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「バッグ豊胸」についての記事まとめ

2024/04/03

院長ブログトップ > 豊胸手術に悪性リンパ腫のリスク?バッグはトラブルになる?

豊胸手術に悪性リンパ腫のリスク?バッグはトラブルになる?

豊胸バッグが不安な女性

2024年4月3日のヤフーニュースのトップ記事に「豊胸手術には悪性リンパ腫のリスクも」という衝撃的なタイトルで豊胸バッグにより悪性リンパ腫と言われる血液の癌の一種になる危険性があることを思わせるようなタイトルの記事がアップされました。豊胸バッグが多くの女性にとって関心がある美容治療であるだけにこの真偽については大きな関心事となっていることでしょう。私は医師として、この記事の内容を深く掘り下げ、豊胸バッグの発がん性のリスクに関する真実を検証し、読者の皆様にその真意を明らかにしていきたいと考えています。

豊胸手術には悪性リンパ腫のリスク??

【「関心高まる「美容医療」~トラブルから身を守る(2)豊胸手術には悪性リンパ腫のリスクも」というタイトルのヤフーニュース記事は下記のとおりです。

■ヤフーニュースの記事の転載

女性に人気のある美容整形のひとつが「豊胸手術」だ。シリコーンバッグの挿入やヒアルロン酸注入、脂肪注入など、手術法はさまざまだが、例えばシリコーンバッグを挿入した場合、長期の経過観察が大切だという。日本医科大学付属病院美容外科・美容後遺症外来で診察を行う朝日林太郎氏に聞いた。自分の理想的なバストをすぐ手に入れられる「豊胸手術」は、豊胸用のシリコーンバッグ(インプラント)が開発された1960年代から現在に至るまで高い人気を誇る。インプラントはヒアルロン酸注入や脂肪注入に比べて確実なバストアップや持続性の高さがメリットとされている。ただ人工物である以上、体に吸収されることはないため、感染やバッグの破損などのトラブルのリスクを常に抱えることになる。 高齢女性において比較的多く見られる合併症としては、インプラントの破損や感染などのトラブルである。 「ある80代の女性は、20年前にインプラントの挿入による豊胸手術を受けていたといいます。半年前から右胸が腫れてコブのようなしこりが見られ、1週間前に表面の皮膚が張り裂けたと当院を受診。診るとインプラントが破損して肉芽腫と呼ばれる腫瘤が作られ、皮膚潰瘍を起こしていたのです。まずは手術で原因となったインプラントを除去し、肉芽腫の切除を行いました。高齢になると手術の負担も大きいので少しでも違和感があれば早めに受診してください」 一般的に胸にインプラントを挿入すると、インプラントの周りに被膜が形成され、これが年数の経過とともに石灰化や拘縮(ひきつれ)を起こすことがある。他にも、何らかの強い衝撃によってインプラントが破損すると、炎症や感染などを起こす可能性が高くなる。合併症や後遺症を引き起こさないためにも定期的なフォローアップが重要だ。 「非常にまれではありますが、近年、テクスチャータイプと呼ばれる表面がザラザラしたタイプのインプラントを胸に挿入すると、悪性リンパ腫を発症する場合があるとの報告もあります。発見が遅れると最悪のケースでは死に至る危険もあるので、挿入手術を受けた後は治療を行った医師にしっかりとフォローアップしてもらう必要があります」  とりわけ高齢者の場合、施術治療を受けたクリニックが閉業していたり、執刀医が引退しているケースも少なくない。万が一トラブルが生じた際は、美容後遺症外来を受診することだ。 

