二重治療後、腫れない為の最適な過ごし方とは?
- 2022/10/31
出演者情報
元神賢太:医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長。
なやめちゃん:バーチャル港区女子こと、港区なやめちゃん。
二重治療について
元神先生:こんにちは、美容整形チャンネルのドクターの元神です。
なやめちゃん:こんにちは、港区なやめです。今回もよろしくお願いします。今回は二重治療、特に10代から20代のニーズが高いですよね?春休み直前という事もあるのでちょっと特集したいと思うんですけれども、腫れない方法はあるのか?そして腫れない術後の過ごし方ってあるのか?を元神先生に聞いていきたいと思います。
元神先生:はい。
なやめちゃん:オンラインになったり、仕事がリモートになった事で周囲の方と顔を合わせないで済むからという事で、二重治療がかなり件数増えていますよね?
元神先生:うん。
なやめちゃん:仕上がりと共に気になるのがダウンタイム。いわゆる腫れ・むくみ・内出血だと思うんですけれども、今回は元神先生が行う腫れないための工夫とできるだけ腫れを抑えるための過ごし方についてアドバイスをいただきたい。ネットでたくさん出てくるんです。「腫れない過ごし方こうですよ」みたいな。このあたりも元神先生にちょっと解説をして頂きたと思ってます。
二重治療で腫れないための工夫ってあるの?
なやめちゃん:まず治療で腫れないための工夫って何かありますか?
元神先生:腫れない工夫って結構難しいんですけれども、基本的な事を言うと幅の広い二重を希望されると腫れやすいです。
元神先生:腫れるというのは希望の二重の幅よりだいぶ幅が広くなっちゃう事を主に腫れると言うんですけど。やっぱり最初から幅が広いと、それも広くなりますので腫れやすいんですよね。もう1つは糸のかけ方とか手技的な事でどうしても腫れちゃう事もありますし、腫れない手技もあるんですけれども、そのあたりのバランスですよね。僕は実際工夫している事としては糸のかけ方とかでなるべく腫れないようにはしていますね。
なやめちゃん:糸のかけ方が大事?
元神先生:そうですね。はい。
なやめちゃん:それはちょっと企業秘密的なところもありますか?
元神先生:まぁちょっと…ここで話してもあんまり分からないんじゃないかな?とか思ってますね。
なやめちゃん:ただ腫れないための工夫というのもされているという事ですね。
元神先生:そうですね。
二重治療後の腫れない過ごし方について
なやめちゃん:次にネットによくあるような腫れない過ごし方というのが存在するかどうかを聞きたいんですけれども。
元神先生:はい。
患部を冷やすと腫れがひく?
なやめちゃん:まずオーソドックスですが冷やす事。これは意味はありますか?
元神先生:冷やすのは内出血とかがやっぱり治療直後だと出る事がありますから、埋没法でやる治療も針を通すので針穴から血が出たり、針が血管に当たって結構思わぬ出血をする事がゼロではないんですね。冷やす事で血管は収縮しますから、内出血が最小限に抑えられるという点では必要になりますけど、それが効果があるのは当日くらいなので2日目3日目に冷してもあまり意味ないですね。
なやめちゃん:「3日間冷やせ」みたいなネット情報があったりしますが、そこまでしなくていいよと?しなくてもいいですか?
元神先生:しなくてもいいです。ただ治療後いつまで経っても涙が赤っぽいとか、そういう事であれば冷やすべきですけど、そうじゃなければ意味ないですね。
なやめちゃん:長時間冷やすというのはありですか?ずっとアイスノン乗せたり、保冷材に乗せたりしている。
元神先生:そこまでは変わらないので、逆にまぶたの皮膚が凍傷とかになっちゃう可能性もありますから、あまり関係ないと思います。
なやめちゃん:当てたり外したりを短時間で繰り返す。当日くらいにしておく?
元神先生:それくらいがいいです。
患部を温めると腫れがひく?
なやめちゃん:逆に「温めるとよい」みたいなネット情報もあります。どうですか?
元神先生:内出血が出てしまって赤みがかったり黄色みがかっている時は温めた方がそれは早く吸収されますので、それは有効ですけど。温めるのは3日目4日目以降じゃないですかね。
なやめちゃん:溜まった血液がない。早くに吸収させるために温める?
