんですが、さっきの話を聞いているとほとんど埋没法と変わらないですよね?治療時間も10分くらいという事ですもんね。目の治療に関しては結構不安に感じている方もいらっしゃるので、先生から何か一言あればお願いします。

元神先生:切らない眼瞼下垂治療とかも埋没法って糸で止めるだけの治療なので、どこの医者がやっても変わらないと思いがちなんですけれども、簡単な糸の治療だからこそ糸のかけ方によってだいぶ技術の差がありますから、クリニック選びは慎重にやって頂きたいとは思いますけどね。

萩原:今回は隠れ眼瞼下垂と切らない眼瞼下垂治療について勉強しました。ありがとうございました。

元神先生高橋:ありがとうございました。

当院は開設20年以上の歴史を持つ医療法人社団セレスのグループクリニックです。
千葉船橋院:千葉県船橋市(JR総武線・横須賀総武快速線、東武野田線、京成本線船橋駅)、東京青山院:東京都港区北青山(地下鉄銀座線外苑前駅)がございます。
年間で累計約4万人の患者様にご来院いただいており、国内屈指の症例数がございます。
様々な治療のご相談をお受けし、施術を行っておりますのでどうぞ安心してお任せください。

千葉エリアで治療をご希望の方はこちら

船橋中央クリニックmap

〒273-0005
千葉県船橋市本町6-4-15
グラン大誠ビル 2F
責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業

東京エリアで治療をご希望の方はこちら

青山セレスクリニックmap
詳細地図はこちら

青山セレスクリニック
東京青山院

フリーダイヤル 0120-010-099

〒107-0061
東京都港区北青山2-7-26
ランドワーク青山ビル7F
(旧ヒューリック外苑前ビル)
責任者:高林洋一
最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者

メニューを開く

ライン相談をする 相談/予約

希望される
クリニックを選択して下さい。

どちらも元神医師が診察しています。

フリーダイヤル フリーダイヤル相談/予約

希望される
クリニックを選択して下さい。

どちらも元神医師が診察しています。