出典元: ヤフーニュース、 日刊現代ヘルスケア

この記事の問題点

20年以上の美容治療経験を持つ私が指摘する、この記事の主要な問題点は以下の三つです。

①タイトルが今後も豊胸バッグ挿入後に悪性リンパ腫発症のリスクを暗示していることです。

②記事が主に過去のトラブル事例を取り上げているにも関わらず、それらが最新の豊胸バッグにも当てはまる可能性があるかのように記述していることが問題です

③記事がトラブル発生時の対応策として美容後遺症外来の受診を推奨している点です。

これら3つのポイントに関して、以下で詳しく解説していきます。

①豊胸バッグと悪性リンパ腫の関係について

乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫

乳房インプラント関連未分化大細胞リンパ腫(Breast Implant-Associated Anaplastic Large Cell Lymphoma;BIA-ALCL)は、豊胸バッグの使用、特に表面がざらざらしたテクスチャードタイプと言われるインプラントバッグに関連して発症する稀な悪性リンパ腫です。悪性リンパ腫は乳腺よりガンが発症する乳がんではなく、血液のガンと言われるガンの一種です。ここで、BIA-ALCLについての重要な要素を深く掘り下げてみましょう。

■ 危険因子

BIA-ALCLのリスクは、表面が滑らかなスムースタイプの豊胸バッグではなく、テクスチャードタイプのバッグを使用した場合に顕著に高まりますが、一般的な発生率は低いとされています。シリコンおよび生理食塩水を充填したインプラントの両方で、このリスクは存在します。ちなみに過去に私はテクスチャードタイプの豊胸バッグを挿入したことはありません。

■症状と診断

BIA-ALCLの症状には、原因不明の乳房の増大、非対称性、体液の蓄積、乳房や脇の下のしこりなどがあります。その他の症状として、皮膚の発疹や乳房の硬化がみられることもあります。BIA-ALCLが疑われる症例に対する診断では、通常、バストの診察、画像診断(超音波検査やMRI検査など)、インプラント周囲に貯留している液体に含まれるCD30などの特異的マーカーの検査が行われます。

■治療

BIA-ALCLと診断された場合、インプラントとその周囲の瘢痕組織を外科的に除去する治療が推奨されます。場合によっては、特に病気が進行している場合には、化学療法、放射線療法、幹細胞移植療法などの追加治療が必要になることもあります。ただ、日本の厚労省にあたる米国のFDAは、無症状の患者におけるインプラントについて定期的な検診は推奨しているものの、除去を推奨していません。

■ 現状の豊胸バッグと日本における使用状況

日本国内では、過去には一部の美容外科でテクスチャードタイプのバッグが使用されていましたが、現在はその使用は見られません。そのため、国内で新たに豊胸手術を行った場合のBIA-ALCL発症のリスクは限りなくゼロに近いと考えられます。

参照元:

Breast implant-associated anaplastic large cell lymphoma: a review

②豊胸バッグのトラブル

このヤフーニュース記事では、特に高齢者における豊胸バッグの破損や感染についてのトラブルが取り上げられています。しかし、これらのトラブル例の大半は、20年以上前に挿入された古いバッグに関連しています。対照的に、現代の豊胸バッグは品質が大幅に向上しており、破損やその他のトラブルの発生確率はかなり低減しています。これは、技術革新と厳格な品質管理によるもので、現在使用されているバッグは過去のものとは大きく異なります。最新の製品では、安全性と信頼性が大きく強化されていることを理解することが重要です。

③トラブルの際は美容後遺症外来?

このヤフーニュース記事ではトラブルの際は美容後遺症外来の受診をすすめていますが、トラブルの際はまずは手術を受けた医療機関の受診をすすめるのが鉄則です。患者の情報が通常残されているからです。手術を受けた医療機関がすでに閉院した場合などのやむを得ない事情で新たな医療機関を受診する場合は致し方ないですが、手術を受けた医療機関では患者の情報が通常残されているため、何かトラブルがあった際もスムーズに診断や治療が可能です。また、後遺症外来を診療科として標榜している保険診療の病院は日本国内では数施設しかありません。また、過去の美容医療による術後のトラブルや合併症については現在では健康保険が使用できません。このため、こういった後遺症外来では高額な治療費になる可能性があるがあるため、おすすめできません。

