ニキビ跡のクレーターにおすすめな治療を紹介!

2022/09/26

出演者情報

元神賢太:医療法人社団セレス理事長 船橋中央クリニック院長 青山セレスクリニック理事長。

クレーター状のニキビ跡について

元神先生:こんにちは、美容整形チャンネルのドクターの元神です。クレーター状のニキビ跡についてのお話です。ニキビで1番の問題がこのクレーター状になってしまう事なんですね。クレーター状にならないために早め早めの治療をした方がいいという事は今までの動画でもお話したと思います。今回は出来てしまったクレーター状のニキビ跡についてお話します。

なぜクレーター状のニキビになってしまうのか?

元神先生:そもそもどうしてじゃあニキビ跡はクレーター状になってしまうか?と言いますと、炎症が長引いたりする事で皮膚というのはいろんなダメージを受けるんですね。1番ダメージを受けるのは皮膚の下の組織。皮膚の下の組織というのは脂肪と、あとは皮膚の構造が表皮と真皮の2つに分かれているんですけれども、表皮の下側のところ(真皮)がダメージを受けてしまうんですね。炎症が長引くとそういう組織がどんどんなくなってしまうんですね。炎症が起きた組織の下というのは脂肪が薄くなっているんですね。真皮も薄くなります。皮膚というのはどんどんすごい再生能力があるんですけれども、真皮はほとんど再生能力が非常に弱いんですね。あんまり再生しないのが1番の問題ですね。

イラスト解説

元神先生:ちょっとイラストを描きましたけど、3層構造。表皮、真皮、脂肪がありますけれども、1番上の表皮ではなく2番目の真皮と下の脂肪組織、ここが炎症で薄くなっちゃって最終的に治っていく過程で真皮は再生しないのでへこんで治ってしまうんですね。そこがクレーターになってしまっている要因です。

元神先生:さらにクレーターのところの1番底が下の組織とくっついっちゃっているんですね。瘢痕組織が真皮も脂肪のところまでくっついちゃってるんですね。ですのでなかなか盛り上がらないというか、大変なんですね。

クレーター状のニキビ跡に対しての治療法①

元神先生:クレーター状のニキビ跡に対してどういった治療があるか?と言いますと、1つはフラクショナルレーザーとか、ダーマペンと言って両方とも原理は一緒なんですけれども、小さい穴を表皮から開けていくんですね。小さい穴を開けていくと真皮にも再生能力は弱いですけれどもあるんですね。そうするとここがまた修復されていくので、小さい穴を開ける事で。ちょっとずつ盛り上がっていくんですよね。そういう事が経験上分かってきました。フラクショナルレーザーとかダーマペンというのは針で小さな穴を開けていくんですけれども、少しずつ盛り上がっていきます。それが1つの治療法ですね。忍耐が必要ですけれども、回数を重ねれば必ずよくなりますね。大体5回~10回くらい1ヶ月おきくらいにやっていくと少しずつ盛り上がってきます。

クレーター状のニキビ跡に対しての治療法②

元神先生もう1つは今比較的新しい治療でサブシジョンという治療があります。サブシジョンというのは意味は皮下・切開、皮下を切るという意味なんですけれども、先ほどお話した皮膚の下の瘢痕組織をまず切るんですね。

元神先生:特殊な針がありまして、もちろん局所麻酔をした上で瘢痕組織を切るんですね、ここ全部。切る事によって留め金みたいなものがなくなりますので、サブシジョンをやった瞬間にちょっと盛り上がるんですね。だから効果がすごく明らか。フラクショナルレーザーと違って回数を重ねても分からないものじゃなくて、直後より少し盛り上がったのが分かるんですね。これ(サブシジョン)だけでもいいんですけれども、これだけですと皮膚というのはすぐくっついちゃうんですよ。せっかく盛り上がったのにすぐまた底にくっついちゃって効果がちょっと弱くなっちゃうので、今1番おすすめしているのはなくなった皮下層、瘢痕組織を取り除いた上でここにヒアルロン酸を入れるんですね。いわゆる顔のシワとかに入れるヒアルロン酸ですけれども。ヒアルロン酸を入れると盛り上がった状態を保てるんですね。ヒアルロン酸自体は半年~1年くらいで少しずつ吸収されていくんですけれども、その間に盛り上がった高さの状態のまま真皮の組織がそこに置き換わっていきますので、へこんだのを盛り上げた状態を維持できるという事ですね。そういう新しい治療「サブシジョン」というのがありましておすすめですね。従来は皮下を切らずにヒアルロン酸だけ入れるという事もやっていたんですけれども、瘢痕組織があるせいでなかなかうまく(ヒアルロン酸が)入っていかないんですね。思ったよりも盛り上がらないというのがあったんですね。時々はやっていたんですけど、あまりすごくおすすめの治療ではなかったんですけれども、サブシジョンという方法がある程度確立されて、論文とかデータでもよいという事が分かってきて当院でも導入しているんですけれども、患者さんの感想としても効果がてきめんでおすすめの治療ですね。

まとめ

元神先生:今回はクレーター状のニキビを治す方法としてフラクショナルレーザーと新しい治療であるサブシジョンについてお話しました。サブシジョンは非常に外科的な治療になってくるんですね。ですので行っている施設は非常に少ないです。外科的な経験を十分積んだドクターじゃないと針で瘢痕組織を取るというのが難しいんですよね。ですのでクリニックを選んで受けられるといいと思います。今回はクレーター状のニキビ跡についてお話いたしました。ありがとうございました。

当院は開設20年以上の歴史を持つ医療法人社団セレスのグループクリニックです。
千葉船橋院:千葉県船橋市(JR総武線・横須賀総武快速線、東武野田線、京成本線船橋駅)、東京青山院:東京都港区北青山(地下鉄銀座線外苑前駅)がございます。
年間で累計約4万人の患者様にご来院いただいており、国内屈指の症例数がございます。
様々な治療のご相談をお受けし、施術を行っておりますのでどうぞ安心してお任せください。

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