ヒアルロン酸入れすぎ注意!?ヒアル顔とは?
- 2022/05/31
出演者情報
元神賢太:医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長
萩原靖洋:美容クリニック業界でカウンセラーとして25年のキャリアを持つカウンセラー。
高橋:美容医療カウンセラーとして、8年のキャリアを持つ。美容治療経験者。
ヒアル顔って何?
萩原:こんにちは。ナビゲーターの萩原です。
元神先生:ドクターの元神です。
高橋:カウンセラーの高橋です。
萩原:今回はいかにもヒアルロン酸注射を受けてます!というのがバレバレなヒアル顔について元神先生へお伺いしたいと思います。題して「なりたい?なりたくない?ヒアル顔の作り方‼」元神先生、ヒアル顔について特徴を教えてください。
元神先生:ヒアルロン酸を入れすぎたという事ですよね。入れすぎた結果、頬がパンパンになったり、頬が入れすぎてる事によって目が小さくなったような感じが1番多いですかね。
萩原:高橋さん、我々もこの仕事をしていると街中を歩いていて、「あれ?ヒアル顔かな?」みたいな事はありますか?
高橋:「入れすぎてるな」と思いますね。
萩原:「気を付けなきゃな」と思いますよね、自分たちも。
元神先生:あとは唇とかもやり過ぎている事がありますよね。
萩原:なるほど。インターネットでも「ヒアル顔」と検索すると、モデルさん・女優さん・歌手の方々の写真やお名前がたくさん出てくるわけですね。「女優○○にヒアル顔疑惑⁉」って出てくるんですが、ヒアル顔疑惑と言われている人たちを今ここにいるんですけれども、もちろんカメラには出せないんですが。
元神先生:間違いないと思いますよ。ヒアルロン酸入れすぎですね。
萩原:特徴としてはやっぱり先生がさっきおっしゃった、頬に結構ヒアルロン酸を入れていて、頬が不自然に膨らんでいる。
元神先生:そうですね。ヒアルロン酸も入れすぎると本来はほうれい線に入れているのに周りに拡散しているんですね。ヒアルロン酸というのは元々皮膚のどこにでもあるものなので、ちょっと移動するんですよね。入れすぎた事によって全体的に拡散しちゃってるんですよね。ヒアルロン酸というのはめちゃくちゃ水分を保持するので、身体の水分も保持した結果パンパンになっちゃうんですよね。
萩原:なるほど。ヒアルロン酸はしばらくすると吸収されると言うじゃないですか?今出ている人たちを見ていると、ここ数年はこのお顔だなっていう印象なんですよね。吸収されていかない?
元神先生:短期間にどんどん足したりという感じを繰り返しているからじゃないですかね?
萩原:なるほど。頬がグッと持ち上がる、目が僕らの世代で言うと(相撲の)朝潮関さんみたいな感じでちょっと持ち上がって目が細くなった感じになる。結構唇も。
元神先生:そうですね。唇も入れすぎですね。あとは美的センスが欠如している方が多いのかな。
高橋:(感覚が)麻痺してくるんですよ!ちょっとでも減ると、「ヒアルロン酸足さなきゃ‼」って。
元神先生:麻痺してくるんですね。
萩原:自分で鏡を見ていて、「これはいかん。やりすぎ」とは思わない?
高橋:思えなくなってくる。
元神先生:怖いですね。
萩原:怖いですね。
美容整形する感覚が麻痺してる人もいる
元神先生:麻痺が怖いです、本当に。患者さんにはヒアルロン酸に限らず、1個よかったからどんどん来ていいんですけれども、そこで止めた方がいい、やめたほうがいいというのをよく言うんですけれども、患者さんの希望通りやっているとよくない方向にいく事もありますから。そのへんをアドバイスするのが大事ですよね、僕らの仕事としてはね。
萩原:仮に先生、ここに写っている方々が来られて「先生、お願いします。ヒアルロン酸を足してください。ほうれい線が」って言われたらなさいます?
元神先生:やらないですよね。1回リセットするために逆に溶かすかもしれないです。ヒアルロン酸は溶かすことができますので、ヒアルロニダーゼという薬がありますからそれで1回溶かしてリセットしてから何かやりたいですね。
萩原:なるほど。担当しているドクターたちも来てくれて「お金になるからいいや」的なところがあるんですかね?
元神先生:あるんでしょうね、やっぱりね。広告塔にもなってくれる場合もありますしね。
萩原:なるほど。
元神先生:インスタとかでね。
ドクターもヒアル顔が不自然だと気づいている?
萩原:本人はともかくともして、ドクター側も違和感あるなとか、不自然だなというのは気づいているわけですね?
元神先生:センスなので、ドクターのね。センスのないドクターがやってればそのドクターも患者さんもいいと思ってやってるかもしれないですけど、はたから見たらおかしいと思いますよね。
萩原:なるほど。高橋さん、実際に元神先生が担当をしてヒアルロン酸注入を長年受けている患者様もいらっしゃるじゃないですか。いわゆるリピーターの患者様がいらっしゃると思うんですけど、ヒアル顔になっていないですよね?
高橋:先生が止めるので。「もうちょっと(注入しなくても)いいんじゃないですか」って正直に言ってあげているので。
ヒアル顔にならない為には?
萩原:なるほど。期間を空けて適切な量だけ入れていっていればヒアル顔にはならない?
元神先生:ならないですね。
萩原:繰り返しやったとしてもならないという事ですね。これもネットで書かれているのは「ヒアルロン酸を○回注入すると○○さんみたいになるよ」というのが書かれていたりするんですけれども、それはそうじゃないという事ですね。
元神先生:回数じゃないですよね。頻度と量ですよね、大事なのは。
まとめ
萩原:なるほど。今特徴を見ていると女医さんでもいらっしゃいますね。
元神先生:うちの業界の女医さんはかなりの確率でヒアル顔ですよ。
萩原:今日は悪口が冴えるなぁ~。
元神先生:美容皮膚科でヒアルロン酸を入れている女医さんは多いですよね。顔で判断するといいと思いますけどね。良いかどうか。
萩原:良いかどうか(笑)逆効果だなとは思わないんですかね?
元神先生:麻痺しているんじゃないですか?
萩原:なるほど。高橋さん、カウンセリングに行きました。「(この女医さん)ヒアル顔‼」と思った時に受けるか?
高橋:「すごいすすめられるんだろうな」って思います。「何本すすめられちゃうのかな」って。
萩原:周りも言えないですもんね。
元神先生:インターネットの写真はかなり加工していますからね。
萩原:ですよね。
元神先生:実際に会うとおばけみたいな人いますね。
萩原:今日口悪い‼学会で女医さんたちにお会いして、ヒアル顔という先生が通られる時に学会のブースを出している医療機器メーカーの業者さん達も挨拶をしたり、お声をかけているんですよ。通り過ぎた後に「やべえなあれ!」みたいな事を言っているのを見た事があって、俺だけじゃなかったんだ。みんなそう思ってるんだと思って。そんなヒアル顔ですけれども、先生が言いました通り、頻度と量を考えていればならないという事ですね。
元神先生:ならないです。
萩原:ヒアルロン酸を長年繰り返しているとそうなりがちというような話がネットに出ているんですが、そうじゃないよという事ですね。今回は逆にヒアル顔の作り方を学んだ事によってヒアル顔にならない勉強をしました。先生、ありがとうございました。
元神先生・高橋:ありがとうございました。
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