豊胸治療のケアについて

日本国内において現在行われている豊胸治療は、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、インプラントバッグ挿入の3つの方法ですが、どの豊胸治療も一長一短があり、合併症や副作用が全くない豊胸治療はありません。バッグの豊胸治療は、希望の大きさに一度の治療で達成され、大きさも変わらないという大きなメリットがあります。稀な副作用やトラブルとして破裂や拘縮があります。拘縮の予防として私は豊胸後にはご自身による定期的なマッサージを推奨しています。過去のバッグは拘縮が起こる確率も高かったのですが、現在のバッグは拘縮もほとんど起こらないため、多くの美容外科ではマッサージが不要とされています。しかし、それでも私がマッサージを推奨するのは、拘縮までの硬いバストになることはないにしても、やはり数十年かけて挿入されたバッグの空間が狭くなり、バッグの動きに制限が起こり、少し硬くなる可能性があるからです。また、少なくてとも1週間に1回、ご自身マッサージを行うことにより異常を早期に察知することができます。

まとめ

美容外科医専門医元神賢太医師

このヤフーニュース記事は、豊胸バッグに関心を持つ人々やすでに手術を受けた人々の不安を無用に煽るような中途半端な内容であるため、私は憤りを感じます。マスメディアの役割は正しい情報を届けることです。もし、注意喚起をするための記事であれば、最新のバッグ事情や手術まで取材した記事を掲載するべきです。美容外科治療に対する日本のマスコミが流す情報は多くの場合、偏った彎曲した情報になりがちです。豊胸治療についてご心配がある場合は、まず豊胸治療について経験が豊富な美容外科専門医の診察を受けることをお勧めします。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがある。

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2024/01/21

院長ブログトップ > 豊胸後にうつ病?乳房インプラント病の全貌:病態から原因・治療まで

豊胸後にうつ病?乳房インプラント病の全貌:病態から原因・治療まで

乳房インプラント病について

バッグによるインプラント挿入による豊胸手術後、身体の不調に悩まされる女性が世界中に増えています。これらの症状は、「乳房インプラント病」という名で知られる比較的新しい病態として認識されています。本記事では、この新しい医学問題に焦点を当て、乳房インプラント病の原因、症状、そして治療法について詳細に掘り下げ、理解を深めます。

乳房インプラント病とは

乳房インプラント病(Breast Implant Illness, BII)とは、バッグによる豊胸手術を受けた人々において報告されている、さまざまな症状群を指します。また、乳房インプラント病は2010年代以降に提唱された比較的新しい病態です。ここで重要なのは 乳房インプラント病は正式な医学的診断としてはまだ認められていません。また、本当に存在する病気なのか未確定ということです。そして、乳房インプラント病は、現在医学界で正式な診断基準も確立されていないため、正確な認識や理解が難しいとされています。しかし、この状態の存在を巡る議論は盛んであり、研究が進むにつれて、この病態の特性や影響についての知見が深まりつつあります。この病気は、ASIA症候群(アジュバント誘発性自己免疫炎症性症候群;Autoimmune/inflammatory syndrome induced by adjuvants)やシリコンインプラント病(Silicone implant illness)とも呼ばれることがあり、乳房インプラントに起因すると考えられる免疫応答や炎症反応に関連していると示唆されています。医学界では、これらの症状に対する包括的な理解を深めるための研究が続けられており、患者たちにとっての正確な情報提供と適切な治療法の確立が求められています。

乳房インプラント病の原因

乳房インプラント病の具体的な原因については、現時点で確定的な答えを得ることは難しいですが、複数の研究によっていくつかの有力な仮説が提唱されています。これらの仮説には、シリコンやその他の乳房インプラント素材に対する患者自身の免疫系または炎症反応、インプラントの表面に生じる細菌やカビなどの微生物による感染、さらには乳房インプラントを挿入する手術自体に対する体の反応などが含まれます。特に注目されているのは、これらの反応がシリコン製インプラントだけでなく、生理食塩水製のインプラントを使用した場合にも同様に発生する可能性があるという点です。

乳房インプラント病の症状

乳房インプラント病に関連する症状は非常に多様で、患者によって異なることが多いです。これまでに50種類以上の症状が報告されており、これらは大きく筋骨格系、認知機能、全身の三つのカテゴリーに分けられます。これらの症状は、豊胸手術を受けた直後に現れることもあれば、数年経過してから発現することもあります。また、これらの症状は乳房インプラントによって引き起こされる可能性がありますが、個々の症状は他の原因によるものである場合もあるため、正確な診断を行うことが重要です。