元神先生:そうですね。あとは循環が良くなる事で腫れは早く引きますので、温める事で循環が良くなりますのでそれはそれなりに意味がありますけど。そんなに神経質にやってもそこまでは変わらない。
水分を控えると腫れにくい?
なやめちゃん:水分を控えると腫れにくい・むくみにくい。どうでしょうか?
元神先生:水分をたくさん取るとやっぱりむくみやすくなったり、腫れやすくなりますので、取り過ぎないようにするのは大事ですね。
コンタクトレンズ着用は控えた方が良い?
なやめちゃん:コンタクトレンズ着用は控えた方がよい?
元神先生:コンタクトレンズと腫れは直結しないですね。なので別にコンタクトレンズをしなかったからと言って腫れが引くとかはないです。
なやめちゃん:これは単純に埋没の糸が外れやすいとかそういう事に繋がるから、コンタクトレンズは控えた方がいいっていうのは話が合っているのでしょうか?
元神先生:コンタクトレンズは最初からするとすごく異物感が強くなると思いますので、その点でうちのクリニックでも3日間はコンタクトを控えた方がいいというお話はしていますけど、異物感が違和感ないんでしたら別にコンタクトしてもらってもいいですし、それが腫れとか糸の外れやすさに影響はしないと僕は考えていますね。
運動はしても良い?
なやめちゃん:運動についてはどうですか?
元神先生:当日と翌日くらいはまだ針穴から再出血する可能性がゼロじゃないので、その点ではそんなに激しい運動とかはしない方がいいですけど、普通に生活する分は全然いいですけどね。
なやめちゃん:あるいは翌日から仕事行ったり学校行ったりというのはOKだよという事ですね?
元神先生:問題ない。
なやめちゃん:目を擦らない方がいい?
元神先生:目は擦らない方がいいです。糸で結んでいるだけの治療になりますので、埋没法に関しては。強く目を擦ると糸がズレたり外れる事がありますので。
スマホの長時間使用などの目の酷使について
なやめちゃん:スマホを長時間みないなど目を酷使しない方がいい?
元神先生:それは関係ないですね。
なやめちゃん:はい。これは結構書かれているんです。「長時間見ていると腫れやすいよ」、「腫れが引きにくいよ」みたいに書いてあるんですけど。
元神先生:瞬きしないと目がむくんだり充血しやすいというのはありますから、そこまで凝視したら…確かに腫れが引きにくいかもしれないですけど、そこまで関係していないと僕は思いますね。
まとめ
なやめちゃん:まとめとしては冷やすのはアリだけれども長時間冷やしっぱなしじゃなく、当てたり外したりするのは当日と翌日くらいにしておき、温めるのは3日目から4日目くらい。循環を良くするためにやるのもそんなにすすめるわけじゃないという事ですね。水分はほどほど?
元神先生:はい。
なやめちゃん:目を酷使してないは都市伝説である。これって先生にどうやっても腫れない治療は腫れないんだよ、ネットで広告を出しているクリニックもありますけど、腫れないのはやはり無理ですね?
元神先生:腫れない方法もあるんですよ。すごく糸を弱く縛ったり、糸の間隔を狭めたりする事で腫れない二重の方法って実際にできるんですよ。それは僕も可能なんですけど、やっぱりそれは外れやすいんですよ。外れちゃ意味ないですので、通常の僕が行っている方法ではある程度は腫れますけど、大体1週間くらいは僕はお話してますね。
なやめちゃん:その後の過ごし方を今言ったような感じで工夫してもらう事で腫れをできるだけ予防して過ごすという事ですね?
元神先生:はい。
なやめちゃん:二重治療の腫れない方法は存在するけども、あんまり腫れない方法に固執しすぎると外れやすくなってしまうという事ですね。あとは術後の過ごし方は概ねクリニックが言っている事を守ってもらえれば腫れずに済むよという事ですね。今回は腫れない二重まぶたの治療方法と腫れない術後の過ごし方についてお伺いしました。ありがとうございました!
元神先生:ありがとうございました。
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