■筋骨格系に関連する症状には、以下のようなものが含まれます。

関節痛

筋肉痛

筋力の低下

■認知機能に関わる症状としては、次のようなものが報告されています。

不安やうつ

集中力の低下

記憶障害

疲労感

■全身的な症状としては以下のようなものがあります。

自己免疫疾患の症状や診断

全身の慢性疼痛

ドライアイや視力の低下

発疹やその他の皮膚症状

脱毛症

豊胸のシリコンバッグ

↑豊胸治療で使用されるシリコンバッグ

乳房インプラント病の診断

乳房インプラント病の診断は、その複雑さと特異性のため、現代医学において特に難しい分野となっています。この病態を明確に特定するための標準化されたテストや基準は今のところ存在しないため、診断は一般的に医師による詳細な臨床評価に依存しています。医師はまず、患者の症状の全容と既往歴を慎重に検討し、これに基づいて関節炎、ライム病など他の可能性のある疾患を排除するための一連の検査を行います。これらの詳細な検査によって、既知の医学的症状の原因をすべて除外した上で、症状が依然として説明されない場合、乳房インプラント病が疑われます。

乳房インプラント病の治療

乳房インプラント病の主な治療法は、豊胸バッグ(乳房インプラント)の除去です。この手術では、乳房の自然な形を保つために乳首の周囲や乳房の下のしわに切開を入れ、慎重にインプラントを取り出します。さらに、最大限の治療効果がもたらされるために、インプラント周囲の瘢痕組織(カプセル)も同時に除去することがあります。インプラントとそのカプセルを一括して取り除く手法は「エンブロックカプセル摘出術」と呼ばれ、一部の医学研究において、乳房インプラント病の症状改善において有効であるとされています。多くの症例において、インプラントを除去した後、患者の症状に即効性の改善または短期間での改善が見られます。しかし、すべての患者において同様の効果が確認されるわけではないことに留意が必要です。多くの場合、症状の改善は手術後の最初の30日間、もしくは3ヶ月以内に観察されることが一般的です。

本当に乳房インプラント病はあるのか?

乳房インプラント病の存在については、医学界で長い間議論されてきたトピックです。この疑問に対する答えを求めるため、一部の研究者は豊胸バッグ手術を受けた女性と手術を受けていない女性の両グループで、乳房インプラント病に関連するとされるさまざまな症状の発症率を比較しました。その結果、両グループ間で症状の発症率に有意な差が認められなかったという報告があります。この研究結果は、乳房インプラントが症状の直接的な原因となるという考えに疑問を投げかけています。

しかし、この問題は複雑であり、乳房インプラント病の存在を否定するには十分ではないという見解も存在します。乳房インプラント病の症状は多様であり、個々の症状の背景には異なる要因が関係している可能性があります。さらに、豊胸バッグに起因する症状が発現するまでの時間差や、個人差による反応の違いも症状の発生に影響を与える可能性があります。したがって、乳房インプラント病の病態に対する深い理解と包括的なアプローチが必要であり、さらなる研究とデータの蓄積が求められています。乳房インプラント病の実在性に関しては、医学界の間での合意には至っていないものの、このトピックに関する議論は、患者の症状に対するより良い理解と適切なケアへと繋がる可能性があります。今後の研究がこの分野の知識を拡充し、乳房インプラント病に苦しむ患者たちにとっての明確な答えを提供することを期待されています。

まとめ

元神写真

乳房インプラント病に関する現在の知識は、この病態の全貌を解明する過程にあります。正確な原因は未だ特定されておらず、症状の多様性や個人差がその理解を複雑にしています。豊胸手術後に発生する可能性のある50種類以上の症状は、筋骨格系、認知機能、全身症状に大別されます。これらの症状に対する治療法としては、乳房インプラントの除去が主流ですが、すべての患者に同様の効果があるわけではありません。医学界では、乳房インプラント病の存在とその影響について議論が続いており、さらなる研究による明確な解答が期待されています。このブログ記事を通じて、乳房インプラント病の複雑さに対する理解を深め、患者や医師がより良い治療選択をするための参考になれば幸いです。今後の研究と臨床経験の蓄積が、この分野の知見をさらに豊かにし、患者の健康と生活の質の向上に寄与することを願っています。

筆者:元神 賢太
船橋中央クリニック院長/青山セレスクリニック理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医として20年以上のキャリアがある。

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豊胸シリコンバッグ後の拘縮

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2023/05/09

院長ブログトップ > 豊胸バッグの安全性について

豊胸バッグの安全性について

最新の豊胸バッグの安全性について説明しています。

当院美容HP

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元神賢太

 

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2022/05/24

院長ブログトップ > 豊胸バッグ不足!?

豊胸バッグ不足!?

モティバ豊胸バッグ

当院での豊胸バッグ人気のため、現在バッグの不足が生じています。

お待ちいただいている患者様にはたいへん申し訳ないと感じています。

すいません。

不足自体に陥らないように常にある程度の在庫は抱えていますが、在庫がすべてなるほどの人気です。また、当院より供給元に追加発注しても、世界的なサプライチェーン問題ですぐに入荷されません。当院で使用している豊胸バッグ「motivaモティバ」(Establishment Labs社製)が非常に品質が良くて、世界的にも人気があることが一因にもなっています。

他の豊胸バッグなら入手可能なのですが、僕が個人的に他のバッグを使いたくないから手術の予約をストップしている状態です。motivaモティバの豊胸バッグが圧倒的によいので、他のバッグを患者様にすすめることができません。

お待ちの患者には不便をおかけしますが、もうしばらくお待ちください。

入荷次第、適宜個別にご連絡を差し上げます。

 

当院での豊胸バッグ治療についてはホームページもご覧ください。

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2022/04/19

院長ブログトップ > 豊胸バッグの動画解説!

豊胸バッグの動画解説!

豊胸手術のバッグ挿入手術について動画解説しました。

実際に挿入する豊胸バッグと挿入位置について今回は詳細に話しました。

挿入位置とは「乳腺下」と「大胸筋下」のどちらかになります。

どうぞご欄ください。

豊胸バッグについては
船橋中央クリニック・青山セレスクリニック「豊胸バッグ」もご参照ください。

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2022/01/25

院長ブログトップ > 乳腺下バッグ豊胸手術1か月の経過

乳腺下バッグ豊胸手術1か月の経過

乳腺下バッグ豊胸手術1か月のモニター写真をご紹介します。

上記:術前

上記:豊胸手術後1か月の状態

バッグの大きさは245ccで、僕が一番おすすめするMotiva(モティバ)社製のシリコンバッグです。

触った感じが非常に自然で柔らかいのが特長です。

僕は実はバッグ豊胸手術も得意にしていますので、是非ご相談ください!

豊胸バッグについては
船橋中央クリニック、青山セレスクリニック「豊胸手術(バッグ)」もご参照ください。

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2020/06/23

院長ブログトップ > 豊胸シリコンバッグ後の拘縮

豊胸シリコンバッグ後の拘縮

豊胸シリコンバッグ挿入後に拘縮が起こり、胸の外見に変形を起こすことがあります。

上記:右胸内側に拘縮によると考えられるいびつなシワがあります。

拘縮とは豊胸バッグ挿入手術後に数ヶ月~数年かけてバッグ周囲に硬いカプセルができた状態です。
拘縮は過剰な免疫反応の結果発生します。
拘縮が起こる要因は下記のようなことが考えられています。

①手術後の出血、腫れ
②手術時の剥離不十分
③術後のマッサージ不足
④古いタイプのバッグ
⑤不明

豊胸バッグ挿入手術を得意とする私は手術時には常に① 、②が起こらないように心がけています。
これにより拘縮が発生する可能性はかなり低くすることができます。
実際私の経験上もそれは断言できます。
ただ、完璧な手術を行った後も拘縮が発生することもありますので、上記要因⑤の不明ということもあります。

上記のモニター患者さまはおそらく④の古いバッグだったからではないかと考えています。
最新のバッグは昔と比べてずいぶん拘縮が発生する確率も小さくなったと言えます。
ですので、豊胸バッグ手術を検討されるかたは安心してください。
豊胸バッグ手術後のトラブルも昔と違って今はほとんどありません。

上記写真モニター患者さまはこの拘縮といびつな形のために豊胸バッグの抜去と再治療を希望されました。

上記:両側の豊胸バッグ抜去後

やはり抜去後のバストにはボリュームがなく、皮膚にも張りがない状態でした。

このあとこのモニター患者様には脂肪注入による豊胸を行いました。それについてはまたの機会に書きますね。

豊胸バッグ抜去については
船橋中央クリニック、青山セレスクリニック「バッグの入れかえ・抜去専門ページ」もご参照ください。
また拘縮についてもっと詳しく知りたいかたは「豊胸バッグの拘縮ページ」もご覧ください。 

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2019/04/09

院長ブログトップ > バッグ豊胸も得意です!

バッグ豊胸も得意です!

このブログで豊胸治療について書く場合、最近ではアクアフィリングの記事が多いですが、当院はバッグによる豊胸手術も得意としております。
バッグによる豊胸は最近ではめっきり減りましたが、バッグによる豊胸治療しか選択肢がなかった時代から、僕も柴田先生もたくさんの手術件数を経験してきました。

バッグによる豊胸手術で最も大事な点は、手術中の出血をできるだけ少なくすることです。
出血と聞くと怖いイメージがわくかもしれませんが、どんな手術も出血が起こります。ただ、出血が少なければ、手術後の腫れや合併症が起こる確率は小さくなります。これは外科医にとっては常識です。

そして手術で最も大事なことは、出血が起こりにくい層を剥離することです。

体の組織は、皮膚、脂肪組織、筋肉組織などいろんな組織でできていますが、組織と組織の間は比較的血管が少なく、この層で剥離することによって出血を少なくすることができます。外科医にとって正しい層で剥離を行い、目的の手術部位に到達することが手術にとって最も重要です。

バッグによる豊胸手術は、乳腺下豊胸手術と大胸筋下豊胸手術の2つの手術方法があります。

乳腺下豊胸手術の場合、大胸筋の筋膜上を剥離することが最も重要です。これ以外の層(脂肪組織の間など)で剥離すると出血が多くなります。

大胸筋下豊胸手術の場合、大胸筋の筋膜下を剥離することが最も重要です。間違って筋層内に入り込むと出血が多くなります。

バッグ豊胸による豊胸手術こそ、外科医の実力が発揮される治療となります。

バッグ豊胸のメリットは圧倒的に、形よく大きくすることができる点です。

完璧な豊胸バッグ手術のあとのバストは、かなり自然です。

この点から、豊胸バッグ手術で最も重要なことは外科医選びである、と言えます。

バッグ豊胸による豊胸手術については
 船橋中央クリニック、青山セレスクリニック
「豊胸手術(バッグ)」もご参照ください。

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2015/02/17

院長ブログトップ > 豊胸手術後のバスト動画

豊胸手術後のバスト動画

シリコンバッグによる豊胸は、不自然になると思われているかたも多いのですが、経験豊富な美容外科医が完璧な手術を行えば、非常に自然なバストになります。
今までも言葉や写真でたくさん説明してきましたが、それでも不自然になるのではないか、という不安を払拭できますように、今回は僕が行ったシリコンバッグ豊胸手術の術後動画をアップしました。

動画①
豊胸手術後、バッグを動かしている動画です。
このようにバッグがバストのある範囲を自由に動くことによって、どんな状況でも自然な動きをします。

動画②
豊胸手術後、ジャンプしている動画です。
ジャンプしても、運動しても、自然な動きをするので、周囲に気付かれません。

動画③
豊胸手術後、寝た状態で姿勢を変えた動画。
どんなシチュエーションでもバストが自然な動きをすることがよくわかります。

このバストを見ても、触っても豊胸手術後だと見抜ける人は、まずいないと思います。
豊胸を検討されていて、バストを2カップ以上大きくしたいかたには、断然バッグによる豊胸手術がおすすめです!
(ドクター選びが何よりも大切です)

シリコンバッグによる豊胸手術については
船橋美容HP「豊胸手術(バッグ)」
青山美容HP「豊胸手術(バッグ)」もご参照ください。

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2014/07/08

院長ブログトップ > シリコンバッグによる豊胸手術

シリコンバッグによる豊胸手術

ヒアルロン酸による豊胸、脂肪注入による豊胸もいいのですが、1回の治療で最も胸の形が大きく、きれいになるのは、やはりシリコンバッグによる豊胸手術です。

シリコンバッグによる豊胸手術は、一時期かなり廃れていた時期があったのも事実です。

これは、大手の美容外科が使用していたCMCバッグでトラブルが続発していた過去があったり、バッグ豊胸手術全盛の時代に未熟なドクターによる大量のトラブル発生など、シリコンバッグにはマイナスのイメージが付いてしまいました。

ただ、きれいに仕上がったシリコンバッグ豊胸手術ほど、胸がきれいになる手術はありません。

経験豊富なドクターのよるシリコンバッグ豊胸手術では、トラブルが起こることも皆無で、非常にきれいに、自然に仕上がります。

ここで言う「きれい」「自然」というのは、見た目も触った感触も本当のバストと変わらないという事です。

それでは当院で過去にシリコンバッグ豊胸手術を受けたモニター写真をご紹介します。


シリコンバッグ豊胸手術前

シリコンバッグ豊胸手術後

上記のモニター患者様では、乳腺の下に250㏄のバッグを入れました。

非常に自然できれいだと思います。

シリコンバッグによる豊胸手術については

船橋美容HP「豊胸手術(バッグ)」
青山美容HP「豊胸手術(バッグ)」もご参照ください。

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2008/09/19

院長ブログトップ > 豊胸手術のバック

豊胸手術のバック

豊胸手術で使うバックを紹介します。主なのは、下記4種類でそれぞれ長所・短所があります。
1.ラウンド-スムースタイプ(シリコン製,コヒーシブ)
円形で表面の材質がツルツルしています。触った感触も形も最も自然で、当院が使用しているタイプです。専門ドクターでない限り、触っても、揉んでも全くわからないでしょう。ただし、手術後のマッサージは必須です。
*コヒーシブというのは、万一バッグが破けたとしても、中のシリコンが外に漏れ出さないような構造をしているということです。安全性が最優先して、船橋中央クリニックのシリコンバックはずべてコヒーシブタイプです。
2.アナトミカルタイプ
形が紡錘形のものです。手術が容易ですが、バックを上方に押し上げたとき(胸を下から押し上げるように揉んだとき)などやや動きに不自然さがあります。
3.テクスチャードタイプ
表面がザラザラしているタイプです。豊胸手術の後は、従来マッサージが必要で、これは、拘縮(胸が硬くなる)予防のためです。テクスチャードタイプはマッサージ不要なのが利点ですが、可動域が狭いくなるのが欠点です。
4.生理食塩水製のもの
中の充填材質が生理食塩水のものです。食塩水を覆う材質が硬いため、触った感触も硬いです。それに破損しやすい欠点もあります。

1.ラウンド-スムースタイプ(シリコン製)

2.アナトミカルタイプ

3.テクスチャードタイプ

熟練した職人による豊胸手術の仕上がりは非常に自然です。まず、素人の方には気づかれません。

船橋美容HP「豊胸手術について正しく知ろう!」
青山美容HP「豊胸手術について正しく知ろう!」もご参照ください。

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当院は開設20年以上の歴史を持つ医療法人社団セレスのグループクリニックです。
千葉船橋院:千葉県船橋市(JR総武線・横須賀総武快速線、東武野田線、京成本線船橋駅)、東京青山院:東京都港区北青山(地下鉄銀座線外苑前駅)がございます。
年間で累計約4万人の患者様にご来院いただいており、国内屈指の症例数がございます。
様々な治療のご相談をお受けし、施術を行っておりますのでどうぞ安心してお任せください。

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